
第四怪異 メキシコ・ワールドカップとサンタ・ムエルテ
ワールドカップと書いておけば、誰かが間違って読んでくれるかもしれない。そういうセコい願いから、この話は始まった。




サンタ・ムエルテは、メキシコを中心に信仰されている「聖なる死」を意味する民間信仰の存在です。骸骨の姿でローブをまとい、鎌や地球儀、天秤などを持った像として表されることが多く、守護、金運、恋愛、商売、安全、復讐など、非常に現実的な願いを引き受ける存在として信じられています。
カトリック教会からは正式な聖人として認められていませんが、民間では強い信仰を集めており、メキシコの市場や呪術用品店では、サンタ・ムエルテの像、ろうそく、護符、香などを見かけることがあります。
今回は、そんなサンタ・ムエルテとワールドカップを無理やり混ぜた話です。願いごとは、一日一回まで。そういうことにしておいた方が安全なのかもしれません。
メキシコの勝利を心から願っております。

次の怪異でお会いしましょう。