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今日もドヤ顔! 公任さん

    皐月あやめ

     昨年の大河『光る君へ』では町田啓太さんが藤原公任の役を演じていらっしゃいました。町田さんの公任は、公任さんのかわいらしさやかっこよさが自然に表れていてとても魅力的でしたよね。ドラマから藤原公任という人に興味を持った方もいるのではないでしょうか。

     公任さんが出て来る説話を読むと、いつもドヤ顔が似合う人だなあという印象を受けます。
     栄華を極めるコースから外れてしまい、地位と権力は道長に追い越されてしまうのですが、説話の中の彼はいきいきしていて人間味にあふれています。
     公任さんは周囲から称えられるほど才能あふれる人で、多分それを自覚もしているから自己肯定感が高いのかな~と個人的に思っています。ちょっと失言するクセがあるのも(第三者としては)面白いです。

     公任さんのどこが一番好きかと聞かれたら、政治の世界では少なからず悔しい思いをしてきたにも関わらず、「それならそれで」とばかりに創作活動に力を入れて生きていたことですね。(ライバルに負けるとたまに拗ねたりもしますが、そこはご愛敬)
     この時代、政争に破れたら早々に出家してしまったり憤死(!)してしまったりする貴族もいたのですが、公任さんは権力への欲にしがみつかず、自分で人生を価値あるものにし、輝かせた人だと思うのです。

     今まで書いてきた「公任さん」を、番外編も含めてすべてまとめました。マンガのあとで解説を書いていますが、マンガ部分だけ読んでもらってもわかるようになっています。
     私の記事で公任さんに親しみを持っていただけたら嬉しいです。

     本編はここまで。以下、番外編のまとめです。
     
     公任さんの和歌指南本である『新撰髄脳』は、初心者にわかりやすい解説書になっています。
     

     

     
     
     
    小説や古典紹介を書いています。 また、中高の国語の教員免許を持っています! ご連絡はこちらのリンク集内のフォームへお願いします→ https://lit.link/satsukiayame55

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