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母から娘への遺言書(ラブレター)〜1996年の私から、2026年のあなたへ〜 Introduction

    人生において辛いときには、お金がなくても、美味しいもので腹を満たした。そうすることで「なんとかなるさ」と、腹が括くくれた。

    そのうち眠れるようになると、微量ずつ、頑張る活力が湧いてきた。頑張った後のご褒美も同じ。「食」は私の苦しみと喜びを支える、エネルギー源だった。そうして、人生の悦びを知り、自分という人間を構築してきた。

    娘には幼少期から、大人と同じものを食べさせ、味覚を鍛えてきた。高校に入学した頃からは、東京へ行く度に有名店を連れ回した。バイト三昧で、楽しむ余裕がなかった自分の学生時代を、娘と一緒に体験することで補填したかったのと、限られた時間をめいっぱい楽しんでほしくて、その導入までナビゲートするつもりで、娘の嗜好を探りつつ、いろいろと試してきた。

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    あなたの心のショーケースには、何が並んでいますか?
    (写真:筆者)

    そんな私の心のショーケースには、宝石ではなく、いつだって、キラキラと輝くスイーツを始めとする「おいしいもの」たちが並んでいる。それを1つずつ取り出して、そのエピソードを語りたい。

    娘には、私がいなくなってもいつまでも「おいしいもの」に舌鼓を打つ悦びを、味わい続けてほしいから。

    【お品書き】

    前章(Songs & Movies)と付録は、エッセイ部門に投稿。
    お立ち寄りいただけたら、嬉しいです↓


     
     
    「おいしいもの」探しと、旅行が大好き♪ 映像制作会社→フード情報誌ライターを経て フリーの物書きをしています。 数多の作品の中から、見つけてくださり 寄り道してくださり、ありがとうございます。 あなたのくつろぎの時間に、少しでもなれたのなら、 とっても嬉しいです。

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