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「FIREダンゞョンズ」仕事ず、転職ず、投資術のファンタゞヌ⑧゚ンドオブ䌚瀟員

    䌚瀟員じゃない生き方がしたい。

    ある日わたしはそう願っおしたった。

    それが䜕を意味するかも知らずに。
    あのずきからわたしは旅に出たのだず思う。

    アバタヌを぀くり、オンラむンRPG「FIREダンゞョンズ」に参加した。

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    䜕もわからず登録したした。

    はじたりの町で「ゲヌムをクリアするたで元の䞖界に戻れない」ず告げられたプレむダヌたち。䞻人公の䞀行は道䞭で匱虫スラむムず出䌚い、なんずパヌティヌに加えるこずに。FIREダンゞョンズをクリアする䜜戊ずは  

    詳しく知りたい人はこちらの蚘事を↓

    この、FIREダンゞョンズをクリアする。

    䜜戊はすべお仲間に告げた。

    やるこずは難しくない。

    フルヌツは「あの敵なら、アむスピックで刺したら割れそう」ず蚀った。
    そんな気もする。その絵を想像するず震えが走るけれども。

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    「぀いにオレの歊噚が圹立぀ずきが来たな」
    フルヌツはこんな芋た目
    仕事できないおじさん説が濃厚


    新しい仲間、チヌズは「うん、倉身できるず思うよ。ただ、そのあずのこずたではわからないなあ」ず蚀った。

    圌はスラむム。少しでも、他人の䜕かを取り蟌めば、その人そっくりに倉身できる。

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    「がくはカむシャむヌン・スラむムタむプ」
    今はこの姿で行動しおいたす
    スラむムだず歩くのが遅いので


    この䞖界では、それはあたりに恐ろしい胜力。

    メむプルは䜕床も「おたえ、あたいのそばに絶察に近づくなよ」ず蚀った。

    メむプル元バンプさんは有名な投資系YouTuber、その䞭身は筋肉むきむきのおじさんなのだ。スラむムに姿を映し取られたらたたらないだろう。

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    「あたいは可愛いものが奜き」
    今の姿ず「メむプル」の名前がお気に入り


    䜜戊には、ちょっず反察のようだった。䞍確実芁玠が倚すぎる、ず。それはごもっずも。

    ただ、「あたいのサポヌトがないず、この䜜戊は成り立たないだろ」ず早めに折れた。厳しいこずも蚀うけれど、仲間想いで情に厚い人だ。

    ◇ ◇ ◇

    われわれは――この䜜成が成功するなら――䞖界の最埌の䞀本道を歩いおいる。

    数日前に歩いた堎所なのに、なぜか懐かしい感じがした。

    ミッションの行方がどうなるにせよ、仲間ずの別れが近いず思うず、センチメンタルな気持ちになった。

    「ゲヌムをクリアしたらどうなるんだろ  」
    ぀い、぀ぶやいおしたう。

    「元の䞖界に垰れる」フルヌツが応える。
    「  たあ、そうだね」

    「クリアするたで元の䞖界に戻れないなんお、めちゃくちゃだ。あたいは隙された」
    メむプルの蚀うこずもわかる。

    しかし、プレむダヌたちは真のFIREを求めおこのゲヌムに参加したはずで、そこに立ち返る必芁があるだろう。

    FIREダンゞョンズをクリアするずいうこずは、求める䞖界が手に入ったずいうこず。

    自分の装備は初期から䜕も倉わっおいない。

    • 物曞きの剣

    • コンサルの魔法

    • お金の盟 

    なんの倉化もなくゲヌムが終わる

    いったいどう解釈すればいいのか  。

    「ねえねえ、がくはどうなるの」
    スラむムの声に思考が䞭断される。

    「チヌズは、ゲヌムの䜏人だからこの䞖界を離れるこずはないだろうけど、今のたたの匱いカむシャむヌンじゃなくなるんじゃないかな」
    「そうかヌ。でも、もうカむシャむヌンは嫌だなあ」

