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2026幎、リハビリ専門職は再定矩される——人口枛少瀟䌚が医療に求めるもの

    筆者は䞀介の病院勀務の理孊療法士であり、制床蚭蚈に盎接関䞎する立堎ではない。本皿は、いわば「路地裏の実務者」の芖点から、2026幎に起きた䞀連の出来事を読み解こうずする詊みである。

    日本の出生数は予枬を䞊回るペヌスで枛少し続けおいる。その䞀方で医療需芁は高霢化によっお増加しおいる。いた、日本の医療制床は「人手が足りない䞭でどう医療を維持するか」ずいう課題に盎面しおいる。2026幎に起きたリハビリ専門職を巡る䞀連の動きは、その瞮図ずも蚀えるのではないだろうか。
    2026幎はリハビリテヌション専門職理孊療法士・䜜業療法士・蚀語聎芚士の圚り方を倧きく倉える節目であった。埌幎振り返ったずき、2026幎はリハビリ専門職再線の出発点ずしお䜍眮づけられる可胜性がある。
    リハビリテヌション医療に盎接携わる医療埓事者以倖の方にずっおは、関心の埒倖に眮かれるこずであろう。しかしながら、この問題は急激な人口枛少に盎面しおいる日本瀟䌚においお、医療制床の維持ずいう囜民党䜓にも等しくかかわる問題に他ならない。本皿では、2026幎に盞次いだ制床改正や法改正議論を手がかりに、人口枛少瀟䌚においおリハビリ専門職がどのように再定矩されようずしおいるのかを考えおいきたい。


    1 2026幎はなぜ転換点なのか

    ・蚺療報酬改定ずリハビリテヌション統括調敎宀の蚭眮


    2026幎床の蚺療報酬改定では看護倚職皮協働加算が新蚭され、リハビリテヌション栄逊口腔加算は厚みを持たされた。䞀方でマンツヌマンの疟患別リハビリテヌション料はこの物䟡高の時代にも関わらず1点も䞊がらなかった。むしろ離床を䌎わないリハビリは10の枛算ずなるなど、これたでにない倧きな倉化に兆しがみられる。
    それず時を同じくしお、行政の方でも倧きな動きがあった。去る5月19日に厚生劎働省内に「リハビリテヌション統括調敎宀」が蚭眮されたのだ。
    筆者がその名をはじめお耳にしたのは5月13日の囜䌚での答匁に関するニュヌスであった。それからわずか6日埌には厚生劎働省内に蚭眮された。省庁の䞭になにがしかの郚眲を蚭眮するずなれば、その構想から、かなりの時間を芁するものず思っおいた。だが、週間もたたずに蚭眮ずは驚くほどのスピヌド感である。囜民的関心事ではないずはいえ、おそらく氎面䞋での内瀺内諟はかなり前から進められおいたず考えるのが劥圓である。もちろんリハビリテヌションの職胜団䜓日本理孊療法士協䌚、日本䜜業療法士協䌚、日本蚀語聎芚士協䌚含めお話が進んでいたこずは想像に難くない。
    それに先立぀4月22日に憲政蚘念通にお「リハビリテヌションを考える議員連盟」第13回総䌚が行われ、玄60幎倉わらない「理孊療法士及び䜜業療法士法」の珟代・次代を芋据えた抜本的芋盎しがうたわれ、月13日の囜䌚答匁でも法改正に぀いお觊れられおいる。
    曰く「リハビリ専門職の圹割が拡倧しおいるが法埋は珟状ず倧きく乖離がある」ず。
    2026幎蚺療報酬改定、それに匕き続くリハビリテヌション統括調敎宀蚭眮、法改正の議論など、極めお速いスピヌドで事は進んでいる。これらの動きを総合するず、リハビリ専門職を取り巻く状況が根本的に倉わろうずしおいるように筆者には思われる。

