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インター3年目のリアル|英語力・日本語力・予想していなかった成長

    「日本語、大丈夫なの?」

    インターに通わせている、と言うと、たいてい返ってくる質問です。

    最近は、ネットでも見かけました。
    ある家庭が、「英語はできても、日本語が心配」という声にさらされて、ちょっとした騒ぎになっているのを。

    外から、一場面だけ見て、あれこれ言われる。
    正直、見ていて、少ししんどくなりました。心配する声も、責める声も、当事者にとっては、けっこう堪えるだろうなと。

    確かに、子供によっては日本語を話す機会が減ることで、日本語力に影響が出たり、日本語・英語共にどっちもつかずになる場合もあるかもしれない。

    ただ、外から見えるのは、いつも一場面だけ。
    英語の園に通わせて、いま3年目。
    インターを検討している人にこそ、"実際インターに通う子供がどうなっているか"をご紹介したくて、当事者として書きます。


    前提|うちの娘のこれまで

    英語の園、と言っても、ずっとインターナショナルスクールに通っていたわけではありません。

    ・2024年4月〜2025年2月:シンガポールのローカルプリスクール
     →英語・中国語が基本。そして日本語クラスも週1はあり。
    ・2025年3月〜現在:日本のインターナショナルプリスクール
    →園内はほぼ英語。
     日本語の歌や文化に触れる時間もあり、本当に困ったときは日本語もOK
    ・娘はいま、3歳3ヶ月

    海外と日本。
    同じ"英語園"でも、ローカルのプリスクールと、日本の新興インター。
    環境は、けっこう変わっています。
    その前提で、読んでもらえたら嬉しいです。


    日本語力:一般的なレベルは維持。ただ、妙な語彙が混ざる

    まずは、いちばん聞かれる日本語から。

    発達の目安として、こんな話を聞きます(あくまで一般論として)。

    ・3歳前後で、語彙は1,000語くらい
    ・「ママ、こうえん、いく」のような三語文が出てくる頃
    ・3歳でひらがなを読める子は2割ほどで、6歳ごろに9割になる、とも
    (※専門家ではないので、ここは"そう言われているらしい"くらいの距離で読んでください)

    では、うちの娘の場合。

    「パパ、お仕事行くの〜?」
    「大きいわんわん、いたね〜!」
    「じいじと鴨川シーワールド行ったの、楽しかったね〜」

    こんなふうに、普通におしゃべりします。
    たぶん、一般的な3歳児と遜色ないレベル。
    むしろ、うちはマシンガントークなタイプなので、よく喋る子に見えるかもしれません(笑)
    (同じ園のママにも、「おしゃべり上手ですよね」と言われます。笑)

    数字は20まで数えられます。それ以降は、コンディション次第(笑)

    一方、ひらがなは10文字以内。
    自分の名前と、ママの「ま」、絵本によく出てくる文字くらいです。
    私は小さい頃、ひらがなを覚えるのが早かったほうでした。
    それと比べると遅いけれど、ほぼ勝手に覚えている割には、頑張っているほうかなと思っています。

    英語の園なので、日本語のフォローはしっかりしたいと考える我が家。
    絵本を毎日数冊読んだり、できるだけ説明を増やしたり。
    日本語に触れる回数が増える環境づくりは、しています。
    ただ、"積極的な知育"と言えるほどのことは、していません。

    ドリルもひらがな表も、なんなら世界地図のポスターも家にはあります。
    たまーに、親に余裕がある時に声かけしてやる程度(笑) 
    基本は、本人が「やりたい」と言い出さない限り、あまりやりません。

    ひらがなを横について教えるのは、正直しんどい(笑) 
    『はじめてのひらがなずかん』を買って、"自分で覚えてくれないかな"と思っているくらいには、ものぐさです。

    そこに、ときどき妙な語彙が混ざります。

    「現金でお願いします〜」(レジのやりとりの再現でしょうか)
    「住宅ローン」「住友林業」(住宅展示場めぐりの、副産物。恥ずかしいからやめて、、笑)
    「はい、はい、よろしくお願いします」(私の電話の、まねっこ)

    耳がよすぎて、おちおち変なことが言えません(笑)

    そういえば以前、「英語ペラペラな3歳娘、なぜかあさがおを知らない」という記事も書きました。日本語の"抜け"は、こういうところにも出ます。

    最近は、「なんで〜?」の時期に入りました。
    関西弁の「なんで」なので、たぶん私ゆずりです。

    絵本を読んでいると、一文ごとに「なんで?」と聞かれます。疲れている日は、正直しんどい(笑)
    それでも、できるだけ答えるようにしています。ときどき、「なんでだと思う〜?」と、質問を返してみたり。

    めちゃくちゃできる、というわけではありません。ただ、一般的な3歳児として、会話に困ることはないレベルには来ていると思います。


    英語力:Kinder手前の、標準ライン

    次に、英語です。
    先生からの評価と、一般的な目安の、両方で書きます。

    ・Yes/Noだけじゃなく、What/Why など、疑問詞を使った文が言える
    ・日常の語彙は幅広い(食べ物、動物、天気、日常動作、行事いろいろ)
    ・先生の簡単な質問("雪が降る季節は?")に、すごいスピードで答える
    ・アルファベットはほぼ完璧。フォニックスもかなり入っていて、発音もきれい
    ・単語を"読む"のは、まだこれから

