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一穂ミチのおすすめ小説10選|直木賞受賞作からBLまで幅広い作風にびっくり!

『ツミデミック』で第171回直木賞を受賞し、一躍話題となった一穂ミチさん。もともとBLジャンルの作品を多数発表されている作家さんです。一般小説デビュー後は、さまざまな賞を受賞し知名度が一気にアップ!

今、注目されている一穂ミチさんのおすすめ作品をご紹介します。ぜひ、次の一冊に、手に取ってみてくださいね。


『ツミデミック』

大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、バイト中にはなしかけてきた大阪弁の女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った。過去の記憶と目の前の女の話に戸惑う優斗はーー「違う羽の鳥」  調理師の職を失った恭一は家に籠もりがちで、働く妻の態度も心なしか冷たい。ある日、小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣の一軒家に住む老人からもらったという。隼からそれを奪い、たばこを買うのに使ってしまった恭一は、翌日得意の澄まし汁を作って老人宅を訪れるがーー「特別縁故者」  先の見えない禍にのまれた人生は、思いもよらない場所に辿り着く。 稀代のストーリーテラーによる心揺さぶる全6話。

Amazon公式紹介文より引用

第171回直木三十五賞を受賞作品。感染症の大流行の中で起こる犯罪をテーマに描いたミステリー短編小説集です。コロナ禍の記憶が新しい今、心揺さぶられます。


『光のとこにいてね』

第30回島清恋愛文学賞受賞、第168回直木賞候補作、2023年本屋大賞第3位
刊行以来、続々重版。大反響、感動、感涙の声、続々!
令和で最も美しい、愛と運命の物語
素晴らしい。久しぶりに、ただ純粋に物語にのめりこむ愉悦を味わった。
さんざん引きずり回された心臓が、本を閉じてなお疼き続ける──そのまばゆい痛みの尊さよ。(村山由佳)
まぶたの裏で互いの残像と抱き合っていた二人のひたむきさが、私の胸に焼き付いて離れない(年森 瑛)
――ほんの数回会った彼女が、人生の全部だった――
古びた団地の片隅で、彼女と出会った。彼女と私は、なにもかもが違った。着るものも食べるものも住む世界も。でもなぜか、彼女が笑うと、私も笑顔になれた。彼女が泣くと、私も悲しくなった。
彼女に惹かれたその日から、残酷な現実も平気だと思えた。ずっと一緒にはいられないと分かっていながら、一瞬の幸せが、永遠となることを祈った。
どうして彼女しかダメなんだろう。どうして彼女とじゃないと、私は幸せじゃないんだろう……。
――二人が出会った、たった一つの運命
切なくも美しい、四半世紀の物語――

Amazon公式紹介文より引用

第30回島清恋愛文学賞受賞、第168回直木賞候補作、2023年本屋大賞第3位、第20回キノベス!2023第2位となった作品。全く環境の違う二人が惹かれあう心理描写が秀逸。題名がぴったりとくる感覚を味わえる作品です。


『スモールワールズ』

2022年本屋大賞第3位
第43回吉川英治文学新人賞受賞!
共感と絶賛の声をあつめた宝物のような1冊。
夫婦、親子、姉弟、先輩と後輩、知り合うはずのなかった他人ーー書下ろし掌編を加えた、七つの「小さな世界」。生きてゆくなかで抱える小さな喜び、もどかしさ、苛立ち、諦めや希望を丹念に掬い集めて紡がれた物語が、読む者の心の揺らぎにも静かに寄り添ってゆく。吉川英治文学新人賞受賞、珠玉の短編集。
ままならない、けれど愛おしい
「小さな世界」たち。

Amazon公式紹介文より引用

第165回直木三十五賞候補、第12回山田風太郎賞候補、第9回静岡書店大賞受賞、第19回キノベス!2022第4位、第43回吉川英治文学新人賞受賞、第19回本屋大賞第3位となった作品。それぞれが独立した7つの短編集です。それまでBL作品を書いていた一穂さんの一般小説デビュー作品です。


『パラソルでパラシュート』

29歳、流されるままの人生の中で、売れないお笑い芸人と出会った。
なんてことない毎日がきらめきだす、ちょっとへんてこな恋愛小説。
結婚には興味がないし、仕事も食べていけるだけの収入があれば十分。受付嬢として働く柳生美雨が三十歳の契約終了を前に出会ったのは、売れないお笑い芸人の矢崎亨だった。亨や相方の弓彦、シェアハウスの芸人たちと遊んで過ごす中で訪れる「嵐」。周りに合わせて生きてきた美雨が見つける、初めての希望とは?
掌編「夜間降下」を特別収録!

