ピンクの表紙の本おすすめ30選|優しく心ときめく装丁でジャケ買いしたくなる!
忙しい日常をほんの少しだけ淡く、ふんわりと彩ってくれる。そんな魔法が込められた「ピンクの表紙」の本を集めました。柔らかな色合いからは想像できないようなストーリー展開にドキドキすることも!
あなたの本棚に、ひときわ甘いひとさじを添える一冊が見つかりますように。気になった本はぜひ、手に取ってみてくださいね。

『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』大前粟生
恋愛を楽しめないの、僕だけ?
"男らしさ""女らしさ"のノリが苦手な大学二年生の七森。こわがらせず、侵害せず、誰かと繋がりたいのに。
ジェンダー文学の新星!
鋭敏な感性光る小説4篇を収録。
『君の前で息を止めると呼吸ができなくなってしまうよ(あたりまえポエム)』氏田雄介
あたりまえのことを、ラブソングの歌詞のような文体で美しい写真とともに綴る「あたりまえポエム」。『めざましテレビ』他、各種メディアで話題沸騰のこの人気企画をついに書籍化! 書籍版では書き下ろしポエムを多数収録し、一編の小説としても楽しめる仕掛けになっています。 ページをめくるたびに、1ページずつ進んでいく。このドキドキ感を、あたりまえポエムで味わってみませんか?
『サクラの守る街』朝倉宏景
『あめつちのうた』
著者の最高傑作!
「拳銃も持てない」「逮捕もできない」そんな最弱の守護神!
トラウマを抱えた4人の警備員が守るもの。
「人間としてのプライド」
「最低限の生活」
「それは、もちろん正義」
「守りたいものなんて、とうになくしました」
人生に迷った者だけが見つけた答えとは?
『みんなこわい話が大すき』尾八原ジュージ
ほんとうにこわいものは、何?
ひかりの家の押入れにいる、形も声もなんにもない影みたいなやつ、ナイナイ。
唯一の友達であるナイナイをいじめっ子のありさちゃんに会わせた日から、ひかりの生活は一変した。
ありさちゃんはひかりの親友のように振る舞い、クラスメイトは次々と接近してきて、いつもはつらく当たる母親さえも、甘々な態度をとるように。
絶対に何かがおかしい。疑心暗鬼になったひかりはありさちゃんと距離を置こうとするが、状況は悪化するばかり。
数年後、〈よみご〉と呼ばれる霊能者・志朗貞明のもとに、幼い子供と心中した姉の死の真相を探ってほしいという依頼が舞い込んでいた。
無関係に思える二つの異変は、強大な呪いと複雑に絡み合い……。
第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作。
『桜風堂ものがたり(上)』村山早紀
書店に勤める青年、月原一整は、人づきあいは苦手だが、埋もれていた名作を見つけ出して光を当てることが多く、店長から「宝探しの月原」と呼ばれ、信頼されていた。しかしある日、店内で万引きをした少年を一整が追いかけたことが、思わぬ不幸な事態を招いてしまう。そのことで傷心を抱えて旅に出た一整は、ネットで親しくしていた、桜風堂という書店を営む老人を訪ねるため、桜野町を訪ねるのだが……。
『手紙』東野圭吾
武島剛志と直貴は二人きりの兄弟だった。
弟の大学進学のための金がほしくて、剛志は空き巣に入り、強盗殺人の罪を犯してしまう。
服役中の剛志から直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く。
しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる。
ある職場で疑いをかけられ、倉庫に異動させられた直貴のもとに現れた男性は、「差別はね、当然なんだよ」と静かに言うのだった――。
年月が流れ、家族を持った直貴は、ついにある決意をする。
人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。
犯罪加害者の家族を真正面から描き、映画化(主演・山田孝之)、舞台化もされ、感動を呼んだ不朽の名作。文春文庫史上最速でミリオンセラーとなり、200万部を売り上げるベストセラー。
『優しい死神の飼い方』知念実希人
犬の姿を借り、地上のホスピスに左遷…もとい派遣された死神のレオ。戦時中の悲恋。洋館で起きた殺人事件。色彩を失った画家。死に直面する人間を未練から救うため、患者たちの過去の謎を解き明かしていくレオ。しかし、彼の行動は、現在のホスピスに思わぬ危機を引き起こしていた―。天然キャラの死神の奮闘と人間との交流に、心温まるハートフルミステリー。
『路上のX』桐野夏生
一家離散によって幸せな生活を失った女子高生の真由。義父の虐待から逃れ、街で身を売るリオナ。二人は運命的に出会い、共に生きる決意をする。ネグレクト、DV、レイプ。最悪の暴力と格闘する少女たちの連帯と肉声を物語に結実させた傑作が、遂に文庫化。
『あしながおじさん』ジーン・ウェブスター
わたしはあなたのもので、あなたはわたしのものです。
孤児院育ちのジュディが謎の紳士に出会い、ユーモアあふれる手紙を書き続け――。最高に幸せで素敵な結末を迎えるシンデレラストーリー!
