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⛄ 白熊杯🐻‍❄️短歌一覧(149人❄382首)

「白熊杯」に投句された短歌(記事へのリンク付)を掲載しています。
最新の投首順です。
良かったら『勝手に賞』の選考にもご利用ください(*- -)(*_ _)ペコリ

💖 一首は、二行で掲載しています。

❄1/23 1/18付に、一句追加しています。(No.277)※それに伴い以降の番号を変更しました。


⛄ 『白熊杯短歌』マガジンのお知らせ


⛄ 全歌一覧


✨1/25(水)7人❄15首

382.親兄弟上司先生嘆なげくより
   友を歓よろこべキミが選べる

❄


381.
「投稿を取り消しました」パフェとかの
    写真がアップされる寒晴

380.電気毛布は暖かい僕たちが
    道を違えて進むとしても

379.人の死はいつもだいたい孤独です
    風呂場の目地に馴染むたんぱく

❄


378.
紺碧の空に三日月冴えざえと
    冷たい空気の賜物でしょう

377.毎日の癒しの時間 湯につかり
    ゆったり音楽聴いて温まる

376.鍋の中 肉や野菜に紛れこみ
    くつくつ煮込む 家族の思い

❄

375.冬の月サンプルひとつ選んでる
    濡れたひかりを夜空に置いて

374.ひらがなの手紙をもらう冬の路地
    ゆめを拾えば粉雪が舞う

373.主語のないだれかのことを思う夜
    初霜に斜線のような傷ひとつ

❄

372.いにしえの初まり祝う細き糸
    わかちもつかな繊月の夜

❄

371.春を待つ色とりどりの花の種
    吸い込む空気清らかであれ

370.また来るよプレイボーイのうさぎ年
    忘れられれば私は跳べる

369.熱燗をあたためる夜の静けさよ
    猫のあくびで伸びて深まる

❄

368.福岡はいがいと寒いよ雪降るし
    香椎花園もきみもいまは無き

✨1/24(火)8人❄20首

367.あ、あれはオリオンだねと無垢に笑う
    きみに星座を教えたかった

366.初雪がそのまま積もる街だから
    行きのバスばかりが増えていく

365.お洒落ってときには命より大事
    白銀に咲く赤いスカート

❄

364.風花に紅く色付くその頬を
    ボクの両手であたためたくて

363.白銀とノスタルジックのガス灯が
    ボクの心を旅へ連れ出す

362.オレンジの街灯照らすしまり雪
    銀華の舞いを見守るボクら

❄

361.東雲しののめに崩るる深雪みゆきは声も無く
    思ひの色が染まり溶けゆく

❄

360.ゆびさきにひとひらの雪ひもといて
    流れるものはきらめいていた

359.どれほどの雪の欠片を集めても
    空へ還せないことを知った

358.真夜中の湖へ素足をひたす
    雪の行方を訊ねるために

❄

357.感染症で逝く友の隔離先
    から息継ぎの無い電話かな

356.賀状少なくなりました捲りつつ
    顔と名前が合はぬ友かな

355.AIが勧める友に受く虐め
    これより重い罪は無いだらう

❄

354.叶うなら、死後一片の雪になって
    里山に降りたい

❄

353.ヘイ!カモン、カモン、ベイビー 江利チエミ
    あの世から建さん呼びつけた

352.始発まで夢見ていたらバスに乗り
    君といっしょにあの街のうた

351.こちら神無月にあちら 死者の日に
    笑ふ悪霊ノーベンバー婆

❄

350.耳当てと手袋帽子コート着た
