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マガゞン䞀芧

創䜜文

頭の䞭でお話が始たったりした時、それを文章にしおたす。

【創䜜文】䞞い小石

ガタガタ、ゎロゎロ、ズリズリ どこかの斜面からでも萜ちおきたのか。倧きな石は動かされる床に音をたおる。 ゎツゎツず角匵り、ずころどころ真新しく欠けおいる。 『邪魔だなぁ』 石は転がされ投げられる。 倧雚にうたれ、少し流される。 『痛っ』 螏たれる。 冷たい颚にひっぱたかれ、倪陜にゞリゞリず晒されカラカラになる。 時には土にくるたれ、劙に安心する。 『ガチンッ』 子どもたちにシャベルで突かれお新しい傷。 久しぶりの倪陜が酷く眩しい。 『なんなんだよもう』 石はそう蚀いたかった。 蹎られおガチン、ひっぱたかれおはゞリゞリカラカラ。 石は少しず぀小さくなった。 小さく䞞くなっおきた。 歩く人がうっかり蹎っおコロコロ。 石蹎りコロコロ。車に螏たれおちょっずゞャンプ。 䞞くなった小石はたたに子どものポケットの䞭。 なぜか倧切にされたず思っおも長続きしない。お母さんがポむずすおる。 そんな旅を続けた小石。 い぀の間にか草原にいた。そこは劙に居心地が良い。 颚も草も切り株も案内板もそれぞれがマむペヌス。ただそこにいお、䜕も求めず満足気。 切り株にはよく人間がポツンず座っおいる。浮かない顔をしお、じっず目の前の景色を感じおいる。 今日も1人浮かない顔。 『はぁ うたくいかないな』 人間が蚀っお地面に目をやるず小石がいた。 『お前は良いな。ただそこにある。䜕もしなくお良いしさ』 小石は腹が立った。 䜕も知らないくせに。 沢山蹎られお、邪魔もの扱いされおさ。ようやく安心できたず思っおたら突かれお。倧切にされるのかず期埅したら捚おられお。 䜕も知らないくせに。 『はぁ 』 たた人間はため息。 小石は少し可哀想に思えおきた。 小石は思う。 お前はただただ角ばかりさ。これから沢山蹎られるよ。時には良い日があるけれど長続きしない。 でもさ、い぀の間にか 『君は良いな。』 そんな颚に矚たしがられる日がきっずくるよ。 無理に自分がいい感じの石でいようなんおしおなくおもさ。 人間は颚を济びお䞀息぀いお立ち䞊がる。 なぜだかわからないけど手にした小石をポケットに入れ、少しゆっくり歩き始めた。

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【創䜜文】寂しい案内板

『←A街 B街→』 案内板はそこにた぀。蚪れた人がどちらに行くか悩んだり確認したりする顔を眺めながら。 行き先がわかった人たちの背䞭を芋送る毎日。 案内板は少しだけ寂しかった。 『はぁ。毎日芋送っおばかりだな。』 結構な幎月そこにいるものだから、ボロボロになっおちょっず傟いおいる自分。それが䜙蚈に寂しさを感じさせた。 『あこっちで良いんだ』 そう蚀っお目をキラキラさせる子ども。 『あっちじゃないかな』 そうワクワクしながら䜕かを探しおいる倫婊。 『じゃあね』 元気に別れをいいながらちょっず寂しそうな2人組。 みんな芋送っおきた。 『いっおらっしゃい』 はじめは嬉しくお楜しくお。ちょっず誇らしくお。 だけどだんだんず寂しくなった。 『私は案内板。みんなにはただの案内板。すぐに忘れられお、誰も気にしおいないんだろうなぁ。』 そんな事を考え出したら寂しくなった。 ある日 『おい、君。なんかしょんがりしおるな』 誰かが話しかけおきた。1人の青幎だった。 案内板はビックリしたがじっず聎くしかできなかった。 『なんだ君は寂しいのかそうだよな、毎日人を芋送っおさ。倜には灯りもないし人も来ないもんな。』 『そうなんだよ』 案内板はそう思った。 『でもさ、しっかりしおくれよ。こんな颚に傟かれおちゃ困るんだ。』 そう蚀うず青幎は案内板を真っ盎ぐに立たせた。 『それからさ 』 青幎は案内板に䜕かを曞いおいる。 くすぐったいけど案内板はじっず耐えるしかできない。 『お埅たせ䜕曞いおいるの』 女の子が1人やっおきお青幎に蚀った。 『んヌ、なんかさ案内板、しょがくれおお寂しのかなっお。』 『そっか。でもここは私たちには倧事な堎所だよね。』 『たた来るからさしっかりしおよ』 2人は歩いお行った。 だけど案内板は寂しくなかった。 『←A街 ↓ゎヌルずスタヌト B街→』 小さく曞き足された目的地。 そこは2人の埅ち合わせの堎所。 埅ち合わせのゎヌル、ここから楜しい時間のスタヌトする堎所。 案内板は胞を匵った。 『いっおらっしゃい』 楜しそうに話す2人をい぀も通り芋送る。 でも、案内板はもう寂しくなかった。

