
【PJE】プロジェクト成果を期待以上に出すための実践ポイント💡 0163 Core
💡この記事はこんな方に向けて書いています
自分が業務改革のチームに入って、会社の改革を引っ張っていきたい、と思っておられる方
業務改革やDXなどのプロジェクトを任されたが、どう進めればよいか迷っている方
計画は作ったが、プロジェクトが思うように前へ進まない方
プロジェクトを確実に実行し、期待された成果につなげる方法を学びたい方
PLS (Project Leading Skill)は、私が30年以上・100件以上の企業改革の経験から体系化した、業務改革プロジェクトを成功へ導く知識体系です。
PJE(Project Execution)プロジェクト実行力とは、PLSの一つで、計画したプロジェクトが期待以上の成果を出すためのコツを集大成しています
💡この記事は、PJE「プロジェクト実行力」を最初に学ぶ記事です
PLSは、次の5つのプロジェクト推進力で構成しています。
問題解決技法(CPS)
仮説検証技法(HYP)
Change Management(CHM)
Win-Win交渉術(WIN)
プロジェクト実行力(PJE)
この記事では、その5番目のプロジェクト実行力(PJE)について、私の経験から整理した実践方法を紹介します。
まずこの記事で全体像をつかみ、必要なテーマをPractice記事で詳しく学んでください。
■ 2024/12/20 改訂 PMO追加・■ 2026/2/8 AI視点追加改訂 AI
■ 2026/3/26改訂記事のlink先を更新
■ 2026/8/10 PLS体系に準じ改訂
■ 2026/9/14 改訂 一覧表追加
💡プロジェクトとは?
企業が「今のままでは競合に負ける」「お客様からのビジネスが縮小ぎみだ」「主力の製品が売れなくなってきた」と言った問題が出てきたと仮定します。
このような事態になると、通常の業務を行っている人の中から、エースを選んで、今までの業務に加えて会社を変えるため、「XXプロジェクト」を起こします。
つまり、プロジェクトとは、通常業務外の「改革」の計画を立てるため、選ばれた社員が、現職を一時的に離れて、改革の計画を立てたり、実行したり、引っ張っていくことで、期限のある一時的な組織です。
もし、あなたが「プロジェクトチーム」に選ばれたら、どうします?
世の中には、PMBOKなどのプロジェクト運営の資格や・ノウハウがありますが、それだけではプロジェクトは動きません。
私が70以上のプロジェクトを成功させてきた経験から「プロジェクト推進力」とは、こんな経験・ノウハウが必要と考えています
💡【プロジェクト実行力】とは?
私の100を超える業務改革や、情報システム再構築プロジェクトの経験から、プロジェクトを計画から実行へ移し、成果を出すために必要な実践方法を整理しました。
以下、プロジェクトの流れに沿って、関連記事をご紹介します。
それぞれの記事で、具体的な方法や事例を詳しく紹介しています。
それぞれは有料ですが、マガジンのご購入で、100記事以上の有料記事をご覧いただけます。
⏩CASE STUDY|A社のプロジェクトを変えた「組み合わせ」
2025年、A社での業務改革プロジェクトでは、「顧客満足度向上」がテーマでした。そこで私は、CPS、CP、CM、Project Leadershipの技法を組み合わせるため、以下の三角の構造にあてはめ、以下のように展開しました:

Vision策定(CP)
現状分析から、目指す理想像を明確化不満の声をデータ化(CP)
既存のクレームデータを分類・可視化原因を深掘り(CPS)
付箋で原因をグループ化、構造的に整理解決策を立案(CPS)
優先度ごとに実行可能な改善案を検討施策を実行計画に展開(CM)
難易度に応じたロードマップを作成
⏩REAL VOICE|現場からの声
A社の現場責任者の声:
「これまで見えていなかった課題の根本が整理できた。議論がブレず、現場の納得感も段違いでした。」
また、プロジェクトメンバーからもこんな感想が:
「たった8回の会議で、行動計画まで到達したのは初めて。技法の組み合わせが非常に有効でした。」
⏩WHY IT WORKS|なぜこの型が効くのか
この手法には、以下のような4つの利点があります:
実行性が高い:現場視点から計画が組まれている
説得力がある:データと論理で関係者を納得させられる
結束が生まれる:メンバーの巻き込み力が高い
改革の意義が伝わる:Whyから説明できる設計
⏩RECOMMENDATION|どんな組織におすすめか
このプロジェクト推進モデルは、以下のような環境に特に効果を発揮します:
トップが「本気」で変革を目指している
選抜された有能メンバーを確保できる
改革を急がなければいけない現場がある
⏩Summary|再現可能な「成功の型」を、あなたのプロジェクトにも
改革を成功に導くには、感覚ではなく「型」が必要です。
その型とは、「CPS × CP × CM × Project Leadership」の融合。
たった8日間で、組織を動かす行動計画をつくり出す。
これはあなたのプロジェクトでも、きっと再現できます。
💡プロジェクトを成果につなげる実践方法

