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Gemini 3.5 Pro|いつ出る?公式の提供状況と料金【2026年9月】

Gemini 3.5 Pro|いつ出る?公式の提供状況と料金【2026年9月】

結論(2026年9月27日時点・Google公式を当日再取得)

Gemini 3.5 Proは2026年9月27日時点で提供されておらず、発売日の公式発表もありません。この日にGoogle公式の3面(Gemini APIモデル一覧・Gemini API料金・リリースノート)を取得して全文検索したところ、「3.5 Pro」という文字列のヒットは0件でした。API経由で呼べるPro系はGemini 3.1 Pro(Preview/モデルID gemini-3.1-pro-preview)1種類だけです。

  • いつ出るか:2026年9月27日時点で公式発表なし。Google DeepMindのGeminiページのPro枠は「3.5 Pro coming soon」の表示のままで、日付は書かれていません。Google I/O 2026(2026年5月19日)の予告から4か月以上、この表示が動いていません。
  • いま使えるPro:Gemini 3.1 Pro Preview。入力100万トークンあたり2.00ドル(1ドル150円換算で約300円)、出力12.00ドル(約1,800円)。無料枠はなく、入力上限は1,048,576トークン、出力上限は65,536トークンです。
  • Flashだけが進んでいる:2026年に入ってFlash系は3.5→3.6→3.7→3.8と4世代GAしました(直近は2026年9月2日のGemini 3.8 Flash)。同じ期間にPro系のGAは1件もありません。
  • 料金・仕様の予測値は本文から外しました:コンテキスト長・ベンチマーク・単価とも、Googleが公表した数字が存在しないためです。本記事に載っている数字はすべて「公式に確定済みの現行モデルの値」だけです。

正式発表があり次第、公式値で本記事を更新します。

Gemini 3.5 Proはいつ出る?2026年9月27日時点の公式ステータス

「gemini 3.5 pro いつ」で検索して最初に知りたいのは日付だと思うので、先に結論を書きます。2026年9月27日時点で、Googleは Gemini 3.5 Pro の提供日を公式に発表していません。「◯月に出る」という情報源がある場合、それはGoogle公式ではなく報道・SNS・予測サイトのいずれかです。判断材料として一次情報だけを並べると、次の4点になります。

Gemini APIのモデル一覧・料金ページ・リリースノート・DeepMind公式ページの4面を確認し、いずれにもGemini 3.5 Proの提供日の記載がないことを示す状態図
公式4面のどこにも3.5 Proは無い

公式3面を当日取得した結果

確認した公式ページ2026年9月27日の取得結果3.5 Proの記載
Gemini API モデル一覧(ai.google.dev)HTTP 200。「All Gemini 3 models」表に20モデルを掲載なし(Pro系は gemini-3.1-pro-preview のみ)
Gemini API 料金ページ(ai.google.dev)HTTP 200。ページ末尾の更新表記は「Last updated 2026-09-24 UTC」なし(3.5 Proの行そのものが存在しない)
Gemini API リリースノート(ai.google.dev)HTTP 200。直近の記載は2026年9月22日のTTS 2モデルGAなし(GA告知もプレビュー告知もなし)
Google DeepMind GeminiページHTTP 200。Models欄は3.8 Flash/3.5 Flash-Lite/3.1 Pro/3.1 Deep Think「3.5 Pro coming soon」の表示のみ(日付・仕様の記載なし)
Gemini Enterprise Agent Platform(旧Vertex AI)モデル一覧HTTP 200。Pro系のナビは 3.1 Pro/3 Pro Image/2.5 Proなし
Google One「Google AI プラン」(日本語)HTTP 200。Plus/Pro/Ultraの3プランを掲載なし(3プランとも使えるPro系は Gemini 3.1 Pro)

つまり、開発者向け(API)・企業向け(Gemini Enterprise Agent Platform)・個人向け(Google One)の3つの入り口すべてで、Gemini 3.5 Proは呼べない・買えない・予約もできない状態です。「まだ使えますか?」という質問への答えは「まだ一度も使えたことがない」になります。

予告から現在までの経過(2026年9月27日更新・公式と報道を分けて記載)

  • 2026年5月19日(公式):Google I/O 2026でGemini 3.5ファミリーを予告。同日GAしたのは gemini-3.5-flash のみで、Proは予告にとどまりました。Sundar Pichai氏は「来月まで待ってほしい」と発言。
  • 2026年6月(公式・未達):予告された「来月」にProの提供はありませんでした。
  • 2026年7月16日(報道):Bloombergが「コーディング性能が社内基準に届かず数か月の延期」と報道。Google公式の説明ではありません。
  • 2026年7月21日(公式):Gemini 3.6 FlashとGemini 3.5 Flash-LiteがGA。Pro系は対象外。
  • 2026年8月13日(公式):Gemini 3.7 FlashがGA。Pro系は対象外。
  • 2026年8月14日(報道):Forbes JAPANが「コーディング性能と信頼性の面でさらに時間が必要」「開発中止の噂まで出ている」と報道。こちらもGoogle公式の説明ではありません。
  • 2026年9月2日(公式):Gemini 3.8 FlashがGA。Pro系は対象外。
  • 2026年9月22日(公式):Gemini 3.8 Flash TTSとGemini 3.8 Flash-Lite TTSがGA。Pro系は対象外。
  • 2026年9月27日(本記事の再取得日):公式3面いずれにも3.5 Proの記載なし。DeepMindページは「3.5 Pro coming soon」のまま。

