
ただのHSP会社員が、ネタ帳を1年間つづけた結果 ▶︎
こんにちは、結城ユーレカです!
普段はHSP気質ならではの、繊細すぎるがゆえ、悩みすぎるがゆえの気づきを、図解やイラストを使いながら発信しています。特別な肩書きがあるわけでもなく、ただの会社員です。
突然ですが、サムネイルの写真(メモがいっぱい並んでいるやつです)、あれは私の「ネタ帳」です。noteを書く上でのネタ帳であり、同時に思考のスケッチ帳でもあります。
1枚お見せするとこんな感じ⇩

というわけで!突然ですけど、noteを書いている皆さんは、普段どんな風にネタを考えたり、記事を書いたりしていますか?
私はこれまで、ノートに箇条書きで書いたり、noteの下書きに直接ダーッと書いたり、AIに案出しをさせてみたり……と、いろいろなスタイルを試してきました。
そういった紆余曲折を経て、今はスケッチ帳に落ち着いている次第です。
使っているのは「POSTALCO」というブランドのスナップパッド。
A5サイズのコンパクトさながら、外側のパッドがしっかりしていて、バッグの中に入れても絶対に折れたりしないんです。
(肌触りの良いコットンを、テント生地を作る時ときに使われていた機械でプレスしているらしい......なんか凄そう.…..!!)
このお気に入りのスナップパッドを肌身離さず持ち歩いて、頭に浮かんだことをその場でスケッチ→記事のネタにする......というのが私の最適解。
元々は、ネタもnoteもすべて「文字」で書くスタイルでした。それがある時から、図や絵でスケッチするスタイルへと変わっていったんです。
今日は、そのきっかけと、スケッチでネタ帳を作ることをおすすめしたい理由についてお話しさせてください。noteを書いている方にとっても、noteを書いていないけれど何か新しい視点を得たいという方にとっても、きっと学びになるお話だと思います……!
▶︎ 文字からイラストへ。最初の転機
そもそも、私が図解やイラストでの投稿を本格的に始めたきっかけは、昨年12月末に書いた「高級料理やコーヒーが、ある地点から「オタクコンテンツ化」する理由。|結城ユーレカ」という記事でした。
この記事で、初めて図解を全面に押し出してみた。すると、これが思いのほか反応がよくて。普段の記事の、だいたい3倍くらい伸びたんですよね。
内容を要約するとこんな感じ⇩
・「すごさ」は対数関数的に伸びる
料理とかコーヒーって、ある程度まではお金や手間暇をかけるほど「たしかに美味しい!」とすぐに分かる。
でも、レベルが高くなりすぎると、その先は"違い"が緩やかになって、一般人には「何がすごいのか分からない」領域に入っていく。
たとえば……1,000円のワインと1万円のワインの違いは分かるけど、1万円のワインと10万円のワインは「どっちも美味しいけど〜どっちが高いんだ??」ってなるイメージ。

・プロは「頂点」だけにズームインしている
一般人が全体をぼんやり眺めているとしたら、プロフェッショナルはその頂点の部分だけを、とてつもない倍率でズームアップして見ている。言い換えると、「解像度がやたらと高い」ということ。
高級ワイナリーは1mmでも質のいいワインを生み出すために最上級の努力を重ねるし、ソムリエはワインの味のとても細かいところまで知覚している。
常人からすれば「どれも同じじゃん」と思えてしまうけど、プロからすれば当然の話。そもそも頂点だけをズームしているからこそ、ズームした後には、ほんの小さな差も「大きな差」として捉えられる。

......こんな感じ!最初のアイディアは、メモ帳の切れ端に書いていたグラフでした。その手描きのグラフを写真に撮って、AIに画像出力してもらったのが先ほどの図解です。
そうして出来上がった図解を、サムネイルや本文に入れてみたら、100近いスキをいただけました。正直、「あれ?図解ってもしかして可能性あるのでは…?」と、半信半疑ながらも小さな手応えを感じた瞬間でした。
▶︎ 900スキの衝撃。自己紹介記事での確信
その手応えに背中を押されて、改めて図解を交えて書いたのが、自己紹介noteでした。
この記事がnote公式さんのおすすめに乗ったらしく、900スキ以上がつくという、自分でも驚くような結果になりました。
こちらの記事では、「普段は悩みの種になりがちなHSP気質も、noteでは長所になるんだ!」という内容をイラストにしたんです⇩
・HSPは「1」を「100」にできる感受性を持つ
HSPは、人一倍ものごとへの感受性が強く、疲れやすい。 でもそれは、「人より受け取れる情報量が多い」ということでもある。「1」の情報を受け取って「100」に増幅できる。

