
本の選び方 (本も本屋もなんにもわからない人へ)
作文・読書感想文の3つのコツ
読みやすい文章を書くための3つのコツ
作文・読書感想文が苦手な人のための、
むずかしくなくておもしろい書き方を教えて、
さらに読書が好きじゃない人のための、
本を読む理由についても軽く触れました。
▷作文・読書感想文の3つのコツ
▷本を読む理由
で、ちょっとやる気が出たとして、
本って何を選べばいいの?
何から選べばいいの!
っていう人のためのページがここです。
文庫とか新書とか、全然わかんない人へ。
めっちゃ基本なことから教えるよ!
本屋の回り方も、オススメの本も教えるよ!
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【本の種類】
①文庫(文庫本)
本が苦手な人は、
まず本屋の「文庫コーナー」に行ってください。
そこにあるのが文庫です。
小さくて、軽くて、安め。
これが文庫の特徴です。
ノートの半分くらいの大きさかな。
・・・
テーマは小説(つまり物語)が多いです。
でも、エッセイ(簡単にいうと日記的な文章)とか、
科学モノ、雑学モノ、そんなのも結構あります。
なんで文庫が安いのか。
それは「新刊ではないから」です。
新刊発売から3年くらい経つと、
文庫本として「再発売」されます。
(意外と誰も教えてくれない。
知らなかった人もいるでしょう)
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②単行本(ハードカバー)
じゃあ新刊は何で発売されるのか。
それが「単行本」です。
よく「ハードカバー」とも言われます。
(やわらかいのもあるけど)
新刊だから値段が高くて、大きい。
本が苦手な人は、
「ハリー・ポッターの本」を
イメージすると大きさが分かりやすいかも。
(あれはかなり厚いほうだけど)
さっきも言ったように、
2、3年経つと文庫になることが多いけど、
文庫が出たあとでも、好んでハードカバーを買う人もいます。
いろんな好みの人がいるんだよねー。
ちなみに「単行本サイズ」は、小説だけじゃない。
タレント本もだいたいこのサイズです。
社会のしくみを頑張って記録してるような本も、
自分の能力を伸ばす系の本やビジネス本も、
この「単行本サイズ」が多いです。
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③新書(しんしょ)
はい。
新書って聞いて「新しい本」だと思った人。
正直に手を挙げてください。
ちがいます。
だって新しい本は「単行本」だったでしょ?
だから新書は新しい本ではないんだ。
わかりにくいよね。
「新書」は「本のサイズ」を表してます。
「文庫」や「単行本」と一緒。古くても新書です。
ちなみに新書は、縦長。
お札をちょっと大きくしたようなサイズです。
なんか軽くて、値段は単行本と文庫のあいだくらい。
・・・
新書のテーマは、
文庫と大きくちがいます。
教育、歴史、病気、
日本語、数学、人付き合い。
そういう考えや知識を広めるための本がメインです。
文庫・・フィクション(架空)多め
新書・・ノンフィクション(現実)多め
「なぜ人は◯◯なのか」みたいな、
興味を引くようなタイトルが多いよ!
(興味を引かせようとしてくるからね)
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【本の選び方・本屋の回り方】
さあ、本のことがちょっと分かったね!
じゃあ本の選び方教えてよ!
オススメの本を教えてよ!
読書感想文書かなきゃいけないんだよ!
と思うかもしれないけど、
まずは本屋に行ってみるのがオススメです。
図書館もとってもいいんだけど、
本屋のほうが、
今教えた「文庫」「単行本」「新書」が分かりやすいんだ。
そして、本屋のほうが、
いま現時点で何が売れてるのか、
世間はいま何に興味があるのかが分かって楽しいはずです。
本に興味がない人ほど、本屋のほうがオススメ。
・・・
本屋に行ったら!
①まず文庫コーナー
やっぱり、
小さくて軽くて安い文庫が、とっつきやすいです。
平積み(ひらづみ:表紙の見える置き方)
をしてる本は、人気の本の可能性が高いです。
人気ってことは、読みやすくて、おもしろい可能性が高い。かも。
本についてる「帯(おび:グルっと巻かれてる紙)」も参考になるかも。
あの人がオススメしてる!とかね。
②次は新書のコーナー
じゃあ次は新書のコーナーを見てみよう。
さっきとは、テーマがぜんっぜん違う!って分かるはずです。
こういう「ノンフィクションもの」のほうが好きな人もいるんじゃないかな。
③あとは自由に
あとは好きに見てみよう!
