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富裕層が「うらやましくない」理由~ガイドの私の本音~|#京都#インバウンド#富裕層

    こんにちは、とひみかです😊

    私の主な仕事は、
    「富裕層のアメリカ人を、観光案内する」こと。

    私は庶民ですが、
    富裕層の旅行の仕方が、

    全然うらやましくないし、
    真似したいとも思いません。

    こういう方々のおかげで
    私はご飯が食べられているのですが、

    そんな旅行の仕方で、
    ほんまに、楽しいの???

    というのが正直なところです。



    例えば、
    私が先日ご案内したアメリカ人のお客様の京都での旅程。

    15:00 京都駅に新幹線で到着。

    私が新幹線のホームでお迎えし、
    ハイヤーでフォーシーズンズホテルまでお送りする。

    このお客様は、クレジットカードがブラックカードだったので、
    私は、ホテル到着10分前に、
    フォーシーズンズに電話連絡。

    仕組みはよくわからないが、
    このブラックカードを持っていると、フォーシーズンズホテルでは、

    支配人が直々にお客様のご到着時にお出迎えするルールになっている。

    15:30 私はお客様を支配人に引きあわせて、そこで終了。

    京都駅からフォーシーズンズ京都まで、タクシーなら10分で、
    約1,500円。

    しかし、通訳案内士の私と運転手付のハイヤーを、旅行会社を通して雇うと、50,000~60,000円くらいかかる。


    翌日、9時~17時まで、
    ハイヤーで京都観光。


    京都市民でガイド歴15年の私ではなく、東京にある旅行会社の東京都民の社員が作った行程に沿って、金閣寺などに行く。

    途中、茶道体験では、
    寺を丸ごと貸し切りで体験。

    茶道の先生と通訳の私以外、
    誰とも触れ合わない。

    夕食は、日本に来る前から毎日、高級レストランが旅行会社によって予約されている。


    更に翌日、関西空港から
    プライベートジェットで帰国。

    まず、私とハイヤーがホテルまで迎えに行く。

    関西空港に到着する前に、
    私が関空のプライベートジェットのハンドリング会社の担当者に、
    「あと30分で到着します」
    と電話連絡する。

    到着すると、5人のスタッフが待っていて、私とハイヤーは終わり。

    その後、お客様はそのスタッフとともに、列に並ぶことなく保安検査や出国手続きなどを受けて、
    自分の好きな時間に離陸して、
    帰国。


    なんだこりゃ??!!


    「旅の醍醐味」がゼロ
    やないのっっ!!!


    一方、
    庶民の私が2025年7月に行った、海外一人旅。

    当初の初日の予定では、
    こうだった。

    9:00 シアトル空港に到着
     (↓電車で35分)
    14:30 King.st駅から、
    アムトラックでバンクーバーへ。

    空港到着から約5時間以上あって、
    余裕たっぷり!
    のはずだった。

    でも、実際は、こうだった。

    11:00 シアトル空港到着
    (飛行機が2時間遅れ)

    その後、入国審査などが長蛇の列で、2時間かかる。
    めっちゃ焦る💦

    13:30 シアトル空港駅から電車に乗るが、電車が途中で止まって、30分缶詰状態。

    代わりのバスが来たけど、
    さらに焦る💦💦💦 


    14:35 King.st駅に到着。


    アムトラックに乗り遅れた!!


    私が持っていたアムトラックのチケットは、変更不可。
    仕方ないので、
    もう一回買い直し。

    チケット売り場の初老のおじさんに「乗り遅れちゃったので、1時間後の便をもう一回買いますね」と言ったら、

    「日本から来たの?昔行ったよ~
     もう、これ、内緒だよ!」

    とウインクして、
    無料でチケットを
    変更してくれた。

    そう、これ!
    こういう交流です!!!


    そして、ホテルに関しても
    Agodaトラブルに巻き込まれた。

    ※Agodaトラブルとは、Agodaというホテル予約サイトが2025年に、システムエラーで強制キャンセルを起こし、観光庁から業務改善要請が出て話題になりました。

    宿泊する2日前に、
    Agodaが勝手に私のホテルを
    キャンセルしていたことが判明。

    Agodaに連絡すると、
    全額返金の対応のみ。

    新しくホテルを探す羽目に。
    もう、2択しかなかった。

    1)6人部屋のドミトリー
     (いわゆる相部屋)
    3泊=36,000円

    2)サイトに残っていた中で一番安いホテル
    3泊=216,000円

    もう前者しかない………

    アラフィフになって
    はじめてのドミトリー………


    でも!
    実際はすごく楽しかった!

    幸運にも、女性専用6人部屋だった。まず、部屋に入ると
    英語で話しかけられた。

    「よろしくね!どっからきたの?
    え?日本なの? 去年の秋に、京都に行ったよ!」

    その後も、あそこがよかった、ここに行った方がいいと、彼女とはいろんな観光情報を共有した。

    また、朝食場所で別の女性から
    英語で話しかけられた。

    「私たち、確か、同じ部屋だよね?」

    彼女も私と同じように、結婚もしてるけど、年に1度は一人旅をしていると聞いた。

    「私もそうだよーーー!」

    私と2段ベットを共有していたニュージーランドの女の子は、
    スーツケースをガバっと開けたまま、寝て、観光に行っていた。

    「平和ボケな子やな~」(笑)

    私はこのドミトリーで
    たくさんの異文化交流を楽しんだ。

    でも、旅行って、
    こういうことが楽しいんじゃないの??

    非日常と、ハプニングの数々。


    でもそれを乗り越えたとき、
    「私、結構やるじゃん!」
    と思いながらガッツポーズしたり!


    私を雇うような富裕層の方々は、
    きっと、ヨーロッパに行こうが、南米に行こうが、
    ガイド、ハイヤーを雇い、
    ハプニングが起きても、
    何かやりたいことを思いついても、私のようなガイドや旅行会社に一言、

    「こうしてほしい」

    と伝えれば、
    周りの多くの人間が動き、
    その通りになります。


    自分では何もしない。
    誰かに言うだけ。

    今回のこのお客様も
    どの国に行っても、
    フォーシーズンズのスイートに
    泊まるのでしょう。


    でも、それって、


    フォーシーズンズから、
    フォーシーズンズの移動やん。

    きっと、日々、仕事がお忙しくて
    旅行中にまで、煩わしいことをしたくないのだと思います。

    でも、旅ってその煩わしさが
    楽しいんじゃないの?

    だから、私は彼らが
    全然うらやましくないのです。

    うらやましくない、
    真似したくない、と思うだけで、
    私の仕事は、富裕層が好む旅程をサポートし、提案することなので、そちら側の旅行の仕方は否定しませんし、お楽しみいただけるように、全力を尽くします。

    でも、、、

    考えてしまいますよね、
    個人的には。

    富裕層が求める「無菌室の旅」
    vs 
    私が愛する「カオスな旅」!

    あなたはどちら派?

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    無名大卒・英語力ゼロ、専業主婦で子育て中の34歳から国家試験に挑戦し、2年後に合格。 15年間関西を中心に、世界の超富裕層をガイドしてきましたが、アラフィフの今、大きな違和感。 通訳案内士卒業を目指す、 京都在住の現役通訳案内士です。

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