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Photo bytomekantyou1

冬の短歌 あの日の情景

    歓怒(かんど)

    外に出て寒さと共に思い出す あの日あの時あなたの景色


    言葉より心がキラリ光るときクリスマスの夜世界は変わる


    仏壇ぶつだんにXクリスマスケーキ供そなえたら女神めがみが隣の柱から見る


     白熊杯に参加します。


    自作解説

     冬の寒さは心を引き締める。そんな心に昔の風景が思い出される。昔の人は恋の歌を贈り、それを相聞そうもんといった。今に生きる私は、思い出として心の奥にしまい込んでいた恋の歌を引き出す。
     現代の短歌の源流である万葉集からの和歌の集大成は小倉百人一首。昔の「歌」から教えられることもある。


     クリスマスは日本では一つの行事として確立している。それぞれの人がクリスマスのイメージを持っている。そんな行事があると、人の気持ちは変わることができる。
     日本に定着しつつあるハロウィンも人の心に変化を与えてくれるだろう。「えんとつ町のプペル」の映画を見た子どもたちは、ハロウィンのたびに主人公のルビッチのように、心に大きな変化が起きるかもわからない。


     最後の短歌はちょっと狂歌っぽくなった。女神は天照大神あまてらすおおみかみ。そのお札が柱に貼ってある。日本では八百万やおよろずの神といって、800万人の神様がいるといわれる。八という数字は末広がりで無限を表し、「数が多い」意味に使っている。だから日本では、仏様もイエス様も同じ神として考えてしまい、同居することができる。


     なかなか思いが言葉にできない。そもそもどんな思いを伝えようとしているのかもあやふやだ。短歌も難しい。
     百人一首の後は廃れた短歌を、正岡子規がよみがえらせ、多くの歌人がうまれ、多くの名作がつくられた。その思いを五七五七七に詰め込んだ作家たちの名作が中学校で学ぶ教科書に載っている。名作から学ぶことも多い。


     

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    神戸からの風。 歓怒の文字は「歓喜」「怒り」「喜怒哀楽」を示し、「かんど」は漢字では「神戸」とも書ける。「感動」とも書ける。 毎週、日曜日、木曜日更新。

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