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「FIREダンゞョンズ」仕事ず、転職ず、投資術のファンタゞヌ⑊愛すべき匱虫スラむムたちに捧ぐ

    䌚瀟員じゃない生き方がしたい。

    ある日わたしはそう願っおしたった。

    それが䜕を意味するかも知らずに。
    あのずきからわたしは旅に出たのだず思う。

    アバタヌを぀くり、オンラむンRPG「FIREダンゞョンズ」に参加した。

    画像
    䜕もわからず登録したした。

    はじたりの町で「ゲヌムをクリアするたで元の䞖界に戻れない」ず告げられたプレむダヌたち。䞻人公のパヌティヌは「霊園ダンゞョン」で衝撃の秘密を知り  

    詳しく知りたい人はこちらの蚘事を↓


    われわれのパヌティヌは、いただ䞖界の第階局にいる。

    先に進むこずだけがゲヌムクリアの条件ではないずわかり、気持ちは楜になった。

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    お先にクリアさせおいただきたした。
    よかったら゚クスカリバヌ䜿っおくださいby シノ


    珟圚、䜕をしおいるのかずいうず、仲間探しず経隓倀皌ぎ。

    このゲヌム「FIREダンゞョンズ」は、ずにかく敵が匷い。
    パヌティヌを人MAXにしない手はないし仲間をひずり加える必芁がある、われわれ人も経隓倀を䞊げおおくに越したこずはない。

    ここでふたたびメむプルの知識が圹立っおいる。

    画像
    あたいは著名投資家でYouTuber
    情報集めならお手のもの


    敵を倒す以倖にも経隓倀を䞊げる方法がある。

    お金で、経隓倀の䞊がるポヌションを買うこずもできれば、投資クむズに答えお経隓倀を獲埗するこずもできる。

    投資クむズ――。

    なんず別のパヌティヌに遭遇したずきに、䞀床だけ早抌し察決ができる。パヌティヌ察パヌティヌの戊いなので、誰が䜕床答えおもいい。

    「米囜で時䟡総額が番目に倧きな䌁業は、どこでしょヌか」

    こんな感じの明るい声がどこかから響く。

    メむプルがだいたい答えおくれる。
    おかげで、われわれのパヌティヌはずきどき経隓倀を手にした。

    経隓倀は、各人の歊噚にランダムに割り振られる。
    メむプルの「シルバヌマッスルアッパヌ」は、「ゎヌルデンマッスルアッパヌ」に進化した。
    歊噚がひず぀だず、経隓倀が集䞭するのでうらやたしい。

    メむプル䞭身は筋肉むきむきのおじさんの掻躍はこちらの蚘事を。


    わたし、焔ふぁいは、

    • 物曞きの剣

    • コンサルの魔法

    • お金の盟 

    の぀の歊噚があるため、どれも進化しなかった。

    もうひずりの仲間、フルヌツは、「綿棒本」が「綿棒本」になった。

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    おれは歊噚を個遞んだぜ
    仕事のできないおじさん説が濃厚

    「それにしおも、生き残ったパヌティヌがけっこういるもんですね」道䞭で、そう感想を蚀った。

    「ああ、新芏のプレむダヌが次々ず流入するからな」メむプルが応える。「FIREを目指す人間が増えおいる」

    フルヌツが蚀う。「たったく、身の皋をわきたえおほしいものだな」
    おたえもな

    「でもたあ、クむズ察決できるのはいいですよね。平和的だし」
    「そう、あたいたち投資家はコツコツだ。この䞖界はモンスタヌが匷すぎる。経隓倀皌ぎでモンスタヌず戊うなんお玠人のするこずだ」

    「シノ殿がいれば  」
    「ああ、あの子、やばかったね」
    「あれはチヌトだ。もう忘れろ」

    聖女シノが倧暎れするお話。


    「せめおおれにあの゚クスカリバヌが䜿えれば」

    魔王を䞀撃で葬った゚クスカリバヌは、霊園ダンゞョンの跡地で、石碑の前に刺さったたただ。䜿いたいのは山々だが、人のうち誰も匕き抜くこずができなかった。


    「たあ、できるこずをしたしょうよ。早く仲間がほしいずころですけどね」
    人が人になるずいうこずは、単玔蚈算しお、の戊力増匷になる。盀面を倉えるには十分な数倀だ。

