母の愛のカタチ
一週間ほど、北海道で暮らす娘の家に滞在しました。
食料や日用品を買い足し、部屋を片付け、少しだけ観光もしました。
キャロットケーキを作ってほしいという娘のリクエストに応えるため、5つ星ホテルのパティシエのたけさんにお願いしてレシピを教えていただいたり、
エンパナダスを作ったつもりが、「カレーパン」と一蹴されたり。
そんな出来事も含めて、濃密な一週間でした。
最後の二日間は、冷蔵庫と冷凍庫をいっぱいにするため、ひたすら料理。
買い足した野菜は、
「使い切っておかずにしてほしい」
という娘の希望どおり、レタスとミニトマト以外はすべて料理にしました。
冷蔵庫には他のおかずも入っているので、
昨日と今日作ったもののほとんどは冷凍庫へ。
並んだおかずやおにぎりを見ると、
どれも私の「母としての愛」が形になったもののように思えます。
疲れて帰ってきた日に、
ひとつずつ温めて食べてくれたらいい。
忙しい毎日の中で、
「今日はこれがあるから大丈夫」
と、少しでも安心してくれたら、それだけで十分です。
「また来るね。」
そう言って娘を送り出し、
私は空港へ向かいました。
冷凍庫いっぱいのごはんは、
しばらくの間、私の代わりです。
