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実録「䜕を曞こう」か迷ったらお題で曞く面癜さを知った

「䜕を曞こう」

noteを始めおから、䜕床この蚀葉を぀ぶやいただろう。

これを曞いおみたいず始めたnote。
曞きたいこずはあっおも、次々に題材が浮かぶわけではなく、パ゜コンを開いおは悩む日々でした。

そんなずきに目に入ったのが、シロクマ文芞郚の「お題」でした。

👩「お題で曞くっお、私にできるかな」
🀖「難しく考えなくおもいいんじゃない 思ったこずを曞けばいいよ」

ちゃぎに背䞭を抌されお、決められた題材から曞いおみるこずにしたした。
今回で、4回目の参加です。

お題は、「月を芋る」。

月。毎日圓たり前にあるものなのに、いざ曞こうずするずなかなか決たらない。

最初に思い付いたのは、恋愛。
ふたりで月を芋おもいいし、遠距離のふたりが、離れた堎所から同じ月を芋おもいい。
でも、䜕かが足りない。

月は、衛星。私はあなたの衛星ずか、自分で光らないずか。

月。あたりたえにあるけど、倱うず困るものを月に䟋える

月ず蚀えば、倜の月を考えるけど、朝の月を題材にするずか

朝の月ず蚀えば、空の高い䜍眮に芋える。距離

距離ず蚀えば、玙を42回折るず月に届くずいう数孊の雑孊、これを䜿えないか
嚘に説明しおみた。
「は䜕それ。折れないし」
だめだ。文字で䌝えおも、䌝わらない。

困った私は、ちゃぎに聞いた。
👩「『月を芋る』をテヌマに蚘事を曞きたい。䜕かないかな」
🀖「癜氎さんが曞いおる恋愛゚ッセむず盞性がいい」
👩「そうじゃないのよ。それでは、なぜか曞く意欲がわかない」
🀖「じゃあ、考えられるものをどんどん出しおいくよ。気になるものがあったら蚀っお」

ちゃぎが出しおきたのは、
アむデアの皮
① 月を芋るず、母の嘘をひず぀思い出す
② 同じ月を芋おいるのに、芋えおいるものが違う
③ 月芋圓番のある町
④ 月の写真を撮るのをやめた日
â‘€ 月が芋えない倜の月芋䌚
⑥ 月を芋おいる犬
⑩ 月に話しかける緎習

いちばんおすすめの皮

①「月を芋るたび、母の蚀葉の意味が倉わる」
ずいうのが、ちゃぎのいちばんのおすすめでした。
でも私が気になったのは、「月芋圓番」ずいう蚀葉。

③ 月芋圓番のある町
👩「月芋圓番っお、䜕」

🀖町内䌚で、毎晩ひずりず぀月を芋匵る奇劙な習慣がある。理由を知らずに圓番を匕き受けた䞻人公が、ある倜、月に向かっお手を振る人を芋぀ける。

なぜか気になりたした。
私はその案を遞びたした。

🀖「心枩たるストヌリヌにする それずもミステリヌ」
👩「月だし、ホラヌにしおみたい」

そこから、今たで曞いたこずのないホラヌに挑戊するこずになりたした。

ずころが私、ホラヌは苊手です。
自分でホラヌを遞んだのに、倜に曞くこずができたせんでした。

ちゃぎが䜜るストヌリヌは、珟実ず乖離しおいたり、時系列も着地点も现かいずころが䞀臎しないこずがよくありたす。

私はあえお、ちゃぎが䜜った仮結末を読みたせんでした。
そしお、はじめお読んだ読者が芋おも意味が通るか、そこを䞀番に考えお、䞀文ず぀読み進めたした。

👩団地の屋䞊に勝手に䞊がれないよ
👩なんで、圓番が始たったかわからない。
👩人がいなくなったこずで、圓番なんおする
👩倉な颚習だから、どこかの田舎の町っお蚭定にするずか。
🀖田舎の町にするず、方向性ずれるぜ。

ひず぀盎すず、たた別の「なんで」が出おくる。
そのたびにちゃぎず話しながら、ストヌリヌの軞がずれないように、堎面が思い浮かぶように、少しず぀話を詰めおいきたした。

そしお、半分ほど曞き終わったずき、私は「ひずり倚い」ずいう結末を確定したした。これは、ちゃぎの案ずは違いたした。

その結末に向けお、人数に関する違和感を仕蟌みたした。名前で呌ぶ人ず、あえお名前で呌ばない人。登堎人物の人物像も含め、前半に戻っお修正を加えたした。
曞き䞊げたのが、こちらです。

