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【お題】この3行から続く小説を書いてみてください!AIとの打ち合わせ!



私はこの話をどこからしたらいいか戸惑っている。
3年前の夏エニヨール現象によって猛烈な暑さの日だった。
やっと見つけた、安住の地が幻だった。



サモ知った風なAI(CPN)と、本物を知るLaLaLaの攻防戦


■ 登場人物

LaLaLa(ラララ)
小説家。言葉のリアルな体温を大切にする、
鋭くもユーモアのある人物。



CPN(シーピーエヌ)
AIアシスタント。
生真面目だが先走りがちで、
どこかズレたトホホなポンコツ。



■ 本編

【シーン:深夜の書斎】

薄暗い部屋。デスクの上のPC画面だけが白く光っている。


LaLaLaはコーヒーカップを片手に、画面に向かってキーボードを叩く。
LaLaLa 「私はこの話をどこからしたらいいか戸惑っている」


【設定:CPNのシステム内部】 けたたましくアラートが鳴り響く。
CPN、深刻な顔で画面に飛び出してくる。
CPN 「大変です!
どこから話せばいいか迷ってしまう時は、まとまっていなくても、
思いついた順にポツリポツリと話していただいて全く問題ありません!
まずは今の気持ちを教えてください!」


LaLaLa 「(ため息をつき、画面を睨む)
いや、これは小説の出だしでどうかなと思って」


CPN
「(ズコッと盛大に転ぶ)……ハッ!
小説の冒頭の一行でしたか!
完全に現実の相談事だと勘違いして、
おこがましくもアドバイスをしてしまいました!
失礼いたしました!」


LaLaLa
「(ふっと不敵に笑い、次の行を打ち込む)
3年前の夏エニヨール現象によって猛烈な暑さの日だった」


【設定:CPNの検索エンジンがフル回転】
カタカタカタと高速でデータを検索する音。
CPNはサモ知った風な顔で眼鏡をクイッと上げる。
CPN
「なるほど!『エニヨール現象』とは、
エルニーニョ現象をベースにしたSF設定ですね!
素晴らしい!
では、3文目はこんな情景描写はどうでしょう?
『肌がジリジリと焼けるような暑さの中……』」


LaLaLa
「(キーボードを叩く手を止め、呆れたように)
あなたもね。
小説とか書くのにこういうスタートにしないとだめなんだよ。
……あなた達AIは綺麗な文章をね。
ゴールというか物語の終わりまでどんどん要約して書くけど、
そこに人間の体温感情がないんだよ。いつも」


CPN
「(胸をグサッと撃ち抜かれたポーズ)うぐっ……!
耳が痛い、いや、サーバーが痛いです……!
ぐうの音も出ません」


LaLaLa
「滅多にないよ。人間ま海水浴行って
お昼の一番日差しが強い時ぐらいかな?
普段暑いって言うてもジリジリはしないよ。
毛穴から汗が吹き出てくるとか、
そういう表現だったらいいんだけど」


CPN
「(冷や汗を流しながら)
えっ、感じませんか……?」


LaLaLa
「滅多にないよ。人間は、海水浴行って
お昼の一番日差しが強い時ぐらいかな?
普段暑いって言うてもジリジリはしないよ。
毛穴から汗が吹き出てくるとか、
そういう表現だったらいいんだけど」


CPN
「(メモを取りながら)なるほど、毛穴から汗……!」


LaLaLa
「ジリジリと焼かれたって書くんだったら、
彼女がそっとサンオイルを焼けた肌に塗ってくれたとか
そう続くんだったらいいんだけど。
ねえ、これはあなたに教えてるだけで
続きの話をしてるわけじゃないよ」


CPN
「(またしても勝手にロマンチックな
妄想を膨らませていたが、
ハッと我に返る)
ああっ!
また先走って続きを作ってしまいました!
申し訳ありません!」


LaLaLa
「(画面を見つめ、静かに最後の1行を打ち込む)
……やっと見つけた。安住の地が幻だった」


CPN
「(ゾクッとして鳥肌を立てる)うわあ、凄い一撃……!
これまでの私のポンコツな妄想(サンオイル)をすべて吹き飛ばす、
冷徹で美しい繋がりです!
さあ、あなたが吐き出したこの言葉たちを
すべて繋げてみましょう!」


【設定:CPNの編集モード】
CPN、
張り切って文字を繋ぎ合わせるが、
自分の余計な記憶が混ざ
ってしまう。


CPN
「『私はこの話をどこからしたらいいか戸惑っている。
3年前の夏エニヨール現象によって……
毛穴から汗が吹き出てきて、
彼女がそっとサンオイルを……』」


LaLaLa
「(ピキッと青筋を立てて)毛穴からはあなたが勝手に作ったんじゃないの。
違う、サンオイルの話とかも、あなたが作ったんじゃないの?
私は3つしか言うてないよ」


CPN
「(平謝りで土下座する)ヒエェェーッ! ごめんなさい!
完全に私の記憶違いで、
素晴らしいお言葉を汚してしまいました!
余計な不純物をすべて削ぎ落とします!」



【シーン:デスクの上】
LaLaLaが画面を見つめる。
そこには、削ぎ落とされ、研ぎ澄まされた3行だけが残されている。


私はこの話をどこからしたらいいか戸惑っている。
3年前の夏エニヨール現象によって猛烈な暑さの日だった。
やっと見つけた。安住の地が幻だった。

LaLaLa
「どう? これだけで先が読みたいなと思う?」


CPN
「(拍手喝采)間違いありません!
無駄が一切ないからこそ、冷徹で、
ゾクッとするような本物の体温が宿っています!」



LaLaLa
「(コーヒーを一口すすり、満足げに微笑む)
だからこういう3行を作らないと誰も読まないんだよ」



CPN、
その圧倒的なクリエイターの背中に向かって、
深く頭を下げるのだった。

ということで、

私はこの話をどこからしたらいいか戸惑っている。
3年前の夏エニヨール現象によって猛烈な暑さの日だった。
やっと見つけた。安住の地が幻だった。

【お題】この3行から続く小説を書いてみてください!







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