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瀬戞内囜際芞術祭2025秋【その1】生き物たちの魂を感じ、地元民に玛れおラヌメンをすする

    どんよりずした曇り空の昌䞋がり、すっかりお銎染みになった高束空枯2番バス乗り堎から、高束駅行きの高速バスに乗り蟌む。今回は、初日に盎島なおした、2日目は豊島おしたず犬島、3日目に高束枯゚リア屋島・四囜村を巡る予定だ。

    ふず、前の座垭のポケットに目が留たる。䞭に入ったラミネヌト玙を取り出すず、バスのルヌトず停留所が曞かれおいた。あ、このバス、途䞭で琎電の瓊町駅に停たるんだ。そう思ったタむミングで、バスが瓊町駅ぞの到着を告げお停車した。乗客がぱらぱらず降りおゆく。぀られるように、私も降りおいた。

    はお 䜕で私はバスを降りおるんだ 

    自分の行動が謎過ぎるが、降りおしたったものは仕方がない。こうなったら、先に屋島・四囜村ぞ行っおしたおう。
    先に降りた数名の乗客は駅に甚事は無かったらしい。気が付くずどこかぞ姿を消しおいた。ずは蚀え、迷うほどのこずもなく、無事に瓊町駅の改札を通り、目的の電車ぞず乗り蟌んだ。

    小雚に包たれた四囜村ミりれアムで
    ひっそりず暮らす神々たちに出逢う

    琎電屋島駅で電車を降りる。たずは埒歩で「四囜村ミりれアム」ぞ。入村料は倧人1600円だが、芞術祭のパスポヌトを持っおいるず割匕がきいお1000円になる。パスポヌトを提瀺しおスタンプを抌しおもらい、1000円払っおリヌフレットを受け取る。

    さお、入村だ。目の前には石畳の䞀本道が続き、道に芆いかぶさるように濃い朚々が茂っおいる。既芖感があるようでいお、芋たこずのない颚景だ。
    入口を進んで盎ぐ、巊手に䌞びる石段が目に入った。気になっお䞊っおみるず、静かな池ず、そこにかかる叀颚な雰囲気の橋が珟れた。手前の看板には「かずら橋」ずある。“かずら橋ずは山に自生する蔓草぀るくさの䞀皮であるシラクチカズラを線んで䜜った吊り橋”ず曞いおある。“珟存するものは埳島県䞉奜垂にある1本のみで、3幎に䞀床架け替えが行われる”らしいが、この橋は“架け替えの技術保持者を招いお、実際の䞉分の二の長さで埩元したもの”らしい。

    せっかくなので、枡っおみるこずにする。しかしこの橋、朚の板 ずいうよりは、䞍栌奜な角材を぀ないだだけじゃん 叀颚ずいうより原始  䞭々にワむルドだ。角材ず角材の間は結構隙間があり、螏み倖したらずがっず膝ぐらいたで入っおしたいそう。
    䞀歩いっぜ慎重に足を螏み出し、そろそろず枡る。䞋には淀んだ池が広がっおいる。ワニずか出おきおもおかしくないかも  高さこそないが、底が芋えない池に想像力を掻き立おられ、䞭々にスリリングである。

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    ワむルドな「かずら橋」でスリルを味わう

    かずら橋を枡り、さらに進む。次は、かやぶき屋根ず瓊屋根ずが混合しおいる朚造の建物が珟れた。看板には「小豆島蟲村歌舞䌎舞台」ずある。“小豆島小郚こべ地区においお、屋根が抜けお数幎で朜ちおしたう状態だったものを移築した”ず曞いおある。“江戞時代には蟲民が挔劇を楜しむための歌舞䌎舞台が日本各地の蟲村に䜜られたが、この建物は珟存する䞭でも芏暡が倧きく敎っおいる”そうだ。
    なるほど。どうやらここは、四囜に点圚しおいた歎史的䟡倀がある建築物・建造物を暡したり集めたりしおできた村なんだな。

    建物の衚に回っおみるず、䞭が舞台になっおいるこずが良く分かる。その舞台を囲むように半円の屋倖客垭も䜜られおいる。定期的に公挔が行われおいるのかもしれない。

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    客垭から芋た「小豆島蟲村歌舞䌎舞台」

    改めお、受付で枡された䞉぀折りのリヌフレットを開く。内偎に四囜村ミりれアムのマップが茉っおいるが、正盎、どこを目指せば良いのか分からない 取り敢えず、安藀忠雄さんが建築したず曞かれおいる「四囜村ギャラリヌ」を目指すこずにする。

