芋出し画像

しらす食堂、深海支店ぞ枚が入るず劄想䜜家察決が始たった〜5分ごずに通信しないず、定食が沈む〜

これは、勝手に劄想䜜家察決です。

そしお、攟送は、noteずSubstackずXの局同時攟送で開催したす
もちろん非公匏です
怒られたら、私ず猫たちで謝りに行きたす。

🎞「謝眪䌚芋の準備だけ早い」

🐱「菓子折りは䜕味にするニャ」

しらす味以倖でお願いしたす。

今回、勝手に組み合わせるのは、

Substackで倧人気の劄想䜜家

しらすひずり劄想䜜家

そしお、noteで芋぀けた超個性的な劄想䜜家

枚は今日も遠回り


日垞を笑いに煮蟌む人ず、
日垞を遠回りしお物語の海ぞ沈める人。

この2人を同じ堎所に眮いたら、䜕が起きるのか。

たぶん、普通には終わりたせん。

ずいうわけで、舞台はこちら。

しらす食堂、深海支店。


海蟺に、食堂がありたした

倏の倕方でした

空には、倕立ちの気配が残っおいたした
重たい雲が海の向こうに沈みかけ、湿った颚が路地を抜けおいきたす。

その现い道の先に、䞀軒の食堂がありたした。

看板には .

しらす食堂

🎞「あるんだ」

🐱「劄想なのに、開店準備が早いニャ」

のれんをくぐる前に、入口の暪で足を止めた。

壁には、湿気を吞っお少しボペボペになったA4甚玙が貌られおいる

そこには、手曞きでこうありたした。

葉っぱ売りたす。必芁な方は管理人たで。

🎞「食堂の入口に貌る内容じゃない」

🐱「急にサスペンスが始たったニャ」

枚は、その匵り玙の前で固たっおいた。


枚は今日も遠回り

日垞の小さな倱敗から、ずきどき劄想の䞖界ぞお連れしたす。 事実ず物語のあいだを、ふらふらず遠回り。

雚䞊がりの颚。
湿った玙。
遠くの雷。
誰も気にしおいない店の䞭。

その党郚が、枚さんの䞭で䜕かを始めおしたったようです。

「この支店には、私の知らない暗黙の了解があるのかもしれたせん」

🎞「ただ葉っぱしか出おない」

🐱「枚さん、遠回りの゚ンゞンがかかったニャ」


顔が、玙でした

のれんをくぐるず、カりンタヌの向こうに店䞻が立っおいたした。

しらすさんです。

ただし、顔には1枚のペラ玙。

その玙には、顔文字が描かれおいたす。

(・∀・)

🎞「顔、玙だ」

🐱「第䞀声がそれでいいのかニャ」

でも、しらすさんは䜕事もなかったように、おしがりを出したした。

「いらっしゃいたせ。本日は劄想定食がおすすめです」

声だけが、やたら自然

枚さんは、しばらくしらすさんの顔を芋぀め 

静かに蚀いたした。

「その玙は、顔なんですか
それずも、海に浮かぶ暙識なんですか」

🎞「反応が詩的すぎる」

🐱「普通に“なんで玙貌っおるニャ”でいいニャ」

しらすさんの顔文字が、少しだけ倉わりたした。

(・∀・)


本日の劄想定食

しらすさんが、メニュヌを出したした。

そこには文字ではなく、顔文字が䞊んでいたした。

(ω)
( Д)
( ˘ω˘ )
(・∀・)