孤児院で育ったジュディの人生に、とびきりのチャンスと幸せが舞い込んできた。名を名乗らない裕福な紳士が、奨学金を出して彼女を大学に通わせてくれるという。ただし条件がひとつ。毎月、手紙を書いて送ること。ジュディは謎の紳士を「あしながおじさん」と呼び、持ち前のユーモアがあふれた手紙を書き続けるのだが――。最高に素敵なハッピーエンドが待ち受ける、エバーグリーンな名作。
『一万年生きた子ども 統合失調症の母をもって』ナガノハル
精神障害のある人が400万人を超える時代。
あなたのそばに「一万年生きた子ども」はいませんか?
【あらすじ】妄想にとらわれ何度も失踪する母。連れ戻しに行く8歳の私。仕事で家にいない父。平穏なふりをする学校での生活。やがて成長した私は、希死念慮や心身の不調で生活がままならなくなり……。「一万年生きた子ども」は、子どもとして生きることができず、大人になってからも悩まされた経験を表す言葉。
いま、「精神疾患のある親をもつ子ども」を、ヤングケアラーという社会問題として認識する機運が高まっています。しかし、精神疾患についてはいまだに差別や偏見の目が強く、当事者の多くが「まわりに言えなかった」「家族の存在が恥だと思っていた」と支援につながりにくいのが現状です。
当事者が「私のことかもしれない」と手にとり、気軽に読める本を、という問題意識から本書は生まれました。
小説のように一気に読めるのが魅力です。
『好き好き大好き超愛してる。』舞城王太郎
愛は祈りだ。僕は祈る。僕の好きな人たちに皆そろって幸せになってほしい。それぞれの願いを叶えてほしい。温かい場所で、あるいは涼しい場所で、とにかく心地よい場所で、それぞれの好きな人たちに囲まれて楽しく暮らしてほしい。最大の幸福が空から皆に降り注ぐといい。「恋愛」と「小説」をめぐる恋愛小説。2009大学読書人大賞受賞。(講談社文庫)
『検事の信義』柚月裕子
孤高の検事の気概と執念を描いた、心ふるわすリーガル・ミステリー!
検事・佐方貞人は、亡くなった実業家の書斎から高級腕時計を盗んだ罪で起訴された男の裁判を担当していた。被告人は実業家の非嫡出子で腕時計は形見に貰ったと主張、それを裏付ける証拠も出てきて、佐方は異例の無罪論告をせざるを得なくなってしまう。なぜ被告人は決定的な証拠について黙っていたのか、佐方が辿り着いた驚愕の真相とは(「裁きを望む」)。
孤高の検事の気概と執念を描いた、心ふるわすリーガル・ミステリー!
『あたしとひぐっちゃんの探偵日記 先生は誘拐犯?』櫻井とりお
「あたしとひぐっちゃん」シリーズ第3弾!
ぴしっ。
するどい音がして、そこにいた人たち全員が動きを止めた。
何かがあたしの足にかつんとぶつかり、くるりとまわって止まった。
氷室先生のメガネだった。 (「3 学校開放の日」より)
みずきは小学五年生。亡き父の兄で探偵のひぐっちゃんとおばあちゃんちで暮らしていたけど、海外から帰ってきたママと二人で暮らすことに。
でもママにはカレシの多摩川さんがいて、みずきはモヤモヤするばかり。
そんなとき、学校の授業参観にひぐっちゃんが多摩川さんを連れてきて、
さらに氷室先生が女の人に殴られるのを見てしまい・・・!?