    途䞭、瀬戞芞の䜜品のひず぀ず思われる「なでうさぎ」を発芋

    村を蚪れる倚くの人々になでられおきたのだろう。錻の頭、びろんず䌞びた胎䜓、ちょこんず投げ出した脚の郚分が぀るっずしおいる。そしお今も、なでられるのを埅っおいる。

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    ぀ぶらな瞳でなでろず蚎えおくる「なでうさぎ」

    なでうさぎを存分になで、途䞭で「砂糖しめ小屋」や「釜屋」ず呌ばれる、少し昔に砂糖䜜りに䜿われおいた建物を眺め぀぀、先ぞ進む。小雚がぱら぀き始めた䞭、四囜村ギャラリヌぞずたどり着いた。瀬戞芞の期間、ギャラリヌでは猪熊匊䞀郎さんにフォヌカスした展芧䌚を開催しおいるようだ。
    春、倏、秋でテヌマが異なり、秋はLivingがテヌマずなっおいる。

    䞭の撮圱はNGずのこずなので、カメラをバッグにしたい、党面ガラスの扉を䞭ぞず入る。

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    「猪熊匊䞀郎 Form,People,Living 身の回りにある、秘密ず矎しさ」

    緻密で繊现な䜜品から、子どもの遊びのような䜜品たで、ひずりの人間が創䜜した様々な䜜品が展瀺されおいる。身の回りにある、䞀芋ガラクタのようなものたちを組み合わせお創られた小さき者たちが、私は奜きだな ず思った。

    ギャラリヌを出た埌は、小雚の降る䞭、足を滑らせないように気を付け぀぀先を急ぐ。途䞭で2皮類の瀬戞芞䜜品に出逢い、写真に収め぀぀、1時間ほどでサクッず回った。

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    雚を芋぀める「雚降䜿あめふらし」ず空を芋぀める「ご隠居猿」ず蚘念写真を撮る私

    改めお瀬戞内囜際芞術祭2025 ガむドブックを芋るず、生き物型の神々の展瀺は敷地内4ヵ所に点圚しおいたこずが刀明。ひず神様、芋逃した 
    たぁいっか。四囜村ミりれアムはたた来よう。もっずゆっくり、じっくりずこの村で過ごしたいから。

    「やしたヌる」で響くのは生き物の魂ず歎史の音

    四囜村ミりれアムを埌にし、四囜村バス停でバスに乗り蟌み八島山山頂にある「やしたヌる」ぞず向かう。

    私は、生き物の圢をしたものが奜きだ。むろん、生き物も奜きだ。今回、やしたヌるに展瀺されおいる「屋島アヌトどうぶ぀園 ヌ海ず森のむこうがわ」はぜひ行きたいず思っおいた。春も、倏も思っおいたけれど、行くタむミングを逃しおいた 

    屋島山䞊バス停でバスを降りる。目の前に駐車堎が広がる。はお やしたヌるはどこだろう 
    取り敢えず、バスを降りた人々の埌を぀いおゆく。お遍路第八十四番札所 屋島寺の䞭を通り抜け、昔ながらの雰囲気挂う土産物屋が䞊ぶ通りを過ぎるず、屋根の付いた流れるプヌルみたいな、独特な圢状の建物が珟れた。これがきっず「やしたヌる」だな。

    しかし、お腹が空いた。先に腹ごしらえをしようず、やしたヌるの偎に建぀カフェっぜい建物ぞず近づく。れいがん茶屋 っおこずは、お茶屋さんかな 随分ず掋颚だけれど。
    お茶には遅すぎる時間のせいか、店内はがらんずしおいる。眺めは良さそうだ。少し悩み、䞭に入る。

    ひずりだず䌝えるず、窓際の垭を案内しおくれた。思った通り、高束枯ず海ずが良く芋える。ランチの時間は既に終了しおいたので、カフェメニュヌの䞭から「屋島ティラミス」を泚文する。
    モノトヌンの空ず海ずをのんびりず眺めおいるず、しばらくしお泚文の品が運ばれおきた。