    先生には、「もうKinderクラスに入れるのでは」なんてお言葉も。

    一般的な目安として、インター系ではNursery段階で"文字と音"を結びつけ、フォニックスの土台をつくる。単語を"読む"のは、K1・K2にかけて伸びていく……という流れがあるようです。文字と音がつながって、発音まで来ている娘は、その手前の準備が、しっかり整った段階に見えます。

    ただ、単語読みはこれから。ここは焦っていません。
    文字と音がつながっていれば、あるとき一気に読み出す、とも言われるので。

    正直な話も。
    家では、機嫌がいい時しか英語で話してくれません。
    両親そろってJapanese Englishなので、「こいつらには日本語でいいや」と思われている気がします(笑)

    授業参観で、 "Why do you like winter?" と聞かれて、"Because it's cold!" と答えていました。
    理由を、ちゃんと答えられる。
    これが、個人的には地味にすごいなーと思ったんです。

    そして最近、日本語で「なんで〜?」と聞くと、理由がちゃんと返ってくることが増えました。
    (たまに「それ、理由か?」というときもあるけど……笑)

    とはいえ、"なんで空は青いの?"みたいな、仕組みを知りたい探究ではありません。
    まだ What? と、簡単な Why? くらい。

    ただ、この"理由を言う・聞く"が、英語と日本語の両方で出はじめている。
    そう考えると。
    英語と日本語が、別々に育っているというより——「理由を言葉にしたい」という同じ芽が、両方の言語に顔を出しているだけなのかもしれません。

    日本語を削って、英語を伸ばしている。
    少なくとも今のところは、そういう話じゃないのかもしれない、と思っています。


    予想していなかった成長:人前で、物おじしなくなった

    ここで、少し私自身の話を。

    私は、幼稚園卒です。お勉強系でもなく、お寺付属の、ごく普通の幼稚園。
    毎年冬になると、お寺の階段を走らされてマラソン。今思うと、なかなかのスパルタ(笑)
    いただきますのときは、「農家のみなさん、ありがとう。お地蔵さん、ありがとう」と、全方位にお礼をしていた記憶があります(笑)
    ただ、私はあの園が好きでした。

    その私からすると、いまの娘の園は、ずいぶん毛色が違います。
    良し悪し、ではありません。ただ、タイプが違う。
    人前で質問に答える、みんなの前でデモンストレーションする。
    そういう機会が、とにかく多いんです。

    そして、娘のいちばん変わったところ。
    それは、英語でも、読み書きでもありませんでした。

    人前で、物おじしなくなったことです。

    入った頃は、もじもじしていました。
    それが最近は、知らない大人にも、年上の子にも、自分から関わっていく。特にここ最近の伸びは、目に見えるほどです。

    たとえば、人との関わり方。

    運動会の練習中に、先生が感動して泣いてしまったそうです。
    そこへ娘が駆け寄って、ぎゅっとハグをして、「It's ok」。
    「慰める」という、人への働きかけが、できるようになっていました。

    わからないことは、年上のお友達に、躊躇なく聞く。
    公園では、初めての子に、自分から声をかける。
    園でも、先生の質問に手を挙げて答えたり、人前に立ってお話ししたり。

    英語力を期待して入れた園でした。
    それなのに、いまいちばん胸を張れるのは、英語よりも、人と関わる力のほうだった。

    これは、完全に予想外でした。


    これからの成長が、楽しみ

    最後に、正直なところを。

    日本語の読み書きは、これからです。まったく心配していない、と言えば、嘘になります。
    (一応、Kinderのプログラムには日本語の読み書きの時間もあるので、たぶん大丈夫……?)

    よくインターで得られると言われる、自分で深く問いを立てるような思考も、まだこれから。
    いまは What? と簡単な Why? で、十分だと思っています。

    批判している人も、きっと、心配して言っている部分があると思うんです。
    外から見える一場面は、たしかにそのとおりです。

    ただ、子どもの可能性は、大きいと思っています。
    日々ちゃんと考えて、日本語のフォローも続けていけば。英語もそれなりに話せて、日本語もしっかりした——そんなふうに育つ可能性は、十分にあるはずです。
    (そもそも我が家は、"英語に抵抗のない子"に育てたくて、この環境を選びました。ネイティブ並みの英語を目指しているわけでは、ないんです)

    正解は、まだ分かりません。
    うちも、実験の途中です。

    ——学費のこと、園の選び方、そして"出口戦略"(小学校をどうするか)。
    このあたりは、公開の場では、正直けっこう書きにくい話。

    なので、メンバーシップ「ワーママの人生レベルアップ公開実験ノート」のほうに、もう少し踏み込んで書いていきます。

    同じように、園選びや日本語で揺れている方がいたら。
    よかったら、コメントで、いまの状況を教えてください🌸
    一場面ではない話を、ここで共有していけたらと思います。

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    🧩 手こずってばかりの3歳が、泣いている先生に「It's ok」と言っていた
    この記事でいちばんの発見だった"人前で物おじしなくなった"成長を、もっとくわしく書いた回。あのハグの場面の続きです。

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