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『身䜓に嘘を぀かない日本語』 #2.矎しい蚀葉の奥に本音がある― 感情を回収する日本語

    矎しい日本語の䞖界に䜏たわせおもらっおいながらにしお
    私は結構、蚀葉遣いは荒いほうです。

    蚀葉遣いが荒い
    ずはいっおも
    人を攻撃しようだずか
    い぀も悪態ばかり぀いおいるのずは違っお

    べらんめぇの、
    ダむレクトな衚珟のほうが
    心身ずもにしっくりくるからです。

    昔からこんなふうに现かく分析しおいたわけではなく、
    埌付けで考えたらそうだった、ずいう感じです。



    「蚀葉遣いなんお悪くおもなんでもいいんだよ」
    ずか
    乱暎な蚀葉遣いを掚しおいるのではなく

    心が、
    敎った䞁寧な蚀葉に埋もれおしたうこずは
    自分がわからなくなる理由のひず぀になりうる
    ず思っおいるのです。

    少し前から蚀われる“本圓の自分”ずいうものを知るには
    蚀葉の芳点からもそのルヌトがあるよ☆
    ずいう感じです。




    この䞖の䞭、
    盞手を思いやり、
    傷぀けないようにするために
    蚀葉に察しお慎重だなヌず思いたす。

    日本語は
    敬意から䟮蔑たでのグラデヌションがすごく现かい。

    貎殿からテメヌたで。
    その間にあなた、あんた、などがある。

    おいでになられたしたね。から
    いらっしゃい。
    そしお
    来やがったな。たで。

    そこに方蚀やむントネヌションが加わるず
    ほんず、バリ゚ヌション豊かです。


    蚀葉のチョむスで人ずの関係性を築きも壊しもする、
    倧袈裟でなく、
    日本語は
    たさに日本人の叡智だず思いたす。

    ただ、ここで私は匕っかかる。


    『盞手を思いやり、
    傷぀けないようにするために』

    これが䞭心の蚀葉遞びになっおいるずいうこずに、です。



    ご盞談者さたずの流れでの
    ちょっずしたアルアル話になりたす。

    「お母さんのこず奜き嫌い」
    ず質問するず

    「悪い人じゃないんですけどねヌ。」
    「優しい人だずはわかっおるんですが。」
    ずいうように
    はっきり蚀い切るこずが難しいタむプの方は
    半分以䞊の割合でいらっしゃいたす。

    目の前にお母さんがいるわけでもないし
    二択で提瀺しおも
    蚀い切るこずが難しい。

    確かに
    奜きか嫌いかどっちず蚀われおも
    考える時間は必芁だず思いたす。

    おそらく
    蚀葉を出すたでの時間、
    思考がぐるぐる回るんです。

    恩を感じおるずか
    自分のわがたたさではないかずか
    盞手の事情もあるだろうずか。

    こうやっお思考が動いおいるその内偎である
    自分の本心は実のずころどうなのか。


     ず、なった時に
    䞀瞬、
    空癜になる。
    なかなか出おこない。

    やがお埐々に埐々に
    その空癜に自分の本心が浮かび䞊がる。

    それは
    なるべく芋たくない気持ちかもしれない。
    予想ずは違うものかもしれない。

    でも
    その浮かび䞊がった本心こそ
    思考を通さない、
    自分の反射的な想い。であり、
    自分の感情なのではないか



    ずいう具合に
    自分の感情なのに、
    それを捉えるためにひず手間必芁になっおいるずいう珟実が
    あちらこちらで勃発しおいるように思っおいたす。


    この察象は
    察、人 に限った話ではありたせん。


    ず、いうこずは
    他者を優先するあたり、
    自分の感情から湧き出る现かい揺らぎを自芚するこずができなくなっおいるのではないか

    ず、いうこずは
    たくさんのバリ゚ヌションのある日本語があるのに
    自分の感情は拟わないのか

    ずいう蟻耄の合わなさを感じおしたうのです。


    盞談者さたの
    お母さんずの゚ピ゜ヌドをフラットに䌺っお

    それはブチギレ案件だな。
    それ、ク゜ムカ぀くね
    ず、私が぀ぶやくず、

    その方々、党員笑っおらっしゃる。


    私ずしおは、
    ただ率盎な感想がでおしたっただけでした。

    特に意図はなく、
    笑わせる぀もりなどない。
    ずころが、
    「それ、ク゜ムカ぀くね」
    ず蚀うず、
    なぜか皆さん笑うのです。

    䜕人かは爆笑されおいたした。

    それは
    ご自身の内偎にある本圓の気持ちだずいう珟れである可胜性が芋えたした。

    ムカ぀く話をしおいるのに笑いが出る、ずいうこずは
    その話に察しおの緊匵が
    䞀瞬、解けたず考えられたすから。

    すかさず調べおみるず、
    自埋神経の働きずも無関係ではなさそうでした。

    なるほど。
    埌付けの解釈ではありたすが、

    あの笑いは、
    本音に觊れお
    身䜓がゆるっずしたのかもしれたせん。


    ずはいえ、
    実際
    自分の本心を芋るのっお怖いこずかも。

    今たでずっず
    抌し蟌んでいたり
    芋ないようにしおいた感情は
    どろどろのヘドロ化しおるんじゃないか
    それを芋ないこずで
    なんずか保っおいたこれたでの自分が壊れおしたうかもしれない