    ・「理孊療法士・䜜業療法士法」の抜本的芋盎し


    理孊療法士・䜜業療法士法には次のような芏定がなされおいる。
    「『理孊療法』ずは、身䜓に障害のある者に察し、䞻ずしおその基本的動䜜胜力の回埩を図るため、治療䜓操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マツサヌゞ、枩熱その他の物理的手段を加えるこずをいう。『䜜業療法』ずは、身䜓又は粟神に障害のある者に察し、䞻ずしおその応甚的動䜜胜力又は瀟䌚的適応胜力の回埩を図るため、手芞、工䜜その他の䜜業を行なわせるこずをいう」
    これたで理孊療法士や䜜業療法士は䞊蚘の法埋にある基本動䜜胜力・応甚的動䜜胜力・瀟䌚適応胜力の回埩のため、身䜓・粟神機胜にアプロヌチするこずに倚くの時間を割いおきた。正垞に近い動き、痛みのない動きの獲埗のため、䞀昔前は特殊な手技を身に぀けるこずが良しずされる空気が占めおいた。
    法改正の方向性次第では、身䜓・粟神機胜ぞのアプロヌチだけでなく、病棟内での生掻動䜜支揎ぞ重点が移る可胜性がある。
    日本理孊療法士協䌚は産業保健特に就劎高霢者、介護予防高霢者、スポヌツ、パラスポヌツ、母子健康など様々な領域に職域を拡倧しおいきたいず衚明しおいる。しかし、介護予防の重芁性は高いが、高霢者人口も2040幎頃を境に枛少に転じる。スポヌツ・パラスポヌツはスポヌツトレヌナヌや柔道敎埩垫など競合職皮が数倚ある。母子健康も助産垫やピラティスなど競合職皮が倚く、か぀少子化の瀟䌚である。病院の倒産も増え、保険蚺療も埐々に瞮小しおいかなければならない䞭で、これらの分野だけで毎幎1䞇千人䜙り茩出されるリハビリ専門職を吞収できるのだろうか。
    法埋の具䜓的文蚀は明らかずなっおいるわけではない。だが、仮に珟堎実態を反映する方向で改正されるならば、基本動䜜胜力の回埩だけでなく、生掻機胜の維持・向䞊をより明確に䜍眮づける方向性も考えられる。
    急速に進む人口枛少に呌応するかのように医療制床の改革も急ピッチで進もうずしおいる。その䞀端がリハビリ専門職の圚り方を法埋ごず倉えようずする動きの䞭に芋お取るこずができる。


    2 リハビリ専門職はなぜ増えたのか

    ・介護保険制床の開始ず回埩期リハビリ病棟の蚭眮


    2000幎に介護保険がスタヌトした。同時にその幎には回埩期リハビリテヌション病棟が蚭眮されたこずも忘れおはならない。これは高霢化瀟䌚の到来を芋据えお制床化されたものである。それず同時に病床の機胜分化も始たり急性期病棟では圚院日数短瞮、廃甚予防、早期離床、圚宅埩垰などが叫ばれるようになった。
    介護保険、回埩期リハビリ病棟の蚭眮により、现かな機胜回埩だけではなく日垞生掻自立床を䞊げるリハビリに重きが眮かれ始めおいったずもいえる。
    もずもずは病棟での生掻自立床を䞊げるずいう領域は看護垫が担っおいた分野であった。いや、リハビリ専門職がもっず少なかった時代は、珟圚はリハビリずしお行われおいる機胜蚓緎も看護垫が行っおいた病院も倚い『倪陜ず仲間たちよ』䞉枝矩浩著所収の札幌麻生脳神経倖科病院の䟋など。
    回埩期リハビリ病棟の蚭眮は、高霢者人口の急増ずそれに远い付かない看護垫数、急増し始めたリハビリ専門職ずいうバランスの䞭で、制床の埌抌しも受けおリハビリ専門職が病棟での生掻動䜜堎面に埐々に進出する契機になったずいえるだろう。この点から考えるならば、病棟配眮の流れは2000幎代から䜜られおいたず考えるこずもできる。
    2000幎代の制床改革により、リハビリ専門職の逊成校も激増しおいき、卒業生は匕く手あたたの売り手垂堎が成立しおいった。テレビドラマでも䜜業療法士ずいう職皮が取り䞊げられたこずもあり、若者ぞの認知床が向䞊し医療専門職の䞭でも比范的人気のある職皮に倉わっおいったのもこの時期である。看護垫ず比范しおも倜勀がない等、医療職の䞭では比范的劎働条件に恵たれおいるず思われた郚分もあったであろう。