Flash系の発表があっても3.5 Proは含まれない、が2026年のパターン

2026年7月21日の3モデル発表(Gemini 3.6 Flash・Gemini 3.5 Flash-Lite)でもGemini 3.5 Proは含まれず、その後の8月13日・9月2日・9月22日の発表でも同様でした。Flash系の発表が続いていることを「Pro系が近い」と読むのは、2026年の実績と合いません。7月に発表された2モデルの詳細は「Gemini 3.6/3.7 Flashとは|料金・世代比較」にまとめています。

「開発中止」「◯月ローンチ」という情報の扱い方

2026年8月以降、SNSや一部メディアで「特定の日にローンチする」「開発が中止された」という話が繰り返し流れています。2026年9月27日時点で、ローンチ日・中止のどちらについてもGoogleの公式発表はありません。報道側も「テスト中」というGoogleコメント以上の材料は出せていない状態です。

法人の意思決定でこの手の情報を扱うときは、次の2点だけ確認すれば十分です。

  • モデルIDがあるか:Googleがモデルを出すときは、必ず gemini-3.8-flash のようなモデルIDが料金ページとモデル一覧に同時に載ります。IDがない発表は「使えない」と同義です。
  • リリースノートに行があるか:Gemini APIのリリースノートは日付付きの正本です。ここに行が立っていなければ、GAもプレビューもしていません。

なお、Geminiでバージョン番号が飛ぶのは初めてではありません。2026年前半に噂が回った「Gemini 3.2」も結局リリースされないまま3.5系へ話が移りました(Gemini 3.2は結局出なかった|3.5系への移行と最新モデル)。番号が予告されたこと自体は、その番号が出ることを保証しません。

Gemini 3.5 Proとは|I/O 2026で予告された内容と、いま未確定なこと

Gemini 3.5 Proは、2026年5月19日のGoogle I/O 2026で予告されたGeminiのPro系(高性能ライン)の次世代モデルです。ただし予告されたのは「名前」と「近日提供」だけで、Googleはコンテキスト長・料金・ベンチマーク・対応モダリティのいずれも公表していません。ここを混同すると、社内の投資判断が噂に引きずられます。

Gemini 3.5 Proについて公式に確定している2項目と、2026年9月27日時点で未確定の4項目を左右に分けて仕分けした図
確定は名前だけ、数字は全部未確定

確定していること/していないこと

項目2026年9月27日時点の状態根拠
モデル名の存在確定(「3.5 Pro」としてGoogleが言及)Google DeepMind Geminiページの「3.5 Pro coming soon」表示
提供開始日2026年9月27日時点で公式発表なし公式3面に記載なし
モデルID2026年9月27日時点で公式発表なしGemini APIモデル一覧に該当エントリなし
API料金2026年9月27日時点で公式発表なしGemini API料金ページに行なし
コンテキスト長2026年9月27日時点で公式発表なしモデルページが存在しない
Deep Thinkの搭載可否2026年9月27日時点で公式発表なし公式に紐づくのは Gemini 3.1 Deep Think のみ
ベンチマークスコア2026年9月27日時点で公式発表なしDeepMindの性能表の対象は3.8 Flash・3.7 Flashと他社モデル
提供プラン(Pro/Ultra/Workspace)2026年9月27日時点で公式発表なしGoogle One・Workspace公式に記載なし

「200万トークン」「Deep Think v2」「入力15ドル・出力60ドル」といった数字を載せている記事や動画がありますが、これらはGoogleが出した数字ではありません。本記事は以前これらを予測値として掲載していましたが、4か月以上たっても裏付けが取れないため、2026年9月27日の更新で本文から削除しました。社内資料に転記してしまっている場合は、出どころを確認したほうが安全です。

Deep Thinkは「3.1 Deep Think」として別に提供されている

3.5 Proの話とよく混ざるのが Deep Think です。2026年9月27日時点で公式に存在するのは Gemini 3.1 Deep Think で、これはDeepMindのGeminiページにモデルとして掲載され、Google OneのGoogle AI Ultraプランで使えると明記されています(Google AI Proプランには含まれません)。3.5 Proに何が載るかは未発表です。対応プランと使い方は「Gemini Deep Thinkとは|対応プランと使い方」で整理しています。

「Gemini Pro 3.5」「gemini3.5pro」は同じモデル|表記ゆれと正式名称の整理

検索クエリを見ると、同じモデルが「gemini pro 3.5」「gemini3.5pro」「gemini 3.5pro」「3.5pro」「geminipro3.5」といった形でも入力されています。これらはすべて同じ、未提供のモデルを指しています。並び順やスペースの違いで別モデルがあるわけではありません。社内で話が食い違うときは、ここが原因のことがあります。

表記ゆれと、指している実体の対応

入力されがちな表記指している実体2026年9月27日時点で使えるか
Gemini 3.5 Pro / Gemini Pro 3.5 / gemini3.5pro / 3.5pro未提供のPro系次世代モデル使えない(公式に存在しない)
Gemini 3.5 Flashgemini-3.5-flash(2026年5月19日GA)使える
Gemini 3.5 Flash-Litegemini-3.5-flash-lite(2026年7月21日GA)使える
Gemini Pro(プラン名としての「Pro」)Google One の「Google AI Pro」プラン使える(中身のモデルは Gemini 3.1 Pro)
Gemini 3.1 Progemini-3.1-pro-preview(Preview)使える
Gemini 3.1 Deep ThinkDeep Think推論モード搭載モデル使える(Google AI Ultraプラン)

特に紛らわしいのが「Gemini Pro」という言葉が2つの意味で使われている点です。1つはモデル系統名(Pro系=現行は3.1 Pro)、もう1つはGoogle Oneのサブスクリプション名(Google AI Pro)。「Gemini Proはいつ更新されるのか」という問いは、前者なら「未定」、後者なら「プラン自体はすでに提供中」と答えが割れます。稟議や見積もりの文面では、モデルIDかプラン名のどちらかを必ず併記してください。

