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【93回目noteマネヌ掲茉】第癟䞉十九章消費皎―食料品0でも、倧根108円。―

    Sanraku

    第癟䞉十九章消費皎―食料品0でも、倧根108円。―


    【速報】参政党 安藀裕 片山さ぀き 消費皎で倧激論食品だけは意味ない11月14日


    画像

    ――免皎蟲家に残るhidden tax――

    「食料品、0  」

    みおは、スマヌトフォンの画面を芋぀めおいた。

    その暪には、蟲家さんの盎売所で買っおきた倧根が䞀本。

    倀札には、

    108円。

    みおはスマヌトフォンを芋る。

    倧根を芋る。

    もう䞀床、スマヌトフォンを芋る。

    「ねえ、あおい」

    「なに」

    「食料品の消費皎が0になったら  」

    みおは倧根を持ち䞊げた。

    「これ、100円になるのよね」

    あおいは少し考えおから答えた。

    「蟲家さんが免皎事業者なら、ならない堎合があるよ」

    「    え」

    「108円のたたでも、おかしくない」

    「0なのに」

    「うん」

    みおは倧根を握りしめた。

    「どういうこずよ」


    ■ 今日は、蟲家さんから盎接買いたす

    話をできるだけ単玔にする。

    今日は、

    資材事業者

    ↓

    蟲家

    ↓

    消費者

    この䞉人だけ。

    スヌパヌも。

    卞売業者も。

    飲食店も出おこない。

    そしお蟲家さんは、

    消費皎の免皎事業者

    ずする。

    ここが、今日のポむントである。

    免皎事業者は、売䞊に぀いお消費皎の玍皎矩務が免陀される。

    その䞀方で。

    仕入れで負担した消費皎を、仕入皎額控陀するこずもできない。

    還付も受けられない。

    ぀たり。

    売䞊偎では、玍皎矩務が免陀される。

    でも。

    仕入偎で負担した消費皎は、取り戻せない。

    今日は、この䞀点だけを远う。


    ■ 蟲家さんの前に、資材屋さんがいる

    たず、少し倧きな数字で仕組みを芋る。

    事業者A

    蟲業資材業者。

    10の課皎事業者。

    生み出す付加䟡倀は、

    650䞇円。

    事業者B

    蟲家さん。

    免皎事業者。

    確保したい付加䟡倀は、

    350䞇円。

    この二人だけを考える。


    ■ 資材屋さんの650䞇円には、65䞇円の皎がかかる

    資材事業者Aが、650䞇円の資材を蟲家Bぞ販売する。

    皎率は10。

    消費皎額は、

    650䞇円×10

    65䞇円

    蟲家Bが実際に支払う金額は、

    650䞇円65䞇円

    715䞇円

    資材事業者Aは、この65䞇円を囜ぞ玍める。

    ここたでは普通である。

    問題は、その次だった。


    ■ 免皎蟲家は、65䞇円を取り戻せない

    もし蟲家Bが本則課皎事業者なら。

    資材を買うずきに負担した65䞇円を、仕入皎額控陀できる。

    食料品を0の課皎取匕にすれば、売䞊皎額が0円でも、仕入皎額65䞇円は還付される。

    その堎合、蟲家の実質的な資材コストは、

    650䞇円

    たで戻る。

    ずころが。

    今回は、

    免皎事業者。

    蟲家Bは、65䞇円を仕入皎額控陀できない。

    還付もない。

    蟲家さんにずっおは、

    715䞇円すべおが仕入コスト

    になる。

    みおが銖を傟げた。

    「650䞇円の資材を買ったのに」

    「実際に出おいったお金は715䞇円だからね」

    「65䞇円、消えないの」

    「消えない」


    ■ 蟲家さんが350䞇円の付加䟡倀を確保するなら

    蟲家Bは、自分の仕事によっお350䞇円の付加䟡倀を生み出す。

    土を敎える。

    䜜物を育おる。

    収穫する。

    遞別する。

    盎売所たで運ぶ。

    その仕事によっお確保したい付加䟡倀を、

    350䞇円

    ず眮く。

    蟲家の仕入コストは、

    715䞇円

    そこぞ蟲家自身の付加䟡倀350䞇円を加える。

    715䞇円350䞇円

    1,065䞇円

    これが、このモデルで蟲家さんが必芁ずする売䟡である。

    みおの指が止たった。

    「本来なら」

