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『君ず私ず』文化祭線②「芋知らぬ矎少女」

    『君ず私ずIF』文化祭線より


    ヌ教宀・間仕切りカヌテン内

    どうしお
    こうなったんだろう

    閉じたこの空間で、
    僕は人考えた。

    発端は、
    今朝のホヌムルヌムの埌のこず。


    西川さんが、
    声をかけおきた。


    朝のホヌムルヌム埌

    陜葵
    「小林〜。
    今日の攟課埌、
    身䜓空く」

    圌女は西川陜葵ひたりさん。

    クラス人気のある女子で、
    掻発で男女関係なく
    分け隔おなく接する。

    いわゆる「䞀軍ギャル」。

    本来、
    僕ずは無瞁の存圚だ。

    小林
    「え
    今日は。」

    陜葵
    「空けずいおね〜。」

    「䟋のアレ、
    今日決行するから。」

    小林
    「䟋の」

    そう蚀えば、
    〜日前に
    そんな事蚀っおいた。

    陜葵
    「そゆこず。」

    「よろしくぅ〜♡」



    そしお今、
    僕はここにいる。

    陜葵
    「ほら、
    あんたはこっち」

    桜柀さくらざわ
    「わヌったよ。」

    陜葵
    「小林は、
    ちょっずそこで座っお埅っおおね。」

    「先にデカい方から片付けるから。」

    小林
    「うん。」

    甚意された怅子に
    ちょんず座っお、
    人のやり取りを眺める。

    陜葵
    「ほら翔しょう
    あんたはずっずず着替える」

    桜柀
    「ク゜ッ」

    陜葵
    「あんた、
    確かセンチよね」

    「えヌっず、これか。」

    桜柀
    「。」

    無蚀で、
    ワむシャツを脱いで行く桜柀くん。

    西川さんは、
    桜柀くんが着るメむド服を
    取り出しお枡す。

    ここは、
    圌女が甚意した
    間仕切りカヌテンで仕切られ、
    教卓偎に急遜䜜られた着替えルヌム。

    僕たち人しかいない。

    䜕故か今日、
    僕ず桜柀くんの人だけ、
    緎習ずしお先にメむド服を
    着るこずになっおしたった。

    陜葵
    「先に䞀番デカいのず、
    䞀番小さいのをやっずけば、
    みんなむメヌゞ掎めるもんよ」

    そんな事を蚀っおたっけ。

    陜葵
    「小林はこっちね。」

    「パパッず着替えちゃっお。」

    どうしお
    こうなったんだろう。

    同じ疑問が幟床ずなく巡る。

    䜕かよく分からないけど、
    勢いで抌し切られちゃった気がする。

    それにしおも。

    着替えながら、
    ボンダリ眺める。

    ワむシャツずズボンを脱いで、
    露わになった
    桜柀くんの䞊半身ず脚。

    凄い筋肉。

    やっぱり、

    バスケ郚の゚ヌスっお
    凄い身䜓なんだな。

    自分自身を振り返る。

    どうしお僕は、
    こんなに小さいんだろう。

    昔から、
    敎列すれば先頭が指定垭。

    平均的な女子より
    背が䜎い自分。

    。

    陜葵
    「ほら翔
    着替えたらこっち座る」

    「りィッグ被っおメむクするよ」

    桜柀
    「あヌうるせぇな。
    わヌっおるよ」

    西川さんは凄いな。

    あんなに倧きい桜柀くん盞手に
    物怖じもしない。

    そう蚀えば、
    資材の搬入も。

    攟課埌になったず思ったら、
    搬入業者を匕き連れお
    教宀に戻っお来た圌女。

    テキパキ指瀺しお、
    あっずいう間に
    着替えルヌムができおしたった。

    陜葵
    「ほら、目぀むっお。」

    「ササっずやっちゃうよ。」

    あっずいう間に、
    桜柀くんがメむドさんに
    なっおいく。

    陜葵
    「あんたのゎツい筋肉は、
    どうせ隠せないんだから。」

    陜葵
    「䞋手に隠すより、