Geminiの最新モデルはいつ出た?2026年のリリース履歴(公式リリースノート)

「gemini 最新モデル いつ」「gemini 新モデル いつ」で探している場合、答えは直近のGAは2026年9月22日(Gemini 3.8 Flash TTS/3.8 Flash-Lite TTS)、テキスト系の直近は2026年9月2日のGemini 3.8 Flashです。Geminiは止まっているわけではなく、Flash系だけが速いペースで更新されています。以下はGemini APIリリースノートを2026年9月27日に取得して抜き出した履歴です。

2026年5月から9月までのGemini 3.5 Flashから3.8 FlashまでのGA日を上段の時系列に並べ、下段にPro系が3.1 Proのまま動いていないことを示した比較図
進んだのはFlash系の4世代だけ

2026年のGemini GA履歴(公式リリースノートより)

日付GAしたもの系統
2026年5月19日Gemini 3.5 Flash(gemini-3.5-flash)/Managed Agents 公開プレビュー/Antigravity Agent 05-2026Flash
2026年6月30日Gemini Omni Flash 公開プレビュー動画
2026年7月21日Gemini 3.6 Flash/Gemini 3.5 Flash-LiteFlash
2026年7月30日Gemini Robotics ER 2 公開プレビューロボティクス
2026年8月13日Gemini 3.7 FlashFlash
2026年8月26日Gemini 3.5 Transcribe/3.5 Transcribe Live音声認識
2026年8月27日Gemini Omni Flash(gemini-omni-1.1-flash)動画
2026年9月1日エージェント型動画理解(3.7 Flash・3.6 Flash・3.5 Flash-Lite対象)機能
2026年9月2日Gemini 3.8 FlashFlash
2026年9月3日Lyria 3.5音楽
2026年9月15日Gemini 3.8 Live/3.8 Live Extended Thinking音声対話
2026年9月17日Antigravity Agent 09-2026(05-2026は2026年10月5日停止)エージェント
2026年9月22日Gemini 3.8 Flash TTS/3.8 Flash-Lite TTS音声合成

この表で目立つのは、2026年5月19日から9月27日までの約4か月で公式GAが13件あり、そのうちPro系は0件だという点です。同じ期間にFlash系は3.5→3.6→3.7→3.8と4世代進みました。「Geminiの新モデルが出ない」のではなく、「Pro系だけが出ていない」というのが正確な現状認識です。最新のFlashについては「Gemini 3.8 Flashとは|3.7との違い・料金・Cyber版」で詳しく扱っています。

あわせて起きている2つの運用上の変更

  • 2026年9月18日:Gemini 2.5系のアクセス制限。公式リリースノートは「過去に実際に利用していたユーザーに限定する。非推奨(deprecated)ではなく提供は継続」とし、新規プロジェクトには3.5 Flash-Liteまたは3.8 Flashを使うよう案内しています。2.5系で組んだままの検証環境は動かなくなる可能性があります。
  • Vertex AIの名称変更。企業向けの基盤は「Gemini Enterprise Agent Platform」に改称されており、Gemini API料金ページにも「Gemini Enterprise Agent Platformの価格は本ページと異なる場合がある」と注記があります。社内ドキュメントの「Vertex AI」表記は追従が必要です(Vertex AI名称変更|Gemini Enterpriseへ改名と移行)。

【2026年9月27日確認】Flash系の導入価格には期限がある

Gemini 3.7 Flash・3.8 Flashの単価(入力0.75ドル/出力3.75ドル・100万トークンあたり)は2026年12月31日までの導入価格で、2027年1月1日から入力1.50ドル/出力7.50ドルになることが公式料金ページとDeepMindの性能表の両方に明記されています。2027年度の予算を組むときは、現在の請求額がそのまま続く前提にしないでください。出典: Gemini API料金(公式・2026年9月27日取得) / Google DeepMind Geminiページ(同)

Gemini 3.1 Proの料金早見|3.5 Proを待たずに組む場合の公式値

3.5 Proの料金は未発表なので、いま試算できるのは現行Pro(Gemini 3.1 Pro Preview)と現行Flashの公式単価だけです。以下はすべて2026年9月27日にGemini API料金ページから取得した値で、単位は100万トークンあたりの米ドル、円は1ドル150円換算です(実際の請求は為替と課税で変動します)。

Gemini 3.1 Pro PreviewのPriority・Standard・Batch・Flexの4ティアの入力単価を長さの違う横棒で比べ、参考にGemini 3.8 Flashの単価を並べた図
同じProでもティアで単価が3.6倍違う

Gemini 3.1 Pro Preview の全4ティア(公式・2026年9月27日取得)

提供ティア入力(20万トークン以下)出力(20万トークン以下)入力(20万トークン超)出力(20万トークン超)
Standard2.00ドル(約300円)12.00ドル(約1,800円)4.00ドル(約600円)18.00ドル(約2,700円)
Batch1.00ドル(約150円)6.00ドル(約900円)2.00ドル(約300円)9.00ドル(約1,350円)
Flex1.00ドル(約150円)6.00ドル(約900円)2.00ドル(約300円)9.00ドル(約1,350円)
Priority3.60ドル(約540円)21.60ドル(約3,240円)7.20ドル(約1,080円)32.40ドル(約4,860円)