『ピーチとチョコレート』福木はる
「美しい 醜い 誰が決めた 作者不詳の詠み人知らず
それなら 穴掘り 捨てろ 埋めろ
いまここに ルッキズムの墓たてろ!」
デビュー作にしてリアルで壮快な読後感に絶賛の嵐!
太めの体型を気にしながらも、明るいキャラで乗り切ってきた、萌々(もも)、中学2年生。
どんな習い事も続かない帰宅部だったはずなのに、ある日出会った、派手でかっこいい女性に誘われたヒップホップクラスにうっかり顔を出してみることに。
そこにいたのは、クラスメイトから恐れられている孤高の莉愛!
リズムや韻を考えぬいて、ほんとうの気持ちをぶちかますラップに夢中になっていく二人。
「すべてはイメージ すべて虚構 いまここにいる わたしだけがリアル
Big Up! Big Up! わたしはわたしのままで この人生を謳歌してみせる」
でも、ありのままの自分で人生を謳歌するなんてできるんだろうかーー?
『最後の医者は桜を見上げて君を想う』二宮敦人
シリーズ累計40万部突破!
本読み書店員が選ぶ「感動小説」第1位!
自分の余命を知った時、あなたならどうしますか?
死を肯定する医者×生に賭ける医者
対立する二人の医者と患者の最後の日々――
衝撃と感動の医療ドラマ!
『ストロベリームーン』芥川なお
「ねえ、佐藤君、ストロベリームーンって知ってる?」ーー高校の入学式、1年生の佐藤日向は学校一の美少女・桜井萌と衝撃的な出会いを果たす。入学式に遅刻した日向は、その日向になぜか積極的にアプローチしてくる萌と、なんと出会った初日につき合うことに。日向と萌はメッセージのやり取りやデートを重ね、好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれる神話がある赤い満月「ストロベリームーン」を見に行く。そんな幸せな時間を過ごしていたのもつかの間、日向は萌の余命が少ないことを知る。自暴自棄になった日向は、萌の母親から萌の日記を渡される。2人を待ち受ける運命は如何に?男子高校生の友情あり、日向と萌の純愛に涙が止まらない大号泣必至の1冊。
『チェレンコフの眠り』一條次郎
「字が読めるのが、そんなに重要なわけ? 世界は文字に書けないことでいっぱいなんじゃないのか?」
ヒョウアザラシのヒョーは、荒廃した世界を漂流する。愛おしいほどの不条理に満ちた旅の物語。
猫のまたぐらよりも暑い夏の日の午後、ヒョウアザラシのヒョーの飼い主、悪名高いマフィアのボス、シベリアーリョ・ヘヘヘノヴィチ・チェレンコフは、私邸〈生命線プラザ〉を襲撃した武装警官隊の一斉射撃で永遠の眠りについた。その日はヒョーの誕生日パーティーのはずだった。独り残されたヒョーは、空腹に耐えかね、誕生日プレゼントでもらった全自動「アザラシ専用」ゴルフカートに乗り込み、あてどなく荒廃した外の世界に飛び出す。ヒョーのつぶらな黒い瞳に映る、汚染された土地、プラスチックの雨、肥大した三葉虫やオウムガイ……そして奇妙な人々。唯一無二の読後感、ユーモアと悲哀に満ち溢れた、不条理で美しい、旅の物語。
『ほたるいしマジカルランド』寺地はるな
あなたのそのがんばりを、見つけてくれる人が、きっといる。
本屋大賞ノミネート作家が贈る、心をときほぐす温かな物語。
大阪北部の蛍石市にある「ほたるいしマジカルランド」は、
願いごとを叶えてくれるという噂のある
メリーゴーラウンドが人気の老舗遊園地だ。
ここで働くのは、どこか不器用で悩みを抱えた人ばかり。
アトラクションやインフォメーションの担当者、
清掃スタッフに花や植物の管理。
お客様の笑顔のために奮闘する従業員たちの日常が、
ふとしたきっかけで動き出し――。
毎日がんばるあなたの心をふっと軽くする、温かな物語。
『ぎょらん』町田そのこ
後悔のない死はない。
だからこそ
あたたかな涙が止まらない。
本屋大賞受賞作家が贈る“一番泣ける”文庫最新作。
文庫書き下ろし「赤はこれからも」収録。