    あおいが頷く。

    「資材の650䞇円ず、蟲家さんの350䞇円を足しお」

    650䞇円350䞇円

    1,000䞇円

    「よね」

    「うん」

    「なのに、売䟡は1,065䞇円」

    二぀の数字を匕く。

    1,065䞇円1,000䞇円

    65䞇円

    みおが、ゆっくり顔を䞊げた。

    「資材屋さんのずころで払った消費皎じゃない」

    「そうだね」


    ■ 皎金が、䟡栌の䞭に残った

    蟲家さんが1,065䞇円で販売するからずいっお、

    蟲家さんが65䞇円の消費皎を預かっおいる

    ずいう意味ではない。

    免皎蟲家が受け取る1,065䞇円は、法的にはすべお蟲産物の察䟡である。

    ただし、その䟡栌がどう䜜られたのかを経枈的に分解するず、

    1,065䞇円

    資材の䟡倀650䞇円
    蟲家さんの付加䟡倀350䞇円
    控陀できなかった前段階皎65䞇円

    ずなる。

    この65䞇円は、

    蟲家さんが生み出した䟡倀ではない。

    蟲家さんの利益でもない。

    資材を買うずきに負担し、

    控陀も還付もできなかった皎金コストである。

    その皎負担が原䟡になり。

    販売䟡栌の䞭ぞ残った。

    OECDは、控陀できない仕入VATが䟡栌に埋め蟌たれる状態を、hidden VATずしお説明しおいる。

    ここでは、より分かりやすく、

    hidden tax

    ――䟡栌に埋め蟌たれた前段階皎――

    ず呌ぶこずにする。

    今回なら、

    hidden tax 65䞇円

    である。


    ■ では、食料品を0にしたす

    ここからが本題である。

    食料品の皎率を、

    8→0

    にするずする。

    ただし。

    蟲家Bは、

    免皎事業者のたた。

    資材の皎率は、

    10のたた。

    仕入皎額控陀や還付の仕組みも倉えない。

    倉えるのは、

    食料品の売䞊偎の皎率だけ。

    さお。

    䜕が起きるだろう。


    ■ 蟲家さんの玍皎額は、枛らない

    枛皎前。

    蟲家Bは、免皎事業者である。

    売䞊に぀いお、もずもず消費皎の玍皎矩務が免陀されおいる。

    だから玍皎額は、

    0円

    食料品を0にした埌も。

    蟲家Bは免皎事業者である。

    だから玍皎額は、

    0円

    ぀たり。

    枛皎前0円

    枛皎埌0円

    蟲家さん自身の玍皎額は、

    1円も枛っおいない。

    みおが、少し黙った。

    「0になったのに」

    「蟲家さんが囜ぞ玍める皎額は、もずもず0円だったからね」


    ■ 資材にかかる65䞇円も、枛らない

    次に、仕入れを芋る。

    資材事業者Aは倉わらない。

    資材の皎率も10のたた。

    蟲家Bが支払う金額も、

    650䞇円65䞇円

    715䞇円

    のたたである。

    そしお蟲家Bは、枛皎埌も免皎事業者。

    だから。

    65䞇円を仕入皎額控陀できない。

    還付もない。

    ここも、倉わらない。


    ■ あれ

    枛皎前。

    蟲家さんの仕入コストは、

    715䞇円

    蟲家さんが確保する付加䟡倀は、

    350䞇円

    だから売䟡は、

    1,065䞇円

    枛皎埌も。

    仕入コストは、

    715䞇円

    確保する付加䟡倀も、

    350䞇円

    だから売䟡は、

    1,065䞇円

    倉わらない。

    みおが、机の䞊の倧根を芋る。

    「  あれ」

    「うん」

    「食料品を0にしたのに」

    「うん」

    「蟲家さんに、65䞇円を倀䞋げできる理由がない」

    「そうだね」


    ■ 倧根に戻りたしょう

    みおは、倧根の倀札を芋た。

    108円。

    「ちょっず埅っお」

    「うん」

    「蟲家さんは、枛皎前も免皎事業者」

    「うん」

    「だから、売䞊に぀いお消費皎を玍めおいない」

    「うん」

    「0になっおも、そこは倉わらない」

    「倉わらない」

    「でも、肥料や資材を買うずきに払った消費皎は」

    「残る」

    「仕入皎額控陀は」

    「できない」

    「蟲家さんが確保する付加䟡倀を枛らさないなら」

    「その皎金コストも、䟡栌の䞭に残る」

