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公共授業実践1・青年期①|「自分って何者?」から始める授業      

    最初の1時間をどう動かすか

    いろんな現場を経て、今は勉強が得意でない生徒たちと向き合っています。
    公共は初めて教えるので、あれこれ悩んだ末に以下のようになりました。

     *この授業は、30〜35分で確実に終わるように設計
     *別で新聞要約15分を入れて、1コマ50分で回す想定

    とりあえずの感想としては、初めてでも、AIと組み合わせたらここまで回るものが作れるもんだなぁ、というところです。

    教科書や用語から入っても、なかなか刺さりません。
    空欄が並んで、教室の空気が重くなる——あれが一番しんどい。

    でも、それは生徒のせいじゃない。
    入口が合っていなかっただけです。


    だから、このくらいでいい。

    「自分って何者?」

    ゲームが好きでも、朝が弱くてもいい。

    一個書けて、二個書けて、
    「なんだ、これでいいのか」となれば十分、と思っていました。

    しかし、時間も十分にとったこと、サンプルを示したのがよかったのか、6~7分で全員書くことができました。以降、①~④の段取りで進めました。

    ①自分は~である5つ、自分は~ができる3つ記入。
    ~できるの方は自己肯定感みたいなものを意識できないかと思って入れ込んでみました。

    ②その中から最も自分らしいと思うものを選び、理由を一言つける

    ③ペアで2分ずつ話をする。

    ④教室を自由に動いて、複数のクラスメイトと『自分は〇〇タイプです』と理由を一言つけて交換する。

    年度当初、まだ緊張している中だと思いますが、このような動きを入れることで、教室の空気が一気に変わり、自分で書いたものをもとに、積極的にコミュニケーションをとっているようでした。

    このような授業を行い、青年期の最初として、“自分って何者か”を考える入口にしてます。


    実際に使っている教材

    AIで作成したものをベースに、現場で回る形に調整しています。
    そのまま使える形で置いておきます。


    ■ プリント

    過去に現代社会を教えた時の教材をChatGPTとClaudeにかけて、実業高校用に整理しました。
    「私は〜である」「私は〜ができる」の2軸。
    どの生徒でも、とりあえず埋まる設計にしています。


    ■ スライド(必要なところだけ使ってください)

    問い・例・まとめの3点構成。
    この3枚だけ拾えば授業は成立します。

    授業プリントをClaudeにかける→スライド原本→notebookLMでスライドを整形
    という段取りを取るようになりました。


    ■ 教師用原稿

    (詰まったとき用)
    読む前提ではありません。
    「間が怖くなったときにそっと見るもの」です。
    授業プリントを、ChatGPTとClaudeに読ませて生成しています。notebookLMで作りました。

    ■ おまけ

    授業をワンペーパーでまとめたものです。振り返り等で使ってください。


    使い方(最低限)

    ・スライドをベースに進める
    ・書かせる時間を優先する
    ・原稿は必要なところだけ使う
    ・全部やろうとしない(削ってOK)

    これだけ守れば、だいたい崩れません。


    最後に

    特別なことはしていません。
    「回る形」にしただけです。

    それでも、ちゃんと動きました。

    動き出せば、生徒も、授業も、少しずつ前に進んでいきます。





     
     
     
    高校の社会科教員。AIを使って、授業づくりやテスト作成を少し軽くする方法を試しています。目指すのは、すごい授業より、先生がすり減らずに回せる授業。実業高校での授業実践と、学校現場で考えたことを書いています。

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