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短編小説まとめ #022

    財布野紐ゆるみ


    こんにちは。財布野紐ゆるみと申します。
    以下、これまでに書いた短編記事をまとめています。

    なお前回のまとめ記事はこちらになります。
    ⇒ 短編小説まとめ #021

    211.純粋な人間


    父の後妻候補との対面で、その裏にある思惑を疑いながら、父の財産と自分の未来を守ろうとするというお話です。(約2100字)
    相手の打算を見抜こうとするとき、同様に相手も自分のことを鋭い目つきで見つめているのかもしれません。

    212.朝六時の暖簾


    退職したばかりの男が、行くあてもない朝に入ったうどん屋で、朝六時に暖簾を出し続ける店主に出会うというお話です。(約2100字)
    役割を失ったあとも、人はすぐにはその肩書きを脱ぎ去れないことがあるのだと思います。

    213.流れの中で


    不安を抱える中、石や占いに救いを求めはじめた女が、少しずつ「意味」と「流れ」に囚われていくというお話です。(約3300字)
    人は偶然を「意味」と捉えはじめたとき、自分でも止められない流れの中へと進んでいってしまうことがあるのかもしれません。

    214.五分前の外側


    時間に余裕がないと落ち着かない男が、いつもぎりぎりな恋人とのズレに戸惑いながらも、感覚の違いを理解していくというお話です。(約3150字)
    同じ約束をしていたつもりでも、人によって守っているものは実は少しずつ違うのではないでしょうか。

    215.丁寧な暮らしの帰り道


    お店へ商品の受け取りに訪れた女が、店員とのやり取りの中で、理想と現実のズレを噛みしめるというお話です。(約1900字)
    ほんの小さな雑さひとつで、心地よさを求めて整えたはずのものの輪郭があっけなく崩れてしまうこともあるのだと思います。

    216.濁ったビーズ


    友人を突然亡くした女が、遺された部屋で見つけた違和感を元に、その死の裏側に潜む可能性に気づかされるというお話です。(約6400字)
    思い出は残り続けるものですが、背景に疑念が浮かぶことで、その象徴が濁って見えてしまうことがあるのかもしれません。

    217.通知のない部屋


    創作投稿サイトの書き手が、ある日突然静かになった画面を前に、自分が書こうとしていたものを見つめなおすというお話です。(約2650字)
    誰かに届けたい願いと、届いているように見える仕組み。それらは似ているようで、案外違っていたりするのではないでしょうか。

    218.手土産のロールケーキ


    客人の土産であるロールケーキを囲みながら、言葉の解釈をめぐって話す中で、各々の考えや距離感が浮かび上がるというお話です。(約2700字)
    意味を考えすぎる時間はときに遠回りですが、その寄り道の中でしか見えない「人間味」というものもあるのかもしれません。

    219.安全な場所から


    小学校時代に起きたある出来事と、その後に知った意外な事実をきっかけに、「正しさ」と「傍観」の境界を振り返るというお話です。(約2200字)
    誰かを守るための言葉が、その人のすべてを見ているとは限らない。そんなことを思うときがあります。

    220.命の回数


    命を扱う現場から離れた青年が、新しい分野で積み重ねた時間の中で、自分の選んだ道の意味を問い直していくというお話です。(約3100字)
    直接触れなくなったからこそ見えるものや、違う道を選んだからこそ救われるものも、あるのではないかと思います。

    また、お話がたまったらまとめようと思います。
    よろしくお願いします。


    ※次回のまとめ記事はこちらになります。
    ⇒ 短編小説まとめ #023

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    【これまで書いたすべての記事は以下にまとめてあります】
    財布野紐ゆるみ全記事まとめ


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