
【3Dプリンタ】実際に使っているメンテナンス用品まとめ
QIDI Q2という3Dプリンタを使っています。(設置場所や安全対策については、こちらの記事に詳しくまとめています)
3Dプリンタを使っていると、どうしてもメンテナンスやトラブル対応の機会が出てきます。
「家電感覚」で導入すると最初は驚くかもしれませんが、必要な道具を揃えておくと作業はぐっと楽になります。
今回は、私が実際に使っているメンテナンス用品とその使用感をまとめてみました。
Z軸リードスクリュ用グリス
Super Lube(スーパールブ) 多目的グリース 85g 21030 [HTRC3]
QIDI公式wikiを参照し、推奨品を購入。wikiによるとグリスアップの頻度は1〜3ヶ月ごとだそうです。使っていくうちにだんだんとグリスが黒ずんできます。そうした場合は早めのグリスアップが必要です。
保管時には要注意!この夏の暑さでグリスが緩み、蓋の隙間から漏れ出して棚が大変なことになりました。保管時は蓋をしっかり閉めましょう。
シャフト用オイル
WD-40 防サビ潤滑剤 WD40 MUP 300ml
作業性重視でスプレータイプを選択。Y軸のシャフトに塗布しています。
QIDI Q2ではX軸がリニアガイドになっています。購入したてなのでグリスアップはまだやっていませんが、他メーカーの情報を参考にすると、X軸のリニアガイドにも問題なく使用できそうです。
[追記]
リニアガイドにガンガン使用しています。問題なく動作しています。
パーツクリーナー(プラスチックセーフ)
KURE(呉工業) パーツクリーナー プラスチックセーフ 420ml 3021
プリンタ内部は樹脂部品が多いため、プラスチックにかかっても大丈夫なタイプを選びました。
古いグリスやオイルを拭き取ってから新しいものを塗布する際に使用。
後述のキムワイプをZ軸リードスクリュの後ろに当て、これをスプレーするとネジの溝に溜まった古いグリスをおとせます。
グリスが漏れて棚がぬるぬるになった時にも大活躍でした。
クリーニングフィラメント
eSUN 3Dプリンターフィラメント 1.75MM クリーニングフィラメント
QIDI BOXで素材を切り替えられるのは便利なのですが、加熱温度の異なる素材を同じノズルで切り替えるのは、実はノズル詰まりの原因になるとメーカーも推奨していません。そこで導入したのがクリーニングフィラメントです。
使い方は単純で、素材を切り替える前にこれを流し、ノズルから出てくる排出物の色が完全に消えるまで押し出します。前の素材の残りがしっかり抜けきったのを目で確認できるので、色が消えた時点で安心して次の素材に切り替えられます。
一手間増えるのは事実ですが、ノズル詰まりで分解掃除する手間を考えれば、断然こちらのほうが楽です。

無水エタノール
健栄製薬 無水エタノールIP 400ml
印刷後のPEIプレート清掃に使用。乾きが早く、油分やベタつきをすっきり落とせます。
400mlボトルを購入し、100均のアルコール対応スプレーボトルに小分けして使っています。
電子機器の清掃にも利用できるので、プリンタ内部にスプレーしても安心感があります。

キムワイプ
キムワイプ S-200
一部の人たちに熱烈な支持を受ける実験用ペーパー。
グリスの拭き取り、PEIプレート清掃、チャンバーガラス拭き取りなどなど。
1箱あると何でも使えます。
キッチンペーパーで代用できなくはないですが、繊維が残らない点で優秀です。

電動精密ドライバー
故障時にサポートから「カバーを外して写真を撮って」とか、「このパーツを交換して」と言われることが多く、分解作業は避けられません。
電動+手回しトルクが強く、最初のネジ外しもスムーズ。効率が段違いに上がります。ChatGPTに聞いたところM4のキャップスクリュの一般的な締付トルクは2.7~4.8 N•mとのこと。緩めるトルクは締付トルクより大きくなるそうです。
この製品の手回しトルクは7 N•m なのでなんとかM4キャップスクリューもいけるかもと思い購入しました。その他の製品は手回しトルクが 3 N•m 程度のものも多いので、こちらの製品の方が安心感があると思います。家電よりも分解頻度が多い3Dプリンタでは必携アイテムだと感じています。
デジタルテスター
オーム電機 デジタルテスター TST-KJ830 08-1288 OHM
ホットエンド故障時にサポートから「ヒーターが断線していないか確認してください」と言われて購入。
当然持ってるでしょ的な感じで連絡が来たので驚きました。一般家庭には普通ない。使い方は電気系に詳しい友人にレクチャーしてもらいました。
故障診断の場面で役立ちます。
必要になったときに買えばいいと思います。
QIDIのサポートについて
こうして書き出すと「メンテナンス大変そう」と思われるかもしれません。
ですが実際には QIDIのサポートがとても丁寧 で、安心して対応できています。
メール返信が非常に早い
作業手順を動画つきで説明してくれる
QIDI wikiにも豊富な情報と動画がある
このあたりのサポート体制はとても手厚いと感じています。
メンテナンス環境が整ったら、次は作業効率を上げる周辺小物です。バリ取りやヒートガンなど、あって良かったものをまとめています。
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まとめ
3Dプリンタは確かにメンテナンスの手間がありますが、必要な道具を揃えておくと安心です。
特に グリス、WD-40、パーツクリーナー あたりは早めに用意しておくと、初心者でもスムーズに対応できると思います。
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