
あとがき|この物語を書いた理由
なぜ、この物語を書いたのか
この物語を書こうと思ったきっかけは、
2-15から2-16にかけてのシーンです。


かつて、仕事でつながりのあった方から聞いた、幼少期の出来事。
それは、決して幸せな思い出ではなかったかもしれません。
それでも、その話を聞いたとき、僕はそこに、感動に近いものを感じました。
「すごくいいシーンだな」と。
このシーンを、何とか形にして残せないだろうか。
そう考えたことが、この小説を書き始めたきっかけでした。
そのため、このシーンを物語の中で印象的に登場させるには、どんな人物が必要なのか。
そこへ至るまでに、どんな出来事があればいいのか。
そんなふうに逆算しながら、少しずつ物語を組み立てていきました。
つまり、この小説は、ひとつのシーンから始まった物語なのです。
⸻

スマホがない恋も面白い!
時代設定を昭和にしたのは、その方と僕自身が昭和生まれだったことも大きな理由です。
そしてもう一つ。
この物語で大切な存在となる「手紙」が、老若男女を問わず、コミュニケーションツールとして大きな存在感を持っていた時代だったこと。
それが決め手になりました。
だからといって、
「昔は良かった」
なんて懐古したかったわけではありません。
むしろ、物語のところどころに昭和の「あるある」を忍ばせながら、少しユーモラスに、その時代を描いてみたいという気持ちがありました。
恋愛が主軸の物語ではありますが、恋愛だけに留まらない。
不器用な男が、恋をして、迷って、失敗して、遠回りしながら、自分の生き方を探していく。
そんな滑稽な紆余曲折の物語として読んでもらえたなら、本望です。
そして、少しでも、
スマホが無い恋も、なかなか面白い!と、
感じてもらえたら嬉しい限りです!
ここまで読んでいただき、
ありがとうございました!

スピンオフ・番外編
🧭 溝口泰輔の足跡(Google mapが開きます)
📕 読者の感想
📕 オーディオパイセンの部屋
♪ 挿入歌「ツギノナツ」
♪ 挿入歌「青いスカート」
📻 シブコイRADIO
🎥 最終回予告(動画)
「あとがき」から読んだ人は、第1話へ!