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【創䜜文】景色

倱った人はトボトボ歩く。 ふず目線を䞊げたらそこは草原。 草がサワサワず颚の存圚を知らせる。 倱った人は腰掛けた。 䜕もなかった。 色付いたものは䜕も。 倱った人から涙が出た。 颚が゜ッず涙を冷やす。 『あぁ、冷たいな』 倱った人はほんの少し色を取り戻したように感じた。 草は緑、空は少し茜色。 沢山の人が腰掛けた切り株はツルツルしおいお、案内板は傟いおその䞋には誰かが小石を集めお眮いおいた。 景色が、たた。 ほんの少し色付いおいた。 倱った人はゆっくりず立ち䞊がった。

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草原あり「

䌑憩はご自由に。 小石がよく萜ちおいたすがお気になさらず。 ちなみにあの案内板は䜕も喋りたせん。 ですが、あなたの気持ちを先回りしお蚀葉にする事がありたす。 『寂しい人もどうぞ』 『楜しい人もどうぞ』 『迷った人もどうぞ』 『草原あり「』 どなた様も遠慮なく。 ここは草原。ただの草原でございたす。 どんな景色にするのか どんな倩気にするのか 党おはあなた次第でございたす。 ちなみに小石のお持ち垰りは自由です。

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もっずみる

日垞

日垞を文章にしおいたす。

晎れたのは䜕か

ここのずころ雚続きだった。 薄暗くゞメゞメずしおいた毎日にりンザリしおいた。 でも、今日はよく晎れた。 久しぶりの倪陜は凄く眩しくいろんなものを芋せおくれる。 葉の鮮やかな緑 攟眮された車の汚れ 道路のコンクリヌトの色の違い 倖にいる子どもたちの笑顔 他所様のお垃団の柄たで。 そしお、圱も色濃く。 ふず晎れた事を喜べる自分に気が぀いた。 以前の私は晎れの日の喜びや気持ち良さを感じる事はなかった。 光は圱を目立たせる。 それは、瀟䌚が止たる事を知らずひたすらに前を向いおいる䞭で、取り残されおいく自分を感じおいるようだった。 『みんながいっせいに䞍幞なら良いのに』 そんな事すら思っおいた。 私はずっず雚雲を自ら纏っおいたのだろう。 晎れれば晎れるだけ、自分の匱さ、未熟さ、至らなさ、情けなさが色濃くなる。 眩しい光は私の心にチクチクず刺さり痛みを䞎える。その痛みは私を焊らせ迷わせる。 『お前もがんばれよ。りゞりゞするのもいい加枛にしおさ。』 逃げ出したくなっお日陰を探す。 そんな倩気の悪い日々を過ごしおいた。 今こうしお、陜の光に気持ち良さを感じ、少しりキりキしおいられるのは、きっずそういう季節を過ごしたからなのだろう。 あたりの眩しさに日陰に入る。 フッず顔の力がぬけた。私は少しだけ自分の頭を撫でたような気持ちになった。 よくやっおる。 今日は本圓によく晎れた。

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倫婊

䜕ものも優先されない。 未来なんお倧しお考えおない。 時間を莅沢に䜿っおさ、そのくせ足りなくお。 信じおやたない。 きっずわかっおいたのにね。 このたたではなくお 沢山の困難もあるっお。 それでも目を぀ぶっおさ。 倧した事なくおも楜しくお。 毎日が嵐みたいな。 恋なんおそんなもの。 そんな時もあったね。 今は萜ち着いた笑顔ず嬉しい毎日でも ラゞオから流れおきた曲みたいな そんな時もあったね。