    3 リハビリ専門職急増の結果䜕が起きたのか

    ・䟛絊過剰ず専門性の均質化、さらに賃金停滞


    逊成校の急増は教育資源の分散を招き、教員や実習指導䜓制の確保も課題ずなった。臚床実習などでは様々な問題も噎出しおしたった。
    䟛絊量の増加に䌎い賃金も䜎䞋傟向ずなり、これが珟圚ずなっおは職業の魅力䜎䞋ぞず盎結し、逊成校の定員割れにも぀ながっおいるずいえる。リハビリ専門職を志せばだれでも逊成校には入孊可胜ずなるこずで、教育䜓制の維持は困難になっおいるずいえる。
    このこずが、リハビリ専門職に察する業務内容の簡単化・暙準化を招き、曎に賃金が䞊がりにくい構造を䜜り出しおいるずもいえるだろう。
    リハビリ専門職が増えたこず自䜓は、高霢化瀟䌚ぞの察応ずいう意味で䞀定の圹割を果たした。しかし䟛絊拡倧によっお生じたのは、専門職ずしおの知識・技術の高床化よりも暙準化であった。倧量䟛絊を前提ずした制床は、人口増加瀟䌚では合理的であったが、人口枛少瀟䌚では制床の維持が難しくなり぀぀あるずいえるだろう。
    こうした状況の䞭で、厚生劎働省も埓来の「量を確保するための制床」から「限られた人材で成果を䞊げる制床」ぞの転換を迫られおいる。2026幎改定は、その方向性を瀺唆する重芁な出来事ずしお捉えるこずができる。


     2026幎改定をどう読むか 厚生劎働省の意図

    ・人口枛少瀟䌚での医療制床再蚭蚈の必芁性


    日本の医療制床は戊埌瀟䌚の立お盎しの䞭、人口増加・成長瀟䌚の䞭で蚭蚈されたものである拙文『人口枛少瀟䌚の医療ずリハビリ―制床ずいう「固い檻」の䞭で②』参照。

    しかし日本は人口は2008幎をピヌクに枛少に転じ、今埌も長期的に枛り続けるず予枬されおいる。生たれる子䟛の数は10幎で30䞇人以䞊枛少し、その速床は厚生劎働省の予枬をはるかに䞊回っおいる。䞀方で高霢化は進み医療需芁は増倧しおいる。したがっお、医療制床は効率化の方向に進たざるを埗ない。
    リハビリテヌション医療は、もずもず疟患別リハビリテヌションずしお、時間圓たりで蚺療報酬が決たっおおり、量で皌ぐ医療であった拙文『人口枛少瀟䌚の医療ずリハビリ―制床ずいう「固い檻」の䞭で③』参照。぀たり、厚生劎働省ずしお倉えたい方向ずは真逆のシステムで報酬を埗おいるわけである。


    介護保険における個別リハビリの加算がなくなり包括算定ずなったように、今埌は急性期病棟や回埩期病棟でも包括算定ずなる可胜性もあるのではないか。

    ・看護倚職皮協働加算の新蚭


    2026幎床の蚺療報酬改定では看護倚職皮協働加算が新蚭され、リハビリテヌション栄逊口腔加算は厚みを持たされた。リハビリテヌション栄逊口腔加算は専埓配眮されたリハビリ専門職や管理栄逊士、看護垫が共同しお患者支揎の蚈画曞を䜜成するこずで加算が埗られるものであるが、昚幎たでは算定率はず䜎かった。䜎い算定率の理由の倚くは、リハビリ専門職を病棟に専埓スタッフ疟患別リハビリ実斜可胜時間が制限されるの配眮や土日祝日のリハビリ実斜が困難であるずいう理由であった。
    新蚭された看護倚職皮協働加算は、理孊療法士などのリハビリ専門職だけでなく臚床怜査技垫や管理栄逊士も配眮可胜な人員ずしお蚭定されおいる。配眮する職皮は病院の実情に応じお劂䜕様にもできる。倚職皮が病棟に集い、適切な圹割分担のもず、患者のケアに圓たる。この加算は同じ人数の看護垫を配眮するより、他の職皮を混圚させた方が入院料に加算が぀くため、看護垫䞍足に悩む病院経営局にずっおは看護垫䞍足の察応もでき、か぀入院患者䞀人䞀日あたり2500円以䞊の加算が぀く。病院経営の芳点から芋るず、人員確保ず収益確保を䞡立しやすい制床蚭蚈ずなっおいる。
    看護倚職皮協働加算で病棟に配眮されたリハビリ専門職は疟患別リハビリの算定はできない。それに加えお、平均圚院日数16日、自宅等自宅ずみなされる斜蚭含むぞの退院率が80以䞊などの条件が付いおいる。
    この制床は病棟党䜓の䜓制を評䟡する仕組みであり、埓来の疟患別リハビリテヌションのような出来高的な発想ずは異なる。看護倚職皮協働加算は患者個人のアりトカムを盎接的に評䟡する制床ではない。しかし病棟党䜓の成果を基準ずする重芖する点は埓来の出来高評䟡ずは異なる。この改定をどのように評䟡するかは今埌の制床運甚を芋守る必芁があるが、少なくずも埓来ずは異なる評䟡軞が導入されたこずは確かではないだろうか。

    ・認定理孊療法士曎新芁件の“緩和”


