🌈【人生後半でやりたいこと365】#034 日本一長い路線を走破する
■人生後半をもっと楽しむ|日本一長い路線を走破して、終着駅まで旅をする
人生後半は、「残り時間」を数える時期ではなく、
「これからの楽しみ」を増やしていく時期です。
365日、一緒に「やりたいこと」を増やしていきませんか。
人生は、まだまだ面白くなります。
今回は、「人生後半でやりたいこと365」のひとつ、
「日本一長い路線を走破する」をご紹介します。
列車やバスに乗って、ひたすら終点を目指す。
観光地を次々と巡る旅とは違い、
「移動することそのもの」を楽しむ旅です。
果てしなく続く線路や道路をたどり、
何百kmも離れた終着駅へ。
途中で景色が変わり、乗客が入れ替わり、
方言や駅の雰囲気まで少しずつ変わっていく。
そんな変化を感じながら進む長距離路線の旅には、
独特のロマンがあります。
■「日本一長い路線を走破する」とは?
長距離路線を走破する旅には、
いくつかの楽しみ方があります。
代表的なのが、
1つの鉄道路線を起点から終点まで乗り通す旅です。
たとえば、JR山陰本線。
京都駅から山口県の幡生駅まで、
日本海側を中心に長い距離を結んでいます。
もちろん、
1本の列車だけで最初から最後まで行けるわけではありません。
途中で普通列車などを乗り継ぎながら、
数日かけて全線走破を目指す。
これも鉄道旅ならではの楽しみです。
もう1つ挑戦してみたいのが、
長距離を走る普通列車や快速列車に始発から終点まで乗る旅です。
特急列車なら短時間で通過してしまう場所も、
普通列車ならゆっくり進みます。
何時間も同じ列車に揺られながら、
「いつの間にか山の景色になったな」
「乗っている人たちが変わってきたな」
「ずいぶん遠くまで来たな」
そんな小さな変化を味わう。
急がないからこそ見えてくる日本の風景がありそうです。
■鉄道だけではない。「日本一長い路線バス」にも乗ってみたい
さらに面白そうなのが、
長距離路線バスです。
有名なのが、
奈良交通の八木新宮線。
奈良県の大和八木駅から和歌山県の新宮駅まで、
紀伊半島を縦断する長距離路線です。
高速道路を使って一気に移動する高速バスとは違い、
一般道を走りながら山間の町や集落を結んでいきます。
鉄道とはまた違った距離感で、
その土地の暮らしを感じられるのが魅力です。
「こんなところまで路線バスが走っているんだ」
そんな驚きを味わいながら、
長い時間をかけて終点へ向かう。
これも人生で1度は体験してみたい旅です。
■長距離路線を走破するための5つのポイント
① 起点・終点と運行状況を確認する
長距離路線では、
自然災害や工事などによって
運休や不通区間が発生していることがあります。
また、ダイヤ改正によって
列車の運転区間や乗り継ぎ方法が変わることもあります。
せっかく遠くまで出かけるのですから、
出発前には鉄道会社やバス会社の公式情報を
確認しておきたいところです。
「本当に起点から終点までつながっているか」
ここが走破計画のスタートです。
② 長時間座ることを前提に準備する
長距離路線の旅では、
何時間も座り続けることになります。
若い頃なら勢いで乗り切れたかもしれませんが、
人生後半の旅では無理をしないことも大切です。
携帯クッションを用意したり、
身体を締めつけない服装にしたり、
停車時間が長い駅では少し歩いたり。
「走破すること」だけを目的にせず、
身体をいたわりながら楽しみたいと思います。
③ 食料・水分・トイレを甘く見ない
長距離旅で意外に重要なのが、
食事とトイレです。
普通列車や路線バスでは、
車内販売がないことも珍しくありません。
沿線の駅にも、
必ずコンビニや売店があるとは限りません。
飲み物や軽食を事前に準備し、
トイレの場所や長時間停車する駅も確認しておく。
「お腹が空いた。でも何も買えない」
そんな事態も旅の思い出にはなりますが、
できれば避けたいところです。
④ 写真や移動記録を残す
せっかく何百kmもの路線を走破するなら、
その過程も残しておきたいと思います。
・起点駅の駅名標。
・途中の主要駅。
・印象に残った車窓。
・食べた駅弁。
そして、
・ようやくたどり着いた終着駅。
スマートフォンの位置情報を利用して
移動ルートを記録しておけば、
あとから地図を眺めながら、
「本当にここまで移動したんだな」
と実感できます。
旅をしている時間だけでなく、
あとから振り返る時間まで楽しめる旅になりそうです。
⑤ スケジュールには余裕を持たせる
長距離になればなるほど、
予定通りに進まない可能性も高くなります。
天候、車両点検、運転見合わせ、乗り継ぎの失敗……。
数分単位で乗り継ぐ完璧な計画を立てても、
最初の列車が少し遅れただけで崩れてしまうことがあります。
だからこそ、
人生後半の旅では「急がない計画」にしたい。
途中で予定が変わったら、
「今日はここまでにして、この町に泊まろう」
そんな柔軟さも旅の楽しみとして受け入れたいと思います。
■「どこまで続くんだろう」と思える旅をしてみたい
長距離路線の旅は、
華やかな観光旅行ではないかもしれません。
同じ座席に何時間も座り、窓の外を眺め続ける。
駅に停まり、また走り出す。
それを何度も繰り返します。
でも、その単調さの中にこそ、
普段の旅では味わえない面白さがあるように思います。
朝に出発した場所から、
どんどん遠ざかっていく。
街が変わる。
山を越える。
川を渡る。
県境を越える。
そして夕方や夜になり、
ようやく終着駅のホームへ降り立つ。
その瞬間、
「ここまで来たんだ」
という達成感が込み上げてくるはずです。
人生後半は、
目的地に早く着くことだけを求めなくてもいい。
むしろ、
時間をかけて、遠くまで行く。
そんな旅を楽しめるのも、
これからの人生の贅沢なのかもしれません。
いつか時刻表を片手に、
日本の長い線路や道路をたどってみたい。
始発から終着駅まで――ただひたすら乗り続ける旅。
それも「人生後半でやりたいこと365」の1つに
加えておきたいと思います。
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