    ベイマックスな君を見送る

349.凍結を恐れて進む低速な
    車を追い越す子どもは風の子

348.湯たんぽのぼんやりとした温もりが
    猫の面影と重なりし夜

✨1/23(月)9人❄16首

347.こんにちは うさぎ年だよ こんにちは
    野菜売り場でまた会いましょう

346.あなたがね走ってくれた1000キロは
    楽しさ淋しさ一緒に乗せて

345.太陽の光にそっと気がつく日
    そこから見えるのは喜びと

❄

344.はるか過去 逃げ切ったはずの受験期を
    再度リアルに子を送る親

❄

343.白い雪ふわりやわらか手のひらに
    キラリきらめきダイヤのようさ

342.1月と2月3月数えては
    春風思ひ心麗し

341.オリオンに手を差し出した君と僕
    瞬く冬の奇跡のひかり

❄

340.春遠しヒートテックと靴下の
    二枚履きにてお待ちしてます

339.ぶるぶると肩を寄せ合い風の子が
    いつの間にやら押しくらまんじゅう

❄

338.母縫いし薄き仕立ての丹前を
    ガウンのように大寒の夜

❄

337.刹那よりも少し長き君の息
    我が背まろびて春を呼びこむ

❄

336.大雪の大人雪かき傍らで
    雪遊びする子ども見守る

❄

335.雨戸開け隣の壁に化け物が
    髪を揺らせば見慣れた寝ぐせ

334.春の陽に鉢底の影に目をこらす
    メダカの寿命が尽きた頃かと

333.夜明け前美味しそうだとひと掬い
    今日の地平のオレンジゼリー

❄

332.ふわふわり白いコートの君が行く
    今、今ここでつかまえないと

✨1/22(日)8人❄20首

331.サッカーに夢中の父ぞ冬日和
    まだまだ行けるそこでシュートだ

330.冬凪の光きらきらさざめいて
    五年経っても帰らない君

329.冬の海ラストシーンは富津発
    「行きますかね」と立ち上がる君

❄

328.思いつき熊の形にしてみたら
    かわいい子熊のパンケーキ

❄

327.雪景の渓谷を行く只見線
    復旧の路みちほろ酔いながら

326.冬の花冬の果物冬の鳥
    軽くおぼえる親近感かな

325.君の手の意外なほどのつめたさと
    それにそぐわぬなめらかさかな

❄

324.十月にコートを着込む北国の
    人冥府の柘榴の数は諸説

323.雪虫のほの青きさまは北国の
    暮れのさみしさ宥むるごとく

322.雪虫の綿の正体究明し
    心は躍るマリリンの風

❄

321.お雑煮の おもちは何個? 3つかな
    もうすぐできるよ (・・・やっぱだいすき)

❄

320.冬の土手健気に咲けるたんぽぽよ
    私も弱音はくのはよさう

319.骨壺に入りきれない父の骨
    われを背負ひしたくましき骨

318.公園の枝に揺れいる手袋の
    指一本がツンと天指す

❄

317.凍蝶いてちょうや夜の帳に潜む身を
    今こそ飛ばせ眠る間もなく

316.野うさぎの穴から臨む星々の
    行方を占めす君と遥々はるばる

315.埋められぬ君との距離をキープして
    噤つむぐ真実ただ息白し

❄

314.花育て並べて眺めて悦に入る
    冬の窓辺はシクラメンかな

313.綿毛雪瞼に重く朝寝坊
    武蔵坊真似雪かき握る

312.立春を祝うお酒があると聞き
    財布の紐がゆるむ冬の日

✨1/21(土)6人❄16首

311.白くまくん メーカーどちらでしたっけ
    パナじゃなかった?いや東芝か?

