
私らしく生きること 〈#1-3 ワクワクする方の声を聞いて手に入れた動く家〉
episode1 岡部友理子
#1-1 自分らしく生きる旅のはじまり
#1-2 私が私らしくいることが大事
#1-3 ワクワクする方の声を聞いて手に入れた動く家
#1-4 できることから一歩でも半歩でも進む

#1-3 ワクワクする方の声を聞いて手に入れた動く家
美容院で読んだ雑誌のたった四ページの特集が、ゆりさんの人生を動かす。「『え?何これかわいい!この暮らししたくない?』ってなって。本当にこのページを見ただけで買おうって」。


雑誌 『カーサブルータス』に載っていたのはトレーラーハウス。車でけん引して移動できる、小さな動く家だ。
旅するコーチとして活動するなかで、自分が動くことで元気になることに気づいたゆりさん。「いろんなところに行っていろんな人に会いたい。動く家があったらコーチングしながら本当に好きに生きられる」と思ったんだそう。コロナ禍で抑えつけられていたからこそ、「もう自由に、行きたい時間と場所を越えてみたい」。動く家があればもっと自分らしくいられると考えた。

ビックリするのが、旅するコーチとして活動を始めた当初は車も免許も持っていなかったこと。免許を取った次の日にこの雑誌に出会い、四ヶ月後にはキャンピングカーを買ったというから、思い立ったらすぐ動く、その潔さに驚いてしまう。
「確かにね、周りの人も止めるし特に親は免許取り立てで危険だし無理だよって。レンタルでいいでしょ、その都度借りればいいじゃん、どうするのって言われて。私も飽きちゃうかもしれないとか、ローンをずっと払えるのかなとかあったけど、でもあんまり私、そっちの声を聞けないのかな」。


「『この暮らしができちゃったらどうしよう!』と初めてワクワクしすぎて胸が痛くなった!」と興奮気味に当時のことを話してくれたゆりさん。独立したときも、「コロナ禍に独立するってありえないよ」と周りに言われたり「育休産休を考えたら今の会社が絶対いいよ」と言われた。でも、「コーチになったら朝から晩までコーチングできるんでしょ?」とやりたい声が大きくなりすぎてそっちの声を聞いたんだそう。


どこまでも軽やかで思い切りの良い考え方、どうやったらできるんだろう?









次回 エピソード1-4 「できることから一歩でも半歩でも進む」
更新日は、6月7日(日)
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著者/撮影/デザイン : 鷲頭有沙