小説の新刊コーナーもいいし、
自己啓発本(じこけいはつ:自分の能力を伸ばす系)は気を引いてくるし、
知らない本、知らない世界がたくさんあるはず。
意外と絵本のコーナーとかも楽しいかも。
写真集のコーナーも、
アイドルとかだけじゃなくて、
世界の街とか星の写真とかも結構あるぞ。
関係ないと思うビジネス本コーナーも、
「グループでうまくやるために」とか
「スケジュール管理術」とか、
結構おもしろそうなのもあるからね。
・・・
いやいや本の選び方を教えてよ!
って思うかもしれない。
けどね、実際に本屋に行ってみよう。
実際に本屋に行って、
上のように回ったら、たぶんだけど、
興味がある本が1冊もないほうがめずらしいよ。
だって本全部が、
YouTubeのサムネイルみたいなもんだもん。
おもしろそうな動画をタップするみたいに、
好きそうな本を選んでみるだけ。
・・・
だからぜひ、
実際に本屋に行ってみて。
個人的には、ちょっと大きめの本屋がオススメです。
こんなにあるんだ!って思えるから。
1冊だけ選んで、できたら買ってみよう。
値段を見て「えー、本たか」って思うかもしれない。
でも、キャラメルフラペチーノ1、2杯分くらいだ。
それで、数時間楽しい。記憶にも残る。
お金がなかったら、家族に頼んでみよう。
本だとなぜか買ってもらえる可能性上がるよ。
それもだめだったら、
そのとき図書館を使ってみよう。
学校の図書室もいいよ。
読みたいと思った瞬間に読むのが、一番いいはずです。
・・・
難しそうかな?
とかはあまり気にしないで、
おもしろそう!と思ったら「買い」。
クレヨンしんちゃんだって、
大人になって読むと、
小さい頃は気づかなかったこととか結構あるんです。
だけどそんなこと気づけなくても、楽しく読めたりできるよね。
どうせ1回じゃ、
本のすべてはわからないんだ。
だから、とにかく、
楽しそうだな! おもしろそうだな!
って思えることが大事です。
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おもしろそうな本を選ぶ!
これが、このサイトが考える「本の選び方」です。
思ったのとちがったでしょ。
読書は、
「自分のためにしたほうがいい」
って言われることが多い。
でも実際、「ためになるから」みたいな理由じゃ、
読む気にならないじゃん。
本を読むのは、自分のためになるから。
本の選び方は、自分のためになりそうなもの。
そう言われるから、嫌になっちゃう。
筋トレだって、自分のためだけど、なかなか続かないよ。
宿題とかも、
やれっていわれるから嫌なんだもんね。
自分のためって、なんか利用してる感じもするもんね。
うるせえよって感じです。
本を読むのは、おもしろいから。
本の選び方は、おもしろそうなのから。
それくらいの気持ちでいいと思います。
・・・
読書感想文をあとがきを見て書く人。
まあいいよ。俺もやったことある。
そのときは本がおもしろいって知らなかったし。
でもね、
本を読むようになってから知ったけど、
あとがきから読書感想文書くの、たぶんむずいよ。
あとがきって結構、書き手が「個性」出してくるから。
「本のまとめ」ではないから。
時間がかかるし、かなりむずいはずです。
しかもおもしろくないよね。
だからね、
どうせ時間使うんだったら、
2時間くらいで読める薄めの本でもいいから、
何か選んでみるといいよ。
本の中の、さらに短編でもいいから。
楽しく読んで、楽しく書く。
これができたら最強だ。
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■オススメの本
なので、
とにかく本屋に行ってみる!
おもしろそうな本を1冊選んでみる!
それが個人的にはオススメです。
「自分で見つけた喜び」もあるしね。
でもどーしても教えてくれ!!!
って人用に、少しオススメです。
・・・
個人的にはだけど、
読書に慣れてないなら、
小説かエッセイがオススメです。
さっきの新書的な、
考えや知識を広めるのがメインの本は、
「情報をいれるか、いれないか」に集中してしまって、
読書の楽しみとはちょっとだけ違うから。
テレビで言うと、
情報をいれるのはニュース番組。
没頭できるのはドラマ。
っていうと分かりやすいかな。
でも、
別に新書でもいいからね。
読みたいと思ったその本を読むのが、
いちばんいいと思います。
とりあえずオススメ、いってみよう!
・・・
□逆ソクラテス(伊坂幸太郎 いさかこうたろう)
この本が難しそうなのは、タイトルだけ。
5つの短編集なので、1つ1つも短くて読みやすいです。
ほんっとーうーに最高なんだ!