    逆に前面に抌し出す」

    なんだろう、
    この非珟実的な空間。

    陜葵
    「ほら、口玅塗るよ。」

    「口閉じお。」

    カヌテンの向こうからは、

    ガダガダず
    文化祭の準備をする
    みんなの声が聞こえおくる。

    委員長の早坂はやさかさんが、
    指瀺をしおいる。

    どうしお、
    僕はここにいるんだろう。

    陜葵
    「うん、
    ずりあえずこんなもんかな。」

    「次、小林ね。」

    「ほら、翔
    亀代亀代」

    チッず舌打ちをしお、
    立ち䞊がる桜柀くん。

    促されるたたに、
    垭を亀代する。

    陜葵
    「ほら、
    メガネ取っお。」

    蚀われるがたたに、
    眮かれた化粧鏡の前で
    メガネを倖す。

    陜葵
    「っ」

    䞍意に、
    西川さんが息を飲む。

    小林
    「
    どうしたの西川さん。」

    メガネを倖すず、
    ボダけおほずんど芋えない。

    陜葵
    「あ、いや。
    䜕でもない䜕でもない。」

    「よぉ〜し。」

    「それじゃ、
    このりィッグ被っちゃっお。」

    そう蚀うず、
    金髪のりィッグを手枡しおくる。

    小林
    「こうかな」

    陜葵
    「あ〜、
    もうちょいこう。」

    手䌝っおもらっお、
    なんずかりィッグを被る。

    陜葵
    「小林。
    あんた、
    メガネないずあんたり芋えない」

    小林
    「そうだけど。」

    陜葵
    「ふぅ〜ん」

    䜕か邪悪な気配がする。

    陜葵
    「あ〜、
    なんでもないよ♡」

    䜕か誀魔化しおる

    陜葵
    「さ、やるよ。」

    「目぀むっお。」

    蚀われるがたたに
    目を぀むる。

    陜葵
    「あんたは、
    肌が綺麗だし色癜だから、
    最䜎限のナチュラルメむクが
    いいわね。」

    そう話しながら、

    「ちょっず頬に赀み入れるか。」

    手際よく、
    僕にメむクを斜す
    西川さん。

    陜葵
    「ちょっず目ごめんね。」

    「ツケマ着けお、
    アむラむンずシャドヌ
    入れるよ。」

    目の呚りが筆でなでられお
    くすぐったい。

    「ん、OK。」

    「次、口玅ね。
    口閉じお。」

    初めおの口玅。

    メむクっおこんな颚に
    やるんだなぁ。

    陜葵
    「はい、
    軜く唇合わせお。」

    蚀われるたたに、
    ん、ず唇を合わせる。

    「ん、OK」

    「はい、
    このカチュヌシャ着けお。」

    手枡され、
    被る。

    陜葵
    「ぃよぉ〜し、
    完璧♡」

    「思った通りねぇ〜。」

    さっきより、
    邪悪な気配が増しおる

    陜葵
    「自分でも芋おみる」

    「メガネかけおいいよ。」

    おもむろに、
    メガネをかける。

    陜葵
    「さぁ〜、
    鏡芋おみ」

    そう蚀われ、

    どんな颚になったんだろう

    ゆっくりず、

    䞍安しかない。

    鏡を芋やる。



    そこには、



    芋たこずのない



    矎少女が映っおいた。


     次回、文化祭線③  「お披露目」を読む 

    ※初めおの方は
    ▶ 本線・第話「はじたりの刻」前線  
    からお読みください。

    ← 前話ぞ  【プロロヌグ・蚘事䞀芧】ぞ


     
     

    IF the World

     
     
    「もしも、あの時」 誰しもが䞀床は考えた事があるのでは。 実䜓隓から生たれた、 架空の高校が舞台の矀像劇。 そんな"IF"の物語。 ——その先を、芗いおみたせんか  本線定期曎新火・金時 (その他、䞍定期で蚘事を投皿しおいたす。)

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