
創作大賞2026応募作品『砂丘の竪琴』制作裏話:物語を見て・体験して・文字にする~私の物語作りの過程をご紹介|夢日記|夢分析|ユング心理学|無意識|深層心理|HSP|トラウマ|イメージワーク|AIアート|過去生|小説|プロトタイプ神話|物語|
※本投稿は
創作大賞2026応募作品
『砂丘の竪琴』
夢と無意識が語りかける物語⑤
の続きです。
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前回の投稿はこちら▼
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ぜひ併せてお読みください。
これまでのふりかえり
おかげさまで創作大賞向けに準備してきた、
夢を土台にした物語『砂丘の竪琴』①~⑤まで
公開が終わりました。
読んで下さった方・スキを下さった方、
ならびにマガジン追加や記事紹介、
Xにてリポスト下さった方、
本当にありがとうございました。
物語の構想から半年以上、
物語の1次記録を採集できた時から数えると
約1年近くかけて
土台作りから始めた物語です。
公開するまでに迷うことも多く、
一時はお蔵入りしかけていましたが、
公開に際して最初に感じたのは、
「やっと、ここまで来れた」
という一つの節目を超えた感覚でした。
創作大賞の応募よりも
まずは公開できたことが
私にとって大きいです。
これまで音声投稿でもお話してきましたが、
改めて文章でも、
この物語が生まれたきっかけや
制作裏話をまとめていきたいと思います。
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『砂丘の竪琴』制作裏話。
音声投稿版はこちらから聞けます▼
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おかげさまで特にスキを集めた記事、
2冠獲得できました。
👉本記事の閲覧に際しての注意事項
本投稿はネタバレは極力、控えていますが、
先に読んでしまうと物語を読む楽しみが
減ってしまう可能性があります。
『砂丘の竪琴』1~5話を未読の方は
閲覧を控えて頂くことをお勧めします。
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『砂丘の竪琴』1話は
こちらから読めます▼
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その他のエピソードは
下記のマガジンでまとめています⤵
砂漠にたたずむ女性と竪琴
の見出しが目印です。
何故、この物語を書こうを思ったのか?
▶想像力を強化・発展させる能動的想像とIFSの応用
元々、小説を書こう
としたわけではありません。
むしろ私的には小説に
なりきれてないと感じることも多く、
小説ではなく❝物語❞
と呼ぶことが多いです。
物語の発端は以前から、
拙noteで時々紹介していた
内的キャラ:魔王ミルアとの対話でした。
私は夢の事後ワークとして取り入れている
能動的想像の中から生まれた
印象的なキャラクターを内的キャラと呼び、
内的家族システム療法(IFS)の応用で、
対話と交流を続けていました。
能動的想像やIFSは想像力や
イメージ・内的対話を用いて
心身の回復や自己理解を促す方法
として知られています。
この点は拙noteでは
繰り返し取り上げてきているので、
今回は詳述しません。
詳細を知りたい方は
下記の記事をご覧ください⤵
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能動的想像と内的家族システム療法(IFS)
についてはこちらでまとめています▼
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おかげさまで大人気記事!
特にスキを集めた記事になりました。
▶原型(元型)アニムス魔王ミルアの昔語り
去年の夏頃には
既に内的キャラたち(パーツ)
との対話をかなり継続していました。
特に原型アニムス:魔王ミルアとの交流が濃く、
ミルアとの関係性が深まった段階で、
向こうから自然発生的に話し始めた
「昔語り」がありました。
そのミルアの「昔語り」が
物語の大元の1つです。

初めて聞いた時は号泣した😓
▶心が動いた大切な心理記録として保存
魔王ミルアの「昔語り」を初めて聞いた時、
私は本気で号泣しましたw
当人?から語られることで、
非常にリアルで生々しく感じられたし。
ミルアの感情が非常によく
伝わってきたからでした。
それぐらい自分の心が動いたなら、
大切な情報なのだろうと、
この「昔語り」を記録します。
この時はあくまで夢の記録と同じ扱いで、
能動的想像やIFSの心理記録
程度に思っていました。
それと同時に、この「昔語り」を
何らかの形で物語に再構築して、
私以外の人にも読んでもらえたら?
と考え始めました。
それが去年の夏頃でした。

▶もう一つのきっかけは去年の秋の夢
もう一つのきっかけは
去年の秋に見た夢です。
『魔王ミルアの物語の夢』
とタイトルをつけ、
既に拙noteでも公開済みです。
夢の中でクラシカルな装丁の
大判の本が現れて、近づくと
魔法の本のように自然と開かれ
魔王ミルアの物語が
びっしりと書き込まれている
という内容でした。
この夢を見た時、そうか、
やっぱりミルアの「昔語り」を
物語として再構築して、
noteに掲載すべきなんだなと
とても腑に落ちたことを
今でもよく覚えています。
この段階で本格的に
物語化の構想を練り始め、
能動的想像の再現動画やイラストを
記録としてまず先に作り、
物語のプロットも作り始めたのでした。
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魔王ミルアの物語の夢は夢記録と同時に、
再現動画も公開済みです▼
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この物語の作り方:先に映像と世界観ありき
▶夢の映像をまずはイラストや動画で再現・記録
これまで述べてきたように、
物語化の前に先に夢と
能動的想像によるイメージや
体感・感情がありました。
なので、通常の小説作りとは異なり、
先に映像や音・香りや触覚も含めた
体感と感情が洪水のように湧き上がってきて、
それらをひとまず心理記録として保存。
印象的なシーンは
映像として記録しておくために、
先にイラストや動画、
あるいは音楽での再現を行い、
記録しておきます。
このあたりは実は、
拙noteでこれまでやってきた
夢日記+夢分析の記録方法と
全く同じ流れです。
夢の記録を続けていたら、
物語という形式に
勝手に変換され始めたという感じ。
その上で、これを、どうやって
物語に再構築すれば読みやすくなるか?
と考えていくという流れで、
通常の小説とは
むしろ真逆の作り方だと思います。
そのため、私自身は
小説を書いているという実感が薄く、
アニメや実写映画の絵コンテや
漫画の原作作りに近い
ような気がしています。
創作大賞のエントリー部門を
エンタメ原作部門にしたのも、
このあたりが理由です。