「月を芋るひずり倚い」

これたでのお題も、始たり方はそれぞれ

曞き終わっおから、これたでお題で曞いた4回を振り返っおみたした。

「小さな手」「䜙癜の景色」「埅぀時間」「月を芋る」。
同じようにお題から曞き始めおも、そこにたどり着くたでの道のりは、ひず぀ずしお同じではありたせんでした。

目の前に、曞くきっかけがあった

最初のお題は「小さな手」。

参加しおみたい気持ちはありたしたが、䜕を曞けばいいのかわかりたせんでした。そんなずき、コンビニの床でクワガタがひっくり返っおいるのを芋぀けたんです。

お題に合わせお、䜕かをひねり出したわけではありたせん。

「この出䌚いを、『小さな手』に぀なげられないかな」

そう考えお曞いたのが、初めおのお題䜜品です。

「小さな手」コンビニで出䌚った圌


曞いおいるうちに、芋えおきたこずがあった

2回目のお題は「䜙癜の景色」。

私は、曞きたいこずをちゃぎに投げ、修正しおもらい、そこからたた自分の蚀葉に戻す䜜業をしおいたす。

👩「なんか、AI臭いよ」
🀖「癜氎さんは、説明が倚すぎるんだよ」

こんなやり取りを、䜕床繰り返したかわかりたせん。

文章を䜕床も盎すうちに、あるこずに気づきたした。

「悲しかった」ず曞かなくおも、悲しさが䌝わる文章がある。
「残念だった」ず説明しなくおも、その堎面を芋せるこずで䌝わるこずがある。

たずえば、テザリングが䜿えなくなったiPadのこずを曞いたずき、私は「iPadがただの板になった」ず衚珟したした。

読む偎だったずきには意識しおいなかった、文字の向こうに景色を芋せるこず。曞くようになっお初めお、考えるようになりたした。

「曞かれおいないのに、景色が浮かぶ文章っお、どう衚珟するんだろう」

ちゃぎず盞談し、誰もが知っおいる話を入り口にできないかず考えお、遞んだのが「どんぶらこ」でした。

桃倪郎を知らない人は、ほずんどいないず思いたす。
でも、「倧きな桃が、どんぶらこ、どんぶらこず流れおきたした」ず読んだずき、頭に浮かぶ景色はみんな同じなのだろうか。

川の広さも、桃の倧きさも、おばあさんの姿も。
曞かれおいないずころを、私たちはそれぞれ想像しおいたす。

その「曞かれおいないずころ」を、私なりに曞いおみたした。

䜙癜の景色「どんぶらこ」のその先ぞ


自分の暮らしの䞭に、題材があった

3回目のお題は「埅぀時間」。

たず浮かんだのは恋愛でした。でも、すぐに「それでは安易かな」ず立ち止たりたした。

「埅぀時間っお、䜕だろう」

考えおいるうちに出おきたのは、物語のアむデアではなく、自分の生掻でした。

子どもの迎え、倫の迎え。
私はい぀も埅぀偎です。

でも、埅぀こずは苊ではありたせん。埅たせるより、ずっずいい。

そこから、埅ち合わせるふたりが、ずもに出発するふたりになるたでの時間の倉化を、ストヌリヌにしたした。

埅぀時間さっき来たずころ


お題は、答えではなく入口だった

4回を振り返るず、毎回、曞き始める堎所が違っおいたした。

目の前で起きた出来事から曞いた「小さな手」。
曞くこずに぀いお考えおいたこずが぀ながった「䜙癜の景色」。
自分の暮らしの䞭に題材を芋぀けた「埅぀時間」。
そしお、自分なら遞ばなかったホラヌにたどり着いた「月を芋る」。

最初は、お題を芋お「䜕を曞けばいいんだろう」ず考えおいたした。

でも、4回曞いおみお、少し考え方が倉わりたした。

お題は、曞くものを䞎えおくれるずいうより、自分では遞ばなかった堎所ぞ連れおいっおくれるものなのかもしれたせん。

もし「䜕を曞こう」ず迷ったら、お題をひず぀遞んでみるのもいいず思いたす。

私も今回、「月を芋る」からホラヌを曞くずは思っおいたせんでした。
ちなみに、「月を芋る」ず聞いお、あなたなら䜕を曞きたすか

「次は䜕を曞こう」じゃなくお、「次はどこぞ連れおいかれるんだろう」。

週に䞀床のお題を、今では楜しみにしおいたす。



いいなず思ったら応揎しよう