310.シロクマに逢いにはるばる北極へ
    道半ばにて セイウチの餌

309.どうしてだパンダの方がモテている
    理不尽やぞと シロクマの声

❄

308.まだ誰も起きない朝へ足跡を
    並べ今だけ吾だけの雪

❄

307.無差別に愛を求めることやめて
    着膨れるまま閉じるファスナー

306.人生はおでんで言えば大根か
    昆布かまたはおでん全体

305.もう二度と甘い言葉は信じない
    大根煮込む時間の話

❄

304.幽谷ゆうこくに涙流るる雪の川
    我を抱いだくや宇津田うつたの姫よ

303.虎落笛もがりぶえ湖うみを抱くやしぶき氷
    口に含みし君の指先

302.「えんぶり」の文字のつなぐや斗南となみの地
    たまさかなるか多生たしょうの縁えにし

❄

301.風呂吹きや垣根のむこう薫りたつ
    星のでる頃 誰かの実家

300.ベンチにて冬将軍の忘れ物
    出陣前夜 陣羽織かな

299.サクサクと落葉踏みしめやってくる
    天気図の隅 将軍さまは

❄

298.冬晴れの富士を拝して学堂の
    道場に入る少年剣士

✨1/20(金)5人❄14首

297.あつあつの想い届けに冬の夜
    キンキンだってへっちゃらだもん

296.はやく春来ないかなって言う君が
    待っているのはサンタクロース

295.ぴったりの文字見つからぬ50音
    あといの間こといの間

❄

294.ラッピング 包む楽しさ嬉しさと
    渡す喜び繋がる縁えにし

293.チョコレート みんなと同じラッピング
    中身を変えて彼氏に渡す

❄

292.あの朝もこんな小雪が舞っていた
    忘れてないよ覚えているよ

291.砲弾の夜空切り裂く閃光せんこうを
    美しと言うそれも人間

290.逃げること選ばぬ人の数多あまたいて
    キーウの街に雪は降り積む

❄

289.いってらっしゃい気をつけて
    手袋渡し君を見送り今日も待つ

288.夜も更けて帰った君とふたりきり
    湯船で過ごす語らいの時

287.冬木立通り抜け戸を開けてみる
    出迎えたのは満開の花

❄


286.
はんぺんを黒と白とに言い分ける
    静岡人のこだわりおでん

285.大根と黒はんぺんにダシ粉掛け 
    ほんのり甘い静岡おでん

284.ぐつぐつと鍋の中にはおでん種
    懐かしい味 故郷の香り

✨1/19(木)1人❄1首

283.悴かじかんだ手を摩りつつ通り過ぐ
    ネオン看板ビキニラウンジ

✨1/18(水)5人❄9首

282.冬休み終わり見送るターミナル
    君の片手に接種証明

❄

281.君のひげ毛の生えたその柔肌やわはだも
    牙ある口もすべて愛おし

280.長い時間付き合いを続け繋がって
    いると思ひし人は逝きけり

279.朝まだき庭の片隅氷張る
    小さな池に魚は棲むや

❄

278.「でも」から始まる一日もあって良い
    それを自分に許して一月

❄

277.雪の夜 風のくしゃみが心の海に
    後悔ばかりを降り積もらせる

276.愛犬の寝息が部屋に響く夜
    冬のオリオン舞い立ち歌う

❄

275.手を出さず友に託して千早振ちはやぶる
    畳の上のチーム戦かな

274.息白し ベンチコートに包くるまれて
    編みしニットよきみ想ふ

✨1/17(火)4人❄12首

273.小春日にあなたの親になれました
    世界に色がついて見えました

272.初霜や僕をここから救い出して
    そうっと目を瞑ってる間に

271.こんどこそうさぎがかりにりっこうほ
    つくえのしたであげたりさげたり

❄

270.吾子の駆るムーヴで向かふ父祖の墓
    おおすみの野はいと長閑なり

269.門松は黄泉への旅の道しるべ
    目出度くもあり目出度くもなし

268.かさかさと枯葉の揺るる並木みち
    止みし足音不意のくちづけ

❄

267.とめどなく 月の光が胸叩く
    藍空走る涙は流星


266.
もうこんな時間?手中に溢こぼる
    情報閉じて 眺るは冬の空

265.冠雪やひとつの本を読み終えて
    閑かに諭す里の山

❄

264.愚痴言わず 笑顔で生きよ
    1.17 3.11が教えてくれた

263.食べてるか 風邪治ったか 寝れてるか
    子は年とれど母は変わらじ

262.泡だてたラテで味わう温もりは
    今日を乗り切る最初の褒美

✨1/16(月)3人❄9首

261.生きている冷たさだろう
    手袋を外した指で触れる右頬

260.スノードームみたいに降っている夜の
    静かの向こうで聞こえる寝息

259.吐く息が白く揺れては焼きたての
