【優秀賞発表】「ひと夏の思い出」心に残った6作品をご紹介します。
みなさん、こんにちは。宵空です。
「ひと夏の思い出」の企画にご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました。
そして、参加作品を読んで、スキやコメントを届けてくださったみなさんにも、心から感謝しています。
楽しかった夏。 少しほろ苦かった夏。 友人や家族と過ごした、忘れられない時間。
ひとつのテーマから、こんなにも違う夏の景色が集まりました。
お待たせしました。 今回は、6作品を優秀賞として発表します。
作品から伝わる夏の空気、その方ならではの表現、そして読み終えたあとに残る気持ちを大切にして選びました。
ご紹介は順不同です。6名のみなさん、おめでとうございます!
🏆 風の猫さん
「海しかないと思っていた」
淡路島を自転車で走る、三人の夏。
照りつける日差しや、潮と草の匂い。坂道で交わす何気ない言葉。 読んでいると、その場の暑さや息づかいまで伝わってくるようでした。
友人同士の距離感がとても自然で、そこに少しだけ混じる恋心も印象的です。
夏の景色と一緒に、誰かと過ごした時間を思い出させてくれる作品でした。
🏆 ママ薬剤師HONOさん
「私たちが絶叫している間に、後ろでカップルが成立していた話」
お化け屋敷で必死に怖がっている、そのすぐ後ろで恋が始まっていた。
同じ場所にいるのに、それぞれにまったく違う思い出が生まれている。その面白さが、軽快な文章から伝わってきました。
頼りにしていたアイテムをめぐる展開にも、思わず笑ってしまいます。
怖さも、負けず嫌いな気持ちも、最後には笑える夏の思い出に。最後まで楽しく読ませてくれるエッセイでした。
🏆 蓮れんさん
「ひと夏の思い出 ―まだ、途中―」
吹奏楽に打ち込む娘さんと、その姿を見守るご夫婦。
送り迎えや日々の準備の大変さも伝わってくるからこそ、演奏を聴いたときの感動や、娘さんの成長を感じる場面が胸に響きました。
写真を集め、将来アルバムを眺めることを楽しみにしているお父さんの姿も、とても温かいです。
今過ごしている毎日が、いつか大切な思い出になる。そんなことに気づかせてくれる作品でした。
🏆 迷探偵マツさん
「ひと夏の思い出『あの夏、俺は1万円で「大人」の味を知った』」
高校時代、初めて経験したキャディーのアルバイト。
真夏の仕事の大変さと、慣れない相手への緊張が、ユーモアを交えながら描かれています。
心に残ったのは、受け取った一万円を、ただ嬉しいだけでは受け止められなかった気持ちでした。
お金を稼ぐこと、大人になること。その少し苦い感触まで伝わってきます。
若い日の自分を振り返る語り口にも味わいがあり、読後に余韻が残りました。
🏆 妃沙 彩未さん
「ひと夏の思い出|散文詩」
船酔いで帰りたくなっていたところから、海の中の美しい光景へ。
イルカと人が泳ぐ姿が、短い言葉の中で鮮やかに浮かび上がってきます。
そのとき見た景色が、今も心の中で動き続けている。
思い出が残るということを、こんなふうに表せるのだと感じました。
読み終えたあと、こちらの心にも海の景色が残る、印象的な散文詩でした。
🏆 梔白カイさん
「一夏の続き|青春音楽小説」
歌えなくなった経験を持つ主人公と、声が出なくなっていく先輩。
二人の関係が、音楽を通して少しずつ変わっていきます。
蝉の声、楽器の響き、かすれる声。音の描写が、そのまま登場人物の気持ちにつながっているところに惹かれました。
不完全なままでも、隣にいたいと願う気持ちが胸に残ります。
夏の終わりを、その先の始まりへとつなげてくれる小説でした。
受賞されたみなさんへ
優秀賞に選ばれた6名のみなさんには、それぞれ 1,000円のチップ をお贈りします。
素敵な作品を届けてくださり、ありがとうございました。
参加してくださった、すべてのみなさんへ
自分の思い出を振り返ったり、物語を考えたり。 言葉を選び、ひとつの記事にして参加してくださったことを、とても嬉しく思っています。
今回の企画で大切にしたかったのは、作品を通じて交流が生まれることです。
誰かの記事を読んで、自分の夏を思い出す。 気になる書き手に出会い、ほかの作品も読んでみる。 スキやコメントから、言葉を交わすきっかけができる。
そんな出会いが、この企画からひとつでも生まれていたら嬉しいです。
参加作品はこちらのマガジンにまとめています。
「企画で広がろう交流の輪1」参加作品マガジン
まだ読んでいない作品があれば、ぜひのぞいてみてください。 心に残った作品には、スキやコメントで気持ちを届けていただけたら嬉しいです。
みなさんの夏を、分けてくださってありがとうございました。
宵空
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