【STEP 1】プロジェクトを始める準備をする
⏩ PJE0586 【プロジェクト推進力】プロジェクト開始前にやるべき標準化と環境づくり project work bench💡
プロジェクトを始める前に、仕事の進め方や環境を整えます。
⏩ PJE0497 お客様の業務を知る方法
改革を考える前に、まずお客様・現場の仕事を理解します。
【STEP 2】現状を正しく把握する
⏩ PJE0587 【プロジェクト推進力】3ヶ月でDX計画をつくる方法①|現状の見える化💡
まず「今、何が起きているのか」を見えるようにします。
⏩ PJE0589 【プロジェクト推進力】3ヶ月でDX計画をつくる方法 その2 構造的問題🌹
個々の問題を見るだけでなく、その背後にある構造的な問題を見つけます。
【STEP 3】目指す姿を決め、計画へ落とす
⏩ PJE0582 【プロジェクト推進力】1時間で会社の未来を描く「Vision作成法」
現状分析だけで終わらず、「どこへ行くのか」を明確にします。
⏩ PJE0179 【プロジェクト推進力】3ヶ月でDX計画をつくる方法 その3 Vision~課題展開✨
Visionから、実際に取り組む課題へ展開します。
⏩ PJE0588 【プロジェクト推進力】3ヶ月でDX計画をつくる方法4|仮説検証と生成AI活用💡
作った案をそのまま正解と思わず、仮説として検証します。
⏩ PJE0591 【プロジェクト推進力】3ヶ月でDX計画をつくる方法 その5 価値観共有🌹
関係者と目指す方向を共有します。
⏩ PJE0592 【プロジェクト推進力】3ヶ月でDX計画をつくる方法 その6 設計フェーズ🌹
検討した内容を、実行できる設計へ進めます。
⏩ PJE0194 【プロジェクト推進力】3ヶ月でDX計画が出来た事例紹介🎈
ここまでの流れを、具体的な事例で確認します。
【STEP 4】プロジェクトを動かす仕組みを作る
⏩ PJE0595 【プロジェクト推進力】PMO (project management office) がプロジェクトをうまく運営する核になります🎈
計画を作って終わらせず、継続してプロジェクトを動かす体制を作ります。
⏩ PJE0584 【プロジェクト推進力】AI時代に「会議を動かす」全手法😊
プロジェクトの日常的な推進装置である会議を、実際に動かします。
⏩ PJE0241 【プロジェクト推進力】ページ数の多い配布資料を楽に印刷する方法🌹
実務を効率よく進めるための具体的な仕事の工夫です。
【STEP 5】人を動かし、プロジェクトを前へ進める
⏩ PJE0195 【プロジェクト推進力】言葉を変えると世界が変わる
プロジェクトは仕組みだけでは動きません。人に伝わり、行動につながる言葉も重要です。
⏩ PJE0443 プロジェクト成功率が劇的に上がる4技法🌹
複数のプロジェクト推進技法を組み合わせて使う考え方を学びます。
⏩ PJE0270 【プロジェクト推進力】4つのスキルを1枚にまとめました😊
必要なスキルを一枚で俯瞰し、自分のプロジェクトに何が不足しているかを考えます。
【STEP 6】自分のプロジェクト実行力を振り返る
⏩ PJE0547 【プロジェクト推進力】あなたのプロジェクト推進力を診断しませんか?
最後に、自分自身のプロジェクト推進力を診断し、次に伸ばすべき力を確認します。
⏩ご参考 プロジェクト推進力育成セミナー
2012年から、プロジェクトの成功率や生産性を高める方法を、演習で体得できるセミナー、5回コースを継続してやっており、2026年8月末時点で、584名が受講されました。
以下の、5つののスキルを体得頂けます。
✅ ふせん会議術 (CPS : Customer Planning Session)
✅ 仮説検証技法 (HYP)
✅ Change Management 業務改革を成功させる6条件 (CHM)
✅ win win 交渉術 (WIN)
✅ プロジェクト実行力 (PJE)
このセミナーでは、半分以上の時間を演習にあて、お一人お一人を丁寧に見させていただきます。
💡まとめ
会社を変えたい、お客様の満足度を高めリピート率を上げたい、歩留まりを良くしたい。 他社に比べ製品力を高めたい、、、
そんなときに、優秀なメンバーを現場から、例えば3ヶ月集めて、業務改革プロジェクトを起こしたとします。
そのとき、プロジェクトに期待される成果を、期間中にちゃんと出すために必要な実践方法をご紹介しました。
業務改革に携わる人は、ぜひご参考にしてください。
💡最後に PLSシリーズ
この記事は、Project Leading Skill(PLS)を構成する5つのプロジェクト推進力のうち、
【プロジェクト実行力(PJE)】
に位置付けられる、最初に読むCore記事です。
プロジェクト実行力とは、良い計画を作るだけでなく、プロジェクトが確実に動き、期待された期間内に成果を出すための実践方法です。

⭐次におすすめの記事
全体像をつかんだら、まず次の3つのPractice記事をおすすめします。
① PJE0586
〖プロジェクト推進力〗プロジェクト開始前にやるべき標準化と環境づくり project work bench💡
プロジェクトを始める前に、会議、資料、ファイル、情報共有などのルールをどう整えるかを紹介しています。現在の記事では、実際のWork Benchの内容まで具体的に説明しています。
② PJE0595
〖プロジェクト推進力〗PMO (project management office) がプロジェクトをうまく運営する核になります🎈
プロジェクトを継続的に前へ動かすPMOの役割、体制、週次活動、Work Benchなどを具体的に紹介しています。
③ PJE0613
〖プロジェクト推進力〗トップを動かす報告のやり方🌹
プロジェクトを前へ進めるには、トップへ説明するだけでなく、必要な意思決定を引き出すことが重要です。この記事では、トップ報告を「意思決定の場」として設計する方法を紹介しています。
💡PLS全体を知りたい方へ
プロジェクト実行力(PJE)は、PLSを構成する5つのプロジェクト推進力の一つです。
PLS全体についてはこちらをご覧ください。