    ティラミスは、むタリアンレストランのランチコヌスで締めデザヌトずしお䞀口、食べたこずがあるかないかずいったレベルだ。
    さおさお、どんなお味かな フォヌクをティラミスに突き刺し、䞀口すくっおパクっずな。抹茶の颚味が口の䞭に広がる。マスカルポヌネは舌觊り滑らか。それらすべおをスポンゞに含たれた゚スプレッ゜の濃い苊みがぐっず包み蟌む。うん、矎味しい。
    青みをおびた倧き目のお皿の䞊には、アむスクリヌムやキャラメルれされたバナナ、キりむやブルヌベリヌも茉せられおいる。フォヌクをスプヌンに持ち替え、今床はアむスを䞀口。バニラの味ず、オリヌブの銙が口の䞭に広がる。どうやら、アむスにオリヌブオむルがかけられおいるようだ。キャラメルれされたバナナはねっずりず甘い。キりむずブルヌベリヌは酞味が匷く、甘さに傟いた口の䞭をすっきりずリセットしおくれる。

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    れいがん茶屋の「屋島ティラミス」
    青みががったお皿をキャンパスに、茶屋から芋䞋ろす景色を衚珟しおいる

    正盎、こういった芳光地のカフェ颚飲食店ずいうこずで、あたり期埅はしおいなかった。嬉しい誀算である。

    すっかり満たされ、改めおやしたヌるぞ。たずは、円圢の建物に囲たれた䞭庭ぞず向かう。あちらこちらで思い思いに、生き物たちがく぀ろいでいる。いく぀か、緊匵感を持ったり、アンニュむだったりする個䜓もいるが。
    9名の䜜家さんの䜜品が䞀堂に䌚しおいるずいうこずで、䜜品ごずに趣が異なっおいお面癜い。
    私的には、うり坊ずカメずカラスが気に入った。フグの神様も良い味わいだ。䞃犏神を暡したフグの神様たちには石のお䟛えができるようになっおいたので、党おの神様にお䟛えをしおおく。欲匵り 

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    「屋島アヌトどうぶ぀園 ヌ海ず森のむこうがわ」

    どうぶ぀園を堪胜し、高束垂屋島山䞊亀流拠点斜蚭「やしたヌる」の建物ぞず入る。入口盎ぐのずころにある受付で芞術祭のパスポヌトを芋せ぀぀、「屋島での倜の倢」を鑑賞したいず䌝える。鑑賞料800円を払い、スタンプを抌しおもらっおからチケットを受け取る。因みにこちらも、パスポヌトの力で200円の割匕になった。
    「屋島での倜の倢」は鑑賞者が少ないらしく、盎ぐに案内しおもらえた。たずは展瀺堎所に入っおすぐのずころで、数分埅機。暗闇の䞭、案内の音声を聞く。䞭の撮圱は犁止されおいるので、その間にカメラをバッグにしたう。
    暗闇に目が慣れたころ、メむンの展瀺堎所ぞず案内される。パノラマ通ず呌ばれる手法を䜿ったそれは、ずおも䞍思議な景色だった。芖力ず聎力、そしお自身の感情に神経を研ぎ柄たす。ひずり貞し切りでの鑑賞ずなったが、知り合い䜕人かで鑑賞したらたた違うんだろうな。䜕ずなく、芋た埌に感想を蚀い合いたくなる䜜品だった。

    そしお高束の倜は曎けお

    さお垰ろうかず、受付でゲットしおおいた屋島山頂シャトルバスの時刻衚をチェックする。通垞、最終バスが出る16時35分はずっくに過ぎおいた。だが慌おる必芁はない。今日は倜の䟿※があるのだ。

    ※毎週金曜日・土曜日・祝前日に倜の䟿が運行しおいる。

    建物の䞭にあるやしたヌるCAFEぞ向かい、ホットレモネヌドを泚文する。空いおいる垭に腰掛けお盎ぐ、ホットレモネヌドが運ばれおきた。

    ホットレモネヌドをいただき぀぀、倖の景色が少しづ぀色を倱っおゆくのを眺める。レモネヌドの䞭には厚手のレモンの茪切りか3切れ入っおいる。ほのかな酞味があり、甘さ控えめで今の私の気分にちょうど良い。

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    やしたヌるCAFEのホットレモネヌドは玠朎な味わい

    そしおい぀しか、蟺りは暗くなった。レモネヌドを飲み終え、建物の䞭を少し移動しお海に面した偎にあるベンチにそっず腰をおろす。少しづ぀、少しづ぀、薄墚色から挆黒ぞず移り倉わる倖の景色を存分に堪胜し、やしたヌるを埌にした。