子どもたちが主人公のこの小説は、
「理不尽な大人」とか「いやな現実」に、
暴力的なやりかたじゃなくて、
自分たちなりの「知恵と勇気」で立ち向かっていく話です。
嫌なこと言ってくる先生をどうしよう?とか。
転校生が前の学校でいじめられてたんじゃないか?とかね。
伊坂幸太郎の小説は、
「殺し屋ばかり乗ってる新幹線」とか
「音楽好きな死神」みたいに、
ちょっとしたファンタジー要素(現実にはない要素)
が含まれてることが多いです。
読書に慣れてないと、
そんなのありえない!と集中できないかもしれない。
だけど、この逆ソクラテスはファンタジー要素がないので、
「そんなのありえない!」って思っちゃう人にも安心です。
そして伊坂幸太郎はとにかく文章が読みやすい。
(本人もインタビューで「もっとかっこよく書きたいけど、分かりやすくしか書けない」って言ってました。うらやましい。)
読書が苦手な人にはどれもオススメです。
楽しくてページをめくっちゃうから、
本ってめんど!っていう感想がなくなるよ。
・・・
□ひとりずもう(さくらももこ)
ちびまる子ちゃんの作者の「さくらももこ」さん。
「ひとりずもう」は簡単に言うと「ちびまる子ちゃん」の続編です。
ひとりずもうは、
さくらももこの中学高校のときの自伝エッセイ。
もうね、とにかくダラダラしてるから。
めっちゃ共感できると思う。
キャピキャピすることも苦手で、
胸が大きくならないようにうつ伏せで寝たり、
みんな恋愛ではしゃいでるのに、ぼーっとしてたり。
本当にずっとダラダラしてるんだけど、
後半の後半、とつぜん漫画家への情熱がふつふつと湧いてくる。
たまちゃんも出てくるよ!
ちなみに、
ひとりずもうはその後「マンガ化」もされてます。
このマンガも最高です。
読書が苦手な人は、
マンガを読んでから、エッセイで読むのもいいかもしれません。
(でも、頑張れる!と思ったらエッセイから読んでみよう)
(マンガは上下巻です)
・・・
■映像を見てから読む方法
いま話したみたいに、
本は映像化されてるものも多いので、
どうしても読書が苦手なら映画→本で読んでみるのもいいかもしれないよ。
ただ「本はいいけど映画はつまらない」ということも、
あるっちゃあるので注意。
評判がよさそうなものを選んだほうが吉です。
さらに本がつまらないと大変なので、
「あのベストセラーを映画化!」みたいなのだといいかも。
(ベストセラー:めっちゃ売れたってこと)
映画も小説もおもしろかったの、オススメするね!
・・・
□博士の愛した数式(小川洋子)
素因数分解のページでも紹介したこの映画。
勉強のサイトだから数学なんでしょ?
って思われるかもしれないけど、
この本は第1回の本屋大賞も取った名作なんです。
映画もほんとにすばらしかった。
母子家庭のお母さんが、
家事代行で行った先の男性は、数学者だった。
そして、記憶が80分しか持たない。
なので、着ているジャケットにメモをたくさん貼っています。
そのお手伝いさんに子どもがいることが分かると、
「子どもをひとりにしちゃいけない!連れてきなさい!」
と、その息子もとてもかわいがります。
「君は√(ルート)だね」と名前をつけて。
僕自身、残念ながら、
読んだ本の記憶のほとんどをなくしてしまうんです。
でも、この小説、映画に出てくる「直線の話」のシーンは、
忘れられないくらい印象に残っています。
この映画、数学嫌いでも全然観れると思います。
しかもちょっとだけ数学が好きになるから、お得だよ。
本も、とても楽しい。読みやすい。オススメです。
・・・
□ポテチ(伊坂幸太郎)
さては、お前。
伊坂幸太郎が好きだな?