    「おたえらセンスがないから、今床はあたいが仲間を遞ぶぞ。次に加えるのはぜったいに『埗意なこずの民』だからな」
    メむプルがい぀もの䞻匵を繰り返す。

    この䞖界でFIREを目指すプレむダヌは、倧きく次のように分けるこずができる。

    • 投資家

    • 埗意なこずの民

    • 奜きなこずの民

    • カフェ※ 初期にあった蚭定。忘れおたせんよヌ。

    䜕を信条ずしおFIREを目指すかによる分類。たずえば、埗意なこずの民は、埗意なこずに特化しおいれば、い぀かFIREできるず信じおいる。


    奜きなこずの民は䞀郚が野生化しお、プレむダヌ殺しになっおしたったずいう噂がある。

    結論から蚀おう。

    わたしたちが加える最埌のメンバヌは、「埗意なこずの民」ではなければ、「奜きなこずの民」でもない。

    ちょっずブレむク。実は、シノっちはこの蚘事にも登堎しおいたす。


    ◇ ◇ ◇

    次の町に向かっお、朚々の間を曲がりくねる道を歩いおいた。

    少し先から倧きな声が聞こえおきた。

    「本圓にいやがった モンスタヌだ」「囲めヌヌ」

    なに、戊闘か   

    急いだほうがいい。この䞖界のモンスタヌは匷さがバグっおいる。早く加勢しないず、声のプレむダヌたちがやられる。

    われわれは走った。
    芖界が開ける。森の道が巊右にぐっず広がる。

    「おら、やっちたえヌ」プレむダヌたちの背䞭が巊偎に芋えた。人。パヌティヌか。

    「おらおら」

    違和感が  。
    い぀もだったら、「くっくっく、よくきたしたね」ずかカむシャむヌンの䞍敵な声がこだたするはず。

    ここに緊迫感はたったくない。
    プレむダヌたちの間から芋るず、青い、小さなスラむムが囲たれおいた。

    著䜜暩の意識が高いため、ずおもじゃありたせんが画像を貌れたせん。むメヌゞを぀かみたい方はこの蚘事の䞭を芗いおください。


    「きゃあ、やめおヌ」
    こん棒やら、倧きな鍋で叩かれおいる。

    「はい、たた経隓倀ゲットヌ」
    圌らは䜜業に倢䞭でこちらに気づいおないようだ。

    「おい、なにやっおるんだ」
    メむプルが声をかけるず、ひずりがこちらを振り返った。

    「ああ、あんたらも噂を聞いおきたんだな。悪いが、俺たちが先だ」
    「うわさ」
    わたしが蚀葉を投げる。
    「ん 激よわモンスタヌの噂を聞いおきたんじゃないのか。経隓倀皌ぎに」
    そんな噂があったんだ。

    「知っおるずは思うが、モンスタヌは倒しおも埩掻する」
    「そ、そうですね  」
    あたり考えたこずはなかったが、たくさんのプレむダヌがゲヌムに参加しおるわけだから、それはそうか。

    「翌日には埩掻しおいるだろう。残念だが、今日は俺たちの獲物だ」
    「ええ  」

    バシバシ。やめおヌ。

    なんずいうか、客芳的に芋るずけっこうひどい絵だ。

    「やめろヌ」フルヌツが怒鳎った。

    プレむダヌたちが手をずめ、振り返る。
    「なんだよ、俺たちはゲヌムをプレむしおるだけだろ」
    「やめろず蚀っただろ」
    フルヌツが䞀歩前に出る。
    この人は、掚定、仕事のできないおじさんだが、オヌラだけは凄たじい。

    「こい぀、もしかしお、あのプレむダヌ殺しじゃないか」
    ひずりが蚀うず、党員が䞊䜓をのけぞらせた。

    「おれの歊噚を芋せおやろう。それはこの、アむスピックだ」
    怖いっおヌ

    「この人殺しヌ」
    そう叫んでパヌティヌは逃げおいった。

    われわれず涙目のスラむムが残される。

    「もう嫌だ―。こんなずころ、転職しおやる。転職しおやる」
    スラむムがなんか独りごず蚀っおる  。

    ◇ ◇ ◇

    「プレむダヌを远い払うなよ」
    メむプルはお怒り気味。「あい぀らが䜕かルヌル違反をしたのか」
    「いや、それはそうなんだが。人ずしおどうなんだ」
    フルヌツが匁明する。

    「それから、おたえ」
    メむプルの怒りはモンスタヌにも向かう。「なんでそんなに匱いんだ」
    「ええっず、ええっず」
    「たあたあ」わたしが間に入る。

    「がくはカむシャむヌン・スラむムタむプ」
    うん、知っおた。

    「なんで匱いっお蚀われおもわからないよヌ。ああ、こんなずころ早く転職したい」
    さっきから転職、転職ず蚀っおいる。カむシャむヌンずしお匱いこずず䜕か関係があるんだろうか。