    パイを切り分けるような新雪

❄

258.恋の〆 せめて夏かな 愛の果て
    美しくなる 冬の朝にして

257.人生は冬ではなくて春先で
    息吹を感じて終わりにしよう

256.言葉には、時の魔物が口を占む
    教えてほしい あなたの言葉

❄

255.フワリとか、ゆっくり来るのが幸せで
    ドカドカとはね背けるひとみ

254.目が開かぬ、うすらぼやけた世界でも
    見つけるうれし胸あたたまる

253.ザクザクと君のスキップ足元に
    霜蹴散らして跳ねる背中が

✨1/15(日)3人❄9首

252.入試終えホットココアで乾杯と
    微笑む君に告げたい想い

251.雪道のキュッと踏込む足音に
    楽しくなりてキュッキュッキュッー

250.冬の旅どこへ行こうか問う君の
    耀かがやく瞳ひとみときめく僕さ

❄

249.冬夕日透明色のオレンジに
    寒き闇風照らし輝く

248.初御空はつみそら流れ輝く彩の雲
    蒼き空へと時昇のぼりたる

247.朝の陽に淡く輝く枯れすすき
    天の光を受け咲き乱れ

❄

246.片思い 冬空冷えて悴かじかんだ
    恋を温め「好き」とつぶやく

245.君にしか かなえられぬと空見上げ
    春に消えゆく 恋の結晶

244.手を広げ 冬の光を抱きしめる
    恋してるから知った煌めき

✨1/14(土)4人❄10首

243.寒空の下洗濯物干して
    テーブルの上のコーヒー冷めゆく

242.悪趣味と言う子に返す言葉なし
    画面の向こうのナマハゲの姿

241.風に揺れる成人の日の振袖
    慣れぬ足取り大人への一歩

❄

240.冬空に果樹の手入れをする農夫
    半年あとの桃梨を想う

❄

239.凍るみち必死になって辿り着く
    試験場のライバルまばら

238.七時頃ダウンを着込んで外に出る
    羊の毛刈りに怯える毎日

237.ペンギンの小さな足跡懸命に
    まっさらだった平地をへこます

❄

236.雪時雨レターパックの消印は
    あと一日で新年となる

235.病室の隅で春待つ千羽鶴
    使えなかった外泊届

234.同病の友の訃報の冬の朝
    自分だけはと祈る情けなさ

✨1/13(金)3人❄8首

233.小春日の午後の図書館猫の影
    『時計じかけのオレンジ』を読む

232.崩れ逝く白き乳房の輪郭は
    爪紅つまくれないに風花の散る

❄

231.イタリアのたましい丸めた肉まんを
    頬張るこどもが未来をつくる

230.「10円安い」と遠征する日々は
    君がおみくじ引くための日々

229.ネオ・シティ見えないオリオンなぞり書く
    教えてくれた君は確かに、

❄

228.クラッチも握れぬ寒さに鼻水は
    頬をつたいて リアにフッ飛ぶ

227.眷属の肌の冷たし 人肌の温もり求め
    夜を彷徨う

226.「生きてるよ」「生きてるってば」
    「生きてるぞ」春待つ君の逞しきかな

✨1/12(木)3人❄9首

225.そこをどけ ウチら同中 花盛り
    我が名の旗を ハタチの空へ

224.祈る君腕時計見てかみしめる
    着けば合格 君は合格

223.重ね着をすれば節約耐え忍ぶ
    どこにもいけず 手脚は近く

❄

222.凧揚げを教えるはずの爺さんが
    熱中し過ぎ孫砂遊び

221.あの子にも桜を見せて上げたいな
    と雪だるまを指差す我が子

220.ごめんねと首を垂れるクリスマス
    ローズに積もる雪撫で下ろす

❄

219.仏壇ぶつだんにXクリスマスケーキ供そなえたら
    女神めがみが隣の柱から見る

218.言葉より心がキラリ光るとき
    クリスマスの夜世界は変わる

217.外に出て寒さと共に思い出す
    あの日あの時あなたの景色

✨1/11(水)3人❄7首

216.やるせない寒さは続き雨が降る
    でも大丈夫 温かな手

❄

215.風花の重みを受けて舞うひかり
    きみとぼくとの青い春散る

214.キラキラの夜の街から帰宅する
    ぼくの部屋にはきみというあかり

213.風花に生まれたきみをぼくという
    一輪挿しにさす春隣

❄

212.晩酌にノンアルデビュー致しました
    体が大事よワイン味

211.絵を描いていつまで描けると自問自答
    きっと描けない描くのやめたら


210.
未来への投資と正月散財し
    未来が不安とビール飲み

✨1/10(火)2人❄6首

209.膝掛けと厚手の靴下首マフラー
    エアコン最強まだ寒い部屋

208.創作をできる幸福感じつつ
    食べるアイスはohマーベラス