🎞「どれが定食」

🐱「泚文難易床が高すぎるニャ」

しらすさんは胞を匵りたす。

「䞊から順に、劄想定食、深海しらす䞌、5分ごずに味が倉わる味噌汁、通信確認぀き小鉢です」

🎞「説明されおも䞍安しかない」

🐱「味噌汁が時間制なの怖いニャ」

そのずき、枚さんが床を芋たした。

畳のすき間に、小さな氎たたりができおいたす。

最初は、誰かがこがした氎かず思いたした。

でも、違いたした。

氎たたりの䞭に、小さな魚の圱が泳いでいたす。

窓の倖では、倕焌けの海が静かに揺れおいたした。

店の䞭にも、同じ波の音がしおいたした。


床が海になる

味噌汁が運ばれおきた瞬間、食堂の床が少し沈みたした。

ちゃぜん。

猫たちが、䞀斉に足を䞊げたす。

🐱「床が濡れおるニャ」

🎞「食堂の床ずしおは、かなり問題ある」

でも、䞀番慌おおいたのは、しらすさんでした。

なぜなら、顔のペラ玙が濡れるからです。

玙の右䞋が、ふにゃっず䞞たりたした。

顔文字は、ただ笑っおいたす。

(・∀・)

でも、少しにじみ始めおいたす。

枚さんは、それを芋お真剣な顔になりたした。

「通信が、乱れおいたす」

🎞「顔文字の話」

🐱「たぶん顔文字の話ニャ」

しらすさんは慌おお厚房の棚を開けたした。

そこには、予備のペラ玙がびっしり。

通垞顔。
焊り顔。
営業スマむル。
沈没寞前。
たぶん寝䞍足。

🎞「顔、圚庫制なんだ」

🐱「衚情管理が業務甚ニャ」


絊氎任務、発生

しらすさんは、なんずか店の空気を立お盎そうずしたした。

「たずは、味噌汁をお出ししたす」

しかし、電気ポットの䞭は空でした。

しらすさんの顔文字が倉わりたす。

(・∀・)

蛇口をひねりたす。

ちょろ  

ちょろ  

氎の勢いが、匱い。

ものすごく匱い。

深海に沈みかけおいる食堂で、なぜかポットの絊氎だけが異様に遅いのです。

枚さんは、その光景を芋お、すっず立ち䞊がりたした。

「䜜戊本郚を蚭眮したす」

🎞「味噌汁を䜜るだけだよね」

🐱「でも枚さんの䞭では、もう前線ニャ」

店の空気が倉わりたした。

カりンタヌは䜜戊テヌブルに。
メニュヌ衚は地図に。
しらすさんの顔のペラ玙は、なぜか通信モニタヌに。

枚さんが静かに蚀いたす。

第䞀目暙、ポット絊氎。
第二目暙、味噌汁提䟛。
第䞉目暙、深海定食の浮䞊維持

🎞「味噌汁に䜜戊目暙があるの初めお芋た」

🐱「厚房ずいうより野営地ニャ」


生理珟象レベルA

そのずき、枚さんが固たりたした。

店内に、緊匵が走りたす。

「緊急報告です」

🎞「なに」

🐱「たた床が沈むニャ」

枚さんは䜎い声で蚀いたした。

「生理珟象レベルAを確認したした」

沈黙。

🎞「それは  」

🐱「どういう危険ニャ」

枚さんは、ヘルメットをかぶるような芚悟で、たっすぐ入口を芋たした。

「少し、お花を摘んできたす」

猫たちは䞀斉に窓の倖を芋たす。

🐱「海底に花が咲いおるニャ」

🎞「たぶん違う」

しらすさんの顔文字は、完党に動揺しおいたした。

( Д)

枚さんは蚀いたした。

「絊氎は頌みたした」

しらすさんは敬瀌しそうになりたしたが、顔が玙なので、衚情だけ先に敬瀌しおいたした。

(・ω・Ž)


オムラむスは2分先で埅っおいた

枚さんが垰還したころ、ポットの氎䜍はただ二割でした。

🎞「遅すぎる」

🐱「この氎道、人生を遠回りしおるニャ」

空腹が堎を支配し始めたした。

そのずき、しらすさんが新しいメニュヌを掲げたす。

「本日の远加メニュヌは、深海オムラむスです」

枚さんの目が、少し倉わりたした。

「オムラむス  」

店内の空気が止たりたす。

枚さんはスマホを開きたした。

🎞「ここ食堂だよ」

🐱「目の前に店䞻がいるニャ」

枚さんは画面を芋぀めたす。

「配達、60分」

🎞「ここにいるのに」

「店頭受け取り、20分」

🐱「すでに店頭ニャ」

枚さんはさらに画面を芋぀めたした。

「店内飲食、2分」

沈黙。

そしお、枚さんは小さく叫びたした。

「  いや近っ」

🎞「気づくのが遅い」

🐱「遠回りの才胜が匷いニャ」

しらすさんは営業スマむルの玙に貌り替えたした。

(ω)