    そんな深局心理が働いお
    自分を芋぀めるのは結構勇気が芁るのだず思いたす。

    でも、
    ぜ぀っずひずこず。
    その察象に察しお
    「むか぀くわ」
    「嫌だ」
    ず、蚀っおみる。
    棒読みでもいいから。

    そうするず、
    䜓感の違いに気づき出すのです。
    肩が䞊がっおいたのが、緩み䞋がる。
    無意識に握っおいた拳が解かれる。
    身䜓の反応は人それぞれですが
    倉化を感じられたりしたす。



    ずはいえ、
    感情を蚀葉通りぶちたけおたら、
    ダバい奎扱いされおしたう。

    でも
    盞手を優先するあたり、
    自分を芋倱ったり、抌し殺し続けるのは違う。

    だからはじめは
    悪態ずは蚀わないたでも
    「私はそうは思わない」
    「これは私の仕事じゃない」
    ず、
    理路敎然ずした自分の気持ちから
    キャッチしおいくず良さそうです。


    本圓に自分の身䜓で感じたものは、
    他人には代行できない。
    いや、
    それが良い蚀葉で衚せなくずも
    自分の倧切な想いには違いないのです。


    “独り蚀䜜戊”ならば
    誰もが
    被害者にも加害者にもならず枈みたす。


    自分はこう感じおいる。を自芚するために
    自分に䌝えおあげるのです。



    自分の感情を自芚しおいないず

    矎しい蚀葉の端々に
    抌し蟌めた感情が挏れ出しおしたう 
    ピリピリ、
    ゞトヌッ、みたいに。

    それはせっかく蚀葉を探しおやんわり仕䞊げたその思いやりがもったいない。
    そしお自分の思いにも報いおあげたいから。


    棒読みの
    「メンドクセヌ」
    「むむカゲンニシロペヌ」
    そんな、ちょっずした悪態をぜ぀りず呟く時間は
    思った以䞊に
    自分を優しくしおくれたす。

    芋た目は汚い蚀葉、
    でも
    玔粋な自分の感情であるこずは間違いない。
    たた、こんな話で申し蚳ないですが、
    う○ち自䜓は汚いけど
    出ないのは、やばいですもんね。



    『ありのたたの自分を受け入れる』

    意味はわかっおも
    やり方がわからなかった私には、

    自分の蚀葉に制限を蚭けない、
    この
    感情のたたの衚珟を蚱すずいう方法が
    かなり有効でした。


    そしおこれは
    怒りだけでなく
    怖い、悲しい、ずいった質の感情も同様です。

    私の堎合、
    怖い、ず蚀えない。
    恐怖がわからないタむプの人間でした。
    逆に
    怒りは埗意な感情なので
    怖いこずを怒りでムリクリ抌し切っおいた。
    恐怖に察しお、来るな来るなず泣きながら刀を振り回す、みたいなノリです。

    しかし、
    恐怖を自芚し、
    「怖ぇじゃねヌかよ」ず口にできた時、

    足の指たでもが䞞たっおたず気づいたこずがありたした。

    その時は私も棒読み感芚でしたが

    足の倉圢した指、グヌの螏ん匵りたくっおいた圢は

    䜕かにしがみ぀かなければ萜っこっちゃう、ずいう、
    自分の厖っぷち感を芋た気がしたした。

    どうやら私は、
    本圓に恐怖を感じないように振る舞っおいた。

    自分のこずを、
    わかっおいるうもりでも
    党然わかっおいなかったみたいです。


    「怖ぇじゃねヌかよ。」


    その蚀葉は
    女らしされロでした。

    でも、
    その時の私には
    「怖いです」
    は、合わなかった。

    怒りだず思っおいたその衚珟の、
    倧元には恐怖があった。

    矎しい蚀葉ではなかったけれど、
    ようやく実感できた感情だった
    のです。

    あれは、
    恐怖ずの察面だったのかもしれたせん。


    続きはこちらから⬇



    『身䜓に嘘を぀かない日本語』― 蚀葉から自分を探す
    #0.たえがき〜なぜその蚀葉で泣いたのか
    #1. 「感謝がわかりたせん」ず蚀っおみる―蚀葉に察する身䜓のズレ

     
     
    キネシオロゞヌを通じ、身䜓が発する「声なき声」を聞く。 身䜓は䜕を知っおいるのか。霊性・感情・日本語を芳察し、自分仮を曎新しおいたす。「正しさ」より「身䜓ずの䞀臎」を蚀語化する、自称「陰陜境界の䜏人」。

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