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ピアノの緎習がめんどくさい人ぞ10幎習った私があずから気づいた「音楜」ず「音が苊」の違い

    今回は、私が音楜に携わるきっかけにもなった「ピアノ」の話。

    突然ですが、珟圚ピアノを習っおいる方や、
    過去に習った経隓のある方の䞭には、
    こんな思いをしたこずがある人もいるかもしれたせん。

    「緎習しなきゃ」ず思いながら、気づけばスマホをいじっおいた。
    ピアノの前に座っおも、なんずなくやる気が出ない。
    そんな経隓、ありたせんか

    私は4歳から䞭孊2幎の秋たで、10幎間ピアノを習っおいたした。
    それでも、緎習はずっずめんどくさかった。
    バむ゚ル、ブルグミュラヌ、゜ナチネず進みながらも、
    どこかモチベヌションが䞊がらないたた、
    なんずなく鍵盀に向かっおいた蚘憶がありたす。

    あれから月日は流れ、
    今の私はDTMerデスクトップミュヌゞック制䜜者ずしおの幎数が
    ピアノを習っおいた幎数をずっくに䞊回り、16幎以䞊が経ちたした。
    音楜ずの関わり方はすっかり倉わりたしたが、
    あの頃感じおいた「めんどくさい」ずいう気持ちは、
    今でもよく芚えおいたす。

    だからこそ、同じように感じおいるあなたに䌝えられるこずがあるず思い、この蚘事を曞きたした。
    か぀おの私のように「ピアノの緎習がめんどくさい」ず感じおいる人に、
    少し違う芖点を届けられたら嬉しいです。





    ピアノの緎習がめんどくさくなる3぀の理由

    ピアノの緎習がめんどくさく感じる理由は、人によっおさたざたですが、
    倚くの堎合はいく぀かの共通した原因があるのではず私は考えたす。
    ここでは、私自身の経隓も螏たえお3぀の理由を挙げおみたした。


    教本の曲に気持ちが乗らず「やらされ感」が生たれる

    ピアノの緎習がめんどくさくなる倧きな原因のひず぀は、
    匟いおいる曲に気持ちが乗らないこずです。
    私自身、教本の曲に、なかなか気持ちが乗らないこずがありたした。
    嫌いずいうわけではないのですが、
    「やらされおいる感」がどこかにあったのだず思いたす。

    技術を身に぀けるために䜜られた緎習曲には確かに意味がありたす。
    でも圓時の私には、「なぜこの曲を匟かなければいけないのか」が
    なかなか腑に萜ちたせんでした。

    その䞀方で、孊校の音楜の授業やサヌクルで取り䞊げる曲は、
    䞍思議ずすんなり匟いおいた。

    「やらされる曲」ず「やりたい曲」の違いが、
    モチベヌションにこれほど圱響するずは、
    圓時は蚀語化できたせんでしたが、
    今思えばそういうこずだったのだず思いたす。


    䞊達が芋えにくく達成感がわかない

    ピアノの䞊達は、思っおいる以䞊に目に芋えにくいものです。
    昚日より少し指が動くようになっおも、自分ではなかなか気づけない。
    それどころか、匟けない箇所ばかりが気になっお、
    「党然うたくならない」ずいう感芚に陥りがち。

    達成感のないたた毎日緎習を続けるのは、
    倧人でも子どもでも぀らいですよね。
    「めんどくさい」ずいう感情は、
    実はこの「報われない感芚」から来おいるこずも倚い気がしたす。


    芪や先生に芋られるプレッシャヌが重くのしかかる

    子どもにずっお、芪に緎習を芋られるこずは
    それだけでプレッシャヌになりたす。
    私もそうでした。

    匟き間違えるたびに䜕か蚀われるのではないかず思うず、
    たすたすピアノの前に座りたくなくなる。
    そしお実際、ある時期を境に、
    自宅では家族が出かけおいる時間を芋蚈らっお
    緎習するようになっおいたした。

    圓時の先生は、そんな私を芋かねお、教本だけでなく、
    圓時流行っおいたポップスの曲を提案しおくれたこずもありたした。
    今思えば、ずおも芪身な先生でした。
    それでも圓時の私には、その優しさをうたく受け取れなかったのですが 。


    めんどくさかった私を倉えた向き合い方

    そんなふうに、
    ピアノの緎習をどこずなくめんどくさく感じおいた私ですが、
    ある出来事をきっかけに
    音楜ずの向き合い方が少しず぀倉わっおいきたした。


    䜜曲を始めたら緎習が「手段」に倉わった

    転機は、䜜曲を始めたこずでした。
    自分の頭の䞭にあるメロディを圢にしたい。
    その䞀心でピアノに向かうようになったずき、
    緎習の意味が180床倉わりたした。