と思われちゃうかもしれないね。
そうなんです。
ただ、このポテチは、
映画としても、
個人的には1位でもいいくらいの映画なんだ。
ポテチは、
フィッシュストーリーという本に入ってる1つの短編です。
だからめちゃ短い。読みやすい。図書館で借りよう。
映画も70分くらいしかありません。
でも充実してる。
最高の映画であり、最高の小説のひとつです。
タイトルのポテチ。
実際にポテチを食べるシーンが出てきます。
でも、ただポテチを食べるシーンなのに、泣いちゃう主人公。
小説も、映画も、
ネタバレ厳禁なのでこれ以上は言えない。なんだけど、
1回目は笑えるシーンが、
2回目は泣けるシーンになるような、そんな小説であり、映画です。
普通、小説が映画化されると、
小説ファンにとっては、
映画が100点ってことはまずありえないです。
あのシーンがないとか、俳優がイケメンすぎるとか。
どうしてもある。
だけどポテチは、まったくありませんでした。
一緒に見た、小説未読の友達も、おもしろくて興奮してたよ。
自信を持ってオススメできます。
・・・
■タレント本や芸人が書いた本を読む
タレント本は、
読書感想文にはダメな気がするし、
あとは文章がうまくない場合もあるかもしれない。
正直「本の読みやすさ」って、
その後、読書が好きになるかどうかに、
大きく影響があるので、
最初に読む文章は、読みやすくて楽しいのがいいと思う。
ただ、中でも好きな本があるので、
ちょっと紹介しておきます。
・・・
□バカリズム「架空OL日記」
これ、かなり異質な本で、
バカリズムさんが売れる前に、
OLに「なりきって」書いていた文章です。
大きな事件は特になくて、
「サエちゃんが、
貸してって言ったマンガを
全巻セットで持ってきた。
帰りの電車がしんどかった」
とか、日常の話が多いです。
ドラマにもなってて、おもしろいぞ。
(今はあまり売ってないので、図書館かな)
・・・
□伊集院光「のはなし」シリーズ
〇〇のはなし、という1話3ページくらいの話が50個くらい載った本。
伊集院さんは、とにかく文章が読みやすいです。
そして感情を動かすのが上手っていうのかな。
笑ったり泣いたり、忙しい本です。
感想文を書くなら、
バーーっと読んで、
印象に残ったの1つ選んで書くのもありです。
のはなし、のはなしに、のはなしさん、のはなしし、
と4作出ていますが、たぶん今は図書館ならあると思います。
個人的には「のはなしさん」の「んー」のはなしが、
電車で泣きじゃくっちゃったくらい好きです。
新刊か文庫が出ないかな。
・・・
□劇団ひとり「そのノブは心の扉」
これも、
もう本屋にはないかもしれないけど、
本読んで爆笑した数少ない本です。
図書館で検索してみて。
中でも「催眠療法」の話は、声出して笑いました。
・・・
■オススメを聞いてみる
実際に、
友達や家族や先生、
塾の先生とか好きな人に、
「読書習慣はないんだけど、それでもオススメある?」
って聞いてみるのもいいかもね!
勇気ある人は、
やさしそうな店員さんに聞いてみるのもいいかもよ。
(俺はしたことない)
頼られるって、
なぜかうれしいんだよねー。
だから、質問されると意外とうれしいから、聞いてみてね。
ーーーーーー
こんな感じかな!
本の買い方は、人それぞれ。
ジャケ買い(表紙だけ見て買うこと)してもいいし。
帯とか、裏の説明で決めてもいいしね。
僕の妹は、
そういう説明は一切読まずに、
立ち読みしてみて気付いたら5〜10ページ読んじゃってた!
っていう本を買う方法らしいです。いいね。
今なら、
amazonでの評価を見るとかも、
参考程度だったらいいかもしれないね。
(でも星が低くても大事な本はたくさんあります)
ーーーーーー
とにかくね、
ぜひ本屋に行ってみてほしいな!
本が大大大好きな人は、
本屋に行くと、
「一生かかっても読みきれない・・」
って絶望するそうだよ。
何かを好きな力ってすごいねー。
・・・
そこまではならないとしても、
君が自分で選んだ1冊が、
きっとおもしろいものだといいな!!と思います。
万が一つまらなくても、
またリベンジすればいいんです。
小説「火花」で芥川賞を受賞したピースの又吉さんが、
その受賞会見でこんなことを言っています。
面白い小説がほんまにたくさんあるんで。
僕の小説読んで全然合わない人も、
他の人の小説で、
おもしろくてなんか書きたいとかなる人もいると思うんで。
僕の読んで合わへんかったから小説読むのやめよう
ってジャッジしないでほしいというか。
1人目で読んでいただけるのはうれしいですけど、そうっすね。
100冊、読んだら、
僕、絶対本を好きになると思うんですよね。
最初2、3冊のときはなんか、
難しくてちょっとわからんやつもあるんですけど、
100冊読んだら絶対好きになると思うんで。
そこまで、あのー、頑張ってもらいたいですね。
(途中少し省略しています)
本が好きな人の言葉だなって感じがするよね。
さあ。以上です。本屋に行ってみよう。
無事に本が読めたら「作文・読書感想文の3つのコツ」を使って、
ぜひ、おもしろい作文書いてみてね。
おもしろく書けたらメールで見せてね。
□作文、読書感想文、エントリーシート
▶ 作文・読書感想文の3つのコツ
▶ 読みやすい文章を書くための3つのコツ
本を読む理由(読書感想文が嫌いな人に)
本の選び方
特別なエピソードなんてないって思う人に
□勉強できようサイト
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