🌈【人生後半でやりたいこと365】#030 温泉街を浴衣で歩く
■人生後半をもっと楽しむ|浴衣と下駄で温泉街を歩く、風情あふれる夜散歩
人生後半は、「残り時間」を数える時期ではなく、
「これからの楽しみ」を増やしていく時期です。
365日、一緒に「やりたいこと」を増やしていきませんか。
人生は、まだまだ面白くなります。
今回は、「人生後半でやりたいこと365」のひとつ、
「温泉街を浴衣で歩く」をご紹介します。
温泉から上がり、
浴衣に着替えて外へ出る。
火照った身体に夜風を感じながら、
からん、ころん。
下駄の音を響かせて、
昔ながらの温泉街をゆっくり歩く。
それだけなのに、普段着で歩くときとは、
見える景色まで違って感じられそうです。
温泉に入るだけではなく、
温泉街そのものを楽しむ。
日本ならではの旅情を味わえる、
人生後半に一度は楽しんでみたい旅です。
1.浴衣で温泉街を楽しむ3つのスタイル
浴衣散策といっても、
楽しみ方はいろいろあります。
自分に合ったスタイルで、
温泉街をゆっくり歩いてみたいですね。
① 浴衣で外湯を巡る
まず体験してみたいのが、
浴衣姿での外湯巡りです。
城崎温泉や野沢温泉、渋温泉など、
街の中に共同浴場や外湯が点在している温泉地があります。
宿で浴衣に着替え、
湯かごを持って外へ。
1つ目の温泉に入り、
湯上がりの身体で少し歩いて、次の温泉へ向かう。
途中でお店をのぞいたり、
ベンチで休憩したりするのも楽しそうです。
温泉から温泉へ急ぐのではなく、
その途中にある温泉街の時間まで味わう。
そんな湯巡りをしてみたいと思います。
② 好きな浴衣を選んで街歩きを楽しむ
宿や温泉街によっては、さまざまな柄の色浴衣を選べたり、
浴衣をレンタルできたりするところもあります。
普段は選ばないような色や柄に挑戦してみるのも、
旅先だからこその楽しみです。
浴衣姿で昔ながらの街並みを歩き、
和菓子やご当地スイーツを味わう。
射的やスマートボールなど、
どこか懐かしい遊びに立ち寄る。
気に入った場所があれば、
旅の記念に写真を1枚。
浴衣に着替えるだけで、
いつもの自分から少し離れられる。
そんな非日常感も旅の醍醐味ですね。
③ 提灯が灯る夜の温泉街を歩く
そして、ぜひ楽しんでみたいのが
夜の浴衣散歩です。
夕食を終えて宿の外へ出ると、
昼間とは違った温泉街が待っています。
提灯や街灯のやわらかな光。
温泉から立ち上る湯けむり。
遠くから聞こえてくる人々の話し声。
そして、
からん、ころん。
静かな夜道に響く下駄の音。
目的地を決めず、
夜風に吹かれながら歩く。
それだけで忘れられない旅の時間になりそうです。
2.浴衣散策を楽しむ5つのポイント
① 浴衣は「左側が上」になるように着る
せっかく浴衣を着るなら、
基本的な着方も覚えておきたいところです。
浴衣は男女とも、
着た本人から見て右身頃を先に身体へ合わせ、
その上に左身頃を重ねます。
つまり、仕上がりは左側が上です。
宿の浴衣なら比較的簡単に着られますが、
分からない場合は無理をせず、
宿のスタッフに聞いてみるのもいいですね。
帯もしっかり結び、
歩いている途中で着崩れしないように整えてから出かけたいものです。
② 下駄では無理に長距離を歩かない
浴衣といえば、やはり下駄。
温泉街に響く下駄の音は風情がありますが、
履き慣れていないと鼻緒が擦れて痛くなることがあります。
普段より歩幅を少し小さくして、ゆっくり歩く。
そして、長時間歩き続けない。
念のため絆創膏を巾着に入れておけば、さらに安心です。
速く歩けないことも、
浴衣散策では魅力の1つ。
いつもよりゆっくり歩くからこそ、
今まで気づかなかった景色が見えてくるのかもしれません。
③ 夜の冷え込みに備える
温泉から上がった直後は身体が温まっているので、
外の涼しさが気持ちよく感じられます。
しかし、時間が経つにつれて身体は少しずつ冷えてきます。
特に春や秋、山間部の温泉街では、
夜になると想像以上に冷え込むこともあります。
宿に羽織や丹前が用意されているなら、
上手に活用したいですね。
寒い季節なら、インナーや手袋なども用意して、
無理なく楽しむことが大切です。
④ 湯かごや巾着だけで身軽に歩く
浴衣散策では、
大きなバッグを持たずに歩きたいものです。
・スマートフォン。
・小銭入れ。
・手ぬぐいや小さなタオル。
・部屋の鍵。
必要なものだけを湯かごや巾着に入れて出かける。
荷物が少ないだけで、
気持ちまで少し軽くなります。
財布も荷物も最小限にして、
温泉街をぶらぶら歩く。
そんな身軽さも旅先ならではです。
⑤ 温泉街ごとのルールを確認する
温泉街には、
それぞれの地域ならではのルールがあります。
外湯の利用時間や入浴方法、浴衣で利用できる施設など、
宿や観光案内所で確認してから歩くと安心です。
また、湯上がりに下駄を履くときは、
足の水分をしっかり拭き取っておきたいですね。
ルールやマナーを守りながら、
その土地の温泉文化に少しだけ仲間入りさせてもらう。
そんな気持ちで楽しみたいと思います。
■「からん、ころん」を聞くために旅をしてもいい
若い頃の旅行なら、
「次はどこへ行こう」
「何か有名なものを見なければ」
と、予定を詰め込んでいたかもしれません。
でも、人生後半の旅なら、
もっとゆっくりでもいい。
夕食を食べたあと、浴衣に着替えて宿を出る。
温泉街を少し歩く。
気になる店があれば立ち寄る。
疲れたらベンチに座る。
そして、また歩く。
からん、ころん。
夜の温泉街に響く下駄の音を聞きながら、
「いい旅だな」
と思えたら、それで十分なのかもしれません。
有名な観光地を何か所巡ったかではなく、
その場所でどんな時間を過ごしたか。
これからの旅では、
そんなことを大切にしていきたいと思います。
まずは、
浴衣で歩いてみたい温泉街を1つ探すところから。
いつか、提灯の明かりと湯けむりに包まれた温泉街を、
浴衣と下駄でゆっくり歩いてみたい。
人生は、まだまだ面白くなる。
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