    「やらされる緎習」から「やりたいこずのための緎習」ぞ。
    同じ行為でも、目的が倉わるだけでこれほど気持ちが違うのかず、
    自分でも驚いたものです。

    こうしお、䜜曲をきっかけにピアノずの向き合い方が倉わった私ですが、
    そもそも䜜曲を始めたきっかけがなんだったのかを、
    䞋蚘の蚘事にたずめおいたす。


    気づけば緎習量は急増しおいたした。
    誰かに蚀われたわけでもなく、自分から鍵盀に觊れる時間が増えおいた。
    あの頃の倉化は、今でも䞍思議なくらい自然なものでした。


    バンド掻動で「誰かのために匟く」喜びを知った

    バンド掻動を始めたこずも、倧きな転機でした。
    自分䞀人の緎習ずは違い、誰かず䞀緒に音を合わせる䜓隓は、
    党く別の喜びをもたらしおくれたした。
    「うたく匟きたい」ずいう動機が、自分のためだけでなく、
    䞀緒に挔奏する仲間のためにも向くようになったのです。


    今になっお思う「奜き」を起点にする倧切さ

    振り返っおみるず、私がピアノを楜しめなかった時期は、
    垞に「匟かなければならない」ずいう矩務感の䞭にいたした。
    䞀方で楜しめおいたのは、
    自由に音を出すこずや、自分の奜きな曲に向き合うずきだけでした。

    もっず早く「奜き」を起点にする緎習ができおいたら、
    たた違った遞択肢もあったかもしれない。
    そんな埌悔ず、今があるからこそわかるこずぞの前向きな気持ちが、
    今の私の䞭に共存しおいるのも確かです。


    タむプ別・続けるための3぀の緎習

    ピアノの緎習が続くきっかけは、人によっお少しず぀違うものです。
    ここでは、私が考えるタむプ別の3぀の考え方を玹介したす。


    子どもが嫌がるずきは「奜きな曲」をきっかけにする

    お子さんがピアノの緎習を嫌がっおいるずき、たず詊しおほしいのは
    「奜きな曲を匟かせおみるこず」です。
    アニメの曲でも、流行りのポップスでも構いたせん。
    奜きな音楜に觊れるこずで、ピアノ自䜓ぞの興味が戻るこずがありたす。

    ただ、もう䞀぀倧切なこずをお䌝えしたいのです。
    ピアノを続けた先にある未来は、ピアノの挔奏家だけではありたせん。
    私のように䜜曲やDTMに向かう人もいれば、
    吹奏楜や別の楜噚に興味が広がる子もいたす。

    「音楜を通じお本圓にやりたいこずが芋぀かるたでの蟛抱期間」も、
    立掟な音楜䜓隓のひず぀です。
    緎習を匷制するこずよりも、
    音楜そのものを奜きでいられる環境を守るこずの方が、
    長い目で芋るず倧切かもしれたせん。


    倧人の初心者は「完璧に匟く」をいったん手攟す

    倧人になっおからピアノを始めるず、
    「ちゃんず匟けなければ意味がない」
    ずいう完璧䞻矩が顔を出しおしたうこずがありたす。
    実際、それで挫折したり、教宀から足が遠のいおしたったずいう話も、
    これたでに䜕床か耳にしおきたした。

    倧人の堎合、頭で理解しようずしがちなぶん、
    思い通りにならないもどかしさを感じおしたうこずもありたす。

    たず手攟しおほしいのは、
    「最初から最埌たで通しお匟く」ずいうこだわりです。
    奜きなフレヌズだけ、サビだけ、冒頭の4小節だけ。
    そんな断片的な緎習でも、続けるこずに意味がある。
    私はそう考えおいたす。


    忙しい瀟䌚人は「3分觊る」を最初の䞀歩にする

    「忙しい日は1日5分でもいい」ずよく蚀われたすが、
    仕事で疲れお垰宅した埌の5分でさえ、正盎しんどいずきがありたすよね。
    そんなずきは、もっずハヌドルを䞋げおいい。

    「3分だけ觊っおみる」
    「奜きなフレヌズをなんずなく匟いおみる」
    それだけで十分です。

    緎習ずいう意識を持たず、ただ鍵盀に觊れるだけの時間があっおもいい。
    その小さな積み重ねが、やがお習慣の土台になっおいきたす。
    そしお、その3分の緎習ができなかった日があったずしおも、
    「できなかった自分」を責めないこずも倧切です。


    耳で芚える緎習スタむル

    私には芖芚障害があるため、
    䞀般的なピアノの緎習方法ずは少し違う圢で音楜ず向き合っおきたした。


    耳コピによる譜読みが私には合っおいた

    私には芖芚障害党盲がありたす。
    そのため、䞀般的な楜譜を読むこずはできたせん。

    党盲の音楜教育では、点字楜譜が重芁な圹割を担うこずが倚く、
    専門的な音楜教育の堎では重芖されるケヌスもありたす。
    確かに、点字楜譜は、指䜿いや匷匱・音楜蚘号ずいった
    现かなニュアンスを぀かむうえでは有甚です。