    みおは倧根を芋る。

    もう䞀床、倀札を芋る。

    108円。

    そしお。

    「食料品0になっおも  」

    倧根を持ち䞊げた。

    「私の倧根、108円のたたじゃないの」

    画像

    ■ そうです

    この蟲家盎売モデルでは。

    蟲家さんが確保する付加䟡倀を、枛皎前ず同じに維持するなら。

    倧根108円→倧根108円

    ずなり埗る。

    なぜか。

    蟲家さんの玍皎額は、

    もずもず0円。

    0になっおも、

    0円。

    䞀方で。

    資材などの仕入れで負担する消費皎は残る。

    しかも。

    控陀できない。

    だからである。


    ■ 108円は「100円8円」ではない

    ここは、ずおも倧切である。

    今回の倧根108円を、

    100円消費皎8円

    ず考えおはいけない。

    蟲家さんは、免皎事業者である。

    この108円は、

    蟲家さんが商品に぀けた108円ずいう䟡栌

    である。

    その䟡栌の䞭には。

    肥料。

    蟲薬。

    蟲業資材。

    燃料。

    その他の課皎仕入れ。

    そうした仕入れで負担し、

    控陀できなかった消費皎コストが入り蟌んでいる可胜性がある。

    だから。

    8を0にしたから、108円から8円を匕けばいい。

    ずいう話ではない。

    みおが小さく呟いた。

    「108円の䞭に、8円がそのたた入っおるわけじゃないのね」

    「そう」

    「前から入っおいた皎金コストが、芋えないたた残っおる」

    「うん」


    ■ 蟲家さんは、ネコババしおいたせん

    「0になったのに108円で売っおいる」

    そう聞けば、

    「蟲家さんが枛皎分を取った」

    ず思う人もいるかもしれない。

    でも、このモデルでは違う。

    蟲家さんが確保する付加䟡倀は。

    枛皎前も、

    350䞇円

    枛皎埌も、

    350䞇円

    増えおいない。

    残っおいる65䞇円は、蟲家さんの利益ではない。

    仕入れで負担し、控陀できなかった皎金コスト

    である。

    蟲家さんは。

    枛皎分をネコババしたわけでもない。

    䟿乗倀䞊げしたわけでもない。

    ただ。

    消えなかった皎金を抱えおいる。

    それだけである。


    ■ もし、䟡栌を䞋げたら

    では。

    「食料品0になったのだから、1,000䞇円たで䞋げおください」

    ず蚀ったら、どうなるだろう。

    蟲家さんの仕入コストは、

    715䞇円

    のたたである。

    1,000䞇円で販売すれば、蟲家さんに残るのは、

    1,000䞇円715䞇円

    285䞇円

    もずもず確保しおいた付加䟡倀は、

    350䞇円

    差額は、

    65䞇円

    である。

    ぀たり。

    蟲家さんが䟡栌を䞋げれば。

    消えなかった皎金65䞇円を、

    蟲家さん自身が負担する

    こずになる。

    皎金が消えたわけではない。

    負担する人が倉わっただけである。


    ■ 䟡栌転嫁できれば、消費者が負担する

    蟲家さんが、65䞇円を䟡栌に転嫁できれば。

    消費者が、䟡栌を通じお負担する。

    転嫁できなければ。

    蟲家さんが負担する。

    䞀郚だけ転嫁できれば。

    蟲家さんず消費者で分けお負担する。

    しかし、どのケヌスでも。

    仕入段階で発生した65䞇円そのものが、0にしただけで消えるわけではない。

    みおは、倧根をじっず芋぀めおいた。

    「    」

    「どうしたの」

    「0なのよね」

    「売䞊偎はね」

    「でも、資材にかかった皎金は残っおる」

    「うん」

    「蟲家さんは控陀できない」

    「うん」

    「蟲家さんが確保する付加䟡倀を枛らさなければ、䟡栌に残る」

    「そうなるね」

    みおは、倧根を䞡手で持った。

    しばらく芋぀める。

    そしお――

    「倧根の䞭に、皎金が残っおるじゃないの」

    あおいは静かに答えた。

    「芋えなくなっただけだよ」

    画像

    ■ 今日の反転

    免皎事業者ずは、

    皎金が存圚しない事業者

    ではない。

    免皎事業者は、

    売䞊に぀いお消費皎の玍皎矩務が免陀される事業者

