
『ホテルニューオータニ GARDEN LOUNGE』 と 『ウェスティンホテル東京 The Terrace』
「初任給をもらったら、何がほしい?」
と、娘が聞くので
「初任給はいいから、その年のお母さんの誕生日に『スーパーメロンショートケーキ』1ピースをプレゼントしてもらって、1人で食べる権利がほしい。」
と、答えたことがある。

(写真:筆者)
子どもの頃から、大きめのスプーンで、ホールケーキを独り占めして頬張る贅沢に、憧れたりもしたけれど、今、実際にやってみるのはちょっと難しい気がして、噛めばメロンの果肉感とジューシーさが口の中に広がる、多幸感の塊のような『スーパーメロンショートケーキ』や『マスクメロンゼリー』を目当てに、娘が大学・大学院で長期休暇前の試験を終えると、『ホテルニューオータニ』の『GARDEN LOUNGE』を訪れた。

(写真:筆者)
宝箱を発見!
『ホテルニューオータニ』は1964年、東京オリンピックにあたって東京・紀尾井町に誕生した、『帝国ホテル』『ホテルオークラ東京』と並ぶ、ホテル御三家のうちの一つだ。

(写真:筆者)
さあ、どれから行こう?

(写真:筆者)
また、ここ数年、自分で祝う誕生日のプレゼントや、ストレスが溜まった頃のガス抜きとして、『ウェスティンホテル東京』の『The Terrace』で開催されている『デザートビュッフェ』に、娘を誘って足を運んだ。

(写真:筆者)
私の心のショーケースへようこそ!
心のショーケースそのままに、中央テーブルに整列して待っていてくれるグラスデザートたちが、見た目の華やかさだけではなく、全てにおいて完璧だった。

(写真:筆者)
お腹いっぱい、愛でていってね♡
『ウェスティンホテル東京』は、アメリカ、マリオットインターナショナルグループ傘下のホテルで、1994年に日本(東京・恵比寿)へ出店した、『パークハイアット東京』『ホテル椿山荘東京』が名を連ねる、ホテル新御三家のうちの一つだ。

(写真:筆者)
果汁滴る苺やメロン、マンゴーなど、旬のフルーツに合わせて、軽やかで甘すぎないけれど、もったりさも主張する生クリームをたっぷりと使ったグラスショートケーキ、目の前で握ってくれて温かい、お米のほどけ具合が絶妙なおにぎり、毎回食べないといられないほどの中毒性を感じる、濃厚な胡桃の旨みが味を底上げしてくる担々麺と、挙げたらキリがないほど、私の「大好き」だけが詰め込まれた、私を甘やかしてくれる大切な場所だ。

(写真:筆者)
準備完了!では、いただきます!
私にとって人生とは、「そんなことある?」と思うようなことでも、「そんなことある」のが常だった。時には「本当にこれで良いの?」と路すがら正解を求めて、答え合わせをしたがったこともあるけれど、自分にとっての正解は、終点までわからない、否、もしかすると、辿り着いてもわからないものなのかもしれない。そもそも正解は存在するのか?最近は、そんなことすら思う。
若いころから、占いやおみくじに必ずと言って良いほど書いてあった『大器晩成』は、いったい、いつになったらやって来るのか?その気配すら未だ全くないけれど、人生の残りのイベントが、自分の葬儀くらいになって、自分でプロデュースして、支払いも済ませてしまいたい思いがある。だからこそ、一緒にいられる今、娘とたくさん話をしておきたい。他愛無いことから、娘が絶対に聞いておきたいであろうことまで。
私から伝えたいことは、「お母さんにも夢があったし、恋もしたし、青春があったよ」ということと、これからのことは、あなたに徐々に委ねていきたいと思っていること。
これは、生前葬のような遺言書。「大好きだよ!」とは言えても、気恥ずかしくて、なかなか口にはできなかった、あなたへの「愛してる」ばかりを綴った、お母さんからのラブレターだ。
前章(Songs & Movies)と付録は、エッセイ部門に投稿。
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