公式料金ページで見落とされやすいのが、Gemini 3.1 Proには無料枠が一切ない点です(4ティアとも Free Tier 欄は「Not available」)。Flash系は無料枠ありなので、「Geminiは無料で試せる」という前提のままPro系で検証を始めると、初月から課金が発生します。

付随コストも同じページに公式値があります。コンテキストキャッシュは0.20ドル(約30円)/20万トークン超で0.40ドル(約60円)に加え、保存料が100万トークン・1時間あたり4.50ドル(約675円)。Google検索グラウンディングは月5,000リクエストまで無料(Gemini 3.x全体で共有)、超過分は1,000リクエストあたり14.00ドル(約2,100円)です。

現行モデルの単価比較(公式・100万トークンあたり)

モデル入力出力無料枠状態
Gemini 3.5 Pro2026年9月27日時点で公式発表なし(提供されていない)
Gemini 3.1 Pro Preview2.00ドル(約300円)12.00ドル(約1,800円)なしPreview・現行Pro
Gemini 3.8 Flash0.75ドル(約113円)
2027年1月1日から1.50ドル(約225円)
3.75ドル(約563円)
2027年1月1日から7.50ドル(約1,125円)
ありStable・2026年9月2日GA
Gemini 3.7 Flash0.75ドル(約113円)3.75ドル(約563円)ありStable・2026年8月13日GA
Gemini 3.5 Flash1.50ドル(約225円)9.00ドル(約1,350円)ありStable・2026年5月19日GA
Gemini 3.5 Flash-Lite0.30ドル(約45円)2.50ドル(約375円)ありStable・2026年7月21日GA

数字を並べると分かりますが、新しいFlashほど安くなっています。2026年5月GAの3.5 Flash(1.50ドル/9.00ドル)より、9月GAの3.8 Flash(0.75ドル/3.75ドル・導入価格)のほうが入力で半額、出力で約4割です。「新しい=高い」という前提で3.5 Proの価格を心配していた企業は、前提から見直したほうがいいかもしれません。3.5 Flashを使い続けている環境は、切り替えるだけで単価が下がる可能性があります。

試算例:月間 入力1,000万トークン・出力200万トークンの場合

事例区分: 試算例(実測値ではありません・前提と計算式を明示)

前提: 1か月あたり入力1,000万トークン・出力200万トークン、プロンプト1回あたり20万トークン以下、キャッシュ・グラウンディングは使わない。単価は2026年9月27日取得の公式値、1ドル150円換算。

  • Gemini 3.1 Pro(Standard): 入力 10 × 2.00ドル = 20.00ドル、出力 2 × 12.00ドル = 24.00ドル。合計 20.00ドル + 24.00ドル = 44.00ドル(約6,600円)
  • Gemini 3.1 Pro(Batch): 入力 10 × 1.00ドル = 10.00ドル、出力 2 × 6.00ドル = 12.00ドル。合計 22.00ドル(約3,300円)
  • Gemini 3.8 Flash(2026年12月31日までの導入価格): 入力 10 × 0.75ドル = 7.50ドル、出力 2 × 3.75ドル = 7.50ドル。合計 15.00ドル(約2,250円)
  • Gemini 3.8 Flash(2027年1月1日以降): 入力 10 × 1.50ドル = 15.00ドル、出力 2 × 7.50ドル = 15.00ドル。合計 30.00ドル(約4,500円)
  • Gemini 3.5 Flash-Lite: 入力 10 × 0.30ドル = 3.00ドル、出力 2 × 2.50ドル = 5.00ドル。合計 8.00ドル(約1,200円)

同じ処理量でも、Pro(Standard)とFlash-Liteでは月額で5.5倍の差が出ます。バッチで回せる業務をStandardのProで処理しているケースは、ティアを変えるだけで半額になります。各モデルの単価を横断で追いたい場合は「主要AIモデルAPI料金 横断比較」と「主要AIモデル コンテキスト長 横断比較」も更新しています。

コスト棚卸しプロンプト(現行単価で見直す)

あなたは社内の生成AI運用コストを見直す担当です。
以下の利用状況を、2026年9月27日時点のGemini公式単価で評価してください。

# 単価(100万トークンあたり・米ドル)
- Gemini 3.1 Pro Standard: 入力 2.00 / 出力 12.00(20万トークン超は 4.00 / 18.00)
- Gemini 3.1 Pro Batch: 入力 1.00 / 出力 6.00
- Gemini 3.8 Flash: 入力 0.75 / 出力 3.75(2027年1月1日から 1.50 / 7.50)
- Gemini 3.5 Flash-Lite: 入力 0.30 / 出力 2.50

# 利用状況
- ユースケース名: [記入]
- 月間入力トークン: [数値]
- 月間出力トークン: [数値]
- 現在のモデルとティア: [記入]
- 応答までの許容時間: [即時 / 数十秒 / 翌営業日でよい]
- 品質要件: [誤りを人が必ず確認する / 一部自動反映 / 全自動]

# 出力
1. 現状の月額(ドルと円・1ドル150円換算)
2. ティア変更だけで下がる額
3. モデル変更で下がる額と、その場合に検証すべき項目
4. 2027年1月1日の価格改定後の月額
5. 変更しないほうがよい理由があればその指摘

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3.5 Proを待つ間のモデル選び分け|業務別に今日決められる基準

3.5 Proの提供日が未定である以上、いま必要なのは「待つかどうか」ではなく「いまのラインナップで業務ごとにどれを割り当てるか」の基準です。Google公式が2026年9月27日時点で公開している仕様と、DeepMindが同ページに掲載している性能表の数字だけを使って整理します。

長い資料の読み込み・コーディングとPC操作・大量の分類と翻訳という3つの業務タイプを、Gemini 3.1 Pro・3.8 Flash・3.5 Flash-Liteに矢印で対応づけた図
業務タイプごとに現行モデルを割り当てる

