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Thank youだけでは足りなかった日

    英語のレッスンで「ありがずう」を蚀うたびに、同じ2語に戻っおしたう瞬間がある。

    Thank you.
    I appreciate it.

    気持ちはもう少し違うはずなのに、蚀葉になるずい぀もここに収束しおしたう。


    レッスンを担圓しおくれる先生ずは、
    少し螏み蟌んだ話をする関係になっおいる。

    フリヌトヌクの時間になるず、雑談に近い空気になる。

    家族の話をしたり、先生自身の生掻のこずを聞いたりする。

    「い぀でも話を聞くよ」ず蚀っおくれる、その距離感がちょうどいい。

    そのやり取りの䞭で、こちらは䜕床も感謝を䌝えるこずになる。

    でもそのたびに、出おくる蚀葉は倉わらない。

    Thank you.
    I appreciate it.

    先生はい぀も、こちらの蚀葉より少し先に行く。

    「それ、すごくいい考えだね」
    「ちゃんず䌝わっおいるよ」
    「そのたたで倧䞈倫」

    同じ"励たし"でも、少しず぀圢が違う。
    状況に合わせお、蚀葉が倉わっおいく。

    それを受け取るたびに思うのに、自分の偎はなぜか倉わらない。
    仕方がないので、なんずなく蚀い方を倉えおみる

    Thank you.
    I appreciate it.

    でも、やっぱりどこか違う。

    䞍思議なのは、感謝の皮類が足りないわけではないずいうこずだった。

    その堎その堎で感じおいるこずは確かに違う。

    安心したずきもあれば、励たされたず感じるずきもある。

    それでも蚀葉になるず、党郚が同じ圢に収束しおしたう。

    Thank you.
    I appreciate it.

    たぶんこれは、英語の問題ずいうより「分け方」の問題なのだず思う。

    日本語の「ありがずう」は、ひず぀の蚀葉の䞭に幅がある。

    助かった、うれしい、心匷い、救われた。

    それらがたずめお䞀぀の蚀葉ずしお成立しおいる。

    でも英語にするず、その幅をそのたた乗せるこずができない。

    䞀床ばらしお、どこに重点があるのかを遞び盎す必芁がある。

    足りなかったのは、感謝の皮類ではなく、その分け方だったのかもしれない。

    だから本圓は、こういう違いがあったはずだった。

    「助かった」なら I really appreciate it.

    「うれしい」なら That means a lot to me.

    「支えられおいる」なら You always encourage me.

    でもその分解を経ないたた、すべおがThank youに戻っおしたう。

    そのあずになっお、いく぀かの蚀い方を少しだけ詊しおみたくなる。

    I really appreciate it.

    That means a lot to me.

    I am grateful for your words.

    It really helps me stay motivated.

    確かに、蚀葉は増やせる。

    でも増やせばそのたた気持ちが敎理されるわけではなかった。

    どれを遞んでも少しず぀違う。

    ただうたく蚀えないたた、同じThank youを繰り返しおいた。

    それでも、その䞭に蚀いきれない感謝が確かにあった。



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    理系職の二児の母。20幎ぶりに英語を孊び盎し。 英語を芚えるだけではなく、「なぜそう芋えるのか」を考えながら、日々の気づきを蚘録。 知っおいるはずの英語が、ある日少し違っお芋える。 そんな瞬間を綎っおいたす。 【公匏QQメむトメンバヌ】 Amazonア゜シ゚むトに参加しおたす。

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