デスゲーム系ミステリー小説おすすめ10選|緊迫の心理戦と極限推理にハラハラドキドキ!
生き残りをかけた極限状況での心理戦や、仕掛けられたルールに翻弄される登場人物たち。デスゲーム系ミステリーは、緊張感とスリルに満ちた物語が魅力です。先の読めない展開や巧妙なトリックが散りばめられ、読者もまたゲームの参加者のようにハラハラしながらページをめくることになります。
今回は、デスゲーム系ミステリー小説を10作品厳選してご紹介!気になった作品はぜひ、手に取ってみてくださいね。

『インシテミル』 米澤 穂信
車を買う金欲しさにアルバイト探しをしていた学生・結城がコンビニにあった求人情報誌で見つけたのは、時給11万2000円という破格の好条件の仕事。
それは、1週間「ある人文科学的実験の被験者」になるだけという、短期のアルバイトだった。インターネットや雑誌を見て、山間にある施設に集まったのは12人の男女。
彼らは、実験の内容を知り驚愕する。
それは、より多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった――。
地下の実験用施設「暗鬼館」に閉じ込められた12人。最初の殺人が起こり、疑心暗鬼に駆り立てられる参加者たち。互いに推理を戦わせ始める彼らを待ち受ける衝撃の運命とは!?
映画化も大ヒットした、60万部突破の大人気ミステリー。
『折れた竜骨』、『氷菓』などの著者としても有名な米澤穂信さんの作品。第8回本格ミステリ大賞の最終候補作に残ったほか、本格ミステリ・ベスト10で4位、週刊文春ミステリーベスト10で7位に、このミステリーがすごい! で10位になった作品です。2010年には藤原竜也さん主演で映画化されています。没入感のあるデスゲーム系ミステリで、一気読みしてしまいます。
『クリムゾンの迷宮』貴志 祐介
藤木芳彦は、この世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を、深紅色に濡れ光る奇岩の連なりが覆っている。ここはどこなんだ? 傍らに置かれた携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された……」それは、血で血を洗う凄惨なゼロサム・ゲームの始まりだった。『黒い家』で圧倒的な評価を得た著者が、綿密な取材と斬新な着想で、日本ホラー界の新たな地平を切り拓く、傑作長編。
『黒い家』、『悪の教典』などの著者としても有名な貴志祐介さんの作品。ホラー×ミステリーといった雰囲気の長編小説です。デスゲーム系の作品の中でも有名な作品。集められた9人の男女が不可解なシチュエーションに放り込まれ、生き残りを賭けたゲームが始まります。
『時限病棟』 知念実希人
タイムリミットは6時間。脱出できるのか――
最速一気読み! 究極のどんでん返し!!
目覚めると、彼女は病院のベッドで点滴を受けていた。
なぜこんな場所にいるのか? 監禁された男女5人が、拉致された理由を探る……。
ピエロからのミッション、手術室の男、ふたつの死の謎、事件に迫る刑事。
タイムリミットは6時間。謎の死の真相を掴み、廃病院から脱出できるのか!?
大ヒット作『仮面病棟』を凌ぐスリルとサスペンス。
圧倒的なスピード感。衝撃の結末とは――。
医療ミステリーの超傑作、文庫書き下ろし!
『祈りのカルテ』、『となりのナースエイド』、『硝子の塔の殺人』などの著者としても有名な知念実希人さんの作品。『仮面病棟』の続編にあたるので、こちらを先に読んでおくといっそう楽しめます。自分も一緒に脱出ゲームに参加しているようなドキドキ感を味わえます。
『しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人』早坂 吝
「あれだけ警戒しながら読んだのに完全に騙された。まさか、そうくるとは。」ーー有栖川有栖
女名探偵の死宮遊歩は迷宮牢で目を覚ます。姿を見せないゲームマスターは「六つの迷宮入り凶悪事件の犯人を集めた。各人に与えられた武器で殺し合い、生き残った一人のみが解放される」と言うが、ここにいるのは七人の男女。全員が「自分は潔白だ」と言い張るなか、一人また一人と殺害されてゆく。生きてここを出られるのは誰なのか? そしてゲームマスターの目的は?
ふたつの事件の交点が見えたとき、世界は反転する。
読者を挑発し続ける鬼才の超絶技巧ミステリ!
『○○○○○○○○殺人事件』、『誰も僕を裁けない』などの著者としても有名な早坂吝さんの作品。タイトルにあるふたつの事件がどう絡むのか、ラストまで読むと大がかりな仕掛けに驚かされます。読み進める中で感じる違和感がしっかりと回収されていきます。
『THE QUIZ』椙本 孝思
優勝者には賞金1億円。華々しく広告された視聴者参加型の新クイズ番組。しかし、そこで待っていたのは、死と隣り合わせの残酷ゲームだった。果たして決勝に進んだ十人の回答者の運命は?そしてクイズの真の目的とは?「THE CHAT」の鬼才・椙本孝思が放つ恐愕の異色ホラーミステリー
『THE CHAT』、『魔神館事件 夏と少女とサツリク風景』などの著者としても有名な椙本孝思さんの作品。第4回啓文堂おすすめ文庫大賞を受賞した作品です。2012年、ルイス・ジェシーさん(現SixTONESのジェシーさん)主演でテレビドラマ化されています。クイズ系サバイバルミステリー。キャラ設定がわかりやすく、さくさく読み進められますよ。
『二人一組になってください』木爾 チレン
卒業式直前に始まったデスゲーム(特別授業)
あなたに本当の友達はいる?
誰かと手を繋がないと死ぬ――。
女子高のクラス内カーストが崩壊し、
裏切り、嫉妬、憧れ、真実が手を取り合う。
『みんな蛍を殺したかった』の著者が
青春と友情の極致を描く最高傑作!
