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Photo bymako____kou

沖縄慰霊の日に受け継ぐもの

    昨年の沖縄慰霊の日、私は祖父が残した手記や手紙をnoteに載せた。

    祖父は軍医として戦争を経験した。

    戦争について多くを語る人ではなかったが、その悲惨さを伝える時だけは厳しい表情になった。

    そして必ず言った。

    「二度と戦争を起こしてはいけない」


    昨年末
    私はヨーロッパを旅し、それぞれの国が歴史や文化を大切に守りながら生きている姿を見た。

    その美しさに感動すると同時に、今ある平和は決して当たり前ではないことも改めて感じた。そしてこの今においても、どこかで戦争は起きている。

    祖父は1998年に亡くなった。

    倒れるその瞬間まで医師だった。

    24時間の外来や往診にも応じ、地域の人たちの命を支え続けた。

    私は時々考える。

    祖父が本当に伝えたかったことは何だったのだろうと。

    戦争の悲惨さを忘れるなということ。

    もちろんそれもあったと思う。

    でも、それだけではなかった気がする。

    戦争で失われる命を見た人だからこそ、その後の人生を命を守ることに捧げたのではないだろうか。

    戦争のニュースを見るたびに祖父の言葉を思い出す。

    そして同時に、祖父が戦後をどう生きたかも思い出したい。

    戦争を経験した一人の軍医が、生涯をかけて命に向き合い続けたことを。

    それもまた、私たちに残された大切な記憶だと思う。

    昨年投稿しました。
    元沖縄戦軍医の祖父の手記はこちら↓

    祖父からの手紙はこちら↓

     
     
    元看護師。元ケアマネ・メンタルヘルスラインケア資格。SLE・APS、片耳難聴と共に生きています。爆音耳鳴りや聴覚過敏、頭がぎゅんぎゅんする等外からは見えない不自由を抱えながら、手話を学んでいます。 これまでの経験から人と動物共に心身のケアについての学びも大切にしています。

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