業務タイプ別の割り当て基準(公式仕様ベース)

業務タイプまず割り当てるモデル公式仕様上の根拠
長い資料をまとめて読ませる(契約書・議事録・仕様書)Gemini 3.8 Flash または 3.1 Proどちらも入力上限1,048,576トークン・出力上限65,536トークン。PDFを直接入力可
コーディング・エージェント的な長時間タスクGemini 3.8 FlashDeepSWE v1.1で73.7%(3.7 Flashは65.3%)。Terminal-bench 2.1で89.4%
PC操作の自動化を試したいGemini 3.8 FlashモデルページでComputer useが「Supported (Preview)」。3.1 Proは対応記載なし
大量の分類・抽出・翻訳Gemini 3.5 Flash-Lite入力0.30ドル・出力2.50ドルで最安。無料枠あり
翌営業日でよい定期バッチGemini 3.1 Pro(Batch)または 3.8 Flash(Batch)Batchティアは Standard の半額
リアルタイム音声対話Gemini 3.8 Live / 3.8 Live Extended Thinking2026年9月15日GA。3.1 ProはLive API非対応
もっとも深い推論を1件ずつ試したいGemini 3.1 Deep ThinkGoogle AI Ultraプランで提供(Proプランには含まれない)
音声の文字起こしGemini 3.5 Transcribe / Transcribe Live2026年8月26日GA。専用モデル

他社フラッグシップとの比較は「3.8 Flash対Opus 5/GPT-5.6」で見る

3.5 Proが存在しない以上、他社との比較は現行モデル同士でやるしかありません。Google DeepMindは自社ページでGemini 3.8 Flash・3.7 Flash・Claude Opus 5・Claude Sonnet 5・GPT-5.6 Sol・GPT-5.6 Terraを同じ表で比較して公開しています(2026年9月27日取得)。他社モデルのスコアもGoogleが掲載した値である点は差し引いて読む必要がありますが、単価は各社の公表値と一致しています。

項目Gemini 3.8 FlashClaude Opus 5GPT-5.6 Sol
入力単価(100万トークン)0.75ドル(約113円)
通常1.50ドル
5.00ドル(約750円)4.00ドル(約600円)
出力単価(100万トークン)3.75ドル(約563円)
通常7.50ドル
25.00ドル(約3,750円)20.00ドル(約3,000円)
DeepSWE v1.1(長時間のソフトウェア開発)73.7%74.0%72.7%
Terminal-bench 2.1(ターミナル操作)89.4%89.1%88.8%
Terminal-bench 4.0(汎用エージェント)19.1%51.8%37.3%
OSWorld-2.0(PC操作)59.0%75.4%62.6%
LVBench(長尺動画理解)87.8%(エージェント型)75.4%82.1%
HLE-Verified(専門分野の推論)54.9%54.4%54.5%

この表で分かるのは、Googleは「Pro系がなくてもFlashで戦える」という見せ方をしているということです。コーディング系(DeepSWE・Terminal-bench 2.1)とHLEでは他社フラッグシップとほぼ並び、長尺動画理解では上回る。一方で、汎用エージェント(Terminal-bench 4.0)とPC操作(OSWorld-2.0)ではClaude Opus 5に大きく離されています。この2領域を業務で使う予定があるなら、3.5 Proを待つ判断はコストが高くつきます。モデルごとの立ち位置は「AIモデル一覧|用途別おすすめと最新ステータス」でも継続更新しています。

他社の現行フラッグシップの詳細は、Claude Opus 5料金完全ガイド、GPT-6 Astra料金|ChatGPTプラン別とAPI単価、AIモデル性能比較|Gemini・Claude・GPT・Grokをあわせてご覧ください。GPT-5.5 vs Claude Opus 4.7 vs Gemini 3.1 Pro比較とAnthropic全製品比較は前世代からの経緯を追う用です。2026年6月の米輸出管理命令でClaude Fable 5が一時停止し7月1日に再開した経緯はFable 5が利用再開|停止3週間の経緯と可用性対策にまとめており、特定ベンダーに寄せる前の可用性の考え方として参考になります。コーディング環境ごと比較したい場合はCursor vs Claude Code 完全比較ガイドもどうぞ。

モデル割り当てプロンプト(現行ラインナップから選ぶ)

あなたは中堅企業のAI基盤担当です。
以下の要件を、2026年9月27日時点で提供中のGeminiモデルだけから選定してください。
Gemini 3.5 Proは未提供なので候補に含めないでください。

# 候補(すべて提供中)
- Gemini 3.1 Pro Preview(入力上限1,048,576 / 出力上限65,536 / 無料枠なし / Live API非対応)
- Gemini 3.8 Flash(同上限 / 無料枠あり / Computer useプレビュー対応 / thinkingはlow・medium・high)
- Gemini 3.5 Flash / Gemini 3.5 Flash-Lite(無料枠あり・低単価)
- Gemini 3.8 Live・3.8 Live Extended Thinking(リアルタイム音声)
- Gemini 3.5 Transcribe(文字起こし)
- Gemini 3.1 Deep Think(Google AI Ultraプラン)

# 要件
- 業務内容: [記入]
- 1リクエストの入力トークン目安: [数値]
- 応答までの許容時間: [記入]
- 月間実行回数: [数値]
- 出力を人が確認するか: [はい / いいえ]
- 既存の接続先: [Gemini API / Gemini Enterprise Agent Platform / Geminiアプリ / 未定]

