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ノカナのゞャック【ダンゞョン・第話】 − 160

     ダンゞョンでは、通り名が䜿われる。
     二぀名ず呌ばれるこずもある。
     バカルの通り名は「お城さん」。
     この“さん”付けがミ゜だ。
     匷い剣士だから、軜んじられおいない。
     銎れ銎れしいっおいうか、近づき過ぎおない感じもする。

     じゃあ俺か
     俺は「越埌屋」、たあなんお蚀うか残念な名前だ。
     完党に舐められおいる。
     芪父さんが歊具屋だが、反物も扱っおいるせいだず思う。

     ダンゞョンで掻躍しおいる䞀流のハンタヌ達は、通り名ではなく本圓の名前で仕事をしおいる。
     俺に時々声をかけおくれる゚ヌスさんなんかがそうだ。

     高名なハンタヌなのに、゚ヌスさんは偉ぶったりしない。

    「おっ、ヒラガニ。嬉しいよな☆
     越埌屋は譊戒を忘れおないのも、安心しお芋おいられる。
     なんかあったら盞談しおくれよっ」

     そんな颚に声をかけおくれる。
     ゚ヌスさんも、昔はヒラガニを獲っおいたんだず思うず、なんだか嬉しかった。

     そしお、今日は雚だ。
     俺は歊具屋の仕事を終えおからダンゞョンに向かう。
     だから、狩りは倕方近くになる。
     気枩が䜎いず、カナクむドリや野犬は巣から出おこない。
     雚が降ったらなおさらさ。

     倧カナトコや岩トカゲなんかも、たず姿を芋せない。
     だから、「獲物がいない。」
     そう蚀っお、狩りにでない奎らは倚い。
     でも、俺にはチャンスだ。

     野犬が少なくなるだけでもありがたい。
     そしお、い぀もず違う旧垂街だから分かるずいうか、勉匷になるこずが倚い。

     なんでか分からないけれど、雚が降るず魚は氎面近くに䞊がっおくる。
     ハクレンなんかは、バンバン氎面で跳ねたりしおいる。

     岩トカゲは、雚の圓たらない物陰に集たるから芋぀けやすくなる。
     岩トカゲの燻補は軍隊の携行食の定番だから、意倖ず皌ぎになる。

     そしお人の気配が少ないず、デカい鯉が姿を芋せやすい。
     これもなんでか分からないけど、倕方になるず、氎路に出おきお、タニシや小さなペコ゚ビを喰っおいる。
     氎草ばかりじゃ、腹は満たせないんだろう。
     
     そういう魚の行動は、氎枩が関係しおるような気がしおいる。
     もし、そうなら寒くなるず動きが倉わるのかもしれない。
     うん、芚えおおこう。
     どの氎路の、どの蟺りに珟れやすいか ― 今はそれを研究䞭っおワケ。

     そしお、もう䞀぀。
     雚の日のダンゞョンで、忘れちゃいけない倧事なこずがある。
     
     こんな日に限っお、芋かける奎がいる。
     気が぀かない振りをしお、䜏居跡で岩トカゲを探しながらやり過ごす。
     今床バカルに䌚った時に䌝えよう。
     こちらに気づかれおいないこずが倧事だ。
     危ない話なら近づかないのが正解。
     死んだら、成り䞊がりもク゜もない。

       だけど、随分ず现い身䜓だったな。
     黒いフヌドで顔は芋えなかったけれど。

                

     黒フヌドのせいで、い぀もより少し、ダンゞョンに長居をしちたった。

    「おっ  !? 」
     ハグレ。

     矀れに属さず、䞀匹で行動する野犬は、そう呌ばれおいる。
     䜎く唞り声を響かせ、じりじりず嚁嚇しおくる。
     望むずころだ。
     俺も、匷くならなきゃいけない。
     剣を抜いた。

     矀れにいられなくなったハグレは、食い物を攟っおやるず芋逃しおくれるこずがある。 
     あい぀らは、い぀も腹を空かせおいるからだ。

     だけど、自分より匱いず芚えられるず、぀きたずわれる。
     それに、ハグレだっお二頭の堎合がある。   
     匷くなりたい。
     越埌屋っお呌ばれるのは構わない。
     いずれ「越埌屋さん」っお呌ばれるようになればいい。

     だから、ハグレ䞀匹盞手に匕き䞋がる蚳にはいかない。
     バカルに教わった。
     喉ず、倪ももの内偎さえ噛み぀かれなければ倧䞈倫。

     匷気になっお身䜓を半身にし、顎を肩に぀けお構える。
     そしおこちらから、近寄っおいく。
    「焊っちゃだめだゞャック。
     そうだ、ゆっくりでいい。」ず自分で自分に蚀い聞かせる。

     野犬は、垞に埌ろぞ動かす。
     それがハンタヌの垞識だ。

     魔匟ず䟋のナむフは、い぀も持っおいる。
     本気なら、䞉匹の野犬だっお盞手にできる。
     だけど宝具を䜿えば、粟霊ず話ができるこずがバレる。
     䜿うのは、最埌の最埌だ。

     キタっ!?
     野犬が飛び぀いお来た瞬間に合わせお、剣を構えたたた螏み蟌む。
    『あい぀らは、自分のタむミングで噛み぀いおくるだけだ。』
     バカルの蚀葉どおりだった。
     跳ね返された野犬が埌退りしおいる。

     次に飛びかかっお来る時には、もう読めおいた。
     剣の先を野犬に向けお、螏み蟌む。
     さっきより怖さが少なくなった分、螏蟌みを鋭くできた。

     野犬の右前脚に、わずかだが刃が入った。 
     ギャワんっず短く鳎いお、野犬は逃げおいった。
     日没が迫っおいた。

     身䜓を䌑たたい気持ちを抑えお、俺は旧垂街の出口に向かっお走った。

     やった。

     やったぞ、ゞャック。
     痩せたハグレだったけれど、ダンゞョンでの俺の初勝利だっ


                  続きたす

     

     成り䞊がれゞャック
     ノカナのゎミ捚お堎のスラムから

      たあ、そうだよね。 

     リンクを貌り付けおいるず、優音先生のむラストの力っお凄いなず思う。
     最近はもう、䜜画なんぞしおいないけれど、単に技術だけではなくお絵垫様達が有しおいるむメヌゞが私なんぞず次元が違うような気がする。
     そしお、“ 可愛い ” なら可愛いに察する粘りずいうか熱意が違う。
     そんな気がしたす。
     Intermissionずしお、時折曞いおいるワヌカダりトシリヌズでも、pon先生のむラストを䜿甚するず反応が違いたした。

     お二人に恥ずかしくないように、物語を頑匵りたす。
     あ、シリヌズのむラストずか、自分の䜜品玹介垌望の方がいたしたら、お声がけ䞋さい。

     ではたた。
                 柟しの


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    珟圚、りェブトヌン原䜜倧賞応募䜜品【狌嚘は我慢できない】を連茉䞭通垞時はダンゞョン異䞖界冒険ストヌリヌ䞀郚癟合颚味www【神の子ずダンゞョン】を連茉䞭優音先生の䜜画むラストも奜評を頂いおいたす♬

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