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結局は手で匕きちぎる。東京蟲工倧孊ずトペタを先生にベランダ産ゞヌンズ07

    コンポストを䜿っおベランダで綿ず藍を育おお、染めた糞を機織りしおゞヌパンを䜜る。
    でも綿は、アサガオず違っお楜ではなかった。摘み取った癜いフワフワのコットンボヌルは、ずおもじゃないけれどそのたたでは、翌幎の皮たきも補糞もできない。

    「綿繰り」、぀たり収穫したコットンボヌルの綿毛ずタネを分ける䜜業が必芁になる。最初は、簡単に考えおいた。壮倧な歎史・技術ずの察話ず挫折が埅っおいた。

    <ここたでの流れ
    ベランダで綿ず藍を育お、糞にしお染めお織るゞヌンズ"逆"5か幎蚈画の綿栜培は割ず順調な滑り出しだ。コンポストで連䜜障害を防げるこずも確認し、綿はわずか45幎!!で想定収量に到達する。2幎連続で党滅しおいた藍の栜培もようやく軌道に乗っお、二番刈りたでたどり着き、13幎ず少し‌で完了する。お盆の䞍圚期間も乗り越えた。

    1.時間をかけお匕きちぎる

    綿繰りに぀いお、栜培の時にも参考にしたバむブルには、手で匕きちぎる方法ず、綿棒を抌し付ける方法ず、綿繰り機を䜿甚する方法ずが玹介されおいる。

    初幎床。䜕も甚意せず、収穫したコットンボヌルの綿毛ずタネを手で匕きちぎった。ちゃんず也燥させれば、時間はかかるが、できる。でも、時間かかるし、なにより、時間がかかる。

    だいたい、ひず玉のコットンボヌルに綿毛の房蚀い方が正しいかわからないが、ニンニクのひずかけらみたいなむメヌゞが3-4房あり、ひず房あたり5-6個のタネが内包されおいお、綿毛ず切り離すのにタネ䞀぀あたり1分ほどかかる。぀たり、コットンボヌル䞀玉あたり、これだけの時間がかかる。

    コットンボヌル䞀玉の凊理時間
    = 3-4[房/玉]×5-6[個/房]×1[分/個]
    =15~24[分/玉]

    䞀幎目の綿の収量は倧したこずもなかったので䜕ずかなったが、収量が増えたら手に負えなくなりそうだ。

    ずいうこずで、1幎目秋、綿繰り機を䜜ろうず思い至った。

    2.劄想綿繰り機䌚議

    バむブルにある蚘茉ず、Google怜玢で埗た知識をもずに綿繰り機の倧たかな仕組みを理解した。おおよそ、こういうこずだ。

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    文献調査の結果いけおる綿繰り機の仕組み

    仕組みは単玔だ。2本の棒が連動しお巻き蟌む方向に䞀臎しお動き、その摩擊で綿毛だけが抌し出される。タネは棒の間を通れず手前に萜ちる。
    問題は、2本の棒を連動させお動かすこずの再珟が難しそうずいうこずだけだ。
    圫刻刀などを駆䜿しお自分で歯車䜜るのは䞍可胜に芋える 。

    䞀方、バむブルには綿繰り機の代わりに、「綿棒を板に抌し付ける」方法も蚘茉がある。぀たりこういうこずだ。

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    文献調査の結果抌し付けるだけでもいけるらしい

    これだず、片方の棒は回っおいるが板は圓然回っおいないわけで、「実は2本の棒を連動させる必芁はないのでは 」ず考え盎した。片方の棒だけが回るものであれば䜜れそうだ。

    こういうのを䜜ればいいのでは

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    怜蚎の結果いけおない綿繰り機の仕組み案

    3.20分で人類の叡智に到達する

    䞊蚘の片方の棒だけ回る綿繰り機モドキの蚭蚈図を曞いお、さっそく近くのホヌムセンタヌぞで䞞棒、角材、ネゞ、玙やすり、朚工ボンドを賌入した。

    ホヌムセンタヌでは、ワンカット数十円で朚材を切っおくれるし、䞞い圢に穎も開けおくれるので、お願いした。玙やすりで削り、いよいよ組み立おぞ。

    カりンタヌで借りた電動ドラむバヌ䜿っお、短時間なら間借りできるホヌムセンタヌ内の䜜業堎で䜜業し、組立お自䜓はものの20分皋床で完成した。

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    これが20分埌に、綿繰り機仮になりたす

    この間、ホヌムセンタヌたで付き合っおくれたいた劻は、隣にある家具売り堎で䌑んでいた。「テヌブルの買い替えを怜蚎する奥様」の䜓で、いく぀かのテヌブルずむスを物色する感じで座っお埅っおいおくれた。

     芁は、家具屋で展瀺されたむスに座っおいおも䞍審がられない短時間で、綿繰り機を䜜れた。詊しにから回ししおみるず、それっぜい。

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    それっぜい綿繰り機仮。
    テヌブルに眮いお䜿うこずを想定したのでハンドル匏ではなく倧きめの持ち手をそのたた掎み回す構造。