# 出力
1. 第一候補とティア(Standard / Batch / Flex / Priority)と理由3点
2. 第二候補と、切り替える条件
3. 月額試算(1ドル150円換算)
4. この用途で3.5 Proを待つ必要があるか(ある / ない)と、その理由
5. 将来3.5 Proが出た場合に差し替えるべき箇所

提供開始に備えて、いま壊れない形で組んでおく4手

3.5 Proがいつ出ても困らない状態にするのに、特別な作業は要りません。要点は「モデル名をコードに散らさない」「現行モデルで基準値を取っておく」の2つで、残りはその派生です。

手1:モデルIDを1か所に集約する

Geminiは gemini-3.1-pro-preview のようにモデルIDが世代ごとに変わります。呼び出し箇所にIDを直書きしていると、差し替えのたびに全体を触ることになります。設定ファイルか環境変数に1つだけ持たせ、コード側は参照するだけにしてください。2026年9月18日のGemini 2.5系アクセス制限のような変更が来たときも、影響範囲が1行で済みます。

手2:いまのモデルで「合格ライン」を数字にしておく

新モデルが出たときに移行判断ができない最大の理由は、比較対象がないことです。現行モデルで、自社の実タスク20〜30件について「正解率」「1件あたりのトークン数」「応答時間」を記録しておけば、新モデルが出た日に同じセットを流すだけで判断できます。逆に基準値がないと、ベンチマークの数字を見て感覚で決めることになります。

手3:Batch・Flexで動く業務を先に切り出す

公式料金ページのとおり、BatchとFlexはStandardの半額です。即時性が要らない業務をここへ寄せておくと、将来もっと高価なモデルが出たときの受け皿になります。3.5 Proが仮にPro系の上位として出ても、全業務をそこへ移す必要はありません。

手4:2027年1月1日の価格改定をカレンダーに入れる

Gemini 3.7 Flash・3.8 Flashの導入価格は2026年12月31日までです。2027年1月1日から入力1.50ドル・出力7.50ドルになるため、Flash中心で組んでいる環境は単純計算で請求が2倍になります。3.5 Proの提供日より、こちらのほうが日付が確定している分、予算への影響は大きいはずです。

移行準備プロンプト(棚卸し)

あなたはAI基盤の移行準備を担当するエンジニアです。
新しいGeminiモデルが出た日に即日評価できる状態を作るための棚卸しをしてください。

# 現状
- 呼び出し箇所の数: [数値]
- モデルIDの管理方法: [直書き / 設定ファイル / 環境変数]
- 現在使っているモデルとティア: [記入]
- 既存の評価セットの有無: [あり(件数) / なし]
- 月額請求(直近3か月): [数値]

# 出力
1. モデルID集約の作業手順(ファイル単位)
2. 評価セットの作り方(件数・選び方・記録する指標)
3. ロールバック手順(新モデルで問題が出た時に戻す方法)
4. 2027年1月1日の価格改定で増える月額の試算
5. 準備作業の優先順位(上から3つ)

【要注意】Gemini 3.5 Pro待ちで起きやすい失敗パターン

失敗1:3.5 Proが出る前提でロードマップを引く

❌ よくある間違い: 「次の四半期には3.5 Proが出るはず」として、その性能を前提に業務設計を進める
⭕ 正しいアプローチ: 提供日が公式発表されていないモデルは計画に載せない。現行モデルで達成できる範囲で設計し、新モデルは「出たら見直す」扱いにする

なぜ重要か: 2026年5月19日の予告から2026年9月27日まで4か月以上、提供日が発表されていません。この期間、3.5 Pro前提で止めていた案件は何も進んでいないことになります。

失敗2:出どころ不明の仕様を社内資料に転記する

❌ よくある間違い: 「200万トークン」「入力15ドル」といった数字を、出典を確認せずスライドに載せる
⭕ 正しいアプローチ: Geminiの仕様はモデルページと料金ページに必ず載る。この2つに行がない数字は社内資料に書かない

なぜ重要か: 稟議が通ったあとで数字が違うと分かると、金額だけでなく企画の信頼が落ちます。本記事も以前は予測値を掲載していましたが、2026年9月27日の更新で全て削除しました。

失敗3:Pro系の無料枠があると思い込む

❌ よくある間違い: Flash系に無料枠があるので、Pro系でも試用できると考えて検証を始める
⭕ 正しいアプローチ: Gemini 3.1 Proは4ティアとも無料枠なし。検証を始める前に課金設定と上限アラートを入れる

なぜ重要か: 公式料金ページのFree Tier欄が「Not available」であることは表を縦に見ないと気づきにくく、20万トークン超の長文を流すと単価も倍(入力4.00ドル/出力18.00ドル)になります。

失敗4:「Gemini Pro」の意味を取り違えたまま見積もる

❌ よくある間違い: 「Gemini Proを全社導入」と書いたまま、APIの話かGoogle AI Proプランの話か決めずに進める
⭕ 正しいアプローチ: モデルID(gemini-3.1-pro-preview)かプラン名(Google AI Pro)のどちらかを必ず明記する

なぜ重要か: 課金主体も上限も窓口も別物です。API側はトークン従量、Google One側はサブスクリプション、Workspace側はさらに別の契約になります。

失敗5:Vertex AIという名前のまま社内手続きを進める

❌ よくある間違い: 稟議書や構成図に「Vertex AI」と書き、現在の製品名と対応が取れなくなる
⭕ 正しいアプローチ: 企業向け基盤は「Gemini Enterprise Agent Platform」に改称済み。料金体系もGemini APIとは別と公式に注記がある

なぜ重要か: 見積もり依頼先と価格表を間違えます。Gemini API料金ページには「Gemini Enterprise Agent Platformの価格は本ページと異なる場合がある」と明記されています。