人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。
それを嚙み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。
地方都市の葬儀会社へ勤める元引きこもり青年・朱鷺は、ある理由から都市伝説 めいたこの珠の真相を調べ続けていた。
「ぎょらん」をきっかけに交わり始める様々な生。
死者への後悔を抱えた彼らに珠は何を告げるのか。
傷ついた魂の再生を圧倒的筆力で描く7編の連作集。
『君と、眠らないまま夢をみる』遠野海人
「さよなら」ができないすべての人に。4,355作品から選ばれた感動作
高校生になった智成の日常は少し変わっている。死者が見えるのだ。吹奏楽をやめ、早朝バイトをする智成は、夜明けには消えてしまう彼らとの、この静かな時間が好きだった。
だが、親友の妹・優子との突然の再会がすべてを変える。
「文化祭で兄の遺作を演奏する手伝いをしてくれませんか」手渡されたそれは、36時間もある壮大な合奏曲で――。
兄を失った優子。家族と別れられない死者。後悔を抱える智成。凍り付いていたそれぞれの時間が、一つの演奏に向かって、今動きはじめる。
「主人公たちの幸福を願わずにはいられない、愛おしい物語」(三上延)、 「これは小説でしか表現出来ない音楽だ。最後の別れはキラキラと輝いていた」(佐野徹夜)――感動と推薦の声!
「さよなら」ができない、すべての人に届けたい感動の青春小説。応募総数4,355作品から選ばれた第27回電撃小説大賞の《メディアワークス文庫賞》受賞作!
『ピンクとグレー』加藤シゲアキ
大阪から横浜へ越してきた小学生の大貴は、マンションで同い年の真吾と出会う。性格は全く違う2人だったが惹かれあい、親友に。やがて高校生になった2人は、雑誌の読者モデルをきっかけに芸能活動をスタート。 同居も始めるが、真吾だけがスターダムを駆け上がっていくことで2人の仲は決裂してしまい……。
絶望的に素晴らしいこの世界の真ん中に、僕は君と共にある。
“ステージ”に魅入られた青年たちを描く、作家活動の原点となる青春小説。
『GOSICK PINK』桜庭一樹
NYに到着後、一弥の姉・瑠璃の家に身を寄せたヴィクトリカと一弥。さっそく外に出てみると、何だか変てこな新大陸の謎たちに遭遇し……。グレイウルフ探偵社が出会った最初の依頼人とは。大人気シリーズ第三弾!
『かるい生活』群ようこ
漢方やリンパマッサージで体を軽くし、
また着物や本、服などいらないものを一挙に手放し、
余計な人間関係・しがらみも捨てる──。
還暦を過ぎて様々な変化を経験し、たどり着いた境地とは。
心身共に健康的になっていく日々をつづる爽快エッセイ!
『本と私と恋人と』エミリー・ヘンリー
わたしの大好きな作家のひとり
――――――――コリーン・フーヴァー
Amazon.com2022年のベスト・ブック選出!
goodreads2022年年間ベスト・ロマンス賞第1位獲得!
母亡きあと、妹のリビーの面倒を見るため、ノーラは文芸エージェントとして奮闘してきた。冷酷至極で無愛想でツンツンした仕事人間――周囲からはそう評価され、つき合う男性にはフラレてばかりだけど、すべては愛する妹のため。そんなある日、その妹が、三人目の子供を出産する前に休息したいと姉妹だけの田舎町へのバケーションを提案する。つい同意したものの、たどり着いた田舎町のカフェで出くわした男性の姿に声を失った。チャーリー・ラストラ! かつて本を売り込んだとき、剣もほろろに拒絶された相手。だが悪夢はそこで終わらず……
『花の下にて春死なむ』北森鴻
人生に必要なのは、
とびっきりの料理とビール、
それから、ひとつまみの謎。
三軒茶屋の路地裏にたたずむ、ビアバー「香菜里屋」。
この店には今夜も、大切な思いを胸に秘めた人々が訪れる――。
優しく、ほろ苦い。
短編の名手が紡ぐ、不朽の名作ミステリー!