その「100」を脳内でコネコネして「1000」の価値に書き換える。 これこそが、私たち内向型・HSPが社会で生きていくための「生存戦略」になるのではないか。

うん、我ながらゆる~いイラストですね。笑
ゆるくはありつつも、悩みとしては切実でもありまして。共感してくださった方が、たくさんのコメントを残してくださりました✨(これは本当に嬉しかった…!)
こちらもまた、ラフなスケッチから生まれたアイディアでした。

この2つの成功体験を経て、私は本格的に「すべてを文字で完結させるスタイル」から、「イラストや図解をフル活用して、ネタ出しから記事の作成まで行うスタイル」へと完全に舵を切りました。
▶︎ 私は絵が上手いわけじゃない。だからこそのAI活用法
ちなみに、私は全然デザイナーでもイラストレーターでもありません。ここは強調しておきたいところです(笑)
私が描く図解やイラストも、本当に簡単な図形を組み合わせただけのものだったり、棒人間がほとんどです。美術の成績も、決して自慢できるものではありませんでした。
でも、今はAIがあります。自分が描いたラフな絵をAIに読み込ませて、「シンプルな線で整えて」とお願いすると、かなり見やすい形に整えてくれるんですよね。
▶︎ あえて「へたっぴさ」を残す理由
ただ、ここで注意が必要だと感じているのが、AIって「なんでも足し算しがち」ということです。放っておくと、頼んでもいない要素までどんどん追加されて、気づけば「情報過多で何を伝えたいか分からないイラスト」になってしまう。
だから私は、あえて「へたくそな感じ」というか、自分自身の絵の"味"は残してもらうようにしています。笑
というのも、「これは明らかにAIだな」と思わせるような整いすぎた図解より、少し不格好でも味のあるシンプルな絵の方が、読者の反応がいい実感があるからです。
きれいに整えられた情報よりも、どこか人間くさいイラストの方が、なぜか心に引っかかる。これは私自身、noteを続けてきて何度も感じてきたことです。
▶︎ スケッチ帳から生まれていった記事たち
ネタ出しのラフなスケッチから生まれた記事がたくさんあります。
特に反応がよかったのが、「「HSP」や「INFJ」という型からはみ出したものこそ、本当の個性。|結城ユーレカ」という記事。これも、もともとはネタ帳に描いた1枚の図解がきっかけで生まれました。
せっかくなので、紹介させてください⇩
・同じタイプなのに、なぜこんなに違う?
同じHSPやINFJでも、考え方や感じ方は人によって驚くほど違う。「人それぞれ」では片付けられない何かがあるのでは?という疑問から出発。

HSPやMBTIは「ラベル」ではなく「型」
診断ツールは、本来輪郭のない曖昧な個性に、星型やハート型のような"型"を当てはめる行為。

すると、「あ、わたしはこの形なんだ」と認識しやすくなる。
ただ、その型通りに抜けた部分は、いわば共通項。
社会的に共有された、ある種の「紋切型(ありきたり)な個性」とも言える。

・本当の個性は「差分」に宿る
であれば、型に合わなかった部分にこそ、その人だけの個性が宿っているのではないか。
型に対して、少し足りなかった部分。あるいは、勢いよくはみ出してしまった部分。その「適合していない差分」こそが、わたしを"私"たらしめている要素なのではないか?
① 型からはみ出した部分:例)HSPで刺激に弱いはずなのに、コーヒーの話になると異常な行動力・早口を発揮してしまう私自身の例。後天的に獲得した「はみ出し」こそ唯一無二の個性。