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提供開始を自分で最速に知る方法|監視する3か所

「出たら教えてほしい」という要望が多いのですが、発表を最速で確認できるのは記事でもSNSでもなく、Google公式の3か所です。どれも登録不要で、変化が構造化されて出ます。

  • Gemini API リリースノート:日付見出しで追記される正本。GAの日付はここが最初に確定します。
  • Gemini API モデル一覧:「All Gemini 3 models」表にモデルIDが追加されます。IDが出た時点でAPIから呼べます。
  • Gemini API 料金ページ:単価とティア、無料枠の有無が確定します。ページ末尾に「Last updated」の日付があるので、差分確認に使えます。

Google DeepMindのGeminiページは見栄えがよく分かりやすいのですが、「coming soon」のように日付を伴わない表示が長期間残るため、提供開始の判定には向きません。2026年9月27日時点でも5月からこの表示のままです。

公式ページ差分の監視プロンプト

あなたは社内のAIモデル動向を週次で報告する担当です。
以下の3ページを確認し、前週との差分だけを報告してください。

# 確認先
1. Gemini API リリースノート(新しい日付見出しの有無)
2. Gemini API モデル一覧(All Gemini 3 models 表の行の増減)
3. Gemini API 料金ページ(Last updated の日付、単価の変更、無料枠欄の変更)

# 報告フォーマット
- 確認日:
- 新規GA: [モデル名 / モデルID / 日付](なければ「なし」)
- 単価変更: [モデル名 / 変更前 / 変更後](なければ「なし」)
- 提供終了・アクセス制限: [対象 / 期日](なければ「なし」)
- Gemini 3.5 Pro の記載: [あり(内容) / なし]
- 自社への影響: [影響あり(箇所) / 影響なし]
- 次のアクション: [不要 / 検証 / 切り替え / 予算見直し]

推測は書かず、公式ページに書かれている文字だけを根拠にしてください。

社内共有プロンプト(現状を1枚で説明する)

あなたは経営層向けに技術状況を要約する担当です。
以下の事実だけを使って、Gemini 3.5 Proの現状を説明する資料を作ってください。
推測・噂・他社メディアの予測は使わないでください。

# 事実(2026年9月27日時点・Google公式)
- Gemini 3.5 Pro は提供されておらず、提供日の公式発表もない
- Gemini APIのモデル一覧・料金ページ・リリースノートに記載がない
- Google DeepMindのGeminiページは「3.5 Pro coming soon」の表示のみ
- 現行のPro系は Gemini 3.1 Pro Preview(入力2.00ドル / 出力12.00ドル・100万トークンあたり・無料枠なし)
- 2026年5月19日から9月27日までのGAは13件で、Pro系は0件
- Flash系は 3.5 → 3.6 → 3.7 → 3.8 と4世代GA(直近は2026年9月2日)
- 3.7・3.8 Flash の導入価格は2026年12月31日まで。2027年1月1日から2倍

# 出力
- 経営層向け要約(300字以内・結論から)
- 今期の判断(待つ / 待たない)とその理由
- 今期中にやるべきこと3点
- 2027年1月1日の価格改定による月額増の試算欄(空欄でよい)

よくある質問(Gemini 3.5 Proの時期・料金・代替)

Q1. Gemini 3.5 Proはいつ出ますか?

2026年9月27日時点で、Googleは提供日を公式に発表していません。Gemini APIのモデル一覧・料金ページ・リリースノートのいずれにも記載がなく、Google DeepMindのGeminiページは「3.5 Pro coming soon」の表示のみで日付がありません。Google I/O 2026(2026年5月19日)でSundar Pichai氏が「来月まで待ってほしい」と述べて以降、4か月以上この状態が続いています。提供日を明示している情報源はGoogle公式ではないので、社内判断には使わないでください。

Q2. Gemini 3.5 Proは今すぐ使えますか?

使えません。API(Gemini API)・企業向け(Gemini Enterprise Agent Platform)・個人向け(Google One のGoogle AI Plus/Pro/Ultra)の3つの入り口すべてに、2026年9月27日時点で3.5 Proの提供はありません。モデルIDも発行されていないため、コードから呼び出すこともできません。

Q3. Gemini 3.5 Proの料金はいくらですか?

2026年9月27日時点で公式発表はありません。ネット上で見かける「入力15ドル・出力60ドル」といった数字はGoogleが公表した値ではありません。確定しているのは現行モデルの単価だけで、Gemini 3.1 Pro Previewが100万トークンあたり入力2.00ドル(1ドル150円換算で約300円)・出力12.00ドル(約1,800円)、Gemini 3.8 Flashが入力0.75ドル(約113円)・出力3.75ドル(約563円・2026年12月31日までの導入価格)です。

Q4. 「Gemini Pro 3.5」「gemini3.5pro」は別のモデルですか?

同じものを指しています。「Gemini 3.5 Pro」「Gemini Pro 3.5」「gemini3.5pro」「gemini 3.5pro」「3.5pro」はすべて表記ゆれで、いずれも未提供のPro系次世代モデルです。一方「Gemini 3.5 Flash」「Gemini 3.5 Flash-Lite」は提供中の別モデルなので、Flashが付くかどうかで意味が変わります。

Q5. 3.5 Proが出るまで、Pro系は何を使えばいいですか?

Gemini 3.1 Pro Preview(gemini-3.1-pro-preview)が現行のPro系です。入力上限1,048,576トークン・出力上限65,536トークンで、テキスト・画像・動画・音声・PDFを入力できます。ただし無料枠はなく、Live APIと画像生成には対応していません。コーディングや長時間のエージェント処理が中心なら、DeepSWE v1.1で73.7%を記録しているGemini 3.8 Flashのほうが単価も安く適しています。

Q6. Deep Thinkは使えますか?