【ルール】
・二人一組になってください。
・誰とも組むことができなかった者は、失格になります。その回の失格者が確定したら、次の回へと続きます。
・一度組んだ相手と、再び組むことはできません。
・残り人数が偶数になった場合、一人が待機となります。
・特定の生徒が余った場合は、特定の生徒以外全員が失格になります。
・最後まで残った二人、及び一人の者が、卒業式に出席できます。
・授業時間は60分です。
《あらすじ》
「このクラスには『いじめ』がありました。それは赦されるべきことではないし、いじめをした人間は死刑になるべきです」
とある女子高の卒業式直前、担任教師による【特別授業(ゲーム)】が始まった。突如開始されたデスゲームに27人全員が半信半疑だったが、余った生徒は左胸のコサージュの仕掛けにより無惨な死を遂げる。
自分が生き残るべき存在だと疑わない一軍、虚実の友情が入り混じる二軍、教室の最下層に生息し発言権のない三軍――。
本当の友情とは?
無自覚の罪によるいじめとは何か?
生き残って卒業できるのは果たして誰か?
『静電気と、未夜子の無意識。』、『みんな蛍を殺したかった』などの著者としても有名な木爾チレンさんの作品。「二人一組になってください」という学校生活ではよく聞くフレーズで始まるデスゲームです。スクールカーストや友情、学校という場において生まれるさまざまな感情を思い出させてくれます。
『極限推理コロシアム』矢野龍王
夏の館と冬の館に強制的に集められた男女に「主催者」は命じる。「今から起きる殺人事件の犯人を当てよ」。被害者は彼らの中から選ばれていき、しかも、もう一つの館より早く犯人を当てなければならない。不正解の代償は館に残る全員の「死」――。第30回メフィスト賞受賞作品。
『時限絶命マンション』、『箱の中の天国と地獄』などの著者としても有名な矢野龍王さんの作品。第30回メフィスト賞を受賞しています。2004年柏原崇さん主演でテレビドラマ化されています。比較的ルールがシンプルでわかりやすい、不条理デスゲーム。特殊設定ミステリーが好きな人におすすめの一冊です。
『残酷依存症』櫛木理宇
サークル仲間の三人が何者かに監禁される。犯人は彼らの友情を試すかのような指令を次々と下す。互いの家族構成を話せ、爪を剝がせ、目を潰せ。要求は次第にエスカレートし、リーダー格の航平、金持ちでイケメンの匠、お調子者の渉太の関係性に変化が起きる。さらに葬ったはずの罪が暴かれていき......。殺るか殺られるかのデスゲームが今始まる。
『ホーンテッド・キャンパス』、『鵜頭川村事件』などの著者としても有名な櫛木理宇さんの作品。「依存症」シリーズの二作目です。被害者たちの過去が明らかになっていくと物語の見え方が変わってきます。
『語り屋カタリの推理講戯』円居挽
「君に謎の解き方を教えよう」少女ノゾムが、難病の治療法を見つけるために参加したデスゲーム。条件はひとつ、謎を解いて生き残ること。奇妙な青年カタリは、彼女に“Who”“Where”“How”などにまつわる、事件を推理するためのレクチャーを始める……!広大な半球密室、水に満たされた立方体、ひしめく監視カメラ、燃え上がる死体。生き残るには、ここで考えるしかない――。
『丸太町ルヴォワール』、『京都なぞとき四季報 古書と誤解と銀河鉄道』などの著者としても有名な円居挽さんの作品。5W1Hの謎にまつわる連作短編集で、特殊設定ミステリー、純粋な謎解きが好きな人には特におすすめの一冊。
『人狼ゲーム』川上 亮
◎疑うのか? 信じるのか? 勝つのは“狼"か、“村人"か——。集められた10人の高校生たちの生死を賭けた“疑心暗鬼"が始まる! 早くも映画化決定! 2013年秋公開!!
◎汝は人狼なりや? 話題の「人狼ゲーム」をテーマにしたソリッド・シチュエーション・サバイバル・ミステリー!
◎高校二年生の愛梨は、バイトの帰りに何者かに拉致される。目覚めると、周囲には円を描くように同じ高校の制服を着た男女が座っていた。そして、首には何の目的か分からない首輪がはめられていた。不可解な状況に戸惑う愛梨たち。すると壁に掛けられたモニターが光り、「人狼ゲーム」と表示され、『皆さんにはこれから人狼ゲームをプレイしていただきます。拒否権はありません。これは、特別な方々を楽しませるためのショーです。この場で起きるすべての出来事は撮影され、中継されています』と告げられる。「人狼ゲーム」とは、プレイヤーが村人と狼に分かれ、それぞれがある種の条件の下にお互いを当てるというもの。しかし、このゲームでの“負け"は“死"を意味していた……。何故、彼ら彼女らはここに集められたのか? そして、生き残るのは誰か……生死を賭けたゲームが、いま始まる——。
『嘘つきは探偵のはじまり』、『僕らA.I』などの著者としても有名な川上亮さんの作品。2013年桜庭ななみさん主演で映画化されています。シリーズ化されており、続編以降も実写映画化されている人気作品です。カードゲームなどでも人気の人狼を題材にしたサバイバルミステリー。スピード感のある展開で、一気読みできます。
まとめ|デスゲーム系ミステリー小説おすすめ10選|緊迫の心理戦と極限推理にハラハラドキドキ!
デスゲーム系ミステリーは、ただのサバイバル物語にとどまらず、人間の本性や社会の縮図を浮き彫りにする奥深さがあります。緊迫したシチュエーションと謎解きの要素が重なり合うことで、読後には強い余韻が残るでしょう。まだ見ぬ作品との出会いのきっかけにしてみてくださいね。