207.辛いこと楽しいこともあるけれど
    元気があるからなんでもできる

❄

206.寒いねと絡めた指はいつの日か
    もう届かない君のぬくもり

205.作詞業めっちゃ苦手なジャンルだわ
    でも冬の歌チャレンジするね

204.どうみても変化球しか浮かばない
    冬空の下思いを紡ぐ

✨1/9(月)1人❄3首

203.クリスマス喜び静けさ同居する
    しみじみ幸せそれぞれ幸せ

202.隔離期間玄関ベルが鳴り響く
    窓から覗けばサンタの行列

201.白熊に逢ひに行きたし月曜日
    帰省の切符ポチリと予約

✨1/8(日)3人❄8首

200.枝先につぼみ膨らみ春を待つ
    しづごころなく雪を憂ひて

199.かじかんだ涙腺ふたつ空っぽの
    浴槽に膝をかかえている


198.
きりもなく木の葉散る道肩ならべ
    聞きたいことは何も聞けずに

❄

197.心中に雪は降り積み埋もれゆく
    痛み涙も跡形もなく

196.ひと足を踏むごとに春近く
    君なき冬をただ置きざりにして


195.
呟くとあなたからまた返信が
    ありそうで無くああ泣きそうだ

❄

194.ラジオより流れし歌は『冬景色』
    母と歌いし懐かしき日々

193.アツアツの焼き芋抱いて帰る道
    今日も明日も頑張れ私

✨1/7(土)5人❄14首

192.花咲くを待ち望んでた昨年よ
    準備はいいか春はすぐそこ

191.寒いのはもうたくさんと閉じ籠る
    そう言えば昨日豆売ってたな

190.初風が透明度上げ吹き抜ける
    飛ばせ心を遠心力で

❄

189.彷徨うてワーズワースの水仙花
    谷間に揺れて空に溶けゆく

188.初氷透ける木の葉のアスピック
    色鮮やかに心和ます

187.窓越しの枝葉もたわわ垂しずり雪
    我が心にもしなだれ行きぬ

❄

186.サンキャッチャー冬の太陽いっしんに
    浴びて舞う虹 床に壁にと

185.三が日毎朝通いやっと富士
    雲の切れ間に白き山頂

❄

184.目を閉じてまぶたを意識して見れば
    蛍光灯も虹の景色か

183.映像の焚き火の音に包まれて
    友と語らう夢に微笑む

182.冬晴れに一富士二鷹三茄子
    描えがいた紙を枕の下へ

❄

181.太陽の風作り出すオーロラを
    見れたら多分死ぬと思う

180.海獣の住む白い国チャーチルの
    流るる時間包まれてみたい

179.いつもみる寂しい時の一人旅
    真白の世界行くストリートビュー

✨1/6(金)1人❄2首

178.いつか見た時の砂また巡りゆく
    いのちの終わり輪廻に委ね

177.母の手をそっと握って涙ぐむ
    まだ温かい消えゆく命

✨1/5(木)5人❄14首

176.ポケモンのジムで対戦テラスタル
    コツをつかんで勝敗決まる

175.のび太くん遅さがごかく気が合うな
    勉強が好き勉強がきらい

❄


174.
忙しないテレビを消してうたた寝の
    君にひざ掛けあるだけ掛ける

173.人波は濁流のごと年の瀬に
    中州のベンチで固まる私

172.「寒くない?」その一言を言わせない
    君の防寒対策はプロ

❄

171.冬休みイオンモールに子どもたち
    フードコートにあふれる笑顔

170.福袋開けて嬉しい玉手箱
    一喜一憂中身の値段

169.三が日あっという間に過ぎていき
    覚えているのは孤独のグルメ

❄

168.年末の買い出しも済み穏やかな
    元旦の刻初荷ざわめき

167.ヒーターの暖微睡みて令和いま
    炬燵恋しき昭和愛しき

166.冬の朝明けの明星瞬きて
    冷えた身体からだと燃える生命こころと

❄

165.未踏の夜の雪原に雪豹が立つ
    瞳が蒼く燃えている

164.陽を隠す 稜線に雪煙せつえんあり
    氷の獣が彼方へ吠えた

163.極北に空がまた巡る氷は
    蒼い太陽の夢を見る

✨1/4(水)6人❄17首

162.澄んでます!みたいな顔で冷たくて
    鋭いだけの空気がウザい

161.渡された真綿の意図はやわらかく
    首を絞めずにあたためている

160.冬はつとめて 白い吐息も今日の日を
    急ぐぼくらも似合ってて良い

❄

159.星がない星がないこの街のそら
    雪あかりよりも星を見せてよ

158.まちなかのどんなイルミネーションよりも
    きらきらひかる「着いたよ」のLINE

157.はしゃぐ子に叩き起こされ寝不足も
    悪くはないなクリスマスの朝

❄

156.深々と出来上がってく雪景色
    明日は歩きかため息一つ

155.正月にもらって嬉しいお年玉
    あげる立場の切なさを知る