Gemini 3.1 Deep Thinkとして提供されています。Google Oneの記載では、Deep Think推論モードを使えるのはGoogle AI Ultraプランで、Google AI Proプランには含まれません。3.5 ProにDeep Thinkの新版が載るかどうかは2026年9月27日時点で公式発表がありません。

Q7. Geminiの最新モデルはどれですか?

テキスト系の最新は2026年9月2日にGAしたGemini 3.8 Flash(gemini-3.8-flash)です。それ以降も音声対話のGemini 3.8 Live(2026年9月15日)、音声合成のGemini 3.8 Flash TTS/3.8 Flash-Lite TTS(2026年9月22日)がGAしています。Pro系の最新はGemini 3.1 Pro Previewのままで、2026年に入ってからPro系のGAは1件もありません。

Q8. Gemini 3.5 Proの開発が中止されたという話は本当ですか?

2026年9月27日時点で、中止についてのGoogle公式発表はありません。Forbes JAPAN(2026年8月14日)が「開発中止の噂まで出ている」と報じていますが、記事中でもGoogleの公式コメントは「テスト中」にとどまっています。DeepMindのGeminiページに「coming soon」の表示が残り続けていることが、中止を否定する唯一の公式シグナルと言えます。

Q9. いま3.1 Proや3.5 Flashで組んでいる環境は、作り直しになりますか?

なりません。ただし2つ日付が決まった変更があります。1つはGemini 2.5系のアクセス制限(2026年9月18日付。過去に利用実績のあるユーザーのみに限定、新規プロジェクトは3.5 Flash-Liteまたは3.8 Flashを使うよう公式に案内)。もう1つはGemini 3.7 Flash・3.8 Flashの導入価格の終了で、2027年1月1日から入力1.50ドル・出力7.50ドルになります。3.5 Proの提供日より、この2つのほうが先に効いてきます。

参考・出典


各AIモデルを料金・スペックで横断比較するなら、主要AIモデルAPI料金 横断比較【2026年・毎月更新】と主要AIモデル コンテキスト長 横断比較もあわせてご覧ください。Gemini 3.1 Pro単体の使い方と無料枠の扱いはGemini 3.1 Pro無料枠と料金ガイド、Flash系の最新版はGemini 3.8 Flashとは|3.7との違い・料金・Cyber版、旧3.5 Flashの詳細はGemini 3.5 Flash完全解説|料金・比較・活用7選で扱っています。

まとめ:今日決められる3つのこと

  1. 今日: Gemini 3.5 Proを前提にしている社内資料・ロードマップから、提供日と仕様の記述を外す。2026年9月27日時点でGoogle公式に日付も仕様も存在しないため、そのまま残すと後で数字が合わなくなります。
  2. 今週: 現行モデルの割り当てを見直す。Batch・Flexで足りる業務をStandardのProで処理していないか、3.5 Flashのまま3.8 Flashに切り替えていない環境がないかを確認します(どちらも単価が下がります)。
  3. 今月: 2027年1月1日のFlash導入価格終了を予算に反映する。3.7 Flash・3.8 Flash中心の構成なら、単純計算で月額が2倍になります。あわせてモデルIDを設定ファイルに集約し、新モデルが出た日に差し替えられる形にしておきます。

AI導入のモデル選定や費用対効果の計算については、AI導入戦略完全ガイド、AIエージェントの基本設計はAIエージェント導入完全ガイドも参考にしてください。開発環境でのモデル使い分けはGoogle Antigravityとは|使い方・料金・日本語対応で扱っています。

ご質問・ご相談は お問い合わせフォーム からお気軽にどうぞ。


更新履歴

【2026年9月4日更新】解説図を追加し、比較対象のモデル名・API単価を公式料金ページの現行値へ更新しました。

※本記事は2026年9月27日に全面更新しました。Google公式(Gemini APIのモデル一覧・料金ページ・リリースノート、Google DeepMind Geminiページ、Google One、Gemini Enterprise Agent Platform、Google Workspace)を同日に取得し、確認できた値だけを掲載しています。この更新で、コンテキスト長・ベンチマーク・API単価の予測値(200万トークン、Deep Think v2、入力15ドル・出力60ドルなど)はすべて本文から削除しました。Gemini 3.5 Proの提供日・仕様・料金は2026年9月27日時点で公式発表がありません。正式発表があり次第、公式値で更新します。


著者: 佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』(SBクリエイティブ)。SoftBank IT連載7回執筆(NewsPicks最大1,125ピックス)。

監修:株式会社Uravation(生成AI活用書籍シリーズ累計59,900部の著者チームが運営。自社7メディアの実運用でAI検索からの引用・流入を継続計測し、その知見に基づいて編集しています。仕様・料金が変わりやすい領域のため、重要な意思決定の前には各公式情報の最新版をご確認ください)

この記事の内容を社内展開する方へ: 生成AI 料金・プラン早見表 2026年10月版(無料・PDF 35ページ+Excel) をダウンロードできます。

佐藤傑
この記事を書いた人 佐藤傑

株式会社Uravation 代表取締役CEO/生成AIエバンジェリスト。法人向けAI研修・コンサルティングを手がけ、日経・SBクリエイティブ・GMO等のメディアで生成AIについて執筆。

執筆・監修:佐藤傑/下書き・図版・機械検査:当社のAI社員(人が確認してから公開しています)。記事の作り方と検査の方針

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