② 型から欠落した部分:例)INFJで平和主義者のはずなのに、特定の人にだけ驚くほど冷徹になる。過去の傷から生まれた「欠落」も、生存戦略としてのオリジナリティ。

私たちは自分のことを、HSPやINFJみたいに色んな型に当てはめたがる。
でも、その型に対して「ここは、どうもしっくりこないな」と感じる部分もある。あるいは、性格診断の結果に対して、「ちょっと違うんだよなぁ」という感覚はないだろうか。
本当に愛おしいのは、型に収まりきらず、はみ出した部分。あるいは、型を埋めきれなかった隙間や欠落に残る、いびつな空白。
その不揃いさこそが、この世界で、あなただけが持っている本当の個性なのだと、わたしは思う。
……という記事です!(ちょっと熱が入ってしまってすみません💦)
ほかにも、スケッチ帳でネタを描きまくった結果、そこからたくさんのnoteが生まれました⇩
結果として、多くの方に読んでいただき&新しい交流が生まれて、本当によかったと思っています。
コメント欄で「図解が分かりやすかったです」とか「優しいイラストの挿絵があったから、楽しく読めました」と言っていただけることもあって、正直、文章を褒められるのと同じくらい、いやそれ以上に嬉しかったりします(*‘ω‘ *)
▶︎ なぜ、あえて「手描き」にこだわるのか
言語化能力が何よりも問われ、しかもAIでイラストなんて簡単に作れてしまう今の時代に、どうしてわざわざ図解やイラストを「手描き」するのか?
そう質問されたら、私はこう答えます。
「言語化できないこと、AIが描けないことにこそ、人間らしさが宿る気がするから」
最近、言語ってそんなに万能じゃないよな~って思うんです。
生の体験を言語で100%伝えられるなんてことは、たぶん無くて。頑張っても、よくて半分くらいしか伝えられていないんじゃないかと思っています。
だとしたら、言葉にならない部分、AIが生成する「整いすぎた何か」ではすくい取れない部分。そういった曖昧な部分が、自分の手で描いた絵の中には残っている気がするんですよね。
▶︎ 人間は、視覚に頼る生き物である
それに、人間ってそもそも視覚に頼った生き物っていうのも理由の一つ。多くの資料では、人間が日常生活で得る情報のうち、約80%以上は視覚からだと言われているそうです。
だとすれば、noteというテキスト中心の文化のなかで、もっと視覚の世界でものを語ってもいいんじゃないか。そう思ったわけです。
文字だけでは伝えきれなかったモヤモヤや気づきが、たった1枚の図解やイラストにすることで、驚くほどスッと伝わることがある。これは、実際にやってみて初めて実感したことでした。
▶︎ 会社や日常生活でも起きた変化
というわけで!「ネタ帳を作ることをおすすめしたい理由」と、「note記事にイラストや図解を取り入れるのは"あり"だよ!」という話をしてきました。
noteでの変化はお伝えした通りですけど、興味深いことに、この良い変化はnoteの中だけにとどまりませんでした。
会社の資料作りでも、日常生活のちょっとしたやり取りでも、以前より意識的に図解やイラストで表現するようになったんです。すると、「分かりやすい」「頭がいいね〜」と言われることが増えました。
HSP気質ゆえに、頭の中でぐるぐると考えすぎてしまう性質があるのですが、それを一度イラストに落とし込むことで、自分自身の頭の整理にもなっている気がしています✨
▶︎ まとめ:ネタ帳をイラストで描くという選択
まとめると、私はnoteのネタ帳を「文字」から「イラスト」に変えてから、物事がうまく回り始めました。
このnoteの反応もそうですし、会社や日常生活でも、図解やイラストで表現するようになってから「分かりやすい」と言われることが増えた。そんな効用が、確かにありました。
絵が上手い必要はまったくありません。棒人間で十分ですし、AIという頼れる相棒もいます。だからこそ、ネタ帳にイラストを描くというのは、わりと「あり」な選択だと私は思っています。
もし今、頭の中にモヤモヤがたくさんあって、それをうまく言葉にできずに悩んでいる方がいたら。一度、ペンを取って、ラフでもいいので絵にしてみてほしいなと思います。
そこから、思いがけない発見があるかもしれません…!
ここまで読んでくださりありがとうございました!ではまた👋