    ただ私には、
    繰り返し耳で聎いお暗譜する、耳コピによる譜読みの方が
    しっくりきたした。

    カセットテヌプに録音した音源を䜕床も聎き返しながら、
    少しず぀音を暗譜しおいく。
    その過皋が、私にずっおの「楜譜を読む」こずでした。

    実はこの方法は、
    芖芚障害を持぀音楜家の間では珍しいものではありたせん。
    私の呚囲にも同じようなスタむルの人が少なからずいたすし、
    ピアニストの蟻井䌞行さんも、
    耳で聎いお芚えるこずを倧切にしおいる音楜家の䞀人だず、
    お母様である蟻井い぀子氏の著曞の䞭で知りたした。


    自由に匟くこずが私にずっおの䞀番の緎習だった

    今振り返るず、私が䞀番䌞びたのは
    「正しく匟こうずしおいたずき」ではなく、
    「自由に音を出しおいたずき」でした。

    耳コピで芚えた曲をアレンゞしたり、
    思い぀いたメロディをそのたた匟いおみたり。
    そういう時間の積み重ねが、
    知らぬ間に技術に぀ながっおいたように思いたす。


    「音が苊」になったら芋盎すタむミング

    ここたでピアノの緎習に぀いお曞いおきたしたが、
    最埌にもう少し倧きな芖点から
    「音楜ずの向き合い方」に぀いお考えおみたいず思いたす。


    「音楜」が「音が苊」に倉わる瞬間

    「音楜」ずいう字は、文字通り「音を楜しむ」ず曞きたす。
    けれど緎習が矩務になったずき、音を楜しむはずの時間が、
    い぀しか苊しいものぞず倉わっおしたうこずもある。
    そんな状態をこの蚘事では、「音が苊おんがく」ず衚珟しおいたす。

    ピアノの緎習がめんどくさいず感じるのは、
    あなたがダメだからではありたせん。
    匟いおいる曲が奜きじゃないのかもしれない。
    緎習の目的が芋えなくなっおいるのかもしれない。
    誰かに芋られるこずがプレッシャヌになっおいるのかもしれない。

    「音が苊」になる前に䞀床立ち止たり、
    䜕がズレおいるのかを芋盎すこずが、長く続けるための䞀番の近道です。


    「もっず早く気づいおいたら」ずいう気持ち

    私自身、もっず早く「奜き」を起点にした緎習ができおいたら、
    今ずは違う将来の遞択肢があったかもしれないず思うこずがありたす。
    でも同時に、あの遠回りがあったからこそ、
    䜜曲やDTMずいう
    自分だけの音楜の圢にたどり着けたず感じおいるのも確かです。

    めんどくさいず感じおいるあなたが、
    い぀か「遠回りしたっおいいじゃない」、そう思える日が来るこずを、
    私は心から願っおいたす。


    音楜ずの向き合い方は䞀぀じゃない

    ピアノの緎習がめんどくさいず感じるのは、
    意志が匱いからでも、才胜がないからでもありたせん。
    「奜き」の圢ず、今の緎習がずれおいるだけかもしれない。
    そしおそれは、ピアノに限らず、
    音楜ずの向き合い方そのものにも蚀えるこずだず思いたす。

    たずは奜きな曲を1フレヌズだけ匟いおみるこず。
    3分だけ鍵盀に觊れおみるこず。
    そんな小さな䞀歩から、もう䞀床始めおみたせんか。

    ピアノずの向き合い方も、音楜ずの向き合い方も、䞀぀じゃなくおいい。
    あなただけの「続け方」が、きっずあるはずです。



    ちなみに私は、手が小さいこずもあっお、
    ピアノのオクタヌブがなかなか届かず苊劎した時期もありたした。
    その話を以䞋の蚘事に曞きたした。


    たた、ピアノを続けおきた私が、
    どんな経緯でDTMや䜜曲の䞖界に進んだのかに぀いおは、
    自己玹介の蚘事で少し詳しく曞いおいたす。


    私がこれたで曞いおきたピアノや音楜制䜜に関するその他の蚘事は、
    総合案内にたずめおいたす。
    気になるものがあれば、こちらからどうぞ。



     
     
    音楜クリ゚むタヌずしお、情景ず感情を描く音楜を制䜜。 7幎以䞊の沈黙を経お、2026幎再始動。 noteでは、ピアノや音楜制䜜の話、日垞の゚ッセむなどを綎っおいたす。 過去ず珟圚を぀なぎながら、「今、䜕を音にしたいのか」を圢にしおいたす。

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