154.
新年を迎えて思う今年こそ
    ハッと気づけば次の新年

❄

153.笑いあうきみと二人で熱燗を
    しんと冷えたる月夜の底で

152.雪の道あしあとだけを残すきみ
    もう届かないぼくの声だけ

❄

151.十六夜とポラリス出会う天空の
    下でささめく鶴と亀かな

150.寝坊して見上げた空は初春の
    ブーストかかる冬のアジュール

149.きっぱりと雲が途切れる場所があり
    あの下は違う風が吹くんだ

❄

148.唇の重なる部分よけながら
    二人の吐息で溶けていく雪

147.あきらめる理由をそっと描いては
    雪で消されてまたやり直し

146.期限切れ霜の降りた約束は
    捨てられなくて凍らせたまま

✨1/3(火)6人❄15首

145.コンビニでホットコーヒー2缶買う
    カイロはいいの 寒くないから

144.年越しの不合理的な大騒ぎ
    ただの零時の ただの寂しさ

143.風 祈ることしかできぬ人間の
    日の出をじっとじっと待つ群れ

❄

142.鬼も泣くおでん熱しと噛む氷
    さらに泣かすは知覚過敏よ

141.いのちやいのちや荒れ野も荒れた年月も
    冬の嵐も鍋にする

140.鈍重なミシンの音が年を継ぐ
    まっさらな生地が欲しい除夜だ

❄

139.恋に濡れ雨あま差したるそのときに 
    あらわれし葉と刃はの験者と日暮れかな

❄

138.ふるさとに空き家の増えし冬夕焼け
    私道にひとり明日を見つめる

137.生き様は不器用にして寡黙なる
    祖父の背中はいつも大きく


136.
過疎村の雪に埋もれし野仏を
    明るく囲む水仙の花

❄

135.朝起きて並ぶおせちを食べながら
    囲んだ家族笑顔が続く

134.クリスマスもうやめようと決めたのに
    誘惑される並んだケーキ

133.朝散歩見上げた空に肋骨雲
    何度も見てはゆるむ口元

❄

132.新しい年新しい肉体が
    欲しいと思い叶わない朝

✨1/2(月)6人❄18首

131.朝散歩舗装離れて草むらへ
    童心になって散らす霜かな

130.風花を照らす朝日に目を細め
    少し座りて上を見上げて

129.子が二人喧嘩中かと耳すます
    柊さわる度胸試しか

❄

128.雑踏に紛れしきみの背の遠く
    手を振り尋ぬいつ会えますか?

127.テールランプ点滅合図に手を振りて
    帰省の笑みと寂しさひとつ

126.宴あと溢れる皿の片付きて
    シャボン流れて月冴えし夜

❄

125.冬ざるる心あやなし
    思ひゆく面影も見えぬあけぐれの空

124.待ち人を見つけて笑みが咲きこぼる
    真白き吐息のクリスマスローズ

123.小雪降る静寂しじまの夜に僕たちは
    あたため合ったね眠りにつくまで

❄

122.シュンシュンとやかんの湯気に曇り窓
    ほどよい睡魔に穏やかな日々

121.指先のかゆみこらえて雪だるま
    マフラーまいて さぁ完成

120.大根にきな粉にしょうゆにゆで小豆
    揚げても美味い!! 餅まつり

❄


119.
存続に命燃やせし君なれど
    この世の真は神々の夢

118.楽園と思いし我が家を抜け出して
    渡る世界は鬼すら共に

117.人類の歩みの止まるその日まで
    歌で命を私は繋ぐ


❄

116.落ちてきた凍星くわえ犬たちの
    弾んだ息で夜は真っ白

115.影だけが見える少女の一輪車
    広場に誰もいない一月

114.終わりなく雪降る積もるこの街は
    もうこの世から消えてゆくかも

✨1/1(日)2人❄6首

113.どれくらい愛しているかと聞くあなた
    それはほんとに悪魔の証明

112.夜もすがら君の瞳の🔥炎ほむらにて
    焼かれてとけし暁月夜あかときづくよ

111.抑えてる閉じ込めたはず夕間暮れ
    マスク越しでいいからキスをして


❄

110.雪降って喜べた日に戻ろうと
    白銀の朝外す手袋

109.「必要なもの」のリストにいたはずの
     あなたが消えた聖夜の散歩

108.君の手が思ったよりも冷たくて
    ずっと繋いでられてよかった

✨12/31(土)1人❄3首

107.冷たい手ぎゅっとつないで歩けたら
    僕の心は春の陽気に

106.見上げてもグレーの雲に包まれて
    見えない空は未来みたいだ

105.初日の出光を受けて西を見て
    昨日の夜に別れを告げる

✨12/30(金)5人❄11首

104.力なきああ力なき我に問う
    この胸の海荒れる波音

103.遠き国戦地を歩くおさなごの
    親にはぐれてなにを見てるの?

