🌈【人生後半でやりたいこと365】#023 秘湯へ行く
人生後半をもっと楽しむ|山奥の秘湯へ――不便だからこそ出会える、特別な癒やし旅
人生後半は、「残り時間」を数える時期ではなく、
「これからの楽しみ」を増やしていく時期です。
365日、一緒に「やりたいこと」を増やしていきませんか。
人生は、まだまだ面白くなります。
今回は、「人生後半でやりたいこと365」のひとつ、
「秘湯へ行くこと」をご紹介します。
山深い渓谷や人里離れた場所に、
ひっそりと湧く温泉。
便利な観光地の温泉とは違い、
そこへ行くまでの道のりも含めて楽しむのが「秘湯の旅」です。
車を走らせ、山道を歩き、
ようやくたどり着いた先で温泉に浸かる。
聞こえてくるのは、
湯の流れる音と風や鳥の声だけ。
そんな時間を、
一度は味わってみたいと思います。
1.秘湯へ行く3つの方法
「秘湯」といっても、
そのアクセス方法や難易度はさまざまです。
最初から険しい場所を目指す必要はありません。
自分の体力や旅の経験に合わせて、
少しずつ秘境度を上げていくのも楽しそうです。
① 山奥の「一軒宿」に泊まる
秘湯初心者なら、
まず体験してみたいのが山間に佇む一軒宿です。
「日本秘湯を守る会」などに加盟する宿の中にも、
人里離れた場所で長年温泉文化を守り続けている宿があります。
山奥にありながら、温かい料理と落ち着いた客室、
そして自然に囲まれた温泉を楽しめる。
アクセスには少し時間がかかっても、
宿に到着してしまえば、あとはゆっくり過ごせます。
「何もしないために山奥へ行く」
そんな旅も、
人生後半には似合うような気がします。
② 歩かなければ行けない温泉を目指す
もう少し冒険してみたくなったら、
徒歩でしか行けない温泉にも挑戦してみたいところです。
登山口や駐車場から山道を歩き、
その先にある露天風呂や野湯を目指します。
簡単にはたどり着けないからこそ、
温泉を見つけた瞬間の喜びは格別でしょう。
汗をかいて歩いたあと、
大自然の中で温泉に浸かる。
これはもう、
「温泉旅行」というより小さな冒険です。
③ 車で「秘境温泉」を巡る
公共交通機関では行きにくい温泉を、
マイカーやレンタカーで巡る方法もあります。
山道を進み、小さな集落を抜け、
その先にある一軒宿や共同浴場へ。
自分のペースで移動できるので、
周辺に複数の温泉があれば「秘湯巡り」も楽しめます。
ただし、秘湯へ続く道路は狭かったり、
天候によって状況が変わったりすることもあります。
目的地へ着くことだけでなく、
安全に帰ることまでが旅。
余裕のある計画で楽しみたいところです。
2.秘湯を楽しむための5つのポイント
① まずは信頼できる情報から探す
「秘湯へ行ってみたい」と思っても、
最初はどこへ行けばいいのか迷います。
そんなときは、秘湯を紹介する公式団体や観光協会、
温泉専門のガイドなどから探してみるのが安心です。
最初はアクセスしやすい一軒宿。
慣れてきたら、もう少し山深い温泉へ。
自分なりに秘湯レベルを上げていくのも面白そうです。
② 山道や通行止めの情報を確認する
秘湯で特に気をつけたいのが、
目的地までの道路です。
山間部では、大雨による土砂崩れや落石、
冬季通行止めなどが発生することがあります。
カーナビに表示されているからといって、
必ず安全に通れるとは限りません。
出発前には宿や自治体などの最新情報を確認し、
冬季は必要に応じてスタッドレスタイヤやタイヤチェーンなども
準備します。
「少しくらい大丈夫だろう」と無理をしないことも、
秘湯旅では大切です。
③ 「不便」を楽しんでみる
秘湯の宿では、
スマートフォンが圏外になることもあります。
Wi-Fiがない。
コンビニもない。
テレビもない。
普段なら不便に感じることが、
秘湯ではむしろ魅力になります。
スマートフォンを置いて、温泉に入る。
風の音を聞く。
夕食をゆっくり味わう。
そして、早めに眠る。
「何もできない」のではなく、
「何もしなくていい」。
そんな時間こそ、
今の時代には最高の贅沢なのかもしれません。
④ 野天風呂では、その土地のルールを守る
昔ながらの秘湯には、
開放的な野天風呂や混浴文化が残る場所もあります。
湯浴み着やタオルの使用についても、
施設によってルールが異なります。
事前に確認し、
その場所の文化や決まりを尊重して利用したいものです。
写真撮影についても、
他の利用者への配慮を忘れないこと。
秘湯だからこそ、
みんなが静かに楽しめる空気を大切にしたいと思います。
⑤ 歩く秘湯は「登山」と考える
徒歩でしか行けない秘湯を目指す場合は、
「温泉へ行くだけ」と軽く考えないことが大切です。
トレッキングシューズ、雨具、飲み物、ヘッドライトなど、
目的地や季節に応じた装備を準備します。
野生動物への対策が必要な地域もあります。
そして、天候が悪くなったら引き返す。
温泉は逃げません。
また次の機会に挑戦すればいいのです。
3.秘湯では「何もしない」をやってみたい
秘湯へ行ったら、
観光の予定を詰め込みすぎない旅をしてみたいと思います。
・温泉に入る。
・部屋で休む。
・また温泉に入る。
・地元の料理を食べる。
・窓から山を眺める。
・夜になったら星空を眺め、もう一度温泉へ。
それだけで1日を終える。
若い頃なら
「せっかく旅行に来たのだから、もっと観光しないともったいない」
と思ったかもしれません。
でも人生後半は、
何もしない時間そのものを旅の目的にしてもいいと思うのです。
人生後半、「わざわざ行く場所」へ
便利な場所なら、いつでも行けます。
だからこそ人生後半では、
ときには「わざわざ行かなければたどり着けない場所」を
目指してみたい。
・山道を越えた先にある一軒宿。
・何十分も歩かなければ出会えない温泉。
・携帯電話の電波さえ届かない静かな山の中。
そこで温泉に浸かりながら、
「ここまで来てよかった」
と思えたら、それだけで十分です。
まずは無理のないところから。
アクセスしやすい山間の一軒宿を1つ探して、
人生後半の「秘湯への旅」を始めてみたいと思います。
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