
glorious days~父とわたしたちの時間㊶家族の支え
【お読みいただく前に】
このシリーズには
医療現場での実際の様子や
看取りや葬儀に関する
具体的な描写が含まれます。
読んでいてつらくなりそうな方は
ご自身のタイミングで
そっと閉じてくださいね
父が倒れてから、
面会、転院、
看取り、
葬儀、
母と妹とわたし、
支えながら、過ごしてきた。
葬儀のときに、
わたしの今の家族、
夫、息子、娘が
合流して、
わたしは、
今の家族にも
支えられていたんだな、と
気づいた。
父の棺に
花を入れている時、
いよいよ肉体が
宇宙に還る時、
涙がこぼれそうな
わたしの背中に、
そっと、息子が
触れてくれた。
それだけで、
どれだけ安心できたか。
娘は、
気づくと、振り返ると、いつも、
わたしと母のそばにいてくれた。
ただ、いてくれるだけで
どれだけ安心できたか。
気持ちを支えてくれた
子どもたちとは違って、
夫は、
現実が崩れないように、という形で
わたしを支えてくれた。
葬儀の進め方、打ち合わせなどで、
漏れがないようカバーしてくれ、
当日も、裏方的にサポートしてくれた。
家族から、
父が欠けてしまったけれど、
母と妹、
夫と息子と娘。
家族がいたから、
わたしは、立っていられた。