Radioheadが好きなら聴いてほしい5組|次に聴きたいオルタナティブ・ロック
Radioheadが好きになると、こんなことを思うことがあります。

「Radioheadの次に、何を聴けばいい?」
これは意外と難しい。
『OK Computer』のギターロックが好きなのか。
『Kid A』の電子音が好きなのか。
『In Rainbows』の美しいメロディが好きなのか。
それとも、Radiohead独特の「暗さ」「浮遊感」「不安定さ」が好きなのか。
Radioheadは、アルバムごとに音楽性を大きく変化させてきたバンドだからです。
そこで今回は、単純に「Radioheadに似ているバンド」を5組選ぶのではなく、
「Radioheadのどんな部分が好きなのか」
という視点から、次に聴いてほしい5組を選びました。
🎧 Radioheadの次に聴きたい5組
😉 The Smile
> Thom Yorke / Jonny Greenwoodの現在地を聴きたい
🎭 Portishead
> OK Computer』『Kid A』の暗さが好き
🎻 Sigur Rós
> 『Kid A』『A Moon Shaped Pool』の浮遊感が好き
🐻Mogwai
> 「Exit Music」「Let Down」のような壮大な音が好き
👾 Massive Attack
> 『Kid A』以降の電子音・ビートが好き
では、1組ずつ紹介します。
01|The Smile
😉 Radioheadの「現在地」を聴きたい人へ
まず聴いてほしいのが、The Smile。
Radioheadのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッドに、Sons of Kemetのトム・スキナーを加えた3人組です。デビューアルバム『A Light for Attracting Attention』も、この3人による作品としてリリースされています。
つまり、
「Radioheadが好き」
という人にとって、これほど自然な次の一歩はありません。
ただし、The Smileは単なる「Radioheadの別名義」ではありません。
Radioheadよりも3人の演奏そのものが前面に出ていて、ジャズやポストパンク、エレクトロニックな要素も感じられます。
Radioheadの『A Moon Shaped Pool』や『The King of Limbs』が好きなら、かなり入りやすいはず。
🎧 まず聴くなら
ベースラインとドラム、そしてThom Yorkeの声。
派手ではないのに、妙に耳に残ります。
「Radioheadの続き」を探しているなら、まずここから。
02|Portishead
🎭『OK Computer』の暗さが好きなら
次は、Radioheadとは少し違う方向から。
Portisheadです。
1994年に発表されたデビューアルバム『Dummy』は、彼らの代表作のひとつ。
「Sour Times」「Glory Box」「Roads」などを収録し、1995年にはMercury Music Prizeを受賞しています。
Portisheadの魅力は、
暗いのに美しい。
というところ。
Radioheadの「Exit Music (For a Film)」や「Climbing Up the Walls」のような、静かな緊張感が好きなら、かなり相性がいいと思います。
ただし、ギターロックではありません。
ビート、サンプリング、ジャズ、ノイズ、ベス・ギボンズのボーカル。
それらが重なって、独特の夜のような音楽を作っています。
🎧 まず聴くなら
静かな曲ですが、その静けさの中に強烈な感情があります。
Radioheadの「暗さ」が好きな人におすすめしたい1曲です。
03|Sigur Rós
🎻 Radioheadの「浮遊感」が好きなら
「How to Disappear Completely」
「Pyramid Song」
「Sail to the Moon」
「Daydreaming」
Radioheadには、現実から少し離れていくような曲があります。
そんな浮遊感が好きなら、Sigur Rós。
アイスランドのバンドで、1999年の『Ágætis byrjun』は彼らの代表作のひとつ。
現在も公式サイトで同作を含む作品が紹介されており、2025年には『Takk…』20周年エディションもリリースされています。
Sigur Rósの音楽は、言葉よりも「音そのもの」が先に入ってくる。
大きな音、小さな音、ギターの響き、ボーカル。
それらがゆっくり広がっていきます。
Radioheadが「都市の夜」なら、Sigur Rósは「何もない大地」。
そんな違いを感じながら聴くと面白い。
🎧 まず聴くなら
10分を超える長い曲ですが、最初から最後まで聴いてみてください。
Radioheadの「静かな曲」が好きな人ほど、ハマる可能性があります。
『Ágætis byrjun』には「Svefn-g-englar」「Starálfur」などが収録されています。
04|Mogwai
🐻「Let Down」のような壮大さが好きなら
次はスコットランドのバンド、Mogwai。
Radioheadとはかなり違います。
Mogwaiはインストゥルメンタル作品も多く、歌よりも、
音が積み重なっていく感覚
を楽しむバンドです。
Radioheadの「Let Down」や「Exit Music」の後半で、音が一気に広がっていく瞬間が好きなら、ぜひ聴いてみてください。
静かなところから始まり、
少しずつ音が増えていく。
そして気がつくと、巨大な音の壁になっている。
この「静→動」のダイナミクスがMogwaiの大きな魅力です。
現在も活動を続けており、公式サイトでは2026年のツアー情報や最新作『The Bad Fire』などが案内されています。
🎧 まず聴くなら
派手すぎず、静かすぎない。
Mogwaiの入口として聴きやすい1曲です。
05|Massive Attack
👾『Kid A』の電子音が好きなら
最後は、Radioheadからかなり大きく音楽を広げてみます。
Massive Attack。
Radioheadが『OK Computer』以降、ロックだけではない音楽へ進んでいった背景には、ヒップホップや電子音楽などからの影響もあります。Radiohead自身もDJ Shadowなどのサンプリング文化に関心を示していました。
そこで聴いてほしいのがMassive Attack。
特に1998年の『Mezzanine』。
暗いベース。
重いビート。
浮遊するボーカル。
そして、どこか不安な空気。
『Kid A』が好きな人なら、
「ロックじゃないのに、Radioheadっぽい何かを感じる」
かもしれません。
『Mezzanine』は1998年に全英アルバムチャート1位を記録しています。
🎧 まず聴くなら
Massive Attackを初めて聴くなら、まずこの曲。
Radioheadから電子音楽へ進む入口としてもおすすめです。
まとめ
Radioheadが好きなら、次に聴く音楽は必ずしも「Radioheadに似たバンド」である必要はありません。
むしろ、
Radioheadのどの部分が好きなのか。
そこから次の音楽を探してみる。
それだけで、聴く世界はかなり広がります。
あなたがRadioheadの中で一番好きなのは、
『OK Computer』?
『Kid A』?
『In Rainbows』?
それとも、別のアルバム?
そこから次の1組を探してみるのも面白いと思います。
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「Creep」→「Let Down」→「Everything In Its Right Place」
と聴いていくことで、Radioheadの音楽がどのように変化していったのかも感じられます。
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