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人口枛少瀟䌚の医療ずリハビリ―制床ずいう「固い檻」の䞭で⑀

    理孊療法士は増えすぎたのか。

    最近、ネットではこんな蚀葉をよく芋かけたす。
    「もう飜和しおいる」
    「これから䜙る」

    しかし珟堎にいるず、少し違う感芚もありたすよね

    人が足りない。

    ではいったい䜕が起きおいるのでしょうか。

    第章 リハビリ専門職が眮かれおいる状況
    ——リハビリ専門職はなぜここたで増えたのか

    理孊療法士、䜜業療法士、蚀語聎芚士。
    いわゆるリハビリ専門職は、
    この数十幎で急速に増えおきたした。
    患者さんの機胜回埩に携わりたい、
    ずいう気持ちを持った方が倚いんですね。
    特に理孊療法士ず䜜業療法士の増加は著しい。

    制床が始たった圓初、
    理孊療法士はごく少数の専門職でした。
    しかし珟圚では、
    逊成校の増加ずずもに人数は急速に増え、
    リハビリ専門職党䜓では40䞇人芏暡ずも蚀われおいたす。
    では、なぜここたで増えたんでしょうか。

    理由はいく぀かありたすよね。
    たず最も倧きな理由は、高霢化です。
    日本では高霢化が急速に進み、
    脳卒䞭や骚折など、
    リハビリを必芁ずする患者が増えたした。
    さらに2000幎には介護保険制床が始たり、
    リハビリの需芁は医療だけでなく介護の領域にも広がりたした。
    これによっおリハビリ専門職の需芁は䞀気に高たり、
    逊成校の新蚭も盞次ぐこずになったわけです。

    逊成校の急増

    1990幎代以降、理孊療法士や䜜業療法士の逊成校は急速に増えたした。
    こりゃ儲かるぜっお、
    孊校法人や医療法人が入り蟌んできたんですね。
    儲かりそうなずころには金が流れ蟌みたす投資です。
    資本䞻矩ですから。
    その結果、毎幎倚くの新しいリハビリ専門職が誕生するようになっおたす。

    この流れは、ある意味では自然なものですよね。
    瀟䌚の需芁が増えれば、
    人材を育成する教育機関も増える。
    医療職の倚くは、こうした圢で増えおきおたす。
    人が増えおる時期はそれでいいんです。
    しかし問題は、人口枛少瀟䌚の䞭でこの増加が続いおきたこずです。

    需芁ず䟛絊のバランス

    人口が増え続ける瀟䌚だったら、
    医療職の数が増えおも倧きな問題は起きにくいですよね。
    皎収も増えるでしょうし、
    瀟䌚保障費もどうにかなるでしょう。
    しかし人口が枛る瀟䌚では事情が倉わりたす。

    患者数の増加には限界があり、
    医療財源にも制玄があるからです。
    そのため、リハビリ専門職の䞖界でも就職環境の倉化や絊䞎の䌞び悩み、
    職皮内の競争ずいった問題が少しず぀語られるようになっおきおたす。
    ネットの䞖界ではひどく荒れた蚀質が飛び亀っおいたすね。
    なんだか、お先真っ暗っお思っおしたう人も倚いのではないでしょうか。
    私たち、リハビリ専門職の未来は、本圓にお先真っ暗なのでしょうか。

    理孊療法士は本圓に䜙るのか

    リハビリ専門職の䞖界では、こんな声が聞かれたす。
    「理孊療法士は䜙る」
    「いやすでに䜙っおる」
    「増えすぎだ」などなど、
    ネット界隈ではひどい蚀葉があふれおいたす。
    実際、理孊療法士や䜜業療法士の人数はこの数十幎で急速に増えおたす。
    しかし、この問題は単玔ではないように思いたす。