▶文章化は夢とイメージの翻訳作業
つまりこの物語を夢や能動的想像で
実際に映像で見ながら、
時には音や音楽・香りや触覚を感じ、
さらには感情すらも感じ取りながら
それを言語化していきます。
映像を見ながら、それを丁寧に
文字起こししている感覚に近いですが、
五感が伴っているのが大きな違いでしょう。
いわばリアルな未来型VRの感覚です。
私は普段の夢でも
映像以外に音・味・香り・触覚が
伴っていることがあるのです。
映像以外の感覚も鮮明に感じられる夢は
学術的には珍しいですが
私にとってはよくあることなのです。

神話が勝手に生まれていく感覚
▶最初はラノベ系ファンタジー?だと思っていた
この『砂丘の竪琴』を書き始めた頃は
ファンタジー小説かなぁ?と思って、
ラノベ化感覚で気楽に始めたのですが、
書き進めていくほど、
ラノベからはかけ離れていくと分かりましたw
というよりも先に感じ取っていた
深く・強い内的世界観があるので、
それをただ追っていくと、
神話物語っぽくなってしまった??
というのが正直な実感です。
このあたりは心理学的に言うならば、
物語の大元が原型(元型)アニムスによる
「昔語り」という体裁をとっているので、
集合的無意識の古層から
湧き上がっている要素が多いからでしょう。
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魔王ミルアについての記事は
専用のマガジンでまとめています▼
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メインキャラ誕生秘話:リオーって何者?
▶設定から生まれたのではなく、私の中に存在していた
これまでお話してきた通り、
原型アニムス:魔王ミルアが
私の深層心理に根差す存在であるように、
もう一人のメインキャラのリオーも
私の内的キャラの1人と考えられます。
つまり物語の設定や
キャラメイクで作り上げたわけでは無く、
私の中に存在していた内的存在が
夢や能動的想像がきっかけで、
可視化されたということだと思います。
リオーとは直接的には
IFSで交流を持ったことは無いのですが、
一度だけ、彼女の声だけが聴こえる夢
を見たことがありました。
(note・Xともに夢記録は未掲載)
その時も、彼女は
私の背中を押してくれているのだな
と感じて勇気づけられたものでした。

夢の体感やイメージが鮮明すぎる影響
▶5話までは書くのが非常に楽しかった
『砂丘の竪琴』の公開済みのお話は
美しく・幻想的な描写を
徹底的に書く!ことを目標にしていました。
このあたり、伝わっているとうれしいな。
このあとは物語が
大きく動き出していくのですが、
詳しく書くとネタバレになるので
さわりだけ書きますと、
展開がキツすぎて・重すぎて、
途中で深刻なスランプに陥りました😓
私自身のトラウマの再演ともなる
部分も多かったです。
そのため、一時的に物語作りから離れて、
2ヶ月ほど放置していました。
この点は早めに物語作り
を始めていて良かったなと思います。
ゆったり作り始めていたら
今年の創作大賞に間に合わなかったでしょう。
というか、こういうこともあるかも?
と思っていたので、
余裕をもって作り始めたんです。

▶私は物語の作者でありながら、読者であり・当事者でもある
夢や能動的想像が鮮明で
さらに体感や感情も伴っているので、
よく、私自身もこの物語を
同時進行で経験している
という感覚になりました。
夢を土台にしながら、
能動的想像で補完しているので、
書き出しながら、私も物語の展開を
改めて知っていくという感じが強かったです。

私にとって、この物語を書く意味
▶物語に仮託する自分の変容の物語
当初は夢の記録と同等の、
能動的想像やIFSの心理記録
という位置づけだったけれど。
書き進めていくほどに、
これは私自身の物語でもあるのだな
と何度も思い知っています。
作中に登場するミオラは、
ほぼそのまま私自身の経験や体感を
そのまま書き出しているということも
大きいと思います。
私にとっては物語を作るというよりも、
作中のキャラクターと一緒に
ともに生き・体感することで
心理変容とトラウマ昇華の一端を担う役割
だと感じ始めています。
私自身も、この物語が
どこへ向かうのかを見届ける一人の読者として、
引き続き書き続けていこうと思います。

まとめと次回予告
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
『砂丘の竪琴』1~5話まで
公開し終えての雑感と、
制作裏話を改めてまとめてみました。
いつもと違う内容になりましたが、
スキやコメントで
感想を聞かせて頂けると喜びます。
明日から、再び続きの6話〜
公開を始める予定です。
一緒にこの物語の結末を
見届けて下さるとうれしいです。

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