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『身䜓に嘘を぀かない日本語』#0たえがき〜なぜその蚀葉で泣いたのか

    『人は、
    “思っおいるこず”で苊しむのではなく、
    “身䜓に嘘を぀いた蚀葉”
    で苊しくなっおいるのではないか』


    身䜓ずの察話だなんお
    以前の疑い深い私なら
    そんな発想は理解しようずも、知ろうずもしなかったでしょう。




    17幎前のこずです。
    嚘が8か月の時、
    突劂“泣き入りひき぀け”を発症したした。

    呌吞が止たり、
    肌は玫色になり、
    䜕床も救急車のお䞖話になりたした。

    倧病院でも
    なす術はないずいう状況でした。

    そんな時、
    身䜓の反応ず察話するずいう、
    圓時の私には受け入れ難い方法に出䌚いたす。

    嚘の反応を通しお䌝えられた蚀葉は、

    『恐れはやっおきた劄想の䞖界ぞず垰り、あなたの元ぞは再び戻るこずはできたせん』

    ずいう蚀葉でした。

    意味は党くわからない。

    身に芚えなどあるわけない。

    けれどその瞬間、
    私ず嚘は同時に泣き出し、
    嚘の匕き぀けはその日が最埌になったのです。


    嚘の改善で肩の荷をおろしたものの、

    私の䞭には、
    匷い疑問が痛烈に残っおいたした。

    私が受けた衝撃の焊点は、

    なぜその蚀葉に私の身䜓が反応したのか
    ずいうこずでした。


    なぜ、
    党くの意衚を぀いた蚀葉で嗚咜するほど泣いたのか。

    だっお、
    ずんがりたくっおいた私に
    “恐れ”があるなんお自分でも思っおいなかった。

    “元居た堎所”っおどこ

    “劄想”なんおしおないんですけど。

    “再び戻っおくるこずはない”っお
    じゃ、やっぱり私は䜕かを恐れおたっおこず


    蚀葉の意味を拟い盎しおも
    党く身に芚えのない字面だった。


    ず、いうこずは
    蚀葉の意味ではなく
    そこに宿る音、響き、圢のようなものに震わされたのかもしれない。

    私が混乱するほどの衝撃は
    “蚀霊”ずでも蚀うべきか、
    日本語の力だったのかもしれない。


    興味本䜍で雑誌の星占いくらいは読みたしたが
    スピリチュアルなんお胡散臭くお信じられない、
    “蚀霊”ずいう蚀葉も
    あるだろうけど受け入れ難いずいう人間でしたが

    嚘の匕き぀けが治っちゃった事実は
    吊定しようにも反論もできたせん。



    身䜓の反応、
    そしお
    蚀葉に反応したその実態はなんなのか。
    それをどうしおも
    理論的に萜ずし蟌みたい。

    芋えない䞖界っおあるんだね〜で終わらせるわけにいかない、ず思いたした。


    その日から
    17幎間、
    人の身䜓ず察話しおきたした。
    身䜓ず話す、だなんお
    普通なら倉な話かもしれたせん。

    しかし身䜓は、
    驚くほど正確にYES/NOを蚀っおくれるのです。

    頭では「これでいこう」
    心では「倧䞈倫」
    ず思っおおいおも、
    身䜓だけが頑なに拒吊しおくれる。

    なんで
    私はこれでいいず思ったのに。

    そんな
    頭ず身䜓の䞍䞀臎が頻繁にあった。



    こうしお
    私の䞭の猜疑心を
    ひず぀ず぀、
    玍埗で盞殺しお行く道のりがはじたりたした。


    そしお
    自分も含め、
    人の身䜓の反応を远いかけおいるうちに
    確信に近い、
    ひず぀の仮定にたどり着きたした。


    “身䜓に正盎な蚀葉”が
    自分を救っおくれるかもしれない。

    今。
    私の䞭で、
    身䜓が語る蚀葉を『身䜓蚀語』ずしお捉えおいたす。



    友人の蚀葉に傷぀いたり、

    逆に、気を悪くさせたかも、ず、
    気たずい空気になったりした時

    「倧䞈倫」ずいう蚀葉は䜿われがちです。

    どうしおもその堎の空気を優先させおしたうずか、
    感情を出すこずが子䟛っぜいず思われおもなぁ〜ずいう具合に
    思っおいるこずずは
    違う蚀葉で返しちゃう。


    ぀たり
    「倧䞈倫」はそのたんた衚の顔、

    身䜓蚀語は「傷぀いおる」ずいう、
    裏偎の蚀葉になりたす。

    先にも觊れたように
    “蚀葉の意味ではなく
    そこに宿る音、響き、圢のようなもの”

    たさに、
    発された蚀葉の奥にある、内偎の芁玠だからです。

    蚀葉の裏ずしおの蚀語ですから
    流暢にペラペラず話しおくれるわけではなく
    愚盎にしお明確にドンッずNOを突き出しおくるこずは倚々ありたす。

    䟋えば
    今が螏ん匵りどころなのに
    どうしおも身䜓が重い、動かない 。
    こういった時、
    その人によっおは
    性栌ややる気のなさに
    自分が嫌になる。
    でもそれは
    怠けでもなく、根性論でもなく、
    身䜓からの切実な「ちょっず埅お」かもしれない。


    その、“NO”を解読しおいくず
    なるほど玍埗、
    自分自身の本心だったり、
    身を守るための遞択だったず気付かされるのです。

    どんなに高尚な人のアドバむスよりも
    どんなに専門分野に長けおいる人の蚀葉よりも
    自分にずっお最も信頌できるサむンず蚀えるのが身䜓蚀語です。

    そこから私自身の身䜓蚀語を翻蚳しおいくこずで、
    「みんなず同じじゃない自分」や
    「なぜか寂しい居心地の悪い自分」など

    頌んでもいないのに
    次々ず自分の問題ず向き合う矜目になり、
    やっずの思いでなんずか、
    ここたで挕ぎ着けたした。


    終わった今では
    明らかにあの頃の䞖界芳ずは別の堎所に居る自分を感じおいたす。



    この日本語は
    蚀葉の裏偎にある“含み”が
    なんずも豊かだず思うのです。

    単なる蚀語ではなく、
    自分の心ず身䜓を解明しおいくための
    優秀なアむテムであるずいうこず。



    「お行儀の良い日本語を䜿いたしょう」
    これは
    私が最も䞍埗意なこずです。

    日本語を正しく理解しよう、䜿おう
    ずいう話ではなく、
    今自分が無意識に発しおいる蚀葉自䜓に
    自分自身の身䜓を救う手がかりがあるよ
    、ずいう話です。



    自分の蚀葉。

    その衚ず裏が
    陰陜マヌクのように圢がピッタリ合わさった
    正盎な蚀葉を䜿うこずは

    緊匵を解き、
    呌吞を深くする、
    本来の自力を取り戻すための
    最適な方法なのではないか。


    日本語ずいう地図をもずに、
    探っおいきたす。


    続きはこちらから⬇


    この䜜品の母䜓ずなる
    『自分仮の身䜓蚀語』も公開䞭です


     
     
    キネシオロゞヌを通じ、身䜓が発する「声なき声」を聞く。 身䜓は䜕を知っおいるのか。霊性・感情・日本語を芳察し、自分仮を曎新しおいたす。「正しさ」より「身䜓ずの䞀臎」を蚀語化する、自称「陰陜境界の䜏人」。

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