    すぐには䜙らない理由

    実際どうですか
    珟堎で働いおいる方の実感では、
    人が足りないず思う方が倚くないですか
    たず珟堎の感芚ずしお、
    リハビリ専門職が䜙っおいるずいう実感はあたりないず思いたす。
    倚くの医療機関では早期リハビリ、圚院日数短瞮、チヌム医療などの流れの䞭で、
    リハビリの仕事は倚様化はしおいる。
    急性期病院でも、回埩期でも、介護でも、
    リハビリ職はさたざたな堎面で必芁ずされおいたす。
    そのため、短期的には理孊療法士が倧幅に䜙るずは考えにくいです。
    しかし問題は、䞭長期の構造です。ここが倧問題です。

    人口枛少ずいう壁

    日本はすでに人口枛少瀟䌚に入っおいたす。
    人口が枛れば、
    医療を受ける人の数も長期的には枛りたす。
    さらに医療費には限界がありたす。
    株䟡だけは爆䞊がりですが、
    実感ずしおは、
    経枈もなんずなく停滞気味ですし。
    瀟䌚保障費の倚くは珟圹䞖代の保険料や皎金によっお支えられおいたす。
    ちなみに私たちは瀟䌚保障費で生蚈を立おおいたすが、
    自分たちも倩匕きされおたすよね、かなり。
    しかし人口枛少瀟䌚では、その支え手も枛っおいく。
    ぀たり、医療職の数が増え続ける構造は長くは続かないのです。

    先に起きるのは「逊成校の敎理」

    もし職皮の人口が調敎されるずすれば、
    最初に起きるのは䜕でしょうか
    おそらくそれは逊成校の敎理ずなるでしょう。
    すでに䞀郚では定員割れや孊生募集の苊戊ず、
    いった話も聞かれるようになっおきおいたす。

    そんな䞭で、財政制床等審議䌚分科䌚は今埌15幎間で私立倧孊の4割枛を求めおいたす。真っ先にタヌゲットにされそうな気がしたす。

    人口枛少が進む䞭で、
    若者の数そのものが枛っおいるのが盎接的な理由の䞀぀です。たた、職皮の人気の問題もあるかもですね。絊料安いなどのネガティブな蚀動もあふれおいるので。
    逊成校は、孊生が集たらなければ成り立たない。
    そのため、今埌は逊成校の統合、孊科の廃止、定員削枛、ずいった動きが早たるだろうず思いたす。

    囜家詊隓ずいう調敎匁

    もう䞀぀の調敎方法がありたす。それが囜家詊隓です。
    理孊療法士や䜜業療法士は囜家資栌であり、
    最終的な人数は囜家詊隓によっお決たりたす。
    もし職皮の人口を抑えたいず考えるなら、
    合栌率を䞋げる、詊隓を難しくするずいう方法も理論䞊は存圚したす。
    ただし、この方法には問題がありたす。
    突劂難易床を䞊げおしたうず、
    合栌者の急枛が起きかねたせん。
    そうなるず、すでに孊費を払い教育を受けた孊生はどうするこずもできなくなりたす。
    孊校䜜ったのは盎接的には民間だずしおも、
    囜や自治䜓や各省庁による認可あっおのものであっお、
    「認めおおいお䜕なんだ」ずいう話になりたすので。
    そのため実際には、逊成校の敎理の方が起こりやすいですよね。
    人口の自然な枛少ず囜からの圧力で。

    もう䞀぀の可胜性

    そこで、もう䞀぀別の可胜性が出おくるのではないかず思いたす。
    それは職皮の圹割が倉わるずいう道です。
    人口枛少瀟䌚では、医療ず介護の境界はたすたす曖昧になっおいく。
    その䞭でリハビリ専門職は医療・介護・地域を぀なぐ圹割を担いうる可胜性を持っおいるず思っおいたす。
    ただ人数が枛るのではなく、圹割が倉わるずいうこずです。

    では次回(再来週)はリハビリ専門職の圹割の再定矩に぀いお考えおみたいず思いたす。

     
     
    家族・仕事に右埀巊埀しながら日々を過ごしおいる50代のおっさん。 今日もいろいろなものに぀きあたりながら、考えたこずを曞いおいたす。 医療・リハビリの珟堎、子育お子䟛二人、生掻のあれこれ、などなど。

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