第52回日本推理作家協会賞 短編および連作短編集部門受賞作
『柚木沙弥郎 おじいちゃんと私』柚木沙弥郎・丸山祐子
民藝の枠を越え、アーティストとして老若男女の注目を集める染色家・柚木沙弥郎さん。2022年10月、柚木氏は100歳の誕生日を迎えました。本書は、孫の丸山祐子さんが祖父の記憶、活動、言葉を書きためた「samiroノート」をベースに、101の写真とエピソードを収めたものです。
少年時代、頭上を飛び去ったツェッペリン。「ガリ勉」と呼ばれた、ちょっと思い出したくない黒歴史。戦争に翻弄された学生時代。民藝との出会い。柳宗悦や芹沢銈介との交流。がむしゃらに働いた壮年期……。歴史的な事象や折々の世相を背景に、広く語られてきたエピソードから家族だけが知る日常のひとコマまで、その人生を丹念に紐解きます。
貴重な写真とエピソードで構成された101の見開きは、柚木作品の深遠を垣間見る記録であり、迷いや不安を抱える人の背中を押す物語でもあります。ものをつくること、生きることへの希望にあふれた一冊です。
『人生にはいつも料理本があった』赤澤かおり
季節の味わいを教える本、未知の料理への扉を開く本、言葉にぐっときた本……20年以上にわたり料理本作りに関わり続けてきた著者が、愛をこめて語りつくす。
『獏の掃除屋』風森章羽
「俺が喰ってやるよ。あんたの悪夢をさ」
身近な人にやるせない感情を抱く4人の依頼者たち。
“獏”は彼らの夢に共に入り、劣等感に、罪悪感に、無力感に喰らいつく!!
「獏憑き」の黒沢彩人は従兄弟の桂輔が社長を務める白木清掃サービスで、悪夢の原因となる穢れを取り除く「夢祓い」を行っている。
実家のパン屋を継ぐ夢を絶たれた館平奈々葉、
妻子と別れ、占い屋を営む根津邦雄、
四歳の娘にどうしても優しくできない笑原香苗ーー
獏憑きは穢れを喰べるほどに寿命が縮む。
しかし彩人には、残された時間でどうしても喰べたい悪夢があったーー
『華々しき鼻血』エドワード・ゴーリー
はてしなく編まれるマフラーや、だらしなく供されたプディングを絶妙の副詞で捉えたアルファベット・ブック。副詞にかつてない最大級の栄光を与えたゴーリーらしい言語感覚が光る大傑作。
『桜ほうさら(上)』宮部みゆき
人生の切なさ、ほろ苦さ、人々の温かさが心に沁みる、宮部時代小説の真骨頂!
父の無念を晴らしたい――そんな思いを胸に、上総国から江戸へ出てきた古橋笙之介は、深川の富勘長屋に住むことに。母に疎まれるほど頼りなく、世間知らずの若侍に対し、写本の仕事を世話する貸本屋の治兵衛や、おせっかいだが優しい長屋の人々は、何かと気にかけ、手を差し伸べてくれる。
家族と心が通い合わないもどかしさを感じるなか、笙之介は「桜の精」のような少女・和香と出逢い…。
しみじみとした人情にほだされる、ミヤベワールド全開の時代小説。
タイトルの「桜ほうさら」は、甲州や南信州の「ささらほうさら」(いろいろなことがあって大変という意味)という言葉に桜をからめた言葉。桜の季節に始まる心温まる物語。
まとめ|ピンクの表紙の本おすすめ30選|優しく心ときめく装丁でジャケ買いしたくなる!
優しさ、ときめき、ドキドキする高揚感などを楽しめるピンクの表紙の本。淡くやわからな雰囲気を持つ一方、意外な事実に驚かされることもありますよね。あなたの気分にぴったり寄り添ってくれる本がきっとここにあるはず。気になった本はぜひ、手に取ってみてください。あなたの特別な一冊となりますように。