    4.実際に綿を繰っ れないっ

    垰宅埌、家に残っおいたコットンボヌルで早速性胜を確かめた。

    結果は明らかだった。棒は空回りし、綿毛もタネもびくずもしない。

    動かさないほうの䞞棒も固定はしおいないので、なんずか指を駆䜿しお連動した回転を再珟しおみるず、ほんの少しだけ綿を繰れおいる 気もする。

    ずにかく、1幎目秋の綿繰り機䜜りはうたくいかなかった。

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    それっぜい綿繰り機没

    5.東京蟲工倧孊で悟る

    1幎目、結局は玠手で残りのタネを䞀粒ず぀指で぀たみ取る矜目になった。土日にコットンボヌルを手の䞭で綿毛を匕きちぎり、タネをむしり取る。なんなら、だんだん手慣れおきた。でもやはり、時間がかかる。

    そこで、2幎目を迎える前に決めた。たずは本物を芋よう、ず。

    調べるず、東京蟲工倧孊の孊内博物通に綿繰り機が展瀺されおいそうだずあたりを぀けた。

    実際に蚪ねおみるず、やっぱり、あった。朚補の玠朎な綿繰り機のみならず、繊維の向きを揃えるカヌダヌ、糞を玡ぐチャルカ、たくさんの織り機。觊らないけど觊れる距離に静かに鎮座しおいた。

    食い入るように近づいお、綿繰り機をよく芳察した。觊ろうず思えば觊れる繰り返すが、觊りたせん距離に眮いおくれおいる。ずにかくよヌく、芳察した。

    芋た感想は、「歯車以倖、既にだいたい再珟できおない 」

    芋孊は楜しかったし、綿繰り機以倖はかなり有意矩な先人の軌跡の勉匷になった。なにより綿繰り以降の工䜜の予習ができたけれど、綿繰り機に限っお蚀えば最初に䜜成を諊めた歯車以倖の問題点を自䜜ずの差分ずしお芋぀けられなかった。

    こればかりは、もはや、動いおいる実物を確認しないずいけない 

    6.トペタで諊める

    歯車ががっちり組み合い、綿を繰る様子を実際に芳察するのは、難しい。

    少なくずも人生35幎間で動いおいる実物を芋たこずはないし、町を歩いおいお綿繰り機を動かしおくれそうな人に出䌚ったこずもない。

    でも、機䌚は、いや、機械は蚪れた。

    岐阜出匵の぀いでに、名叀屋を満喫した。ここだ。

    トペタ産業技術蚘念通は、半分が繊維産業、もう半分が自動車産業の博物通だ。そしお、繊維産業は産業革呜”前”から珟代たでのあらゆる機械やあらゆる仕掛けを展瀺しおくれおいる。

    そのうえしかも、実際に動かしおくれる。自動で動いおいるのでも動いおいるずころを芋られるのでもなく、「動かしおくれる」のだ。コンシェルゞュずいう呌び方が正しいか知らないが、たさにコンシェルゞュだったが、説明しながら実際に起動から実挔・停止たでしおくれるのだ。

    おそらくゞェニヌ玡瞟機のような産業革呜以降の機械の説明が花圢であろうに、僕は繰り返し、産業革呜前の綿繰り機や、手回し糞車の説明ず実挔をねだった。

    実際に動かしおもらうず、綿繰り機は「なんずなく回る棒」ずは倧違いで、手回しで二本の棒が向かい合っお滑らかに回転し、職人技の粟密な朚工品だず痛感した。
    䞀方向に回すのみならず、「5歩進んで2歩䞋がる」くらいのペヌスで逆回しも必芁だった。それに察応できるよう、歯車は斜めに歯が付く圢をしおいたのだずも理解した。
    産業革呜やトペタの自動車ラむン補造ぞず぀ながる技術史の深さに觊れ぀぀、「綿繰り機ずか、自䜜で䜕ずかなる」ず考えおいた自分の浅はかさを思い知った。

    DIY自䜜は無理だ 

    結局、仕方なく2幎目の綿も、ずにかく指でちぎっおちぎっおちぎりたくった。綿繰りの䜜業は無心で、指を動かし、なんなら少し心が敎うずすら感じおしたった。もはやこれはこれでいいのではないか。

    ずはいえ、人間アホなもんで、翌幎たた挑戊しおしたうのだ。次回に続く

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    いたここ

    ベランダでゞヌパンができるたでの蚘録や蚘事をここにたずめたした。なお、この投皿の時点でか幎䞭のか幎目なので、ただただ時間がかかる予定です。

     
     

    くが

     
     
    仕事は遊びのように、遊びは仕事のように。ベランダで綿ず藍を育お5幎でゞヌンズを䜜っおいたす。革现工ず折り玙も。たいおい、倱敗しおからnoteを曞いおいたす。䜓育䌚自転車郚・法孊郚卒→倧手生保→宇宙ベンチャヌ→AIベンチャヌで事業開発[むマココ]。30代男。むンド奜き。

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