Amazon公式紹介文より引用

テンポ感のいい会話、さらりとした質感の上質な文章と、さくさく読める要素がたっぷり!心理描写、情景描写にすぐれた一穂さんらしい作品で、共感ポイントが多く見つかります。


『砂嵐に星屑』

舞台は大阪のテレビ局。腫れ物扱いの独身女性アナ、ぬるく絶望している非正規AD……。一見華やかな世界の裏側で、それぞれの世代にそれぞれの悩みがある。つらかったら頑張らなくてもいい。でも、つらくったって頑張ってみてもいい。人生は、自分のものなのだから。ままならない日々を優しく包み込み、前を向く勇気をくれる連作短編集。

Amazon公式紹介文より引用

第35回山本周五郎賞候補になった作品。大阪のテレビ局を舞台にした連作短編集です。悩みながらも毎日を生きていく人を、四季ごとに主人公を変えて綴っています。一歩踏み出したいときにおすすめの作品。


『青を抱く』

何も残らない。でも覚えてる。ひとりになっても覚えてる。
静かな海辺の街で暮らす和佐泉は、日課の海岸散歩中に出会った男の風貌に思わず息を飲む。海難事故に遭い、2年間目を覚まさない弟の靖野にそっくりだったからだ。長期休暇でしばらく滞在していると言うその男、宗清の人懐っこさや率直な好意に反発しながらも惹かれていく泉。しかし、泉には宗清の想いを受け入れられないある理由があった……。心が浄化される感動系BL。書き下ろし「Dear my her」を含む短篇3本も収録。

Amazon公式紹介文より引用

弟にそっくりな男との出会いから、徐々に謎が解き明かされていく感動系BL。丁寧な心理描写としっかりとした軸のあるストーリー展開で、BL初心者さんでも読みやすい一冊。


『恋とか愛とかやさしさなら』

プロポーズの翌日、恋人が盗撮で捕まった。
カメラマンの新夏は啓久と交際5年。東京駅の前でプロポーズしてくれた翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久とやり直せるか、葛藤する新夏。啓久が”出来心”で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。
信じるとは、許すとは、愛するとは。
男と女の欲望のブラックボックスに迫る、
著者新境地となる恋愛小説。

Amazon公式紹介文より引用

盗撮した啓久の恋人である新夏の視点で描かれる表題作と、啓久の視点で描かれる『恋とか愛とかやさしさより』の2編から成る物語。自分が同じ立場だったらどうする?と考えさせられるポイントが多い作品です。


『イエスかノーか半分か』

人気若手アナウンサーの国江田計は極端な二重人格。
王子と称される完璧な外面と、「愚民め」が(心の)口癖の強烈すぎる裏の顔を持っている。もちろん誰にも秘密だ。
そんなある日、取材で知り合ったアニメーション作家の都築潮と、オフモードの時に遭遇してしまう。
幸い都築は、くたびれたジャージにマスクの男があの国江田計とは気づかない。
けれど怪我をした都築の仕事を、計はしばらく手伝う羽目になり……?

Amazon公式紹介文より引用

「このBLがやばい!2016年度版」第1位になった作品。2020年にはアニメ映画化、2022年に漫画化されています。ツンデレ系のBLが好きな人には特におすすめの一冊です。


『うたかたモザイク』

甘くてスパイシーで苦くてしょっぱい、人生の味わいを詰めこんだ17の物語。どんな人にも、どんな日々にも、凸凹や濃淡、裏表はかならずあるから、そんな欠片を集めたこの本のなかに、自分に寄り添う物語がきっとある。文庫化に際し「魔法少女ミラクルミルキー」「大阪の叔父さん」「前夜」「ムーンライダー」を収録。
sweet / spicy / bitter / salty / tasty
第171回直木賞受賞作『ツミデミック』で話題の著者、
一穂ミチの色とりどりの欠片をちりばめた、味わい豊かな作品集
あなたの思いや生きかたが
きらめき、翳(かげ)り、
揺らいで、にじむ。

Amazon公式紹介文より引用

さまざまな話がぎゅっと凝縮されたような短編集。人が持つ心の暗い部分を描くのが非常にうまい一穂さん。どの話も非常に短く、さらりと読める作品です。


『ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~』

同棲中の恋人とのセックスレスに悩む一顕。一顕の会社の同期で、同居中の幼馴染み・和章に叶わぬ恋心を抱く整。ある日一顕が自身に送ったつもりのメールが手違いで整に届く。そこから、互いの正体を知らぬまま悩みを打ち明け合う奇妙な交流が始まった。好きだから抱き合いたい、抱いてほしい――共有した秘密はやがて心の容量を超えてあふれ出し……? 報われない愛と性に翻弄されるふたりの究極の恋愛小説復活!!

Amazon公式紹介文より引用

一穂さんのBL代表作のひとつ。2025年伊藤あさひさんと武藤潤さんの主演でテレビドラマ化されています。大人の愛と性に迫った本作。BLらしい描写も多いので、少しBLに慣れている方向けかもしれません。


まとめ|一穂ミチのおすすめ小説10選|直木賞受賞作からBLまで幅広い作風にびっくり!

『スモールワールズ』、『ツミデミック』、『光のとこにいてね』など一般書での文学賞受賞も多い一穂ミチさん。繊細な心理描写や、美しい情景描写でファンの多い作家さんですよね。まだ読んだことのない方は、ぜひ、一度、手に取ってみてくださいね♪


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