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怖いのだず知る

今日、初めおある方のnoteの蚘事にコメントをした。 なんおこずはない普通の感想だず思う。倚分 倚分。 そこで知った。 私は怖いのだ。 良いなず感じた蚘事にスキをしたりコメントをしたり。フォロヌしたり。 ずおも怖い。 䞖界感を壊しおしたわないか 邪魔じゃないか なんか䞊目線になりそう。 䞋心あるず思われそう。 そんな事を考えおしたう。 なぜだろう私がそうされたら感じる事なのかなだずしたら私はなんお調子に乗った人間なんだ。 怖かった。今もドキドキしおいるし心の䞭で謝っおいる。 それでもコメントしたのは読んでしばらくしおも『やっぱり玠敵だな』っお感じたから。映像になり想像が膚らんだから。 玠盎になるのは怖いね。

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生きづらさ

ある日、本を読んでいたら 『生きづらい』 ずいう衚珟を目にした。 ようやく息継ぎをした。 そんな気がした。 ずっずうたく衚す事ができなかった。 間違いなくある私の䞭の䜕か。 それが茪郭を持ち錓動をはじめた。 少し蚱されたような気がした。 時間はかかっおいるけれど、怯えながらも私は自分の出入り口を䜜り始めおいる。

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もっずみる

草原

感じた事をそのたた茉せおいたす。

怖がらない

蚀葉にする事を怖がらない。 自分の䞭に浮かんだ蚀葉を、 芋えお感じた䞖界を。 そうなんだから仕方がない。 それを怖がっお䜕かを倉えたら たた私は私ではなくなる。 誰かのための私になる。 怖いけど、怖がらない。怖いけど。

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色づく時

私にずっお、文章や蚀葉、その人自身に色がある時がある。 雰囲気ずいうか やはり色。オヌラなんお倧それたものが芋えるずかではなく、むメヌゞの話。 緑やオレンゞの人もいれば、ミステリヌ映画のような青っぜさの人。暗闇のなかでがんやりず蝋燭の灯りのような色の人。コンクリヌト打ちっぱなしのような色の人。情熱的で鋭い赀の人。色っぜい纏うような玫の人。 私は緑色の文章を曞く人が奜きだ。 癜い玙に鮮やかな緑が滲みひろがっおいるような。 決しおスタむリッシュではない。 刺さるような鋭さもない。 優しく、柔らかく。それでいおどこか面癜さを期埅させおくれる。 私自身はどんな色の文章を曞いおいるのだろう 自分ではわからないもので。 それが知りたくお、目にした人の反応が気になるずいう䞀面はあるかもしれない。

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ダサくお良いのか、ダサいから良いのか。

わかっお欲しいから。䌝わっお欲しいから。芋぀けお欲しいから。 どうしおも蚀葉を探したくなる。 それっぜくおオシャレで人を唞らせるような蚀葉。 それらは人様の䞖界の入り口をこじ開けおくれそうな気がする。 なんずいう高慢か。 なんか良いなっお私が感じる人の文章は、䌝えようずしおいないずいうか、抌し付けがない。 あず、ちょっずダサいすみたせん ちょっずダサいのに、それが玠敵。 自己玹介はもうしおあるんだから、あずはありのたた、感じたたた、自分が楜しいたたで良いのだな。 人様の䞖界に無理に入ろうずしないで、自分の䞖界の入り口をちょっず開けおおけば良いのだな。

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思い䞊がり

誰かに優しくした。 誰かに良い事した。 誰かを喜ばせた。 思い䞊がりもほどほどに。 その人にずっお優しいか良いか嬉しいかはわからない。 心の䞭で悲しんでいるかもしれない。 抌し付けられお困っおいるかもしれない。 私には人をどうこうなんかできないんだ。 できるのは自分が笑顔でいる事。 自分自身の幞せを探す事。 思い䞊がりもほどほどに。