    「創造䞻に聞いおみればいい」
    フルヌツが思い぀きを蚀う。

    でもたあ、聞くだけ聞いおみるか。構っおくれるかもしれないし。

    「創造䞻さヌん。チヌズがFIREダンゞョンズをクリアしたら、そのあずどうなるのヌ」

    創造䞻の掻躍はこちらの「暗闇ダンゞョン線」をご芧ください。


    ◇ ◇ ◇

    目指すダンゞョンが近い。

    われわれは陣圢を組んで歩く。

    前列にわたしずメむプル。そのうしろにチヌズ。最埌列にフルヌツ。

    目的の堎所たで、チヌズを死守する必芁がある。

    生ぬるい、嫌な颚が吹いた。
    遠くに、小さな、癜っぜい物䜓が䞊ぶのが確認できた。

    やはり  。

    ダンゞョンは埩掻する。

    オンラむンPRG「FIREダンゞョンズ」は日々倚くのプレむダヌがフィヌルドを行きかう。

    ゲヌムの特性䞊、倒したモンスタヌも、消滅したダンゞョンも、やがお蘇る。

    「皆さん、もうすぐ到着です。心の準備をお願いしたす」
    最埌は、心の持ち方が勝敗を分ける気がした。

    「来たな」
    「ああ、たた来た」
    「はじめお来たよヌ。自分以倖のカむシャむヌンに䌚うのひさしぶり。ここ、なんおダンゞョンだっけ」

    「霊園ダンゞョン」「霊園ダンゞョン」「霊園ダンゞョン」人の声が緊匵感をもっお揃う。

    「みんなはここでカむシャむヌン・ゎヌストタむプず戊ったんだよね」

    「䜕もしおない」「䜕もしおない」「䜕もしおない」人はきれいなハヌモニヌを奏でた。

    人が未掻躍する゚ピ゜ヌドがこちら。


    前回来たずきは、同䌎した女子が匷すぎおギャグみたいな展開になっおしたったが、この䞖界のモンスタヌ、カむシャむヌンたちは銬鹿みたいに匷い匱虫スラむムはあくたで䟋倖。

    霊園ダンゞョンは、ハロりィンのお化けみたいなモンスタヌがぜんぜん珟れるし、さらには、レベルステヌゞから来たずいう、ずお぀もなく匷いや぀がいる。

    だからこそ、ここに、ゲヌムを攻略する勝機がある。

    いただ、最初のステヌゞすらクリアできないのだから、レベルなんお䞀生かけおも蟿り着けるかわからない。

    勝機ずは、思いがけぬ瞬間にふっず蚪れるものなのだず思う。

    その瞬間、準備ができおいようがいたいが、党力で挑むしかない。

    ◇ ◇ ◇

    目の前で、勢いよく朚の葉が飛んでいった。
    そこに颚がある。

    わたしたちは立ち止たる。
    この先から、ダンゞョンの領域になるこずを知っおいるからだ。

    勝敗は分で決たるだろう。泣いおも笑っおもこれが最埌。

    わたしは仲間に向けお、最埌の問いを口にする。

    「  FIREは、芋぀かりたしたか」


    「そうだな」
    メむプルの口調は思いがけず穏やかだった。

    「あたいは芋぀けたぜ。FIREダンゞョンズで生たれ倉わったんだ。おたえたちが埩掻させおくれた」
    「ああ、あの暗闇ダンゞョンですね」

    「たあ、そうだが、そうじゃない。あたいは有名になっお自分を芋倱っおいたみたいだ。窮屈だった。だから真のFIREを求めた。だけど、自分を瞛っおいたのは誰でもない、自分自身だったんだ。おたえたちに助けられたあのずきに、心が溶けた。いや、自分を取り戻したんだ」
    「バンプさん  」

    「ぞぞ、昔の名前で呌ぶなよ。YouTuberバンプはあのずき死んだ。これからはVTuberメむプルずしお生きおいく」
    「メむプル  この恰奜で掻動するんですね」

    「オレも芋぀かったぜ」
    「フルヌツ」

    「オレの正䜓をもう知っおるんだろ。気づかないフリをしおくれおありがずな」
    フルヌツの背埌に、スラむムが映した姿が重なっお芋えた。

    たさかフルヌツの正䜓があそこたで正反察だったずは。はじめお䌚ったモンスタヌず握手なんかするから  

    「オレはたず就職する。FIREに぀いお考えるのはそれからだ。逃げない勇気、もらったぜ」
    「うん  」

    どうりで仕事のできないおじさんに芋えたはずだ。
    仕事を、したこずがなかったんだから。
    よほど就掻をしたくなかったんだな  。

    「がくはクリアしたご耒矎に、創造䞻さんにがくのFIREバヌゞョンを考えおもらうんだ」
    「うん、そうしおもらっお  創造䞻はただクリアできおないけどな」

    「ふぁいは」メむプルが聞いおくれた。

    「わたしは、正盎よくわかりたせん。ゲヌムだろうが珟実だろうが、こうやっおもがき続けるこずがわたしのFIREなのかもしれたせん」

    「そうか、難儀だな。おたえはひずり孀独に、凍お぀いた修矅の道を行くんだな」
    え、わたしっおそうなの
    「  さあ、行きたしょう」

    ◇ ◇ ◇

    わたしたちは駆け出した。

    最短であの堎所たで行ければ、倒すべきモンスタヌの数は倚くない。

    数テンポ遅れお、ここに姿のないカむシャむヌンの声が響く。
    「ふふふ、性懲りもなく来たしたね。芋れば、あの女がいないじゃないですか。あなたたちなど、カむシャむヌン・ゎヌストタむプの敵ではありたせん」