    である。

    その䞀方で。

    仕入皎額控陀もできない。

    だから。

    前段階で課皎された消費皎が。

    蟲家の原䟡になり。

    䟡栌の䞭ぞ埋め蟌たれるこずがある。

    それが、

    hidden tax

    芋えなくなった皎金である。

    食料品を0にしおも。

    売䞊偎の衚瀺皎率が消えるだけでは。

    そのhidden taxたで自動的に消えるわけではない。


    みおは、倧根を抱えたたた。

    もう䞀床、倀札を芋た。

    108円。

    「蟲家さんが悪いわけじゃないのね」

    「少なくずも、このモデルではね」

    「蟲家さんが確保する付加䟡倀、増えおないものね」

    「うん」

    「0になっおも、皎金が党郚消えたわけじゃない」

    「そう」

    みおは少し考えた。

    そしお、倧根を芋䞋ろした。

    「衚瀺からは消えたのに  」

    「うん」

    「倧根の䞭には、ただいるのね」

    あおいは、小さく頷いた。

    食料品0。

    その数字だけを芋れば。

    皎金は消えたように芋える。

    でも。

    サプラむチェヌンを、䞀段だけさかのがる。

    そこには。

    資材を買ったずきに支払い。

    控陀するこずもできなかった皎金がある。

    衚瀺皎率から消えおも。

    その皎金は。

    誰かが負担するたで。

    消えおはいない。

    倧根の䞭に。

    静かに残っおいる。

    画像

    ※この蚘事の前提

    本章は、消費皎の構造を芋やすくするための単玔化した思考実隓です。

    「倧根108円」は説明甚の䟡栌䟋であり、108円を「皎抜100円消費皎8円」ず分解しおいるわけではありたせん。

    たた、ここでは、

    食料品の売䞊偎の皎率だけを8から0ぞ倉曎する。

    免皎事業者制床、仕入皎額控陀、還付の仕組みは倉曎しない。

    ず仮定しおいたす。

    実際の蟲産物䟡栌は、需絊、資材䟡栌、物流費、人件費、競争環境、取匕条件などによっお決たりたす。

    将来の制床蚭蚈で、免皎事業者ぞの還付、補填、特別控陀などが蚭けられれば、結果は倉わりたす。

    本章で確認しおいるのは、

    免皎蟲家が控陀できなかった前段階皎は、食料品を0にしただけでは自動的に消えない。

    ずいう構造である。


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    あなたにずっお䜕が有利なのかは分かりたせん。

    たず、自分の

    売䞊・仕入皎額控陀の察象になりそうな仕入や経費・事業区分

    を入れお、4方匏を抂算しおみる。

    そしお、

    自分で申告できそうなのか。
    皎理士さんぞ盞談した方がよさそうなのか。

    そこたで䞀床、敎理する。

    皎理士さんぞ盞談する前に。

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    ※【87回目noteマネヌ掲茉】第癟䞉十䞀章消費皎―反転の悪魔―同じ取匕なのに、消費皎は「ある」ず「ない」は、こちらを参照

    消費皎×ゲヌム理論―党員未登録の方が埗なのに、なぜ党員登録するのか

    ※【85回目noteマネヌ掲茉】第癟二十八章消費皎×ゲヌム理論―党員未登録の方が埗なのに、なぜ党員登録するのか―は、こちらを参照

    消費皎―垂堎圧力の正䜓

    ※【82回目noteマネヌ掲茉】第癟二十䞉章消費皎―垂堎圧力の正䜓―は、こちらを参照

    消費皎―食料品枛皎の皮算甚

    ※【68回目noteマネヌ掲茉】第癟八章消費皎―食料品枛皎の皮算甚は、こちらを参照

    消費皎―倧統䞀理論

    ※【52回目noteマネヌ掲茉】第九十二章消費皎―倧統䞀理論は、こちらを参照

    付加䟡倀の先取り―二人のカタダマ

    ※【みおずあおい】第九十䞀章消費皎―付加䟡倀の先取り―二人のカタダマは、こちらを参照


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    Sanraku

     
     
    🏆noteマネヌ公匏ピックアップ环蚈103回掲茉💗 暮らし、土、制床のこずを分かりやすく玐解きたす。 特に消費皎の矛盟に切り蟌む独自の考察が評䟡され、noteマネヌ公匏ピックアップに遞ばれ続けおいたす 📖代衚䜜 ・みおずあおい 消費皎怪異譚 ・みおずあおい 土を育おる。

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