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公共授業実践3|迷っている今が「自分」を作っている途中(青年期③・発達課題)

    学校の授業が自分の毎日とつながっている感覚が、なかなか持てない子が多い。それが普通の教室です。

    それでも、「自分って何者?」と問いかけると、何かが変わります。

    彼らは考える気がないわけじゃないんです。ただ、「自分」という大きな問いを、どこから触っていいかが分からない。途方に暮れた顔で、シャーペンだけが止まっています。

    青年期・発達課題の授業は、まさにそこがネックになりやすいテーマです。「アイデンティティ」と板書した瞬間、ほとんどの生徒の目が??となる。

    そこで変えたのは、入口。ワークのステップを「好きなこと」「人からよく言われること」「今の自分キャラのキャッチコピー」と細かく刻むことにしました。そのおかげか、「何を書けばいいか分からない」という詰まりは起こりませんでした。

    書いたものを見せあってコメントをもらう活動をしたら、みんな喜んで意見交換していて、おとなしそうな子も話の輪に入っていっていました。

    授業のまとめもきっちりして、落ち着いた雰囲気で終えることができました。


    使う教材は3点セットです。
    手直して使う場合は、AIにかけて、ワードやドキュメントに生成してください。AIに指示をして、自分色に手直ししてもらうのもいいかもしれません。

    〇プリント

    最初に、教科書から使いたい話題をピックアップして、ChatGPTとClaudeにかけて整理しました。

    〇スライド

    授業プリントをClaudeにかける→スライド原本→NotebookLMで整形という段取りで作っています。必要なところだけ使ってください

    〇教師用原稿

    読む前提ではなく、「詰まったときに見るもの」です。ChatGPT・Claudeを使用しています。

    〇(今回は)補助用シート


    「アイデンティティ」は、扱いを間違えると生徒を傷つける言葉でもあります。「まだ確立できていない自分」を責めているように聞こえてしまうからです。

    だから授業の最初に、「正解はない」「普通、自分とは何?と迷うもの」と一言だけ添えることにしています。

    難しい言葉を生徒の言葉に翻訳して(ここはかなり苦労しています)、答えのない問いを入口に置いただけです。それだけで、何も書けなかった生徒が、少しだけ言葉を持ちました。


    次回は『青年期04「欲求と葛藤」』です。








     
     
    高校の社会科教員。AIを使って、授業づくりやテスト作成を少し軽くする方法を試しています。目指すのは、すごい授業より、先生がすり減らずに回せる授業。実業高校での授業実践と、学校現場で考えたことを書いています。

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