🌈【人生後半でやりたいこと365】#016 紅葉の季節に城を訪れる
■人生後半をもっと楽しむ|紅葉と城が織りなす、日本の秋を巡る旅
人生後半は、「残り時間」を数える時期ではなく、
「これからの楽しみ」を増やしていく時期です。
365日、一緒に「やりたいこと」を増やしていきませんか。
人生は、まだまだ面白くなります。
今回は、「人生後半でやりたいこと365」のひとつ、
「紅葉の季節に城を訪れる旅」をご紹介します。
春の桜に包まれた城も美しいですが、
赤や黄色に染まった木々に囲まれる秋の城には、
また違った魅力があります。
重厚な石垣、黒塗りの壁、白漆喰の天守、水をたたえた堀。
そこにモミジやイチョウの鮮やかな色彩が加わると、
まるで1枚の日本画のような風景が広がります。
「お城×紅葉」――。
秋だからこそ出会える、
日本らしい風景を探しに出かけてみませんか。
紅葉と城を楽しむ3つの旅スタイル
紅葉の季節に城巡りを楽しむ方法は、
大きく3つあります。
自分の時間や行きたい地域に合わせて、
無理のないスタイルを選んでみましょう。
① 紅葉前線を追いかけて旅をする
桜前線が春に北上するのに対し、
紅葉の見頃は北や標高の高い場所から、
少しずつ南へ移っていきます。
北海道や東北、高地では比較的早く色づき始め、
その後、関東・甲信越・北陸、東海・近畿、中国・四国、九州へと
秋が深まっていきます。
その流れに合わせて、
各地のお城を訪ねる旅です。
「今年は東北」「来年は近畿」というように、
毎年違う地域を選んでも楽しめます。
日本列島を南下していく秋を追いかける。
そんな季節感のある旅も、
人生後半ならではの贅沢かもしれません。
② 城と庭園をセットでじっくり楽しむ
紅葉の美しさをゆっくり味わいたいなら、
庭園のあるお城を選ぶのもおすすめです。
彦根城と玄宮園、姫路城と好古園、金沢城と兼六園など、
お城の周辺には美しい庭園が残されている場所があります。
天守や石垣を楽しんだあと、
庭園をゆっくり歩く。
池の水面に映る紅葉を眺めながら、
少し休憩する。
急いで次の観光地へ向かうのではなく、
1つの場所で秋の時間を味わうのも素敵です。
③ 「雲海×紅葉×城」を狙ってみる
少し特別な景色を求めるなら、
山城を訪ねてみるのも面白そうです。
備中松山城や竹田城跡などでは、
条件がそろえば秋から冬にかけて雲海が発生することがあります。
山々が紅葉し、その上を白い雲海が包み込む。
さらに、その中に城や城跡が浮かび上がる。
まさに「天空の城」と呼びたくなるような幻想的な光景です。
必ず出会える景色ではないからこそ、
見ることができたときの感動も大きくなります。
紅葉と城の旅を楽しむ5つのポイント
① 紅葉の「色づき状況」をこまめに確認する
紅葉の見頃は、
その年の気温や天候によって変わります。
旅行の日程が近づいてきたら、紅葉情報だけでなく、
訪問予定のお城や観光協会などが発信している最新情報も
確認しておきたいところです。
「見頃」と表示されていても、
場所によって色づき方が違うこともあります。
また、最盛期だけを狙うのではなく、
色づき始めや散り始めまで楽しめると、
旅の日程にも少し余裕が生まれます。
② 水面に映る「もう1つの秋」を楽しむ
城と紅葉の組み合わせで、
ぜひ探してみたいのが「水鏡」です。
風の少ない穏やかな日には、
水堀や庭園の池に天守や紅葉が映り込むことがあります。
水面の上に本物の城。
その下には、反転したもう1つの城。
そこに赤や黄色の紅葉が加われば、
思わず写真に残したくなる風景になります。
石垣と真っ赤なモミジ、白壁と黄色いイチョウなど、
城ならではの色の組み合わせを探すのも楽しそうです。
③ 昼と夜、2つの紅葉を味わう
紅葉シーズンには、
夜間ライトアップや特別開園が行われる城や庭園もあります。
昼間は、青空の下で鮮やかな紅葉と城を楽しむ。
夕暮れになったら少し休憩して、
夜はライトアップされた紅葉を眺める。
暗闇の中に浮かび上がる天守とモミジは、
昼間とはまったく違った幻想的な雰囲気になります。
同じ場所に長く滞在するからこそ味わえる、
秋の楽しみ方です。
④ 朝晩の冷え込みと足元に備える
紅葉が美しくなる頃は、
朝晩の冷え込みも強くなります。
特に早朝の散策や夜間ライトアップを楽しむなら、
脱ぎ着しやすい上着を用意しておくと安心です。
山城を訪れる場合は、
さらに気温が低くなることもあります。
また、落ち葉が積もった石段や坂道は滑りやすくなるため、
履き慣れたスニーカーやトレッキングシューズなど、
歩きやすい靴を選びたいところです。
⑤ 散り際の「紅葉の絨毯」も楽しむ
紅葉は、木についているときだけが見頃ではありません。
赤や黄色の葉が地面いっぱいに広がる晩秋も、味わい深いものです。
城内の参道を覆う落ち葉。
石垣の下に積もったモミジ。
風が吹くたびに舞い上がる色とりどりの葉。
華やかな最盛期とは違い、
どこか静かで少し寂しさを感じさせる景色には、
秋の終わりならではの美しさがあります。
同じ城でも、季節が変われば違う旅になる
春に訪れた城を、秋にもう一度訪れてみる。
それも面白い旅の楽しみ方です。
桜に包まれていた石垣が、
秋には真っ赤なモミジに彩られる。
青々としていた木々が黄色く染まり、
水堀には落ち葉が浮かぶ。
場所は同じでも、
季節が変われば景色も思い出も変わります。
今年は彦根城。
来年は姫路城。
その次は、雲海を目指して備中松山城へ。
そんなふうに毎年1城ずつ「秋の城」を訪ねていけば、
秋が来ることそのものが楽しみになっていきます。
人生後半だからこそ、
急いで制覇する必要はありません。
1年に1城、紅葉が美しい時期に訪れる。
10年続ければ、10の城と10回の秋が、
自分だけの旅の記憶になります。
まずは「紅葉と一緒に見てみたい」と思うお城を、
1つ探すところから始めてみませんか。
秋が来るたび、行きたい城がある。
そんな楽しみを持つことで、
人生はまだまだ面白くなります。
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