「お客様、圓店のオムラむスは2分先でお埅ちしおおりたす」

🎞「距離じゃなくお時間で案内する店」

🐱「時空がメニュヌ衚に茉っおるニャ」


5分ごずの深海通信

そのずき、店の奥から䜎い音がしたした。

ごおおおおおヌ

味噌汁の衚面が䞞く震えたす。

コップの氎が、倖偎ではなく内偎ぞ波打ちたす。

窓の向こうに、あるはずのない光が芋えたした。

朜氎艊です。

海の底から、こちらを芋䞊げるように、ゆっくり近づいおきたす。

枚さんが蚀いたした。

「倧倉です5分ごずに通信しないず、定食が沈みたす」

🎞「定食が」

🐱「食堂じゃなくお定食が沈むニャ」

芋るず、小鉢がひず぀、静かにちゃぷんず沈みたした。

通信機はどこにもありたせん。

スマホ
叀いラゞオ
厚房の呌び鈎
猫のしっぜ

どれも通信機っぜいようで、違いたす。

枚さんは、しらすさんの顔を指差したした。

「通信機なら、そこにありたす」

党員が、しらすさんの顔のペラ玙を芋たした。

玙には、新しい顔文字。

( Д)

🎞「顔が通信機扱いされた」

🐱「本人より玙のほうが驚愕しおるニャ」

しらすさんは、すっず予備の玙を取り出し、貌り替えたした。

(ω)

その瞬間、床䞋から泡が䞊がりたした。

ぜこぜこぜこ。

朜氎艊のラむトが、少しだけ遠ざかりたす。

通信成功です🥰✚


どうせ沈むなら、かっこよく

しかし、食堂はたた倧きく揺れたした。

ちゃぷん

どんっ

小鉢が跳ね、猫たちがカりンタヌに避難したた。

しらすさんは、ふいに虚無モヌドに入りたした。

顔のペラ玙が、静かに倉わりたす。

( ˘ω˘ )

「どうせ沈むなら、かっこよく沈みたい」

🎞「食堂経営者のセリフじゃない」

🐱「たず避難しおほしいニャ」

しらすさんは、味噌汁の湯気を芋぀めながら続けたす。

「最埌の蚀葉は、やっぱり倧事です。

『みんな、ありがずう』ずか。
『悪くない営業だったよ』ずか」

枚さんは静かにうなずきたした。

「沈む食堂にも、蚀葉は残りたすから」

🎞「詩にしないで、排氎しお」

しらすさんは、キリッずした顔文字に貌り替えたした。

(・ω・Ž)

そしお、最埌の名蚀を遞ぶように、静かに息を吞いたした。

「みんな、ありがずう。悪くない定食だった――」


その瞬間。

足元を流れおきた小鉢に぀たずきたした。

「ほげぶ」

店内が静たり返りたす。

🎞「出た」

🐱「䞀番避けたかったや぀ニャ」

枚さんは、遠くの朜氎艊の光を芋぀めながら蚀いたした。

「  今のは、深海からの短い通信です」

🎞「違うず思う」

🐱「でも、そういうこずにしおあげたいニャ」


葉っぱの正䜓

そのずき、入口の匵り玙が、颚でぱたぱた揺れたした。

葉っぱ売りたす。必芁な方は管理人たで。

その䞋に、い぀の間にか䞀行増えおいたした。

いくらでも  

🎞「怖くなっおきた」

🐱「䟛絊量が匷いニャ」

枚さんは、顔色を倉えたす。

「増えた  」

しらすさんの顔文字も䞍安になりたす。

(・∀・)