102.半分こ上弦の月見てますか?
    星降る夜にストーブあかき

❄

101.鈴の鳴るきらめく街に雪花舞う
    ひとりで歩くもう決めたこと

100.息白し会いたくなると行ってみる
    君と歩いた海沿いの道

99.カタールの歓声天に両腕を
   突き上げ吠える轟くドーハ

❄

98.一緒だよそばにいるよと母の声
   買い物帰りマフラー握る

❄

97.枯れた木は拾い上げた葉の一枚を
   愛する者へと変え春を待つ

96.雪の日の夜空は澄んで美しく
   静かな団地のゴミ捨て場まで

95.「て!」と出す君の右手は冷たくて
   僕の手で少し温ぬくめてからゆけ

❄

94.いまわたし裸の心震わせて
   愛しいきみに想い伝える

✨12/29(木)5人❄15首

93.新しき年に向かって行く日々に
   置いてけぼりになって泣いてる

92.冬木立向こうに光る星二つ
   わが父母と感じて泣いた

91.林檎食む在りし日の母頬の色
   思い出したら涙溢れた

❄

90.あぁ誰か冷たい空気流れ込む
   すきま風吹くドア閉めてきて

89.息白し煙のつもりその昔
   お菓子のパイプでホームズになる


88.
黒豆の甘い香りが立ち込めて
   恒例となる年の瀬の幸

❄


87.
はらはらと手に舞い降りてきた雪よ
   彼に伝えて愛していると

86.街角に独り佇み舞う雪よ
   君への愛は手が覚えてる

85.食べたいと君が望んだ豚まんを
   抱えて走れ雪の舞う中

❄


84.
何処へ行く僕の心と裏腹に
   君の心は降る雪の中

83.襟を立て背中丸めて歩き出す
   冬の買い出し家族のために

82.渡り鳥木枯らしに乗り飛来する
   遥か彼方の氷の地から

❄

81.白き世に万華の如く六花
   凍いつる池にて筒を覗かむ

80.またはあらじ彼あの笑みとて忘るまじ
   風花抱く想ひ見ゆれば

79.捉とらへしは一期一会の雪の花
   いともたやすく消ゆると知れど

✨12/28(水)2人❄4首

78.聴こえれば帰ってきたんだしみじみと
   故郷の空に「火の用心」

❄

77.遮断機を潜った先の幽天に
   生きるが轢断され寒凪ぐ

76.初日の出錆びたワタシと太陽は
   確かにそこに確かに在った

75.カラフルな薬とモノクロの生き方
   混ざる胸骨泣く寒苦鳥

✨12/27(火)7人❄17首

74.オシ踊る姿みつけてああキャンディ
   一緒に跳ねたクリスマスイブ

73.やりきった髪をかきあげ空を観る
   キラキラきれい白雪の夜

72.AIと手を組み遊ぶクリスマス
   記録を超えよ自分を超えよ

❄


71.
子供らのジャンプスーツが可愛くて
   このために北に住んだかと思う

70.冷え込みにやがて体も追いついて
   積もる雪さえもはや香ばし

69.雪上を車が滑走した果てに
   追突させて肝冷えまくる

❄

68.荒れた庭ごめんと俯くその先に
   何の何のとクリスマスローズ

67.金色の三日月を目に焼き付けて
   死の床にある父に届けよう

66.光墜つひとり娘を愛し抜き
   揺るぎなき父の最期のお手本

❄

65.薄氷コート掴んで歩をそろえ
   ピタリ寄添う人混み好きかな

64.舞いおちて頬に寄り添う六つの花
   溶けゆく雫涙かくして

63.むつのはな君したためしラヴレター
   ねぇ逢いたいと声がきこえる

❄

62.行く夜道遠き我が家の子らの声
   微かに聞こえ今走り出す

❄

61.心停止しそうなくらい痛むのに
   静電気には逆ができない

60.君は雪積もれば道はぐちゃぐちゃで
   僕は凍った地面を歩く

59.うたたねをする子の髪を撫でながら
   炬燵の電気を消す母の手

❄

58.元気になあれ元気になあれ
   元気に、元気に、元気になあれ

✨12/26(月)5人❄13首

57.ハグからのずっとこうしたかったんだ
   私もだよと時よ止まれと

56.何故かしら不意にもたれて膝枕
   髪を撫でられ跳ねる心臓

55.ぬいぐるみ抱きしめるのに丁度よい
   カタチ大きさ手触りの良さ

❄

54.雪 君の髪に、睫に、頬に、肩に、
   清らかに受肉する君なりき

53.去年こぞ逢ひしきみとふたたび今日けふの聖夜イブ
   ふたりは雪の囚人とならむ

52.来ぬ人よ来る人にな~れ ビビディ・バビディ・ブー
   メリー・クリスマス

❄


51.
猫が来てコタツに入れてとキラキラの
   瞳に勝てるものは無かりし