    2026幎の1月に認定理孊療法士の曎新芁件の倉曎が行われた。2027幎4月1日以降の曎新申請分から、「孊術雑誌ぞの論文投皿」たたは「孊䌚での筆頭挔者ずしおの発衚」を必須芁件から削陀し、論文執筆・孊䌚発衚なしでも認定理孊療法士の曎新が可胜ずなった。
    孊䌚発衚や論文執筆などのアりトプットなしでは、認定理孊療法士の質の䜎䞋が問題ずなるのではないかずいう議論もある。だが、認定資栌曎新芁件を倉えなければならない理由がほかにあるのではないだろうか。
    䞊蚘のように看護倚職皮協働加算が新蚭された。そしおリハビリテヌション栄逊口腔加算は厚みを持たされた。䞀方でマンツヌマンの疟患別リハビリテヌション料はこの物䟡高の時代にも関わらず1点も䞊がらなかった。ここから、少なくずも厚生劎働省が病棟での倚職皮協働を重芖し始めおいるこずは読み取れる。
    ここで問題ずなるのが、どのようなスタッフが病棟配眮ずなるのかずいうこずだ。圓然ながら、どのような背景の患者にも察応可胜な経隓豊富なスタッフが必芁であるこずは蚀うたでもない。認定理孊療法士などの資栌を取埗したスタッフこそ病棟配眮に盞応しいずいうべきであろう。しかしながら、病棟配眮ずなるず孊䌚での発衚や論文執筆にやや困難さが生じる可胜性が高い。すでに急性期病院でのリハビリスタッフの配眮などは先進的な取り組みずしお論文化されおいるものも倚く、これたでリハビリ専門職が埗意ずしおきた個別の症䟋レポヌトなどは䜜成しにくい状況にもなるからである。
    倉曎の理由はホヌムペヌゞでは「認定ず専門の区別化を図る」「キャリアやラむフステヌゞ等に巊右されずに資栌の曎新が可胜ずなるよう」にずある。病棟配眮ずの関連を盎接的に瀺す資料はない。ただし同時期に進む病棟配眮拡倧の流れずの敎合性を考えるず、結果ずしおそうした働き方にも適応しやすい制床になったず解釈するこずはできる。
    2026幎の蚺療報酬改定ず、その埌のリハビリテヌション統括調敎宀の蚭眮や、理孊療法士䜜業療法士法の改定を目指した動きが盞互に連動しおいるずいうのは筆者の分析に過ぎない。だが、タむミングやスピヌドを考えるず、倧きな倉化の流れずしお同じ方向性を向いおいるように芋えるのだ。

    5 リハビリ専門職はどこぞ向かうのか

    ここたで芋おきたように、2026幎に起きた制床改正や法改正議論はリハビリ専門職に限定された個別の出来事ではない。人口枛少瀟䌚に適応するための医療制床再蚭蚈の䞀環ずしお理解する方が自然である。
    珟圚の超高霢化瀟䌚においお、必芁に応じお増えおいったずもいえるリハビリ専門職。だがいずれ、団塊の䞖代、あるいは団塊ゞュニアが去ったずき、リハビリ専門職がこのたた幎間䞇千人皋床排出されるならば、確実に“䜙る”状況に盎面するこずになる。

    ※以䞋で述べる将来像は、2026幎時点で明らかになっおいる制床改正・法改正議論をもずにした筆者の分析であり、珟時点で確定しおいる政策方針ではない。

    これを避けるためには、䞀぀は職皮人口の調敎は必芁ずなるであろう。財政制床等審議䌚分科䌚は今埌15幎間で私立倧孊の4割枛を求めおいるこずに瀺されるように、リハビリ専門職の逊成校の統廃合が今埌は進むのではないだろうか拙文『人口枛少瀟䌚の医療ずリハビリ―制床ずいう「固い檻」の䞭で⑀』参照。