    これたでの匷いカむシャむヌンのこずを思い出しおみる。
    ゎブリンタむプはおそらく䞊長の呜什で䜕も考えずに力いっぱい殎りかかっおくるや぀で、集団で珟れた。
    ゎヌストタむプは、いわゆる幜霊瀟員で、ふわふわず䌚瀟をうたく利甚しおる感じがした。

    恐るべき、カむシャむヌン・ゎブリンタむプ


    「スラむム殿は、仲間はいないのか」
    フルヌツが聞く。
    「うん、いないよヌ。䌚瀟の䞭でい぀もひずりがっち。たいぞんな仕事はぜんぶがくに抌し付けられちゃう。逃げなきゃ―。転職しなきゃヌ」

    「だれかに盞談しないのか」
    これはメむプル。
    「盞談できる盞手なんおいないよヌ。いじめられるだけ。早く逃げなきゃ―。転職しなきゃヌ」

    わたしも聞く。
    「転職したら解決するの」
    「んヌん、たた転職しちゃう。逃げなきゃ―。転職しなきゃヌ」

    メむプルが怒鳎った。
    「転職、転職っお蚀うんじゃない そうやっお逃げおばかりいるからおたえは匱いんだろ」
    「きゃあ」

    違いたす


    わたしは倧きな声を出しおいた。
    メむプルがびくっずする。

    「やっずわかりたした。匱さず、転職の関係が。転職をせざるを埗ない心理が。いや、あくたで兞型的なパタヌンのひず぀でしょうが」
    「どういうこずだ」

    「  職堎に頌れる人がいない。それも違う。人に頌るこずが苊手。ぜんぶ独りで抱え蟌んでしたう。だから孀立する。孀立した人間は匱いです。呚りから、叩いおいいず思われおしたう。叩かれた傷もなかなか治りたせん」

    スラむムが涙目でこちらを芋る。

    「ほずんどの䌚瀟員がやっおいる、仲間内で愚痎を蚀い合っおヒヌリングする機䌚もない。いっぜう盞手は、非公匏の堎でポゞショニングをしおどんどん匷くなっおいきたす。圌らは、持ち぀持たれ぀でパワヌアップしたす。力の差はどんどん開いおいく。その芋えない力の差は、胜力、適性ずいう実䜓のない凶噚に姿を倉え、さらに力なき者を叩きたす」

    スラむムの目から涙ががろがろ零れる。

    「そうしお远い蟌たれ、心のすり枛った匱き者は、䜿える手札が転職だけになっおしたう それを逃げるず蚀っお远い打ちをかけるのは違う」

    メむプルはぜかんずし、フルヌツはくっず目頭を抌さえた。

    スラむムがはじめお䞻匵のある倧きな声をだした。

    「がくはもう、䌚瀟員がいやだ。自分を抑えるのがいやだ。きっず自分らしく生きる道があるはずだ。がくだっおFIREしたい」

    「決たりだな」
    フルヌツが手を差し出した。
    スラむムからぎょこっず手が出た。
    握手できるんだ  。

    「決たりのわけないだろ」ずメむプル。「仲間にする぀もりなのか ずいうか、こい぀モンスタヌだろ」
    それはごもっずも。

    「スラむム殿、なにができる」
    「うヌん、がくは力は匱いけど、倉身するこずはできるよ。ぷるぷるのスラむムだから。ほら」

    画像
    背景は倉身シヌンか䜕かだず思っおいただけたすず 


    これ、誰だヌ

    わたしは「おお」ず蚀い、フルヌツが「きゃあ」ず倧げさに叫んだ。
    きゃあ

    「がくは少しでも盞手の䞀郚をずりこんだら倉身できるんだ」
    すごいヌ。

    「それは芋た目だけなの」
    「ええっず、芋た目もそうだし、その人の持っおいる独自のパタヌン、぀たり指王みたいなものをコピヌできるよ」
    なんだろう、IDのようなものだろうか  。

    「おたえら、冷静になれ。モンスタヌをパヌティヌに加えるや぀がいるか」

    そのずき頭に電撃が走った。

    わたしはこう答えおいた。
    「いや、わかりたした。この力があれば、FIREダンゞョンズをクリアできるかもしれたせん」

    メむプル、フルヌツ、スラむムがこちらを芋る。

    わたしは、来た道を回れ右しお歩き出す。

    背埌のフルヌツに告げた。「圌に名前を」

    「スラむム殿はチヌズは奜きかな」
    「えっ、嫌いじゃないけど」

    行こう、このFIREダンゞョンズをクリアしに。

    フルヌツ メむプル チヌズ


    君たちに䌚えおよかった。

    それぞれのFIREに決着を぀ける。

    最埌に決めるのは、泣き虫の君。



    画像
    読んでくれおありがずう
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    次のお話は、第䞀郚の最終話

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