
人生初のソロ旅は騒がしく終わった|ブリュッセル3日目🇧🇪
アントワープから帰ってきて、高校の頃からの友人と合流。
30歳の歳でお互いそれぞれ留学するというレアな友人。彼女もソロ旅中で、なんとブリュッセルの日程だけ被ったのだ。
グランプラスに面したホテルに泊まると言うので転がり込ませてもらい、旅の最終日は友人とおしゃべり三昧になった。

眠って、朝起きてホテルの朝食を食す!

ブリュッセル、正直見どころ少なめ!笑
街もコンパクトだし歩いて回れるし、私は1〜2日目で周り切ってしまったので友人の観光の付き添い状態となった。
マレーシア留学時に彼女は丁度旅行で来てくれていたのでその時会えたけど、それ以降留学生活を送った私たちには積もる話が大量にあった。
元々おしゃべり好きな私たちは街を見てるんだか見てないんだかな状態で、見どころ少なめなブリュッセルは今回ぴったりな街だったと言える。(褒めてる??)







お互いに困らないほどに英語が話せるようになり、高校の友人とは言えナチュラルに成長も嬉しい。
既婚者同士、単身で留学をしたもの同士、だからこそ話しやすくて、それも良い。
彼女はこれからアムステルダムに行くと言うので、行きたてホヤホヤの私はおすすめスポットのリンクをたくさん送った。
人生初のヨーロッパ1人旅の最終日は、友人との旅の楽しさを改めて実感することができた。
ずっと誰かとの旅が好きだったし、今もどちらかと言えばやっぱりその方が好き。
だけど、今回どうだっただろう。
1人気ままに街歩きして、美術館を堪能し、ホステルや列車で友達を作っておしゃべりを楽しむ。
そんな一人旅って思ってたよりずっとずっと楽しいじゃん!!って思った。
出発する前の不安と戦う自分には見えなかった景色が見えている。
夜までおしゃべりは続き、まるで修学旅行の夜みたいだった。
翌朝7時過ぎに起き、なんとなく顔を整えて帰国の準備をする。
ホテルの出口まで友人が見送ってくれた。

朝のグランプラスはトラックがたくさん泊まっていて、ホテルや飲食店に荷物がたくさん送り込まれていた。
ブリュッセルの朝は静かだったけど、駅まで向かう途中に肩を組みながら若者2人がフラフラと笑いながら歩いており、近くをすれ違ったらめちゃくちゃ大麻の香りがした。
昨日とは違って1人なんだ!と緊張感を思い出し、身を引き締めてブリュッセル中央駅に向かう。

電車は10分ほど遅延してたけどスムーズに空港まで着いた。
チェックインをしてスーツケースを預け、税関に向かうと超大行列!そして超スロー!

列はなかなか進まず、「間に合うのか?」とビクビクしながら進む。
私の便は海南航空だったのだけど、周りを見渡すと中国人もとても多い。
前も後ろも中国人で、同じ便が多いようだったので誰かを抜かすこともできない。
結局ボーディングタイムの5分前に税関の自分の番が回ってきた。ふぅ、ようやくここまで来た。
「ブリュッセルに何日間いたの?」と聞かれ、「4日です」と答えながら、
(そっか、ヨーロッパ周遊だといつベルギーに入国したのかが分かんないのか!)みたいなことを考える。初心者すぎ。
税関は私のパスポートをめくりながら「いつ入国したの?どこから?」と聞くので「2週間前にコペンハーゲンから」と答えると「スタンプ無いけど….」と言い出した。
え、そんなわけない。
「スタンプあるはずだよ、押してたはず。」と伝えるともう一度、税関はページを端から捲り始める。
緊張感が走る。
「無いけど?見せて?」と、パスポートを渡された。
そんなはずない、と思いながら自分でページを捲ると、確かに無い。スタンプが無いのだ。
「ヨーロッパに住んでるの?」と聞かれたので「ただのツーリストだけど」と答える。
完全に焦る。「いつどこから入国したのか分からない外国人、謎すぎるもんな」と冷静に考える。
税関は隣の税関とフランス語で何かを話しており、ニュアンス的に「どーすっかなコイツ」と言ってると思う。
ボーディングタイムまで2分を切っている。マズイ。
えーーーーー帰れないってコト⁉️と頭がぐるぐるしていると、
ボン!とスタンプを押す音がした。
「You are so lucky.」
そう言って税関は私にパスポートを渡した。
「Thank you.」と伝え、税関の横を去る。
危なかったーーーーー怖かったーーーー!!!!ブリュッセルから出られないかと思った!!!!!
コペンハーゲンの税関め…!やってくれたな…!と思いつつ、自分のゲートまで小走りで向かう。
いつもだったらお土産屋さんをゆっくり見たりするのに、こんなにギリギリなの初めてだ。
ゲートが近くてこれまたラッキーだったが、小走りで5分程度でゲートに到着した。
もう飛行機に乗り込み始めており、改めて“ギリギリ”を実感する。
3列席が並ぶタイプの大きな機体で、真ん中の列の真ん中の席だった。
どうやら中国人ツアー団体が乗っていたようで、私の両隣は中国人のおじさんだった。
そのおじさんは周りの友人たちとお喋りをしつつ、時には私を挟んで2人でも喋っていた。
さすが中国人、声もでかい。
北ヨーロッパのクールな人種に慣れ始めていたせいか、アジアの騒がしさを久々に思い出す。
私は基本的に中国も好きで、ダイナミックな中国人の性格も好きなのだが、さすがに「騒がし!!!」と心の中でツッコミは入れていた。
これに10時間乗る。先が長い…!
案の定、両隣ともおじさんは優しく、拙い英語で「お前日本人か!」と笑顔で話しかけてくれ、トイレや機内食の片付けなど真ん中の席だと不自由な面をかなりサポートしてくれた。
そんな面もありながら機内食の余った2つ目をモリモリ食べていたり、朝食のメニューがお粥だったことにショックを受けてデカい声で何かを言っていたり、モアナを見て10分くらいで飽きて切り上げてたりと非常に観察しがいのある両隣だった。中国人おじさんおもろすぎる。
機内では一度も眠れず、西洋美術のYouTubeを見て勉強したりハリーポッターを2本見たりしてそれなりに充実はしたけど、空港に着いた時は早朝だったのでもう体内時計がめちゃくちゃだった。
一睡もしてないの朝が来るのだから、そりゃそう。

中国の空港、デカくてびっくりする。
北京に行った時もいろんなものの大きさに驚いた。
そういうのも含めて中国大好き。ヨーロッパからの中国、これはこれで楽しい。

中国南方航空に乗り継いで、成田へ。
この飛行機ではめっっっっっちゃくちゃ寝たので秒で着いた。
1人旅の最後は、税関で揉めたり中国人に囲まれたりと騒がしく終えた。
人生初のヨーロッパ1人旅はロストバゲッジに始まり、騒がしく終えるという旅らしい旅だった。
対処しきれないようなトラブルには見舞われなかったし、英語力の向上も実感できて良い時間を過ごせた。
何より自信がついたし、今回の旅で西洋美術に強い関心が持ててたくさん学んだのも素敵なきっかけ作りになった。
旅はいつも心を揺すぶってくれて、充実感を味わわせてくれる。成長もできる。だから大好き。

〜ヨーロッパ一人旅、完!〜
▼今回の旅行記を最初から読む