    それず同時に、リハビリ専門職の圚り方評䟡のされ方・働く堎所なども倉わるこずになるだろう。
    リハビリ専門職の評䟡のされ方は、これたでは1単䜍20分で䜕点、ずいう量の積み䞊げであった。報酬䜓系の䞭心は䟝然ずしお実斜単䜍数であり、アりトカム評䟡は限定的な䜍眮づけにずどたっおいた。これからはリハビリの質やアりトカムを重芖する評䟡がさらに拡倧する可胜性が高い。リハビリ専門職がかかわるこずで患者にどのような質的倉化が埗られるのか、ずいうこずを瀺さなければならない。患者䞀人䞀人の背景も違うためリハビリテヌションの質を䞀抂に数字で衚すこずは難しい面もある。だが、日垞生掻動䜜胜力の向䞊床合いや圚院日数の指暙回埩期病棟での実瞟指数ずいわれるものなどが回埩期以倖でも必芁になる可胜性が高い。急性期病棟などでも日垞生掻動䜜胜力評䟡や䜓組成評䟡など、リハビリテヌションの関りによっお倉化が芋られ埗るデヌタの掻甚は必須ずなるであろう。
    バヌセルむンデックスBI:Barthel Indexや機胜的自立床評䟡法FIM:Functional Independence Measureを入退院時に枬定するこずは、どの病棟でも必須ずなる可胜性がある。たた、圚院日数、再入院率、退院転垰などのデヌタをどの職皮にもわかるように提瀺できるよう、積み䞊げおいくこずも必芁になる可胜性がある。これらをリハビリ提䟛単䜍数や提䟛した運動療法の䞭身質、患者の残存胜力ずの兌ね合いなどず統合するなどの詊みも必芁になるであろう。リハビリ専門職であるからこその芖点を持っおアりトカムに資するこずが今埌は求められるず思われる。今埌は、「䜕単䜍実斜したか」ではなく、「どのような患者に、どのような介入を行い、どのような結果をもたらしたか」を説明できる胜力が必須の胜力ずなるのである。もっずも、珟時点で疟患別リハビリテヌションが盎ちに吊定されるわけではないだろう。珟堎では埓来どおり単䜍を提䟛しながら、その成果を瀺すアりトカムデヌタを蓄積しおいくこずが珟実的な察応ずなるだろう。


    働く堎所に関しおは、䟋えば
    ①䌝統的なマンツヌマンのリハビリテヌションを提䟛する者。
    ②患者の生掻機胜をマネゞメントする者。
    ③急性期医療のチヌムで医垫の蚺療の補助ずしお働く者。
    ④地域で高霢者等をサポヌトする者。
    ⑀行政などの公的機関での䜏民サポヌトする者。
    等の分野に分かれおいくこずが予想される。
    人員配眮ずしおは②や③が倚数を占め぀぀①ず④がそれに続くずいうこずになるだろうか。②③に関しおは病院勀務がメむンであろう。②は地域包括ケア病棟や急性期䞀般、今埌絞られるこずが予想される療逊型病棟などで病棟配眮ずしおも求められる可胜性がある。③は急性期病院での圹割。①は回埩期や敎圢倖科病院・クリニックにも存圚し続けるが、その数は枛らされおいく方向に向かう可胜性がある。自費蚺療などに流れる郚分も倚いだろう。④は介護保険や障害者犏祉分野で掻躍が求められる。⑀に関しおはほんの少しの人員ずなるであろう拙文『人口枛少瀟䌚の医療ずリハビリ―制床ずいう「固い檻」の䞭で⑥』も参照。

    もちろん生掻機胜やアりトカムを重芖する考え方そのものは新しいものではない。回埩期リハビリテヌション病棟の蚭眮以降、珟堎では長幎取り組たれおきた。しかし2026幎の䞀連の制床改定は、それらを個々の実践ではなく制床党䜓の方向性ずしお䜍眮づけ始めた点に特城がある。この意味で、2026幎はリハビリ専門職にずっお極めお倧きな倉化の幎ずなったずいえるだろう。保険蚺療の䞭で倚くのリハビリ専門職が生蚈を立おおいる䞭で、今埌の芋通しは決しお楜芳できるものではない。しかしながら、リハビリ専門職、理孊療法士・䜜業療法士・蚀語聎芚士が埗た技術・知識は人々の生掻に盎結するものである。人口枛少瀟䌚においお問われるのは、リハビリ専門職が䜕単䜍実斜したかではない。どのような患者に、どのような介入を行い、どのような結果をもたらしたのかを説明できるかである。そのためには、珟堎で実践されおいるリハビリテヌションの成果を客芳的なデヌタずしお蓄積し続けるこずが䞍可欠である。
    2026幎に始たった䞀連の制床改革は、その転換を促すものずしお䜍眮づけるこずができるだろう。これらの倉化が実際にどこたで進むのかは今埌の運甚を芋なければ分からない。2026幎は、リハビリ専門職の仕事が倉わった幎ではない。リハビリ専門職ずいう職業そのものが再定矩され始めた幎なのである。

     
     
    家族・仕事に右埀巊埀しながら日々を過ごしおいる50代のおっさん。 今日もいろいろなものに぀きあたりながら、考えたこずを曞いおいたす。 医療・リハビリの珟堎、子育お子䟛二人、生掻のあれこれ、などなど。

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