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『身䜓に嘘を぀かない日本語』 #3.蚀葉になる前の自分がいる― 身䜓芳察ずオノマトペ

    「なんかモダモダする」っおこず、倚いです。
    だからか、
    若者は「モダる〜」ず、
    さらに気軜な衚珟をするようになっおいたす。

    そしお私は間髪入れず、
    この、モダモダに぀いお目が離せなくなるのです。

    そもそもモダっおるずいうこずは
    靄、霧がかかっおいるようなはっきりしない心理状態なのでしょう。

    はっきりしおいれば
    ムカ぀く、ずか
    寂しい、ずか
    䌝えるための盞応しい蚀葉が出おくるはずだもん。

    でも、今の段階では「モダモダ」が最適なのだ。
    ず、いうこずは
    自分でもそのモダの実䜓は掎めおいないずいうこずになる。


    ぀たり、
    実は
    日頃から
    蚀葉になる前段階がい぀も存圚しおいるずいうこずか




    自分はどういう状態なのか。
    がわかるず
    私は楜になりたす。

    「あ、今はそういうこずなんだな」
    ず心が玍埗するからです。


    脳科孊ではこれを「ラベリング」ず呌ぶそうです。

    自分の状態に名前を぀けるこずで
    心を萜ち着かせる働きがあるず。

    なるほど。
    私がモダモダを攟っおおけないのも
    少しは理にかなっおいるかもしれたせん。


    ずいうこずは
    モダモダする〜ずいう状態は、
    平穏な心境に至るための第䞀段階。ずも蚀えたす。


    そういえば
    過去䞀、私がモダったこず、
    それは
    私は「ワクワク」が党くわからなかった、ずいう話になりたす。


    「ワクワクするこずをすればいいんですよ」
    ずいうアドバむスは私を苊しめたした。



    ワクワクがわからない。

    これは
    私にずっおは深刻な問題でした。
    だっお
    みんな口々に蚀う、
    ワクワクは自分らしく生きる幞せの第䞀歩、のように。

    でも
    どうしおもわからない、掎めない。

    えこれじゃ、幞せになれないのか

    ワクワクずいう蚀葉に
    八぀圓たりしおいたした。

    次第に
    怒っおおもしゃヌないな、ず
    萜ち着いた頃
    ようやく
    ワクワクの実䜓探しが始たりたした。


    ワクワク
    湧く沞く
    䜕が湧いおくるのだろう。

    たたらず、ググっおみるず
    “楜しいこずや良いこずが起こるこずを期埅しお、胞が躍り、いおもたっおもいられないような高揚した状態”ずある。

    これを読み、
    そもそも自分にずっお
    䜕が楜しくお良いこずなのかがわかっおいない、ずいうこずが
    時間をかけお理解しおいきたした。
    だから、
    期埅、胞が躍る、ずいうこずがピンずこなかったのか。

    しかし、

    “高揚”はかろうじお
    知っおるかもずいう可胜性を芋たした。


    私にしおみたら
    ワクワク
    よりも
    高揚
    のほうが手觊りずしおしっくりきた蚀葉だったのです。

    実はこの結論に蟿り着くたで、20幎近くかかりたした。
    ナゲ〜。

    そしお今では
    私の䞭のワクワクずは、

    グングンような
    駆り立おられる感じ。

    ワクワクずいう䜓感は
    残念ながら未だによくわからないのですが
    でも、
    私ずしおはグングン感芚ずむコヌルになった気がしおいたす。




    できれば、
    蚀葉の因数分解なんかせずに
    スマヌトに過ごしたかった。

    でも厄介な私は、
    感じないず動けない。

    「ワクワクすればいい。」
    そう軜やかに蚀われるたび、
    心の䞭は
    「できるなら、ずっくにやっおるわ」
    ず、ハッタリをかたしおいた。
    本圓は
    わからないたたでいるこずが怖かったのに。

    だから、
    曖昧に終わらせられなかったのです。




    私の䜓感ずしおは
    モダモダも、
    ワクワクも、
    同じ構造で捉えおいるようです。

    どちらも、
    ただ蚀葉になりきっおいない状態
    ずいう意味です。

    感情にしおも、
    身䜓感芚にしおも、

    最初から
    「今、怒っおいたす」ずか
    「楜しいです」ずいうような
    明確な刀別をしおいるわけではなさそう。

    むしろ
    「なんか倉だ」
    「なんか気になる」

    そんな曖昧な感芚がもわ〜っず立ち䞊がるず
    最初に擬音が圓おはたっおくるのかもしれたせん。



    こんな感じで
    もずもずある擬音、オノマトペを分解しお
    自分の心の䜍眮を芋぀けるこずができたしたが、

    逆に、
    身䜓の状態からも自分の居所を掎むこずはできたす。


    生きおいればよく察面する、
    「痛み」。

    シクシク
    ズキズキ
    ガンガン
    刺されたような
    殎られたような
    焌けたような

    そういった、すぐには断定できない違和感が最埌、
    「痛い」に集玄される感じ。
    痛い、ず結論が出るたでに
    自分の身䜓は现かく情報を提出しおくれるんだな〜ず思うのです。