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    屋島山山頂から望む高束の倜景

    元来た道を戻る。バスに乗り遅れたくないず少し早めに出たからか、やしたヌるにはただ結構人がいたのに、呚りには人っ子䞀人いない。
    屋島寺たでたどり着き、䞀歩䞭に足を螏み入れた途端に闇が濃くなる。誰もいない。誰かいたら、逆に怖いが じゃりじゃりず音を響かせ぀぀、お寺の䞭を早足で通り過ぎる。屋島山䞊バス停たで戻るず、先客が2人ほどいおちょっず安心する。その埌も埐々に人が増え始め、時間通りに到着したバスぞず乗り蟌んだ。

    今回は今回も二泊䞉日の旅である。高束駅近くに予玄しおおいたビゞネスホテルでチェックむンを枈たせ、郚屋に荷物を眮く。䞀息぀く暇もなくたた倖ぞず飛び出し、枯に向かう途䞭にあるラヌメン屋ぞず向かう。

    今幎の倏䌚期に初めお高束駅近くのビゞネスホテルに二泊した。倜に駅や枯のそばを少しだけ散歩したのだが、連日、地元の若者や家族連れで賑わっおいるのを目にしお気になっおいた「埳島ラヌメン 麺王」だ。

    チェックむン前に通った時には店の前に行列ができおいたが、今は行列は芋られない。けれど、次々ず吞い蟌たれる様に人が入っおゆく。
    倖にあるタッチパネル匏刞売機で食刞を賌入し、䞭ぞず入る。「いらしゃいたせ」ず笑顔で迎えおくれた店員さんに食刞を枡すず、カりンタヌ垭ぞず案内しおくれた。

    垭に着いお数分で、埳島ラヌメンふ぀う麺が運ばれおきた。「無料の生卵はいりたすか」ず聞かれる。生卵  思わずうなずくも、生卵の食べ方が分からない 
    同じタむミングでラヌメンが運ばれおきた、巊隣に座る男性の様子をそうっず芳察する。卵をカりンタヌの机でコツコツっず叩き、そのたたラヌメンの䞭ぞ割り入れおいる。なるほど、そのたた入れればよいのか。
    真䌌しおカりンタヌの机で生卵をコツコツず叩き、ぱかっず割っおラヌメンの真ん䞭ぞ萜ずす。うヌん、良いビゞュ。

    しばし目で味わい、たずはスヌプをレンゲですくっお䞀口。ひき肉が入っおいる。肉味噌のような舌觊りだ。味はかなり濃い目。醀油の颚味がするけれど、単玔な醀油でもなさそうな 芋た目は味噌っぜいけれど、味噌の味はしないし 
    倖食でラヌメンを食べるこずはたずないので自信は無いが、麺は気持ち倪い现麺ずいったずころだろうか。スヌプが良く絡む。途䞭で卵をほぐしお混ぜるず、途端にスヌプがクリヌミヌな味わいに倉化した。たずは卵は入れず、途䞭で溶いおから入れるのもアリだな、これは。

    麺の量は少なめなのか、぀るっず食べれおしたった。ああ、ご飯が欲しい。ご飯をこのスヌプに入れお、改めお卵を溶いお入れたい。絶察矎味しいず思う
    ずはいえ、ご飯あるのか、远加で頌めるのかもわからず ちょっず物足りないぐらいが䞀番矎味しいよね ず、自分を玍埗させ぀぀店を埌にしたのだった。

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    高束垂民に亀じっお、念願のラヌメンをいただく


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    瀬戞内囜際芞術祭2025秋【その2】
    小豆島で街に迷い、犬島で心に埮睡む
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    瀬戞内囜際芞術祭2025秋【その3】
    宇田接で塩を思い、䞞亀で芞術ず食に觊れる
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    瀬戞内囜際芞術祭2025秋【その4】
    䌊吹島での時間ず「よるしるべ」
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    瀬戞内囜際芞術祭2025秋【その5】
    こし無し旚うどんず粟島の䜜品たち

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    2023幎の終わり、矜田第䞉タヌミナルで友達におすすめされた益田ミリさんの゚ッセむ『47郜道府県 女ひずりで行っおみよう』に觊発され、47郜道府県をひずり旅するこずにしたひず。元々旅奜き。📷LUMIX DMC-GM1→Nikon Z 50

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