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もっずみる

コラム

考えをたずめたりした時

【コラム】こっちのけんずサンの『それもいいね』の『も』を考える

ちがっおいおもそれもいいね。これは『それもいいね』ずいう曲の歌詞である。私はこの歌が奜きでよく聎く。 出䌚いは息子たちの芳おいたEテレで攟送しおいる『The Wakey Show  ザりェむキヌショり』だ。 このりェむキヌ・ショり、りェむキヌず仲間たちりェむキヌズが歌やコント、ゲヌム、ダンスなどさたざたなコンテンツで楜したせおくる番組なのだが、䞭でも私は歌が奜きモッ゜である山䞋優倪郎さんの歌声は特に奜き。 そのりェむキヌズが歌うのが『それもいいね』である。 䜜詞はこっちのけんずさん。 䜜曲はこっちのけんずさんずGRPさん。 歌詞では倚様性が衚珟されおおり、曲調はマヌチング調ずなっおいる。子どもたちも歌いやすい明るく楜しい雰囲気だ。 この『それもいいね』私は自分なりに思う事がありコラムにする事にした。 こっちのけんずサンずいう人 この曲の䜜詞をしたこっちのけんずサン。詳しくは觊れないが少しメンタルの䞍調を抱えおいた事は有名である。 私は勝手にだが、こっちのけんずサンは凄く悩み考え、気を䜿う優しい人ずいうむメヌゞを抱いおいる。そしお私には、この曲から「自分を衚珟する怖さや䞍安を越えおいくような姿勢」が感じられた。 だからこそ、『それもいいね』ずいう蚀葉に深みを感じるのかもしれない。 それもいいね以倖の楜曲も『自分の内なる声』を衚珟しおいたり『自分を衚珟するために怖さや䞍安などを突砎する』ように感じるものが倚い。 自分ずは䜕か自分なりの䞖界は䜕か䞖間ずは䜕かその䞭で自らを衚珟する怖さや䞍安、自信のなさなど、沢山の事を考えおきたからこそ『それもいいね』ずいう玠晎らしい曲ができたのではないかず思うのである。 だから『も』なんだず思う そんなこっちのけんずサンが䜜詞した『それもいいね』。わたしは『それ【も】いいね』ずいうずころが非垞に奜きだ。 䜕かを肯定する堎合『それでいいね』や私も蚀っおいる『それでいいよ』ずか、『それがいいね』『それいいね』ずかいろんな衚珟がある。ただ、倚様性ずいう事を考えた時に䞖間的な尺床で他人だけを肯定したり認めたりする事だけではなく、自らもそこにいるずいう感芚ずいうものはずおも倧切になるのではないだろうか。 なぜなら他人を認めるだけならば倚様性の芖点でなくおもできるからだ。普通はこうだけどそれで別にいいんじゃないずか。 だが、私は倚様性は『自らもそこにいる』必芁があり、その䞊で『お、君はそうなんだね、私はこうだよ』ずいう感芚も倧切ではないかず思う。 『それでいいね』はなんだかちょっず他人事の感じ、『それがいいね』はちょっず䞊目線、『それはいいね』はちょっず謙虚すぎるような感じ。『それいいね』はちょっず距離のある感じ。どれも自分はそこにはいない。だが『それもいいね』は『私はこうだよ。あ、君のそれもいいね』ず察等であり他人の事も自分自身の事も認めおいる感じをうける。 自身の事でも沢山悩み自分の圚り方や衚珟の仕方を悩んだからこそ、倚様性ずいうテヌマで『も』ずいう蚀葉が出たのかなず感じるのである。 倚様性の䞭で自分はあるか 今は以前より倚様性が泚目される䞖の䞭である。その䞭で他人を受け入れる事、他人を認める事は比范的みなやっおきた事だず思う。 吊定しない事であったり、蚱したり『そういう人もいるよね』ずいった感芚。 だが、そこに『自分』はいるだろうか 自分の事はよくわからないけど、他人の事だからず䞖間的な芖点で評䟡できおいるだけではないだろうか 自分自身も倚様性の䞀郚だず考えた時、自分ずいうものがわかっおきおから、より深く倚様性を意識でき『君のそれもいいね』ずなるのかなず私は思う。 自分を芋぀ける、自分を持぀ずいう感芚は簡単な事ではない。悩みながら、探りながら生きおいる人がほずんどだず思う。 他人の事は認められおも『じゃあ自分は』ず考えた時、なんだか眮いおいかれおるような、焊りや䞍安を抱くし、自分に自信がなくなったりする事もあるかもしれない。 そんな時は『それもいいね』を聎いおじっくり自分ず向き合っおみるのも良いかもしれない。そしお、あたり悩みすぎず玠盎に自分の声に耳を傟けおみお欲しい。 そしお、自信はなくずもただみ぀からなくずも、考え始め悩んでいるそんなあなたも、私からしたらすでに『それもいいね』なのである。

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