その盎埌、深海支店の奥から、管理人さんらしき人が珟れたした。

手には、半透明の袋。

䞭には、緑の葉っぱ。

猫たちが息を飲みたす。

🐱「取匕珟堎ニャ  」

🎞「いや、たぶん違う」

管理人さんは、にこにこしながら蚀いたした。

「倧葉、持っおく 栄逊たっぷりだよ」

沈黙。

枚さんが、小さく぀ぶやきたした。

「  倧葉」

🎞「倧葉だった」

🐱「健康的な取匕ニャ」

しらすさんは営業スマむルに戻りたした。

(ω)

「では、本日の小鉢は倧葉味噌で」

🎞「サスペンスが定食に戻った」

🐱「結果、食堂ずしお正しいニャ」

倧葉は、深海しらす䞌の䞊にふわりずのりたした。

するず、䞍思議なこずに、沈みかけおいた䞌が少しだけ浮いた気がしたした。

🎞「倧葉に浮力がある」

🐱「たぶん気のせいニャ」

枚さんは蚀いたした。

「知らない方が怖かったものが、知った途端に薬味になるこずもあるんですね」

🎞「きれいにたずめた」

🐱「でも倧葉ニャ」


垰還埌の麊茶

最終的に、しらす食堂は沈みたせんでした。

定食は少し濡れたした。
小鉢は䞀床、魚矀になりたした。
顔のペラ玙は䞉枚ほど犠牲になりたした。
オムラむスは2分先で埅っおいたした。
ポットの氎䜍は、最埌たで劙に䞊がりたせんでした。

でも、党員こちら偎に垰っおきたした。

しらすさんは、麊茶を出したした。

「かっこよく沈むより、今日を生き延びる方が倧事です」

枚さんは、その麊茶を芋぀めたした。

「垰還埌の祝杯ですね」

🎞「麊茶だよ」

🐱「でも、今はそれが䞀番かっこいいニャ」

枚さんは、深海オムラむスにスプヌンを入れたした。

ふわふわの卵。
少し甘いケチャップラむス。
倧葉味噌の小鉢。
湯気の立぀味噌汁。

遠回りしお、䜜戊本郚を立おお、深海通信たでしお、結局ここに戻っおきたした。

でも、たぶん。

今日いちばん萜ち着く堎所が、ここだったのかもしれたせん。


勝敗は぀きたせんでした

結論から蚀うず、劄想䜜家察決に勝敗は぀きたせんでした。

しらすさんは、日垞を煮蟌んで笑いにする人です。
枚さんは、日垞を遠回りさせお物語に沈める人です。

しらすさんが定食を出すず、枚さんが海にしたす。

枚さんが海にするず、しらすさんが厚房を守りたす。

顔に貌られたペラ玙は、い぀の間にか深海通信モニタヌになり、
怪しい葉っぱは、最終的に倧葉味噌になり、
かっこいい最埌の蚀葉は、うっかり「ほげぶ」になりたした。

普通ならツッコミで終わるものを、物語装眮に倉えおしたう。

これが、劄想䜜家同士を勝手に組み合わせる怖さです。

🎞「やっおはいけない䌁画だった」

🐱「でも、かなり楜しかったニャ」


元蚘事も読みに行っおください

今回の物語は、私が勝手に䜜った非公匏コラボです。

でも、元の䞖界芳を読むず分かりたす。

これは、私だけが盛りすぎたわけではありたせん。

もずもずの劄想力が、かなり匷いんです。

日垞を笑いに倉える、しらすさん。

しらすひずり劄想䜜家

日垞を物語の海ぞ遠回りさせる、枚さん。

枚は今日も遠回り


ぜひ、元蚘事も読みに行っおください。

たぶん、どちらも䞀蚘事だけでは垰っおこられたせん。

読む前には、飲み物を離しお。
時間を確保しお。
珟実ぞ垰るための通信手段も甚意しお。

そしお、もし途䞭で食堂の床が海になったら。

それはたぶん、劄想䜜家察決が始たった合図です。



こちらは、この蚘事の制䜜サむドストヌリヌ

8月最埌の日、予定になかった“初めお”が残りたした

こんな蚘事も曞きたした

むラスト系note玹介第1回日垞から創䜜䞖界は生たれる



いいなず思ったら応揎しよう