50.片方の手袋外して手をつなぐ
   次の季節へタイムトラベル

49.白雪の妖精が舞う街並みに
   優しくなれと魔法がかかる

❄

48.ぐるぐるに巻いたマフラー赤い鼻
   手を暖める仕草にきゅんする

47.日々こなし慣れて消えゆくときめきに
   イルミネーション魔法をかけて

46.私には縁がなかったピアス穴
   贈られたからにゃ腹括る冬

❄

45.コンビニで肉まん一つ110円
   悲運!全額キャッシュバック

✨12/25(日)15人❄44首

44.走り継ぐ「たすき」を手にし早乙女は
   無敵となりてラストスパート

43.温もりを奪われし国ありて泣く
   罪なき子らよ聖夜の子らよ

❄

42.どうにでもならないこととなることと
   私が雪で君が星とか

41.雪越しに耳を澄ませば聞こえるか
   泣いてばかりの君の心音

40.冬籠りしている君とお茶したい
   これが好きだと言ってたカップで

❄

39.どこで見る? 次の桜の話など
   する人と食む年越しの蕎麦

38.両の手を包むぬくもり
   君思うお守りとして届く手袋

37.この距離に試されているかもしれぬ
   2人同時に仰ぐオリオン

❄

36.寒空さむぞらに星が瞬き気がそれて
   おばけの怖さ忘れてしまう

35.雪はない見えるぐらいの寒さだと
   通学途中考えている

34.眠れぬ夜外出てみると白い息
   弱光じゃっこうと寒かん熱い涙も

❄

33.「160℃で90分したら完成よ!
   やっぱ焼き芋だよねーみーんな大好き!」

32.「ひとりきりのX'mas Eveも素敵よね」
   DJの声にグラス傾け

31.「ちょっち来てー!ほら綺麗でしょあの星が
   すばるよあなたもそう思わない?」

❄

30.ビル風に負けぬ覚悟でドアの外
   不覚ならんや心折れそう

29.気合い入れ起き上がらんと布団はぐ
   寒さに負けてあと少しだけ

28.北風に負けるもんかとマフラーに
   顔隠す人襟立てる人

❄

27.吐く息が白くて黙る一人ぼち
   楽しいことは雪に隠され

26.トナカイの足跡残る空見上げ
   来ないサンタに愚痴を吐いてた

25.月の影追いかけている雪だるま
   とけてゆくのはなんのなごりか

❄


24.
花咲いて実の実る日を夢にみて
   わたしは根となり土となろう

23.地中海望むあの丘美しい
   水仙の咲く君の故郷

22.良い年になんの恐れもない年に
   なりますように祈りましょう・・・
   A very Merry Christmas And a Happy New Year

❄

21.雪かきは生きるためにするもので
   温泉街の冬はつとめて

20.浴衣では薄すぎるマイナス6℃
   お土産屋か居酒屋か分からない店に入る

19.「一昨日まで積もってなかったんですよ」
   信じられない 1mの山


❄

18.吹き荒ぶ嵐に暮れる野辺の里
   炉火いろりつけて春の陽を待つ

17.烏啼きむぎ蒔く手にも力込め
   のどけし畑に梅返り咲く

16.畑への霜の小径ちは足しびれ
    灯ひのなき里は小鳥も眠る

❄

15.一晩で庭に雪原出来ていた
   サンタの前に警報来たよ

14.クリスマスチキンやケーキそれよりも
   妻と過ごせばこの上無し

13.御年賀の手紙に込めたありがとう
   今年こそはと一等願う

❄

12.バカヤロー あの頃はって笑いあい
   たかったよ ねぇ……怒ってないよ


11.
さよならの意味を初めて知った夜
   時空不可逆ホント云々うんぬん……

10.思い出にごめんと言った冬の星
   ダイヤモンドをかみくだく夜

❄

9.プレゼント開けて心も開いたよ
  笑顔を教えてくれたサンタさん

8.煙突を見つけたけれど銭湯で
  ひとっ風呂浴びたサンタであった

7.心にもお家があって煙突を
  見つけたサンタそこから入る

❄

6.帰るなり寒いを連呼暖をとる
  ほころぶ笑顔無事を喜ぶ

5.街中はイルミネーション彩られ
  眺める人をはずませ嬉々と

4.見る見ると魔法の粉で雪化粧
  見るものすべてメルヘンチック

❄

3.その笑顔出来ればやめてくれないか?
  僕は今でも真冬の荒野

2.傍らに灯すキャンドル揺らめいて
  僕はいつでも君なしのイヴ

1.待っていたあなたはずっと来なかった
  積もりし雪は根雪になりぬ


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