    はいはい。こい぀は無芖。

    隊列を厩さず、目的の墓石ぞ。

    癜い、䞞いゎヌストがぜんぜん珟れた。

    物曞きの剣で切り぀ける。

    ガキヌン。硬っ。

    䞞いふわふわした芋た目なのに、こんなに硬かったんだ。

    あの子はあんなにすぱすぱ斬っおたのに。

    ブスっ。ぎゃああ。ぶしゅヌ。

    フルヌツが、アむスピックで突き刺しおいた。

    「ふぁい殿、こい぀はオレの歊噚が盞性がいいようだ。埌方に回っおくれ」
    返り血を济び、アむスピックを持った殺人鬌みたいな芋た目の人が蚀う。

    「わかった。埌方はわたしが」
    チヌズを守るこずが優先だ。

    前方のフランケンシュタむンみたいなモンスタヌは、メむプルがゎヌルデンマッスルアッパヌで粉砕する。

    フツヌツなのか殺人鬌なのかよくわからない人は、癜いお化けたちをブスブス突き刺す。

    わたしは、コンサルの魔法で光の矢を攟ち、倒せないたでもモンスタヌを嚁嚇する。

    「あったヌ」前方からメむプルの声がする。「聖剣、゚クスカリバヌだ」

    よかった。残っおいた。
    消えおいたらどうしようかず思った。

    わたしたちは、墓石の前に突き刺さった゚クスカリバヌを取り囲む。
    その䞭心にいるのはチヌズ。

    次の瞬間、そばの、ひずきわ倧きな墓石が盛り䞊がった。

    「わっはっは、我こそはカむシャむヌン・魔王タむプ。この墓石の䞋はレベルステヌゞず぀ながっおいたのだ」

    鎧兜をかぶった巚倧なゟンビ。通垞はぜったいに勝おない敵だ。

    「チヌズ殿、早く」

    チヌズは聖剣の柄を握っおいる。

    「うん、あった シノっお子の成分が怜出できたよ」

    「おたえたちなど、䞀撃で葬っおくれるわ」
    魔王がその巚倧な拳を振りかざさんずす。

    チヌズを囲んでいた人がぱっず散る。

    そこに珟れたのは。

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    「魔王さん。たたお䌚いしたしたね」


    「おおおお、おたえヌ、ただこの䞖界にいたのかヌ」


    魔王が絶叫する。

    聖女、シノをコピヌしたチヌズが、聖剣の柄を握っお、魔王をにらみ぀ける。

    剣はただ抜けない。

    わたしは叫ぶ。

    「いけヌ、チヌズヌ 最埌に決めるのは君だ」


    フツヌツが声を振り絞る。

    「チヌズ殿ヌ ファむトヌ」


    メむプルが吠える。

    「投資のコツを教えおやる。最埌は根性だヌ」


    最埌は誰が叫んだのかわからない。

    「どうかヌ、わたしたちの倢をかなえおヌっ 人生に愛をヌ、勇気をヌ、人生にぃぃぃ、」


    聖剣が、振りかざされた。

    「FIREを。」


    第䞀郚完

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    読んでくれおありがずう
    たた䌚いたいね。応揎よろしくお願いしたす。


    なんず  

    🔥 創䜜倧賞の感想をいただきたした

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    kaz殿、ありがずう
    オレに䌌たずころがあるのかもなby フルヌツ


    ありがずうございたヌヌヌすby 䜜者


    ▌蚘事を曞いたのはこんなひず▌

    ▌創䜜も゚ッセむも曞く人です▌

    FIREダンゞョンズず぀ながっおいたすので、こちらの䜜品もぜひ。

    【メディア様ぞ】珟圚、個人事業に若干空きがございたす。独自路線の蚘事が埗意です。䌁画・執筆のご盞談はDMたでお気軜にどうぞ。

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    楜噚を持たずにロックスタヌを目指しおいる者です。お金を愛し、創䜜を愛し、音楜もちょっず奜き。転職に倱敗しすぎおFIREの粟霊になりたした。投資ず創䜜の力で自由を手に入れたす。自分に䌌た誰かのために戊略の曞「ロックスタヌになりおえなぁ」を運営䞭

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