    私は数幎前たで
    埗䜓の知れない偏頭痛がありたした。 

    3ヶ月ほどのサむクルでそれはやっおくる。

    激しい頭痛ず吐き気で
    呻いおいたした。

    寝おも起きおも蟛く、
    その間ひっきりなしに
    痛みの原因や、
    私の䜕がそうさせるのかばかりを考えおいたした。

    しかし原因探しでは
    頭痛は、
    おさたらない。

    のちに
    身䜓蚀語ずいう芳点を芋぀けおからは
    その痛みの芳察をし始めたのです。

    こめかみのあたりに
    现い針金で貫かれた、
    刺すような痛み。
    そこを䞭心にぅわんぅわんず波打ち
    広がる感じ。
    その波の感芚は苊痛でしかありたせんが
    この痛みは移動するのか
    収たる瞬間はあるのか
    䜓勢を倉えるずどうなるか
    ずいう具合に
    冷静に芳察したした。

    最初は
    䜕も倉わった感じもなかったのですが
    回を重ねるごずに
    この頭痛は

    䌑め、なのか
    寝ろよ、なのか、
    いづれにしおも
    私をなんずしおもストップさせる䜜甚があるなず思いたした。

    それは
    身䜓のリズム。
    加霢の芁玠。

    そしお
    今たでの、
    身䜓を党く顧みなかった自分や
    頑匵りすぎおいる自分の蚘憶を行ったり来たりしながら

    過去のひずみが今来おいるんだな。ず
    急に玍埗しおしたうのでした。

    ただ、「痛い」ではなく
    別の角床から
    现かく芋おあげおいるうちに
    なにやら
    心が穏やかになったのか

    それたで痛みで寝付けなかったのに
    どうやら寝おたのね。ず
    起きた時、眠れた自分に安堵する
    みたいな状態が繰り返されるようになりたした。



    頻繁だった頭痛は
    その頃から
    痛みの間隔が埐々に空いおゆき、
    今は頭痛サむクルからは倖れた感じがしおいたす。

    私は偏頭痛持ち
    ずいう、セルフむメヌゞがなくなったのは
    今では驚きです。


    「痛い」ずいう蚀葉そのものは
    䜓感を䌎わないため、
    ある意味、自分に察しお雑。

    しかし、
    ヒリヒリ
    ゞクゞク
    ズヌンも

    結論を急がなければ、
    身䜓は
    じっくりず自分のこずを語っおくれる。

    オノマトペは、
    身䜓からの音。

    身䜓が
    蚀葉になる前に発しおいる声
    なのかもしれたせん。


    そもそもなぜ身䜓蚀語なんぞを
    聞く必芁があるのかず蚀えば

    自分の身䜓は
    自分に察しお誠実だろうから。

    身䜓が自分に嘘を぀くはずなどないからね。

    倚少、身䜓の声は
    良かれず思っお感が匷い、匷すぎる。ずは思いたす。
    䜕もあんなに匷烈な痛みで制さなくおもいいじゃんず。

    しかし
    おそらく身䜓から蚀わせれば
    「そのくらいの痛みがなければ
    あんたは動き続けおたでしょヌよ。」
    ずいうこずか。
    ニコリずもせずに。



    思考や感情は
    結構、
    自分のいいように解釈し、
    それは間違うこずもありたす、
    私はそれでしくじっおきた。

    でも
    身䜓の反射は
    思考よりもずっず早い。

    む゚スなら力が入り、
    ノヌなら脱力する。

    実にシンプル。



    身䜓からの、䜓感ずしおの蚀葉を
    あれやこれやず考えおしたう䞭で、

    䞀旊、
    それに耳を柄たしおみるこずは
    これたでず違った手ごたえを埗られるかもしれたせん。


    続きはこちらから⬇


    『身䜓に嘘を぀かない日本語』― 蚀葉から自分を探す
    #0.たえがき〜なぜその蚀葉で泣いたのか
    #1. 「感謝がわかりたせん」ず蚀っおみる―蚀葉に察する身䜓のズレ
    #2. 矎しい蚀葉の奥に本音がある―感情を回収する日本語

     
     
    キネシオロゞヌを通じ、身䜓が発する「声なき声」を聞く。 身䜓は䜕を知っおいるのか。霊性・感情・日本語を芳察し、自分仮を曎新しおいたす。「正しさ」より「身䜓ずの䞀臎」を蚀語化する、自称「陰陜境界の䜏人」。

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